またひとつ、洒落怖系から映画化か…
「リゾートバイト」もどうなるんだか…(。-ω-)-3
洒落怖はどの話も割と好きなのに
映画化されても観に行く気が起きないんだよなぁ。
改変されてんのもそうなんだけど…
その内、クソみたいなCGで
「姦姦蛇螺」なんかも映画化されるんかね。
いっそ、世にも奇妙な~とかでやってくれた方が
良さげになる気さえするんだが(。-ω-)ンー…
むしろ短めのヤツなんかは世にも~的な
オムニバス系のが合ってると思うしね。
「ヤマノケ」とか、「猿夢」とか、
「夜中に望遠鏡見てたらダッシュしてくるヤツ」とか。
どうも、トトです。
前回の『マイ・エレメント』を
公開から約2週間後に観たので
その週の新作映画を観るのに期間は短め。
ってことで今年27本目の新作映画。
公開から2日後、ライブの翌日の日曜日
久々に土日両方出かけましたね。笑
本作もトレーラーから興味を持ちましたが
タイトル的には「はて?(。-ω-)」と思いました。
そこも含めてどういう作品なのかが気になり
映画館に足を運んだ次第です。
ブギーマン
(原題:The Boogeyman)
母の突然の死から立ち直れずにいる女子高生の姉セイディと幼い妹ソーヤー。セラピストである父親もまた、妻を失った悲しみに打ちひしがれ、娘たちと向き合うことができずにいた。そんな心に闇を抱えたバラバラの家族を狙う、得体の知れない恐ろしい“ナニか”がしのび寄っていた…。
『ヴァチカンのエクソシスト』以来となるホラー
原作はスティーブン・キングの短編小説という
ブギーマンを観てきました。
ネット上で探すとポスターも色々出てきて
むしろその色々な方が恐怖感あってめっちゃ良いな(* ゚∀゚)
「ブギーマン」って言葉自体は、
やはり有名なところで
『ハロウィン』のマイケル・マイヤーズ
少しでも映画に興味ある人、ホラーに興味ある人なら
真っ先に浮かぶのはそっちだと思います。
しかし、wikiによると
子供たちが往々にして信じている、伝説上の、もしくは民間伝承における幽霊に類似した怪物である。
ブギーマンには、いかなる特定の外観もない。実際のところ、同じ近所でも家によって全く異なる姿で信じられていることもある。多くの場合、ブギーマンは子供たちの心の中で、いかなる形も持たず、単に不定形の恐怖が実体化したものである。
ってことらしく、諸説はあるが
おそらくスコットランドが発祥であるとのこと。
なるほどなぁ、と1つ学んだところで本作を鑑賞。
観終わったあとの率直な感想としては
想像してたよりはちゃんと怖くて
想像してたよりも面白かった。
…が
と言いたくなっちゃうのも正直なところ。
正体、姿形がわかっちゃうと
それまでの恐さが途端に減退してしまうというかね。
「NOPE」とかでも同じこと思いましたが。
でも、そうして正体がわかるまでの恐怖感は
「NOPE」同様にとても良かったです。
基本は影のあるところにはどこにでも現れる
本作の"ブギーマン"
嗚咽してる感じの声がまた気持ち悪いし
そこに絶妙に気味が悪いエフェクトをかけた感じで
それがまたソーヤーの声になり、セイディの声になり
お母さんの声になり…
あくまでターゲットの最優先は子ども
ってのは良かったですね。
安定のベッドの下に引きずり込むのとか
ゲル状のもので口から侵入するとか
実際に起こったことというより
幻覚的な雰囲気の方が強そうな描写だったけど
観てる側としては恐怖感に駆られるのでgood(゚∀゚ *)
あとはやっぱ影あるところに、みたいな存在なので
夜寝るときにまた思い出して恐くなり寝れなくなる感w
またそうした存在が本作の恐怖の対象なので
光があるからこそ、それが消えたときの恐怖感
予告編にも出てるけど、
点滅するライトのとこは怖かったなぁ((((;゚∀゚))))
セラピーの先生は
ほら、まだ明るいから恐くないでしょ
って言うけど、赤い照明な時点で恐ぇんだよなぁw
赤い照明と言えば、で個人的に上がったシーンが。
セイディが友だち呼んでパーティするってんで
妹のソーヤーは邪魔しないようにおとなしくすること
と、お父さんと約束をします。
セイディのパーティを邪魔しない代わりに
今夜はずっとゲームしてていいよ
訳は"ゲーム"になってたけど、
お父さんはハッキリ"PlayStation"って言ったんだよなw
で、ソーヤーが何のゲームをしてたか
聞き覚えのあるSEに赤い衣装のキャラクター
『THE PATHLESS』だー(* ゚∀゚)
ボス戦の赤い光がまた良い演出になってました。
とはいえ、あんなマイナーゲーム…
自分の他にも気付いた人はいるだろうか…笑
しかし、セイディのパーティシーンも
てっきりどっか外で騒ぐもんだと思いきや
自宅パーティかよw
何なら、セイディに良い感情持ってない友だち…
って言っていいかも微妙な連中が
そのキャラ的にも犠牲になるんだと思ったのに(。-ω-)-3
ホラー映画では真っ先に殺されそうなあーゆーヤツらが
フツーに生き延びてしまったのはちと拍子抜け。
あくまで家、家族に寄生するようなブギーマンだからか
ターゲット以外はどうでもいいのか。笑
そんな本作のブギーマン
正体がわかったらわかったで
クリーチャー系かぁ…(。-ω-)-3
って思っちゃうな。笑
ホント、アメリカってクリーチャーとかモンスター好きね。
その時点で、物理攻撃も通っちゃうんだもん。
オカルトめいたヤツは
そのへんもちゃんとオカルトしてて欲しい
って思っちゃうんだよな。笑
何なら死なずにバッドエンドで終わって欲しいw
本作で言うならセイディ一家を全滅させ、
また次の家で恐怖を振り撒いて欲しいもんです。笑
影がある、暗闇が鍵になる作風に於いて
お母さんの遺品の中にジッポがある時点で
これが最終的にクリーチャーを倒す鍵にもなる
ってのも想像に難しくなく、その通りの展開なのもね。
お約束、定番だからこそ良い
ってのもそうなんだけど、
同時に残念な気持ちも生まれてしまうというジレンマ。笑
あと、ホラーの定番と言えば
主演の女の子がかわいい←
セイディを演じたソフィー・サッチャーもかわいかった(* ゚∀゚)
そういや、セイディがPCでセラピー動画?
リアルタイムに講義を受けてたかは定かじゃないけど
その時の先生に見覚えが…
って思って調べてみたら
やっぱり『ZOOM』に出てましたよね?
何なら本作と『ZOOM』の監督同じだったわ。笑
自分は観てないけど『DASHCAM』にも出てるみたいだし
監督のお気に入りか?笑
と、思うところがないワケではないけど
エンタメホラーとしては割と楽しめました。
ブギーマン
の感想でした。
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