1,000円って値段だけ聞くと

高ぇ値上げだなぁ…って思うけど、

年会費の1,000円上げだし

月間換算では100円以下の値上げ

って考えたら、それくらいなら…って思っちゃうな。

何からプレミアム会員ならタダで使えてた

Prime Videoが年会費1,000円になりました

となったと考えれば、尚まだお得感すらある。

どうも、トトです。



新作をチェックをしてはいるけど

観たい作品があるようでない、ないようである…

そんな期間に旧作を1本。

前回見た『ミッチェル家~』とは比べ物にならない…

てか、比べるものじゃない作品を見ましたw

コレも公開当初、何だコレwと思った作品で

そのまま観ずに終わってしまいましたが、

こうしてヒマな期間を機に、

2年の時を経て、ようやくの初鑑賞!





AKN_poster
アフリカン・カンフー・ナチス
(原題:African Kung-Fu Nazis)
(2021)

第二次大戦後、ヒトラーと東條英機はまだ生きていた。彼らは逃げ延びた先のガーナを制圧すると、空手と魔術的な国旗を用いながら現地の人々を新たな人種「ガーナ・アーリア人」として洗脳し、世界を侵略するための拠点を築いていく。圧政の中、心優しき地元の青年アデーは、ヒトラー達に地元のカンフー道場を潰され、愛する恋人を奪われてしまう。復讐を誓うアデーは最強のカンフーを習得するため、過酷な修行に身を投じていくが……




ダメだw

あらすじからして意味わからんw

そんな日本、ドイツ、ガーナ合作である

アフリカン・カンフー・ナチス

を自宅でアマプラから鑑賞。


日本に、ドイツに、ガーナに、

カンフーは中国やんけw

物語の冒頭、本作の悪役である

ヒトラーと東條英機のことを語るシーンがありますが

いや、ごめん意味わからんw

と、最初から謎設定をぶっこんできます。

ヒトラーと東條が生きてて

東條がカラテの達人で

ロシアは無理でもガーナを制服しようと

ガーナアーリア人を名乗って征服活動

一方、ガーナ人の中にカンフーマスターがいて

主人公のアデーはその門下

師匠を殺され、復讐劇になるところは

非常にカンフーじみてて良いけど

いや、そもそも

ガーナ人カンフーマスターて!w


冒頭のあらすじから

時間軸が現代になり、ガーナのシーンになると

ガーナ人の話す言葉の字幕が関西弁w

しかも時々、標準語になるんだよなw

翻訳家しっかりせぇw

AKN_2

オマケにガーナには酔拳マスターもいるし、

3本指拳法の達人までいるんよw

ガーナに何でこんなに武術の達人がおるんよw


と、もう笑いとツッコミどころが満載で

そこを楽しむB級映画であることは間違いなさそうw

でも、やはりフィジカルに長けるアフリカ人

アクションシーンは割と良いんだよなw

そうしたアクションの中でも格闘シーンだけは

B級ならざるクオリティだったのは確かでしたw




日本在住のドイツ人監督のセバスチャン・スタインが、ガーナの映画監督ニンジャマンとタッグを組んで製作。スタインが自らヒトラー役を演じ、スタインの友人で一般人の秋元義人が、カラテの達人である東條英機を演じた。

製作陣はこの通り。

いや、ヒトラーは監督本人なのかよわろたw

AKN_4

つーかそれより東條よw

素人臭ぇとは思ってたけど一般人の友達かよw

どおりで、1人だけ

アクションにショボいエフェクト付いてるワケだw

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秋元義人さんのことググったら

ちゃんと公式ページがあって「便利屋」ってあったぞw

作中の東條はフツーに日本語で話してるしよw

トーナメントの名前呼びは彼がやってたけど

そこまだ相撲のそれなんだよなw

AKN_6

しかも名無しの黒人女性を

大きい黒人の女の子って言ったのも笑うw

でも、この子はこの子で

見れば見るほど加藤諒にしか見えなくなったわw

AKN_5



いやー、しかしこれは…w

さすがにフルプライスで映画館で観る気にはならんなw

B級映画愛好家、クソ映画愛好家たちには

ストライクな映画なのかもしれんけどw

自分もB級もクソ映画も割と楽しめる方だけど

愛好家ではないからなぁ(。-∀-)w



しかもこの映画、プロモーションの段階で

軽く燃えてたのなw


でも、ヒトラーに東條に

黒人を白塗りにしてるとか

燃えそうな要素は確かに含んでるんだよな(。-∀-)

結果、配給が謝罪するまでの出来事になってるとか

そこがまた笑うなw


↑これを見ても賛否あるのは明らかだけど

「フィクションを本気にすんじゃねぇよ」って気持ちと「まだヒトラー、東條英機をちゃんと批判する気概が日本人に残っていたか」って気持ちの半々だな。いや前者のほうが強いか。「アフリカン・カンフー・ナチス」はちゃんとこの二人を悪役として描いているのに

こう言ってる人もいて、

自分はこの人の意見に同意だなぁ。

ガチで正史に基づいたヒトラーと東條を扱うならまだしも

面白おかしくパロって属性盛り盛りのキャラに仕立て

どストレートなクソコメディのフィクションもの

そこにマジになってどうすんだよw とは思うなぁ。

エンタメがつまらなくなる原因のひとつですね(。-ω-)-3


そんな出来事がありつつも、なんと続編が…


クラファン達成してるw

現在、頑張って製作中なのかなw




ま、何にせよ

"映画"としてはひどいもんだけど

"B級バカ映画"としてならかなり楽しく見れましたw

アフリカン・カンフー・ナチス

の感想でした。





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