【POLYPHIA 公演キャンセルのお知らせ】
— Creativeman (@CMP_official) June 17, 2023
6/20(火)から開催を予定していたPOLYPHIA公演は、一部メンバーのビザに関する不測の事態により来日が困難となったため、やむを得ず公演をキャンセルすることとなりました。
詳しくは下記リンクをご覧ください。https://t.co/oJ2t1m2dFt
マジか…
自分の行く公演だと、パンスプのSUM 41に続き2組目。
パンスプはフェスだから他にも見たいバンドいたからいいけど
Polyphia単独だし…
しかも払い戻しってことは、
現状は穴埋めの予定もないってことやん。
公演自体は明日に迫ってましたが、
この報せを知ったのは6/17(土)
そしてPolyphiaからの声明が出たのが19(月)
— polyphia (@polyphia) June 19, 2023
ちゃんと日本語でも出してくれてるのは好感ですね。
しかし、メンバーのビザに問題ってことは
主催のクリマン側に100%全振りでの落ち度はなさそうだけど
マジでさー……
そもそも来る予定がないってのも辛いけど
来る予定が来なくなったキャンセル案件の方が
よっぽど辛いわ…
どうも、トトです。
こんなに意気消沈する前に
この記事の下書きを書いている時点では
今月第3週の金曜リリースが
どういう状況になるかはわかりませんが
読者様からのオススメバンドは
今回を最後に落ち着きます。
それでは、そんな今年48枚目となる
新譜レビューはこちらの作品。

Feed The Addiction『Rebirth』
01. Wither
02. Misery
03. Thorn
04. Blinded
05. Despise
06. Lost feat. Brian Wille
USはニューヨーク出身のメタルコア/ポスコアバンド
Feed The AddictionのEP『Rebirth』が
2/10にリリースされました。
前回に続き、今作のアートワークも良いなぁ(* ゚∀゚)
不吉の象徴とされる「13」番のタロットカード「死神」
そいつを真っ二つにした背景には、月が照らす海と桜の花
デザインの真意はちゃんと読み解く必要がありますが
パッと見のデザインは非常に好みです。
そんなFeed The Addictionの最新EP
早速、聴いていこうと思います。
Wither
イントロのピアノ(* ゚∀゚)イィ!
と、冒頭から引き込まれた1曲目。
そこに続くストリングス要素なんかも
めちゃくちゃIf I Were Youじみてて、めっちゃ(* ゚∀゚)イィ!
やっぱこういうの聴くと上がっちゃうよね。
冒頭だけで個人的満足度はかなり高いです。
そこから激しいサウンドに乗せて叫びまくり、
その裏で鳴ってるストリングスがまた最高なんだよなぁ。
ボーカルもスクリームオンリーで高低を使い分ける。
流れるように入るブレイクダウンではスクリームも低音。
およそ120秒の短めの曲ではありますが、
自分の好きな要素が詰め込まれているため、
今作の中でもかなりのお気に入りヾ(* ゚∀゚)ノ
Misery
続く2曲目は静かなギターから入り、
本格的イントロのバンドサウンドはこれまた良好。
そして早くもブレイクダウンをぶっこんできます。
ここでようやくクリーンボーカルお目見えですが、
それこそIf I Were YouのRandyほどのハイトーンではないけど
声質としては近いものがあるように感じるので、
このクリーン導入によるポスコア感も○です。
そうしたクリーンの入れ方というか、入り方というか、
クリーンの雰囲気はもちろんのこと、
やっぱこういうとこはポスコアじみてる感じ。
ラスト、リロードSEからのブレイクダウン(* ゚∀゚)スキー
Thorn
前曲同様、ギターが先行する3曲目は
スクリームと共に激しいバンドサウンドを展開。
前半から繰り出されるブレイクダウンでは、
ここまでの曲の中でも最もダウンテンポに、
スクリームも低めに重低音際立つ感じに。
クリーンパートもあるけど、全体的には少なめ。
↑のブレイクダウン以降、そこまでテンポは上がらず、
ヘヴィサウンドを掻き鳴らしていきます。
後半のブレイクダウンももちろんダウンテンポで、
最後はクリーンによる歌メロパートで締めます。
Blinded
前曲から間髪入れずに始まる4曲目は、
ここへ来て今作初であり、唯一の
疾走パートキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
長く走ってはくれなかったけど、AメロBメロ両方にあるし
そこからブレイクで落とすという定番展開なので良し。
何なら前曲がダウンテンポ気味な曲調だったので
そのスピード感のギャップも良いように作用しています。
そうした走って落とす激しいパートから、
一気に静穏パートへと転調し、ラストサビでクリーン。
ここも前曲とのギャップか、
前曲よりも遥かにクリーンパートは多いです。
そうしたラストのクリーンはスクリームと共に、
疾走感を取り戻し、最後にブレイクダウンと
この手のポスコア定番展開で締めるのも良いです。
Despise
打って変わっての5曲目は
暴投からスクリームで叫びまくり。
ここではクリーンを封印し、ひたすらに叫ぶ。
クリーンはバッキングでのコーラス程度に留まっています。
ブレイクダウンも低く、ダウンテンポに展開することで
けっこうな破壊力を感じられるのも良い。
そうした意味では今作イチのアグレッシブナンバーかも。
後半もそんなダウンテンポなブレイクダウンで、
モッシャー歓喜のピット待ったなしですね。
Lost feat. Brian Wille
ラスト6曲目は、1曲目と同じく
静かに鍵盤サウンドを鳴らす始まりに。
そこからスクリームと共に攻めのサウンドに切り替え。
サビでは安定のクリーンを展開します。
6:4くらいでスクリームがやや多いかな?って感じで
クリーンとのバランスも良い感じになり、
ここまでの総まとめ的な1曲になってる感じが○
さらにこの曲ではCurrentsのBrianがゲスト参加していて、
Brianの激しいスクリームも注目ポイントです。
Brianも参加したラストのブレイクダウンのあと
最後にしっとりした鍵盤サウンドで締めるのもgood(゚∀゚ *)
以上、
Feed The Addiction『Rebirth』
でした。
読者様からのオススメであった
メタルコア/ポスコア系3連発の中で
このバンドが最もIf I Were Youっぽさが強く、
それによる個人的な好みも、このバンドがイチバン!
やっぱ鍵盤とストリングスは重要なのよ、
この手のサウンドには。
そんなIf I Were Youと同じく、NY出身ってのも(* ゚∀゚)イィネ!
こういうNYメタルコア/ポスコアもっと出てこい。
ダウンテンポで攻め立てるところは
If I Were Youよりもかなりコア感強めにはなるけど、
逆にそういうとこで差別化ができるので無問題。
ってことで、メタルコアとしてオススメしてもらいましたが
他でもないIf I Were Youをウチではポスコア扱いにしてるので
今回の作品も、レビューカテゴリは「ポスコア」に。
とはいえ、"Misery"のとこでも書きましたが、
全体的なサウンドというか、構成というか、
展開というか、このへんのとこが個人的には
やっぱ「ポスコア」なんですよね。
ま、昔から再三言ってきてますが
ジャンルなんてのは人が決めた曖昧なもので
音楽をわかりやすくカテゴライズするための指標
それ以上でも以下でもないと思ってますので。
そうした自分が思うポスコアの中では
こういうサウンド大好き\(^o^)/
Feed The Addiction『Rebirth』
If I Were You系統のサウンドが好きな人には
是非ぜひ、オススメです。
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参加ゲストのバンド
コメント
コメント一覧 (2)
多分このバンドがイチバン刺さって貰えるんじゃないかなと思っていたので、予想通りで嬉しいです。
レコーディングとミックスをIf I Were YouのDr/Vo.Randyが担当してるので、影響をモロに受けてるというかサウンドのクオリティや質感はIf I Were Youそのものですねw
ただスクリームがローの効いた極悪系で、トトさんも仰る通りダウンテンポで攻め立てるトコは自分もおぉー!と衝撃でした。Tr.5「Despise」なんか特にFeed the Addictionならではですし、結構今後も楽しみです。
改めて3枚もレビューしてくださり本当にありがとうございました!
※もう気付いていましたらすみません、恐らくSpotifyのリンクを貼る部分がそのままになってるかもです
トト (toto_not_ba
nd)
が
しました
コメントありがとうございます。
こーへーさんの手のひらの上だったということですねw まんまとハマってしまいましたw
てか、レコーディングとミックスはRandyなんですね!それならIf I Were Youのモロ感も納得ですw
>> スクリームがローの効いた極悪系で、ダウンテンポで攻め立てるトコ
やっぱそこッスよね!If I Were Youよりも低音系が強くて、If I Were Youがより低音極悪系になったら、みたいなサウンドは素直に良かったです。
こちらこそ!
いつも良きバンド教えてくれてありがとうございます<(_ _)>
Spotifyのご指摘もありがとうございます。
いつも記事UP直後は自分で記事をチェックしてるので気付いてました。笑
すっかり忘れてしまって、お目汚し失礼しました<(_ _)>
トト (toto_not_ba
nd)
が
しました