Pure NoiseのPOP PUNK勢
新曲が良い感じだぞー(* ゚∀゚)
Hopelessが多彩になってきたからこそ
POP PUNKレーベルとしては
今、まさにPure Noiseが一強な気がしなくもない。
しかし、前作が個人的に微妙だったNeck Deep
その前作リリース以降に出てる新曲が
どれも良くて、アルバムへの期待を煽る。
MV曲だけが良いなんてことにはならないで欲しいが…
どうも、トトです。
それでは今回から
8月リリース作品を取り上げていこうと思います。
基本、海外の新譜リリースは金曜ですが
奇をてらう為か、たまにハズしてくるバンドいますよね。
発見が遅れるからやめて欲しいんですが(。-∀-)笑
今回のバンドがまさに金曜からハズしてきたので
金曜リリース作品より先に試聴を開始。
そうして本記事レビューに至りました。
新人、若手と言われるキャリアは当に過ぎましたが
ウチでは初出となるバンドの最新作です。
そんな今年67枚目の新譜レビューはこちら。

The Maine『The Maine』
01. dose no.2
02. how to exit a room
03. blame
04. leave in five
05. the mood I'm in / jsyk
06. I think about you all the time
07. thoughts I have while lying in bed
08. funny how?
09. cars & caution signs
10. spiraling
US産POP ROCKバンドのThe Maine
9枚目のアルバムであり、セルフタイトル作が
8123/Photo Finish Recordsから8/1にリリースされました。
8123 RecordsもPhoto Finish Recordsも初見初耳だけど
8123は自主レーベルっぽい?ファンコミュ的な。
Photo Finish Recordsの方はオルタナ、インディー系の
ロック、ポップが契約してるユニバーサル傘下のレーベルで
過去にはThe Downtowe FictionやHit The Lightsと
好きなバンドも契約していたらしく、
それによる親和性もあるレーベルだと把握。
The Maineも、バンドのこと自体は知っていましたが
こうして記事に取り上げるのは初。
そして既にアルバムも9枚目とは…
毎度毎度、自分の遅咲きが極まってますなぁ(。-∀-)笑
しかし、初めて取り上げる作品が
セルフタイトルだってのはタイミング良かった。
バンドの名前を冠するセルフタイトル作は
それだけでちょっと期待値上がりますからね。
そんなウチで初めて取り上げるThe Maineの最新作
早速、聴いていこうと思います。
dose no.2
バンドサウンドのあと、クラップ2回
イントロからノりやすい雰囲気満点の1曲目。
冒頭から軽快なリズムで送るポップソングに。
キャッチーさと、わかりやすく上がる曲調で
オープニングにももってこいなアッパートラック。
ヾ(* ≧∀≦)ノ ホォーーゥ!!
と、後半のvo/Johnのテンションの高さも良いな。笑
MVも踊れる曲調だからこそ、
メンバーのダンスが見れるのが面白い。
モノクロによるオサレ感も良いです。
how to exit a room
前曲よりも少しテンポアップした感のある2曲目。
サビに入っても爽快感のある疾走感はそのままで
バッキングコーラスと共に歌うボーカルワークも○
夏の野外で聴きたくなる雰囲気はひとしおです(*≧∀≦)
後半は転調して一旦、速度を落とし
Johnの伸びのあるボーカルを堪能する流れに。
そのまま少し長めのアウトロになり、
余韻を残しながらゆっくりフェードアウトしていきます。
blame
テンポアップした前曲よりもさらに上げて始まる3曲目。
1~3曲目にかけて、
徐々に勢いづくアッパーな感じ(* ゚∀゚)イィネ!
しかしサビではテンポを落とし、キャッチーさひとしお
クラップが映えるゆったりした縦ノリ展開に。
それゆえに全体的な疾走感は前曲のが上ですが、
ポップでキャッチーなノリはこっちが遥かに上ですね。
ミラーボールが照らす中、
メンバーがサーフでひたすら運ばれてるの面白いなw
揃ったクラップは見てるだけでも気持ち良い。
leave in five
カセット入れたようなSEで終わった前曲から
すぐに始まる4曲目。
クラップと共にリズムを刻むリズム感良好。
こういうとこでのベースが光るぞぉー(* ゚∀゚)
サビに入ってもこの心地良いリズム感は継続し
緩く体揺らしたくなる雰囲気もgood(゚∀゚ *)
こういう曲での軽快なギターも好きなんだよな。
ラストサビのバックコーラスの雰囲気も○
the mood I'm in / jsyk
5曲目はここまででいちばんスローな歌もの感。
ほぼアカペラと言えるかのようにボーカルメインで
後ろに鳴るサウンドもかなり控えめです。
Bメロからは控えめな中に小さくストリングスも。
サビで力強いドラムと共に一気に壮大に。
伸びのあるJohnのボーカルもgood( ´∀` )です。
I think about you all the time
オルゴールのようなSEで静かに幕を開ける6曲目。
からのギターを掻き鳴らしてその静けさを打ち消し
再び疾走感を感じるようなアップビートにヾ(* ゚∀゚)ノ
サビでもその疾走感は落とすことなく継続し、
アップテンポな曲調はPOP PUNK的でもあり、
どことなくAll Time Lowっぽい雰囲気を感じます。
やっぱこういうのくると(* ゚∀゚)スキダー!ってなるな。笑
thoughts I have while lying in bed
シンセと共にゆったり始まる7曲目。
しかし、Johnによる歌メロは最初から少しリズミカルで
そこにリズム隊が加わり、軽快なリズム感を打ち出します。
サビでは少しテンポアップし、
ほんのりエモーショナルさのあるPOP ROCKに。
サビの入り、そしてサビの最後にある
Oh~♪ I'm high off your love♪
は、こちらも一緒に歌いたくなりますね。
後半、シューゲイズ感あるノイジーなギターソロを挟み
バッキングも映えるラストサビへと流れていきます。
funny how?
始まりは淡々と静かな雰囲気で幕を開ける8曲目。
音の静けさゆえにアカペラ的にも聞こえるとこから
アコギと浮遊感のあるアンビエントなシンセが鳴り出します。
その中で歌うボーカルも含めた雰囲気が
Deaf Havanaを彷彿とさせますね( ´∀` )イィネ
アウトロは心臓の鼓動のような音でゆっくり締めます。
cars & caution signs
そこから間髪いれずに始まる9曲目。
シンセとドラムにより一定のリズムを刻みます。
しかし、これがまた心地良いテンポ感で展開し、
タイトル的にも、ドライブ中に聴きたい雰囲気満点。
どっちかっていうと夜のが合うそうな感じ。
ボーカルが少なく、少しインスト的な感じもあるので
よりドライブ中のBGMとして捗りそうです。
後半に向かうにつれギターも追加され、
高鳴るギターがまた良い感じ。
spiraling
ラスト10曲目、始まりは歌ものかと思いきや
こちらもリズム感が良好なノれる曲に。
そうしたリズム感、シンセの雰囲気的にも
昨今のEmarosaを彷彿とさせますね。
曲が進んでいけばいくほど、シンセも大きくなり
そのEmarosa的雰囲気が強くなってくのも○
以上、
The Maine『The Maine』
でした。
良作じゃないか!ヾ(* ゚∀゚)ノ
来日もないバンドだからってのもあるけど、
これを今まで聴いてこなかったのは損してたなぁ(。>д<)
過去から今作に至るまでの音楽性はわからないけど
少なくとも今作は個人的にもけっこう好きな作品でした。
なんだよー!こんな良作出すバンドなのかよー(。>д<)
音楽性的なベースはPOP ROCKしつつ、
しかしPOP ROCKだからこその幅広さ、
型にはまらず色んな要素を感じるのもgood(゚∀゚ *)です。
それにより、それぞれの曲によっては
All Time Lowを感じたり
Deaf Havanaを感じたり
Emarosaを感じたり
彷彿とさせるバンドも三者三様なように
The Maineの今作も一辺倒でないことが窺えます。
と、初聴が9枚目のアルバムと
安定の遅咲きっぷりを発揮したワタシですが
そんな遅咲きを悔いるくらいには良作でした。
The Maine『The Maine』
セルフタイトルってとこも相まって
今のバンドを表すには十分な作品だと思います。
是非ぜひ、チェックしてみてください。
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