LANDMVRKSも自身発のフェス発足か!

BMTHレベルのバンドのフェスでも良いけど

DGDのSwan Festとか

ADTRのSelf Help Festとか

こういうのももっと増えてほしいよね

日本開催もね

どうも、トトです。



それでは今年62枚目の新譜レビュー

幸運にもデビューアルバムから取り上げることができ

以降、絶えず本記事でレビューできているバンドの最新作

遅咲きな自分にとって、

そういったバンドは貴重な気がします。

それでいて、リリースペースも調子良いのは

こちらとしても非常に好感。

今回取り上げるそんな作品はこちらです。






20230721_003107
As December Falls『Join The Club』
01. Join The Club
02. Honey
03. Carousel
04. Mayday
05. Go Away
06. I Can't Sleep
07. Little By Little
08. Home
09. Alive
10. Leave





紅一点の女性vo/Bethanyを要する

UKのPOP PUNK/POP ROCKバンドAs December Falls

3枚目のアルバムとなるJoin The Club

7/21にリリースされました。


似てるバンド名で且つ、女性ボーカルってのも共通してる

ポスコアのAs Everything Unfolds

今年4月に新譜出してますが、

さすがにこうもリリース年がかぶってくると

どっちがどっちかの見分けは付くかな。笑


それはそれとして、

デビューアルバムのレビューを前ブログで書いて4年

そう考えると、4年で3枚はかなり精力的。

日本のバンドにはまずない制作意欲は超好感。

そうして止まることなく活動を続けた末の最新作

早速、聴いていこうと思います。




Join The Club
今作1曲目はタイトルトラック。
疾走感を感じるほどにアップテンポな曲調で
サビまで通してその勢いのまま突き進むのが◎ヾ(* ゚∀゚)ノ
それゆえのポジティブサウンドなPOP PUNK感
今作オープニングからめっちゃ(* ゚∀゚)イィネ!
やっぱこういうのはガチ上がりする!
ラストサビ前に一旦落とすものの、そこ以外は
全編通してアッパーに攻める感じ素晴らしい\(^o^)/
駆け抜けるって言葉が合うような3分間good(゚∀゚ *)

MVは今年のDownload Fesでのライブビデオに。
オーディエンスの盛り上がりはそこそこに、
それよりやっぱメンバーが楽しそうにライブしてるのは
見てるこちらとしても好印象です。
まぁ、こんなポジティブPOP PUNKしてて
楽しそうにライブしてなきゃそれこそイヤだけどもw





Honey
超絶アッパートラックのあとの2曲目は
勢いもテンポも落とし、エモーショナル寄りに。
それでもPOP PUNK/POP ROCKと呼べるような曲調で
サビでの縦ノリ感がまた良い感じ。
女性ボーカルゆえのキャッチーさに加え、
サビ前のクラップとおーおーコーラスにまた
キャッチーさを感じさせます。
もっとわかりやすいクラップパートは
Bメロサビ後と、アウトロにあるのも○です。


Carousel
軽くギターを掻き鳴らす感じで始まり、
再びギアを上げいく3曲目。
EASYCORE…ってほどのコア感はないけど、
ブレイクダウンがあったり、ギターの雰囲気とか、
そこにPOP PUNK特有のキャッチーさが加わり
ほんのりEASYCOREっぽさと、音の重さを感じます。
Bethanyのハイトーンからギターソロへ繋がる後半。
そして、そのままラストサビへとなだれ込み
アップテンポな上げ曲のまま締めます。





Mayday
サイレンのようなSEとギター、
そこにクラップを交えて始まる4曲目。
イントロではシンセも耳を突きます。
そうしたシンセ部分があることでPOP ROCK感あり、
曲調も上げ調子で、ツーステ踏みたくなるような
リズミカルなパートもあってgood( ´∀` )
後半には、オープニングのサイレンをバックに
前曲よりもしっかりしたブレイクダウンを展開。
同時に鳴る金切り音のようなギターも○
そしてラストサビで上げ、アウトロはブレイクダウンか
と思わせぶりに切って落としきる前に終わります。





Go Away
イントロからPOP PUNK的なキャッチーさひとしおな5曲目。
そうしてイントロから感じた雰囲気は間違いではなく
耳馴染みの良いPOP PUNK/POP ROCKを鳴らします。
やっぱ何だかんだ言っても、こういうのがいい( ´∀` )
頭からケツまで、あんこ詰まったたい焼きのように(?)
しっかり頭からケツまでPOP PUNKしてる様が非常に好感です。
ある種の懐かしさすら感じるような
ガールズPOP PUNK感とても良いです(*´ω`*)b
最後に叫ぶようにタイトルを繰り返し歌って締めます。

このPOP PUNK全開の曲調にして、
このスケートパークでのMVは最高過ぎますね\(^o^)/
演奏してる周りを実際にスケーターがトリック決めながら
滑ってるってのもとても良い!
MV自体は昨年UPされたものなので、
今年のBEST MVにノミネートできないことが残念(。>д<)





I Can't Sleep
変わって6曲目は、曲調的な上げ感はなくなり、
少しダークな雰囲気を醸し出しながら始まります。
軽くブレイクするところも、そんな雰囲気を感じます。
しかし、全体的には
良い感じにアップテンポなロックサウンドを展開。
サビに入ると、小さく細かに跳ねるような
バウンス系リズムがgood( ´∀` )
ダークな面とキャッチーな面を上手く掛け合わせた1曲に。


Little By Little
7曲目は再び、イントロからPOP PUNK色濃厚。
女性ボーカルのこの手のバンドならではの
エモーショナルさを含めながら、
しっかりアップテンポな良質POP PUNKを鳴らします。
耳馴染みの良いキャッチーなメロとテンポ感○
ラストサビ前はテンポ落としてエモーショナル特化に。
そこからラストサビへ入るとしっかり上げてくれるのが
良いんだよなぁ( ´∀` )b
アウトロはしっとりエコー増しで歌って静かに締めます。

M3. Carouselは約半年で再生回数24万回超えに対し
こちらは約2ヶ月で同等数の再生回数を誇るMV
今作イチ、再生数が伸びが良いMVですね。
このまま行けば、バンドのMVの中で
最多再生回数になる日も近いほどの伸び率です。
MVの内容、景観的にもエモーショナル。





Home
やはりこのタイトルであればこそ、
エモーショナル特化のアコギナンバーの8曲目。
前々回のThe Nearly Deadsは同名曲でも上げてきましたが
やっぱこのタイトルなら落ちてる方が"ぽい"。
それでも若干テンポアップしてるくれるとこと、
Bethanyのボーカルもエモーショナルかつ、
力強く叫ぶような部分があるとこは○です。

なんてことないアコギMVかと思いきや、
ラストのキャンドルはキレイで良いですねー(´∀`*)





Alive
シアトリカルな雰囲気を感じさせるような
ストリングスと共に疾走感あるサウンドで始まるの
(* ゚∀゚)カッコイィ!
というスタートを切る9曲目。
こういう感じのストリングス(* ゚∀゚)スキだーーー!
聴いてて楽しいと思えるPOP PUNKではなく、
クールでカッコイイと思えるアッパーのロックサウンド。
そのストリングスもあって、試聴1周目から刺さりましたね。
アップテンポなまま入るギターソロも良い感じで、
そのままラストサビへなだれ込んでいくのも○





Leave
古いレコードのようにフィルターがかったような感じで
ギターが掻き鳴らされ、Bethanyが歌い始まる。
そんなラスト10曲目も前曲に続いてアッパーな曲で攻める。
ラスト2曲も上げて終わるの(* ゚∀゚)イィゾー
サビではエモーショナルな雰囲気との掛け合いになるけど
アップテンポな展開を止めるワケではないので良し。
さすがにラストサビはエモーショナルに寄るかな?
と思いきや、上げてくれて良かった。
アウトロはBethanyのみで静かに終わって締めます。





以上、

As December Falls『Join The Club

でした。

UKのバンドで、しかも女性ボーカルで、

この手の音楽性のバンドをしながら、

3枚目のアルバムでここまで上げ調子なのは

非常に珍しいと思います。

もちろん、良い意味で(* ゚∀゚)

女性ボーカルのPOP ROCK/POP PUNK系バンドなんて

アルバム枚数が増えれば増えるほど、

ポップな面は薄くなるし、エモーショナルに寄っていきがち。

初期にやってたPOP ROCK/POP PUNKを

良くも悪くも薄めていくバンドが、とても多いイメージ。

UKなんて土地柄的にも、湿っぽく陰性なバンドも少なくない中

割とテンション高めで、アップテンポな曲多め

なんて印象を持つような作品は希少だと思います。

だからこそ、ワタシ的には

大いに好感を持てる1枚なんですよねヾ(* ゚∀゚)ノ

それだけPOP ROCK/POP PUNK系で良いなと思う曲もありつつ

完全にそれを凌ぐレベルで気に入った

M9. Aliveのカッコ良さよ

女性ボーカルPOP ROCK/POP PUNKで

「カッコイィ」で気に入る曲も珍しいです。


と、昨年のAvrilStand Atlanticに続き

女性ボーカルPOP PUNKで

年末ランキングに入り込む可能性のあるバンドの新譜でした。

As December FallsJoin The Club

個人的には、アルバム3枚の内

今作がいちばん好きです。

是非ぜひ、ご一聴。





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