ビザに問題あったメンバーがバレたなw

しかしコレ…

Timは渋谷の高層ビルを見渡せる良いとこのホテル?から

"アイドル"のギタープレイ動画撮ってるし、



もし、予定通りに公演が行われてたら

YOASOBIサプライズ出演、

いくらちゃんコラボで"ABC"…

なーんてこともあり得たのかなぁ(´・ω・`)



そんなの実現する予定があったとしたら

マジでツラさ倍増するな(ノ◇≦。)

どうも、トトです。



6月は第2週、第3週と

意外にもレビューするような新譜がなかったので

Spotifyからの「おすすめ」から1枚。

これまでに知らなかった良質バンドの数々を

教えてもらった実績があるので、

信頼度と信用度は十分。

そうして聴いてみたらやっぱ当たりで

こうして記事となりました。

そんな今年49枚目の新譜レビューはこちら。





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Meliorist『Cascade』
1. Cascade
2. The Dearly Departed
3. Wishful Thinking
4. Daydreaming
5. All I Need
6. Sins & Secrets
7. Wonderland
8. Heaven and Hell
9. Incommunicado





先日、読者様に教えていただいたHeadwreck同様、

オーストラリアのブリスベン出身のバンドMeliorist

2枚目のアルバムCascade

2/3にリリースされました。


Spotifyのおすすめで優れているのは

こちらが何を聴いているかの傾向から

かなり精度の高いオススメを出してくれるのと

何気に今年リリースの新譜の中から挙げてくれる点。

だからこそ、こちらも記事にしやすいです。


そうしたSpotifyからのオススメで記事にしたバンドも

今やどれだけいるかわかんないな(。-∀-)笑

そんな中の1つであるMeliorist

どんな作風、どんなサウンドのバンドなのか

早速、確かめていこうと思います。




Cascade
まずはオープニングからタイトルトラックですが、
まさにオープニングって感じのショートトラック。
ゆったりした心地良いギターの音色が響き、
伸びのあるボーカルでタイトルを歌う。
そうして今作の幕をゆっくり開けます。


The Dearly Departed
2曲目はイントロから軽快なギターが鳴る。
そうしたギターが引っ張る感じで展開していき、
ボーカルも早々にクリーンとシャウトを繰り出します。
特にシャウトの方は、スクリーモより重く、
ポスコアよりも軽めな絶妙な感じ。
その間も掻き鳴らされるギターが良い感じにcoolだったり、
サビはサビで耳馴染み良いキャッチーさがあったり、
アルバムの本格的な幕開け、バンドのサウンドを示すには
十分な1曲だと思います。
浮遊感のあるコーラスが響く中で叫びまくる
そうした相反する感じを同時に展開する終盤も○


Wishful Thinking
続く3曲目はイントロからリズミカルに開始。
前曲同様に軽快さもあるけど、
こちらはサウンド全体に軽快さが表れる。
それを為す構成の1つは疾走パートですかね。
最初はその疾走サウンドからブラストに入り、
叫んではいるんだけどキャッチーな感じもして、
Spotifyでは、このバンドの関連にEarthists.が出てて
なんかその感じも聴いてると理解、納得できますね。
ラストサビは同じく軽快な疾走感を出しつつも、
その内訳はPOP PUNKじみてるのもgood(゚∀゚ *)です。
Earthists.好きで、POP PUNK好きな自分には
完全にオレ得で今作で最初に気に入った曲でした。


Daydreaming
タイトルさながらのムーディな雰囲気はありつつ、
自然と体を揺らし、首を振りたくなるような
心地良いリズム感とキャッチーさも同時に感じる4曲目。
ここでも飛び出す疾走+シャウトパートも良いね。
シャウトはコア要素だけど、サウンドはコア的でないのも
このバンドのストロングポイントだと思います。
そんなシャウト気味なのとクリーンボーカルとを
交互にタイトルを歌って締めます。





All I Need
やはりここでもギターが先行する5曲目。
そのままボーカルはクリーンの方から始まります。
サビはノリやテンポ感も一気にポップでキャッチーになり
ヾ(* ≧∀≦)ノ うぉーおー
ヾ(* ≧∀≦)ノ うぉーおー
と、緩くもシンガロングしやすいコーラスが○です。
ともすれば、Polyphiaの曲にもありそうなサウンド面も
プログレ感がありつつポップでとても聴きやすい。


Sins & Secrets
6曲目はポップさ漂うシンセから幕を開けます。
リズム感が心地良く、そうした気持ち良さはR&B的。
Bメロには叫ぶパートもあるけど、
やっぱシャウトしてるだけで、サウンド面にコア感はなく
耳触りの良い聴きやすさのが勝るんですよね。
ギターソロもあるけど、他のどのバンドのギターソロより
主張はかなり控えめ、に聴こえる。
ギターソロのあとはクラップパートを入れ、
ラストサビへと流れていきます。


Wonderland
7曲目は再びギターが先行するイントロに戻ります。
そうしたギターを中心としたサウンドも
多少の浮遊感があり、ボーカル共々、聴いてて心地良い。
そしてリズム感的にも良い感じ。
サビでは、裏でやや高めなクリーンとシャウトを
混ぜたようなボーカルをバッキングに起用し、
メインはクリーンで歌うような感じなんかも
ちょっと近年のEarthists.が浮かんできます。


Heaven and Hell
8曲目はイントロなしでボーカルと共に幕開け。
このあたりで続いていた曲よりもテンポアップし、
軽快にノれるモダンポップな感じが(* ゚∀゚)イィネ!
シンセがそのポップさをより引き立てている感じもします。
序盤はそうした上げ調子な曲調ですが、
中盤からは、ほんのり暗めな影を落としたように。
それでもポップさを損なわない感じは
オルタナポップな雰囲気を感じさせます。
それでもサビに入ると、曲調は再び上向く。
軽快にノれるモダンポップはHeaven(天国)、
少し暗めなオルタナポップはHell(地獄)、
と考えれば、納得のいくタイトルもgood( ´∀` )


Incommunicado
やはり締めのラスト9曲目はギターから。
同時にわずかにホーン系も鳴ってる…かな?
曲調としても落ち着いていて、エモーショナルな感じ。
サビのクリーンともシャウトとも取れるようなボーカルも
そのエモーショナルな雰囲気を引き立てています。
そうした曲調の中でシャウトを繰り出してくると
スクリーモ風に聴こえてきます。
しかし、既存のものではなく、現代風のスクリーモというか
それこそ00年代にあったようなスクリーモの雰囲気ではない
新しさみたいのを感じますね。





以上、

Meliorist『Cascade

でした。

(* ゚∀゚)イィネ!

この1つのジャンルに囚われない音楽性は。

でも、このバンドの構成材料の1つとして

たまにプログレっぽさやマスロックっぽさを感じるほど

「ギター」をかなり押しているような感じ。

そこがあるからこそ

PolyphiaChon、DGDをはじめとしたBlue Swan

これらのバンドほどのテクニカルさは薄いものの

要所要所で、ふと浮かぶくらいには

ギターを中心としたサウンドって感じはあります。

しかし、それがウソに思えるくらいポップなんですよね。

けっこう叫ぶとこはガッツリ叫んではいるけど、

ブレイクダウンなんてないし、叫ぶパートがあっても

やはりどこかポップで耳触り良いサウンドが印象に残る。

そこに疾走感を加えたもんだから、

POP PUNKじみてるところもありましたしね。

だからこそ、カテゴリ的には悩みましたが

「GENRELESS」ということで落ち着きました。


これまたSpotifyに良いバンドを教えてもらいました。

Meliorist『Cascade

今回の記事で名前を出したバンド、

以下に挙げるバンドが好きな人にはオススメです。

是非ぜひ、ご一聴。





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