11月の来日公演が多すぎる…orz

そして、国内盤リリースがやっぱりフラグだった



Hot Milkの初来日決定\(^o^)/

発表、公演日共に近いところだった



リンプの単独も迷ったけど、Hot Milkを選びました。

リンプの単独もめっちゃ魅力的ではあるけど

リンプのライブ自体はKNOTFESTで見たことあるし

何よりチケ代が高ぇ…

ただでさえ11月のチケ代ヤバいことになってるのに

A席 ¥9,000 / S席 ¥11,000 / アリーナ¥14,000

は高すぎるってぇ…( ノД`)

めっちゃ行きたい!行きたいけどもよ…(。´Д⊂)

バンドのスケジュールもあるとはいえ、

マジでもっと考えて来日させて欲しいよな今年は特にw

来すぎて機会損失、泣く泣く諦める人も

絶対少なくない数いると思うもんな、ここまでくると。

自分だってこうしてリンプ諦めてるワケだし(。-ω-)

どうも、トトです。



と、少し冒頭ネタが長くなりましたが、

それでは今年71枚目の新譜レビュー

71枚目…とは言うものの、

少し前に書いたButcher Babiesの新譜同様

まさか今年2つめとなる

2枚同時リリースの作品となります。

なので正確には71、72枚目ってことになります。

面倒くさいので1枚として数えますがw

てか、このバンドもリリースが絶えませんね。

そんなバンドの最新作2枚はこちら。





20230818_003521
Magnolia ParkMoonEater
1. Homicide
2. Breathing feat. nothing,nowhere.
3. Do or Die feat. Ethan Ross
4. Unholy Heart feat. Honey Revenge & Joshua Roberts
5. HeartStopper. feat. Grieve





20230818_003525
SoulEater
1. Manic feat. 408
2. Blud Luv feat. Decode
3. D4U
4. L.O.V.E.
5. Wishful Thinking





US産POP PUNKバンドのMagnolia Park

デビューアルバムリリースから1年待つことなく

2枚のEPMoonEater』『SoulEater

Epitaph Recordsから8/18に2枚同時リリース。


昨年11月にデビューアルバムをリリースしていて

その後、今年の4月にDeluxe盤を出し、

そして8月にダブルEPって

制作、リリースペースどうなってんだ驚異的w

他のバンドも見習って欲しいこの活動的な様。


POP PUNKをしっかり下地に引き、

新しい形をどんどん作り出してる点も良く

個人的には今のPOP PUNKシーンに

新しい風を巻き起こすバンドの第一候補だと思ってます。

そんな大いに期待しているバンドの最新作2枚

一気に2枚聴いていくことにします。




Homicide
鍵盤サウンドと共に大きなコーラスで始まる1曲目。
曲展開はエモーショナル寄りのPOP PUNKしつつも、
サビ前のクラップからキャッチーさだだ漏れで
サビに入ると再び大きく壮大なコーラスが響き渡り、
ピースフルサウンドに拍車をかけます。
後半、大きなクラップと共にコーラスを繰り広げ
そのままコーラス増し増しで
シンガロング必須なラストサビへと繋がります。
そのアンセミックな様は、大きな会場でこそ映える
壮大なPOP PUNKナンバーとなっています。
なんかこういうPOP PUNKも新鮮だなぁ(* ゚∀゚)





Breathing feat. nothing,nowhere.
2曲目も前曲同様に大きなコーラスから始まります。
こちらは歌詞をそのまま歌ってなぞるタイプではなく
ドが付くほどわかりやすいおーおーコーラスで、
こちらもシンガロング必須となっています。
テンポアップして直球POP PUNKしてるとこもあり、
そうした意味でのPOP PUNK感は前曲よりも上か。
ゲストのnothing,nowhere.は、
Bメロ冒頭とBメロのサビ後に登場しています。
そのあとにクラップを伴いながら
再びおーおーコーラスが響くラストサビへ。
ラストサビもテンポアップしてPOP PUNKするのを忘れず
2曲続けてのPOP PUNKアンセムはgood(゚∀゚ *)





Do or Die feat. Ethan Ross
冒頭のイントロがどこかPALEDUSKっぽい打ち込みで
呻くようなボーカルとシンセと共に
非常にダークな始まりを見せる3曲目。
からのラップパートに入ります。
ここまでバンドがやってきたPOP PUNKを打ち消し
むしろ、近年のポスコア感が強いような気もします。
ここではシンガーのEthan Rossがゲストに。
BメロからのキレのあるラップパートはEthanか?
後半にはシャウト一閃!…もEthanなのか?
そんなシャウトからのブレイクダウンもあり、
声量多めな激しいコーラスで咆哮を上げます。
これまでのPOP PUNKのイメージを払拭する、
これまでのMagParkの中で最もコア感ある曲かも。


Unholy Heart feat. Honey Revenge & Joshua Roberts
代わって、Honey Revengeをゲストに迎えた4曲目は
従来のキャッチーさが回帰していて、
Honey RevengeDevinという女性ボーカルを迎え、
ポップでエモーショナルなPOP PUNKに拍車をかけます。
そんなDevinはBメロからその声を披露しています。
軽いブレイクダウンを挟み、そのままサビまで歌い
男女ツインボーカル感ひとしおなのがgood(゚∀゚ *)

しかしHoney RevengeはわかるがJoshua Robertsって
そもそもMagnolia Parkのボーカルなのでは?
ここに名前が出てる意味がわからんな…
あくまでJoshuaソロ名義での参加ってこと?
…いや、余計にわからんw


HeartStopper. feat. Grieve
再びダークさを含む始まりの5曲目ですが、
イントロはむしろスクラッチ要素も含めた
ニューメタル的な縦ノリヘヴィサウンドに。
しかし、そのあとテンポアップするところは
しっかりPOP PUNKを出してるところはさすがです。
Bメロは冒頭から心地良いPOP PUNKサウンドを展開し
合いの手的なラップはニューメタル感ひとしお。
ありそうでなかったこの展開は、めちゃくちゃ新鮮。
ラッパーのGrieveがゲストになっていますが
おそらく合いの手的なラップパートは彼かな。
後半にはガッツリ落とすブレイクダウンに、
思いっきり叫ぶシャウト&コーラスを展開。
ここで叫んでるのもGrieveだったりすんのかね。




Manic feat. 408
こちらの1曲目は、いつぞやの冒頭ネタで挙げた
POP PUNKバンド408との
ストレートなPOP PUNKナンバーヾ(* ゚∀゚)ノ
この曲から408を知り、先月はレビューもしたし
てか、それより何よりこの曲自体がとても(* ゚∀゚)イィ!
やっぱこうした上がるポジティブサウンドで
アップテンポなPOP PUNK最高なのよ\(^o^)/
ラストのナーナーコーラスもシンガロング必須。
今回の2枚のEP全曲の中でも、
この曲が個人的にはいちばん好きかもしれんね。





Blud Luv feat. Decode
2曲目は、イントロから冒頭にかけ
そこだけ聴いてるとPOP PUNKに思えないけど
サビに入ると、シンセを取り入れたPOP PUNKに
ってのが容易にわかるくらいにはPOP PUNKしてます。
もはやシンセ+POP PUNKなんてMagParkには定番だけど
これまでの曲よりもシンセ要素は強めな気がします。
ラストはEDM的で踊れるノリで締めますしね。
ゲストのDecodeってどこの人?バンドだろ?
って思ったけど、
検索するとMagnolia Parkの裏方的な人も出てきて、
たぶんそっちの方かな?と。
でもMV見るとAメロから歌ってるし、
ちゃんとボーカルとして参加してるっぽいですね。
むしろ、この曲ではメインボーカルか。笑





D4U
こちらもシンセを存分に取り入れたPOP PUNKな3曲目。
ボイスチェンジャーを使ったコーラスみたいなんは
ポタロビっぽさありますね。
テンポを落とし、ほんのりエモーショナルな雰囲気。
かつ、もりもりなシンセでポップな雰囲気もひとしお。
エモーショナルPOP PUNKと
ふんだんに使われたシンセが上手く溶け合った1曲に。


L.O.V.E.
変わり、始まりからチルいノリな4曲目。
サビで縦ノリ感あるポップな雰囲気になると
ヾ(* ≧∀≦)ノ L O V E!!
ヾ(* ≧∀≦)ノ H A T E!!
とタイトルと、それに反するワードを
シンガロングしたくなるコーラスパートに、
さらに続くラーラーコーラスで
サビのシンガロングは止まないんじゃないでしょうか。
ちょっとMGKっぽさもある感じなのも○


Wishful Thinking
イントロより先にアカペラ風のボーカルから始まる
今作ラストの5曲目。
徐々に上げていき
ヾ(* ≧∀≦)ノ Fake friends give me anxiety!!
と、シンガロングパートから入るイントロは
シンセと共にアップテンポに展開していきます。
そうして徐々に上げていくサウンドは
聴いてるこちらのテンションも同時に上げていきます。
MagParkらしいシンセ要素もあるけど、
この曲では他の曲よりも控えめな感じがします。
その分、ストレートなポジティブPOP PUNKで上がるヾ(* ゚∀゚)ノ
ラストはテンポを落としつつ、エンディングの雰囲気に。
アウトロは弾き語りのような形で静かに締めます。





以上、

Magnolia Park
MoonEater』『SoulEater


でした。

どっちも良いなぁ(* ゚∀゚)

『MoonEater』の方は

従来のMagParkらしいPOP PUNKしつつも、

これまでになかった新しい形なのが印象的。

大きなコーラスによる壮大さだったり、

POP PUNKを封印してのポスコア感、

ニューメタル×POP PUNKという新鮮サウンド、

実験的というか、挑戦的というか、

あくまで自分たちが掲げるPOP PUNKを軸に

新しい要素を詰め込んだ1枚に。


反面、『SoulEater』の方は

従来のMagParkらしいPOP PUNK色が強い作風に。

ゲストありの曲も『MoonEater』より少ないし、

てか、ゲストがいてもしっかりPOP PUNKしてる。

408なんかは、408自身がPOP PUNK鳴らすバンドだし

2枚合わせてもイチバンのキラーチューン\(^o^)/

と、個人的には思うくらいのストレートPOP PUNKでしたしね。


EP同時に出すなら、まとめてアルバム1枚にせぇよ

と、リリース当初は思ってましたが

ふた月連続でリリースする形態よりも全然良いし、

こうして聴いてみると、別々のコンセプトというか

確かに分かれていた方がいいかも…?

なんて思える作風でした。

どちらが好きかと問われれば、

やっぱPOP PUNK色の濃い『SoulEater』ですけどね。


やはり今のPOP PUNKシーンに

新しい風を吹かせるのはこのバンドかもしれません。

Magnolia Park
MoonEater』『SoulEater


自分たちのPOP PUNKサウンドは保ちつつ、

POP PUNKだけに留まらない

色んな要素を取り入れたダブルEPです。

是非ぜひ、チェックしてみてくどさい。





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