うぉ!やべぇ!

と、代官山soldの報を受け

来日情報ありすぎの為、忘れていたCovetの公演

QUATTROの方でチケット取りました。

コロナ前から、9月って来日多いんだよな…

Covet買ったことで、9月のライブ「3」になりましたw

月3ライブもかなり久しぶりな感覚。

このまま行けば、今年は何とか10回に届くか?

30、40行ってた頃に比べれば屁みたいなもんですが

来日復活で10回でも行けるなら万々歳。

どうも、トトです。



それでは前回、蔵出しレビューの最後に言った通り

このネタを取り上げようと思います。

この対談企画も回数を重ねてますが

なんだかんだで毎回取り上げてきてると思います。

この対談から、リスナー・オーディエンス側が

知ること、学ぶことも少なくないと思いますしね。





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本誌の人気企画、フジロック/サマーソニック両運営による対談インタビューが3度目の実現。洋楽文化の衰退に立ち向かうべくエールを送り合った2019年、ライブ市場に大打撃を与えたコロナ禍の苦悩、洋楽フェス復活への思いを赤裸々に語った昨年を経て、日本のフェスカルチャーを牽引してきたスタッフたちは今、何を思うのか。前年度の総括、来日公演にまつわるシビアな問題、今年のラインナップの見どころまで、スマッシュの宣伝/ブッキング担当・高崎亮さん、クリエイティブマン宣伝部・安藤竜平さんに話を伺った。



ってことで、

気付けばもう3度目なんですね。

フジロック主催のSmash

サマソニ主催のCreativeman

海外勢の来日公演にはなくてはならない主催同士の

対談企画

今回も非常に身になる対談でした。

そしてこちらも例年通り、

気になるところを抜粋して

個人的な意見も綴っていこうと思います。

長文ブログの真価発揮な感じで

文字数多めになるとは思いますが、お付き合いください。





―高崎さんは前回の対談で、2021年のフジロックを「四面楚歌だった」と辛そうに振り返っていましたが、昨年はポジティブな反応が多かった印象です。
高崎:2021年は楽しんじゃいけない……とまではいかないにせよ、なんとなく圧迫感がありました。でも、昨年はお客さんも楽しんでいる雰囲気が伝わってきましたし、「フジロックってこういう感じだったよね」っていうのを思い出す一年になりましたね。(中略)
―2020年(コロナ禍で中止)と2021年のスーパーソニックを経て、昨年が3年ぶりの開催だったサマソニは、東阪共にソールドアウトとなりました。


2021年のフジはラインナップがそもそもさ…
いや、もちろん本家よりはフジ色あるけど…ねぇ。

FUJIROCK 2021

それに付随した客層のこともあって、
余計に荒れたと思うんですよね。
確か京都の某フェスが
"また"炎上したのもこの年じゃなかった?
その点、2021年の時点で
海外アクト招聘に踏み切った「SUPER SONIC」
こっちはオーディエンスの雰囲気も良く、
公式の調査では感染者も出ずと
フジとの明暗がくっきり分かれた感じだったことが印象深い。

supersonic2021




安藤:昨年はすごい勢いでしたね。マネスキン、リナ・サワヤマといった新鋭たちが話題をかっさらっていったところもサマソニらしいなと。ブッキングに関しても例年通り、ほとんどコロナの影響を受けることなく来日させることができました。

高崎:僕の私感としては「サマソニ、本当にそこまでやるの?」っていう感じのブッキングでしたね。そこの慎重さに関してはスタンスが違ったような気がします。

安藤:もちろんサマソニも、行政や会場との調整を経て、コロナ対策を徹底したうえで招聘していきました。でもたしかに、海外アーティストの招聘に関しては考え方が違ったのかもしれないですね。

高崎:そこは清水社長(クリエイティブマン代表・清水直樹氏)の覚悟をすごくリアルに感じました。IPAJ(インターナショナル・プロモーターズ・アライアンス・ジャパン:招聘プロモーター10社による協力組織)の代表もされているので、(洋楽フェスを)絶対に復活させるという腹の括り方がブッキングからも伝わってきたというか。

安藤:おっしゃる通り、IPAJや業界内のみなさんの努力があってこその成果ですし、コロナ禍の2021年からスーパーソニックやキング・クリムゾンの来日公演を開催したり、いろいろとトライしながら実現させてきたことで会社的にも自信が生まれ、現場もそれを信じていたから実現できたんだと思います。

守りに入ったフジと、攻めに出たスパソニ
このへんは2021年での明暗が分かれた結果とも思えますね。
加えて、Creativemanの清水社長はIPAJの代表もされてる、と。
IPAJ発足のことは、どこかで記事を書いた気もしますが、
代表になっているとは知らなんだ。
そりゃあ主催の覚悟にも差が出るワケだ。




―高崎さんも前回「フジとサマソニが口火を切って、『来日公演が帰ってきた』という雰囲気が作れたらと思ってます」とおっしゃっていましたが、むしろ今年に入ってからは、我々メディア側も追いきれなさそうな勢いで来日ラッシュが加速しています。
高崎:興行という点では、今の状況はいい感じでしょうね。「こんなに日本経済は低迷しているのに」と思うくらい(笑)。レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(2月に東京ドームで開催)のようなビッグネームや大御所のアーティストも売り切れるなど、たくさんのお客さんが入っているみたいです。

安藤:「待っていた!」という方も多いんでしょうね。

ライブに関しては、海外アクト好きな人たちの方が
我慢を強いられてる状況は長かったですしね。
待っていた!
今年はまさにこの状況に尽きると思います。
が、やはり"多すぎる"…( ノД`)
今年ほどの嬉しい悲鳴は、今後ないと思えるほど。
しかし、日本経済の低迷に加え、
円安によるチケ代、マーチ代の高騰とかあっても
ここらが主催する来日公演はけっこうsoldしてるし、
例年に比べ、soldするのが早い気さえしますもん。
年1回でも見れたらそれだけで貴重だし、
数年に1回、なんなら10年以上空くことだってあります。
海外からの来日がどれだけ貴重なことか
それがわかってるオーディエンスだからこそでしょうね。




高崎:その一方で、物価高と円安の影響から、小さい会場でオファーするような新人アーティストが呼びにくくなっているという問題も出てきているんですよね。昔なら「新人を見せたい!」って割と気軽に呼べていたのが、「もう少し大きくなってからでないと無理」となってきていて。こちらとしては呼びたいなーと思いながらも……不完全燃焼というか。

安藤:そこはやりにくくなっちゃってますよね。

高崎:以前よりは追いついてきているとはいえ、若手アーティストは海外と日本の火のつき方に結構ズレがあるんですよ。海外ではすでにアリーナクラスだけど、日本では1000人〜2000人規模のクラスだったりとか。桁が一つ違うほどのズレがあると、よっぽど日本が好きじゃないと呼ぶのが難しい(苦笑)。

安藤:だから、そうなる前にキャッチアップしなきゃいけないっていう。

今回の対談で、自分がいちばん取り上げたいことはここですね。
今やどこでどういうバンドがどうハネるかわからない
みたいな状況もある中で、大手がピックアップするのが
尚のこと難しい面もあるとは思います。
しかし同時に、そこが日本に「」の新しい海外アクトが
なかなか出てこず、海外とのズレがどんどん大きくなる
そういった原因のひとつでもある気がするんですよね。

自分はサマソニ派だし、POP PUNK好きだし、
なので敢えてそちら側のことにフォーカスしますが
何なら00年代中盤~のバンド、単独でなくてもフェスに呼ぶとか
してきた?っていう。
パンスプもあったし、もちろんゼロでないことは
百も承知だけど、数が少なすぎないかとは思います。
確かにシーンとしても、その年代は落ち込んでた時期だったけど
それで呼び屋が諦めてんだったら、
尚のことそこの道は途絶えちゃうよね、と。




昨今、Machin Gun Kelly×Travis Barkerをキッカケにして
POP PUNKリバイバルした時期もあったのに、
そういった時期に、そういったバンドを集めたフェスや
そういったバンドの単独公演をやらなかった、
できなかったのも、海外で盛り上がってるシーンとの差
ズレが生まれてくのでは?とも思います。
そうした流れがあったにも関わらず
海外でも確固たる人気を築きつつある
Neck DeepState ChampsなどのPOP PUNKバンドを
Set It OffThe MaineのようなPOP ROCKバンドを
パンスプに、サマソニに呼ばなかったじゃない。
今さらだし、復活して今年も"やっぱり"そうだった
パンスプなんて、ベテランバンドと国内バンド頼みで
新人PUNK、POP PUNKバンドなんてまるで呼んでない。

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唯一はThe Interruptersくらい?
The Interruptersを新人と言っていいかは微妙だけど。
スカは定期的に呼ぶのに、POP PUNKは何故呼ばない…
All Time Low以降、大手が単独やってくれるレベルで
日本でハネたPOP PUNKバンドいる?いないじゃん。
サマソニやパンスプでそうしたバンドを絶えず呼んだ?
呼んでないでしょう。

大体パンスプなんて、もはやフェスの名前に
「PUNK」と入ってること自体が
足引っ張ってるようなラインナップなんだし
「PUNKSPRING」なんて名前やめりゃいいのに
と、ずーーーーーっと思ってますが。
国内メンツなんてキャリアの新古に関わらず
パンク系のバンド呼ぶ気ゼロじゃん。
未だにTOTALFAT呼んでんのも何だかなぁ…って思うし
挙げ句にジャンルで煽るようなこというバンドも出演する始末。
パンクガーなんて言ってるのだって未だにいるし
あくまで海外系は引き続きPUNK系を呼ぶのは変えずに
そういう"てい"での「SPRINGSONIC」とかに
名前変えた方が印象も集客(客層)も多少変わる気がしますけどね。
何なら会場もいっそ幕張とかやめて、チッタあたりにすれば
ベテランに頼らず、現行のキャリア10年前後のバンドで
集めやすく、埋めやすくもあるんじゃないの?
なんてのもずーーーーーっと思ってます。

新人や若手のPOP PUNK系に関しては
ICE GRILL$やSML Records(ex. KICK ROCK INVATION)が
その道を切らないよう切らないよう頑張ってくれてたけど、
個人や小規模招聘じゃ限界がある。
それを大手がフックアップしないでどうすんのよって話。

そこは現行のポスコア、メタルコアも同じ。
このシーンになれば、小規模招聘してくれる呼び屋も
POP PUNKなんて比じゃないくらい一気に増えるし、
バンドが呼んでくれることだってある。
むしろ単独に限れば、こっちのシーンは
クリマンよりもSmashの方が印象あるくらい。
でも、来日しても、口だけで行かない連中がいたり
これはコアシーンPOP PUNKシーン問わずだけど
小箱でもチケットが売れず、2度目(次)のチャンスを不意にする
なんてことも珍しくもなんともないですしね。
そのレベルの規模で大手が呼ぶことは非常に稀。
というか、そんな小箱でもsoldしないバンドを
大手が呼ぶわけない
っていう大前提があるにしても。

LOUDPARK 2023

LOUD PARKだって爺臭いバンドばっかだけど
あれはあれで需要と供給は合ってそうなので良いと思います。
ラウド方面では、希望の綱であったようにも思える
KNOTFESTなんかは本国ほどのバラエティ豊かさはないし
名前が上の方にある国内メンツなんて、ほとんど毎回同じやん。
何なら海外アクトですら、ややマンネリ感ある。
海外アクトに関しては、Slipknot側も選んでんだか選んでないんだか
なので一概には言えないけど、とはいえ感は拭えず。

KNOTFEST 2023

だから、今度のBMTH主催のNEX_FEST
色んな意味で注目されてる部分もあると思うんです。
それがなければI Prevailなんて日本にいつ来れたやら…
ってくらいの存在なバンドだと思いますしね。

NEX_FEST


そのへんの唯一の希望であったSCREAM OUT FEST
こっちも国内組はマンネリ感はあったものの、
最終的に新木場で開催するところまでになりました。
しかし、やはり小規模レーベルが主催だったこともあってか、
2017年を最後に終わってしまいました。
てか、SOFなんてCreativemanも協力してやってたんだし、
クリマン側がそのまま継続して開催してくれれば良かったのに
それもなしで終わってしまいましたしね。

SOF 2017


>>海外ではすでにアリーナクラスだけど、日本では1000人〜2000人規模のクラスだったり

こんなん今やゴロゴロいるでしょうしね。
キャンセルにはなったけど、その後の話に出てくる
Polyphiaもこのへんのバンドだったりしないかね?
Architectsなんかはまさになバンドだと思うけど、
たぶんArchitectsが日本で単独やっても
1,000…も埋まるかどうか…と個人的には思います。
2,000なんて絶対に無理だと思いますもん。
ArchitectsがZeppで単独やって埋まらないって…ねぇ…
BMTHですらアリーナ単独は…って思いますしね。




安藤:僕が担当しているポリフィアというインストバンドも、知らない間に人気が爆発して、6月の単独公演はZepp DiverCity Tokyoがソールドアウトしています。前回の2019年はそこまで売れなかったのに。

高崎:飛躍しちゃった(笑)。そこに何があったのか……。

安藤:去年の秋にリリースされた最新アルバムが海外でバズったんですが、日本盤はリリースされてないんですよ。だから、お客さんはSNSでピックアップする世代だと思います。
―同じく日本盤は出ていないのに、とあるアーティストがInstagramで「日本に行く」と投稿したら一気にチケットが動いた、という話を最近聞きました。そういう若くて感度の高いオーディエンスが、日本と海外のズレを埋める存在になりそうな気もしていて。
高崎:TikTokを使っているような耳の早い層が増えているんでしょうね。洋楽文化の将来については慎重に考えたいところもありつつ、今の状況はいい感じだと思います。

>> 知らない間に人気が爆発して
>> 飛躍しちゃった(笑)。そこに何があったのか……。


流行り廃り、バンドの人気・不人気
そこを当てるのが難しいのは百も承知ですが
主催する側がそこを把握してないような発言は
それでいいのか…
と、正直なところ思ってしまいますね。
国内盤どうこうとか言ってる時点でお察しな気もしますが。

TikTokはやってないので、
それがどこまで影響あるのかはわからないけど
もう国内盤がどうとかいう話では
とっくになくなってると思いますよね。
だからHot Milkの新譜が国内盤出ることに関しても
いつぞやの冒頭ネタで書きましたが
そもそもの話として、Hot Milk自体
日本で毛ほどの知名度すらあるかもわからんのに
国内盤なんて出しても採算取れるほど売れないだろて。




そんなことするより、そのプロモーション費を
来日公演に当てた方がよっぽど有意義に思えるし、
それこそSNSを上手く使えば、多少はファン獲得できるんじゃないの?
ってのも思います。

コアな音楽リスナーほど、
国内盤が出ることなんて半ば諦めてるだろうし、
フツーに海外の公式サイトから直輸入で
音源やマーチ買ったりしてる人も少なくないのでは?
バンドが日本に来ない(来れない)からね。
そりゃ直で買うしか方法はないじゃん
って、むしろそれが消去法であり
最も確実な方法だってのも寂しい話。




Polyphiaにしたって、何年からか忘れましたが
コロナ前は毎年来てくれてたようなバンドでしょう。
Zepp DCTがsoldしたのは、TikTokの影響もあるかもだし、
単純に新譜が良かったからって部分もあるかもしれない。
(自分は新譜が良かったからライブ行こうと思ったタイプ)
でも、その"毎年来てくれてた"って部分も
決して無視できないと思います。
個人的には、来日公演すること以上のプロモーションって
ないと思いますもん。
あとは、Zepp DCTをsoldさせるレベルのバンドになる以前から
ちゃんとPolyphiaを聴き、追い、
ライブに行ってきた人の功績も間違いなくある。
そういうのが継続していったからこそ、
日本でもZepp埋めるレベルのバンドになれたんでしょう。
TikTokや新譜の良さは、そのタイミングが合った
っていう副産物だと思います。
こうして継続していくことを、
Polyphia以外のバンドにもしてきていれば
Polyphiaレベルとは行かずとも、
日本で人気や知名度を獲得できたバンドは
間違いなくもっといたと思いますしね。

リスナーに、オーディエンスに、何が求められているか
何が需要があるかわからない、知りたいんだったら
素直に聞けばいいと思うんですよね。
Twitterにだってそういう機能あるんだから。
イーロン体制の今、その機能もいつまで残るんだか…
Realising Mediaの今西さんとか
個人プロモーターだからこそ、そのへんの結果を踏まえて
ちゃんと採算取れるようなバンドに声かけたりしてくれてるしさ。




大手だからってドーンと構えてるんじゃなくて
こういうことをしたって良いと思うんですよね。
需要と供給を考えたら、すごくシンプルで良い方法だと思いますし。

で、主催だけが原因じゃないのはオーディエンスの問題
好みのバンドが来ても、好みのジャンルのライブがあっても
行かない=チケット売れない=続かない
という悪循環。
たとえば、メタルコアが好きなんだったら
今年SABLE HILLSが呼んだUnearthPhinehas
そして今月のLike Moths To Flames
この3つの公演は行くこと必須だと思います。
知らないバンドだから、聴いてないバンドだから行かない
もし行かない理由がこんなだったら、
お宅が好きなバンドなんて一生来ないと思った方が良いのでは?
なんて思ってしまいます。
知らない聴いてない、それなら知る聴くキッカケにすればいいじゃん。
こんな小規模開催で埋まらないなら
まず大手が取り扱うワケがないし
こんな小規模開催でチケット売れないなら、
メタルコアシーンが盛り上がるワケもなし、
大型フェスに呼ばれるとか、
そもそも好きなバンドが来日するなんて夢のまた夢でしょう。

以前、当ブログでも動画を取り上げたことがある
京都GLOWYの店長、恭平さんが店長やめることに際して



こういうことを言ってますが、これってバンドだけじゃなく
客のキャンセルも同じだと思んですよね。
ちゃんと連絡してキャンセルするならまだ良い方で
無断キャンセルする阿呆だっているワケですし。
昨今、それで嘆いていた小規模公演の主催がいたのも事実。
小規模の時点でこんな輩が出る時点で、
そのシーンの先とか、好きなバンドが来日するとか、
望み薄だと思いません?
さっきPolyphiaのところでも言ったように
来日がある、続くのは
そのライブに行く人がいてこそなんだから
行かないんだから来ないし、続かないのでは?
ってとこに繋がっていくと思うんですよね。




高崎:(中略)僕の思い入れでいうとフィーバー333。朝イチで見せたいな……っていう(笑)。
―もともとフィーバー333は高崎さんがプッシュしたんですよね。2018年のフジロックで見せたライブは今も語り草になってます。




FEVER 333は完全にSmashで定着しましたね。
でもFEVER 333だってJasonの前身バンドである
Letlive.の存在を知ってる人がいたにせよ、
FEVER結成初期からフジに呼んで、
良い感じに結果を残してるじゃないですか。
それで単独もやって、↑のようにBLARE FESにも出て
今年、こうして再びフジに呼ぶことができて。
日本でも人気や知名度を獲得できる良い一例だと思います。
もちろん、呼んだバンドすべてが
FEVERのような道を歩める保証はどこにもないですが
やっぱライブがいちばん効果あるってぇ…
もっと色んなバンド呼べってぇ…




―サマソニはいかがでしょうか? 清水社長は他媒体のインタビューで「欧米/日本/アジアのバランス、ロック/ヒップホップ/J-POP/K-POPのバランスが去年から一昨年で完成されてきた」とおっしゃっていましたが。
安藤:たしかにバランスがいいですよね。日本も含めたアジア勢の数も増えていますし。それによって洋楽アクトも逆に際立つようになった。それと今年は、MOUNTAIN STAGEのヘッドライナーをYOASOBI、BABYMETALという国内勢が務めるというのも、例年と違うところかなと。洋楽/邦楽/アジアがバランスよく融合しているのが、その辺りにも見受けられると思います。

一時期は"迷走"なんて呼ばれてた時期もあったものの、
そういうラインナップが継続、定着しての今でしょうからね。
見るものがないってのは、人それぞれ好みがあるから百歩譲ってまだしも
未だに迷走だの、ロックフェスガーだの言ってるのは
ただの老害か、逆張りしたいだけの単なる馬鹿か
そんな気さえしますし。
以前、どこかで見たような気がしますが
昔はReading Fesなようなフェスにしたい、と言ってたのが
今や目指すところはCoachellaとかLollapaoozaとか
そのへんだって言ってたような、言ってたのを見たような…
そういうとこからも、昨今のラインナップを見るに
確かにそっち寄りになりつつ、でもしっかりバンド系もいて
っていう、バランスの良さは確かにある気がします。

SUMMER SONIC 2023




―昨年出演したThe 1975のマシュー・ヒーリーは女性アーティストの比率に関する表明をしており、それにサマソニ側もしっかり対応したわけですよね。その辺りへの意識が新しいスタンダードとして定着しつつあると。

THE 1975ってさぁ…
自分は最初からしっくり来なくてもはや聴いてないバンドだけど
マレーシアかどっかで訴訟されて、ライブ禁止されてましたよね。
彼らの主張すること自体は否定しないし、
むしろ今の世の中には必要なことだとは思うんだけど
それをライブで主張する必要はなかったよね。
もっと言うなら主張する場所を選んだ方が良かった。
好きなバンドが自分の国に来てくれる、
そして聴きたい曲をプレイしてくれる
ファンなら誰でも喜ぶことがライブだと思うんです。
でも、それを変に主張してライブ中止、禁止になり
まして出禁になったりするなんて望まんだろうし、
バンドだって、ファンだって、どちらにとっても
マイナスでしかないじゃないですか。
音楽に限らず、映画にしろ、ゲームにしろ、
今こういう部分って良くも悪くも
めちゃくちゃすげーうるさく言われるところだけに
そのバンド、その作品が本当に好きな人たちのことを
まずは考えて欲しいですよね。
そうした好きな人たちのことが
2番手、3番手になってる気しかしないですもん
そっち系の最近の風潮って。

Realising Mediaの今西さんも言ってましたが



こういうことよね。
純粋に音楽を楽しみたい人
純粋に映画を楽しみたい人
純粋にゲームを楽しみたい人
そういう人たちの気持ちを後回しにしてくれるな、と。




―サマソニ皆勤賞の高崎さん! 今年のラインナップはどう見ていますか?
高崎:お話にあったように、ヘッドライナーも含めてバランスがいいですよね。僕としては、NewJeansを呼んでいるのはさすがだなと。個人的にもかなり好きなんです。曲作りがうまいし、キャッチーで口ずさみたくなる感じ。「この人たちは売れるよね」って。

Mom Jeansじゃダメですか?笑
Mom Jeansもキャッチーで聴く人を選ばない感じするし、
サマソニ的にも合うバンドだと思うんですけど。笑
個人的にはこういうのを増やして欲しいんスよねぇ。







安藤:それにしても、ラインナップをいざ振り返ると(東京2日目・MARINE STAGEの)ジャニーズWEST、マカロニえんぴつ、TREASUREやザ・キッド・ラロイ、SOLを挟んでリアム、ケンドリックという流れは……なかなかですね(笑)。

高崎:客層が3世代くらい入り混じるんじゃないかっていう。実にサマソニらしいし、僕には浮かんでこない組み合わせ(笑)

MARINE STAGEは地獄と化すんじゃないでしょうかね…w
そんなことにはならず、スムーズに事が運ぶことを祈ってます。
(特にアリーナのスタンディングエリア)





って感じで、

MARINEのカオスっぷりを危惧しつつ

今年の対談記事に対して

自分の意見も交えてお送りしました。

例年、ちゃんとその内容に関して

中立的…とは言わないし、言えないけど

割と冷静に自分の意見も書いてたつもりですが

今年はちょっとね…笑

熱を帯びちゃうようなことを言ってらっしゃったので…


有名になる、人気が出るのを待ってるんじゃ

遅い場合は多々ありますからね。

その人気や知名度が高くなればなるほど。


で、誰かが呼んでくれる

誰かが取り上げてくれる

なんていう他人任せな意識でもいけない。

だから自分も新譜レビューで取り上げるバンドを

知名度や人気の高い低いを問わず

書くようになったワケで。

それで苦しんでるのは自分自身ではあるんですがw

でも、てめぇ自身が取り上げもしないのに

そのバンドが来日するワケがねぇ

ってのも思うし、自分がそうして記事にすることで

誰か1人にでも刺されば

誰か1人にでも気に入ってもらえたら

そうして聴く人、好きな人が増えていけば

来日する可能性が上がるかもしれないし、

来日した時にちゃんとチケットも売れるかもしれない。

そしたら、そのバンドの2度目3度目の来日にだって

繋がるかもしれない…

なんて、淡い期待も抱きながら記事にしてますのでね。


もちろん、音源のレビューだけじゃなしに

今回のような記事だってそうだし、

ライブレポだってそうです。

知らなかった人や行けなかった人の為に書いてるなんて

そんな気持ちはサラサラない。

知らなかったんだったら知って欲しいし、

行けなかったのなら、次は絶対に行って欲しい

そうした気持ちの方がよっぽど強いですから。

それ以前に、ブログなんてまず自分の為ですしね。



まぁ、そんなこんなで

例年よりも文字数多くなった気もしますが

今年の対談記事はこれにて終了。

フジは終わりましたが、サマソニはこれから。

2013以来の地獄の猛暑が予想されます。

行く人たちはしっかり暑さ対策をし、

しっかり楽しみ、無事に帰ってきてください。笑





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