マジか…

自分の行く公演だと、パンスプのSUM 41に続き2組目。

パンスプはフェスだから他にも見たいバンドいたからいいけど

Polyphia単独だし…

しかも払い戻しってことは、

現状は穴埋めの予定もないってことやん。

公演自体は明日に迫ってましたが、

この報せを知ったのは6/17(土)

そしてPolyphiaからの声明が出たのが19(月)



ちゃんと日本語でも出してくれてるのは好感ですね。

しかし、メンバーのビザに問題ってことは

主催のクリマン側に100%全振りでの落ち度はなさそうだけど

マジでさー……

そもそも来る予定がないってのも辛いけど

来る予定が来なくなったキャンセル案件の方が

よっぽど辛いわ…

どうも、トトです。



こんなに意気消沈する前に

この記事の下書きを書いている時点では

今月第3週の金曜リリースが

どういう状況になるかはわかりませんが

読者様からのオススメバンドは

今回を最後に落ち着きます。

それでは、そんな今年48枚目となる

新譜レビューはこちらの作品。





20230611_175624
Feed The Addiction『Rebirth』
01. Wither
02. Misery
03. Thorn
04. Blinded
05. Despise
06. Lost feat. Brian Wille





USはニューヨーク出身のメタルコア/ポスコアバンド

Feed The AddictionのEPRebirth

2/10にリリースされました。

前回に続き、今作のアートワークも良いなぁ(* ゚∀゚)

不吉の象徴とされる「13」番のタロットカード「死神」

そいつを真っ二つにした背景には、月が照らす海と桜の花

デザインの真意はちゃんと読み解く必要がありますが

パッと見のデザインは非常に好みです。


そんなFeed The Addictionの最新EP

早速、聴いていこうと思います。




Wither
イントロのピアノ(* ゚∀゚)イィ!
と、冒頭から引き込まれた1曲目。
そこに続くストリングス要素なんかも
めちゃくちゃIf I Were Youじみてて、めっちゃ(* ゚∀゚)イィ!
やっぱこういうの聴くと上がっちゃうよね。
冒頭だけで個人的満足度はかなり高いです。
そこから激しいサウンドに乗せて叫びまくり、
その裏で鳴ってるストリングスがまた最高なんだよなぁ。
ボーカルもスクリームオンリーで高低を使い分ける。
流れるように入るブレイクダウンではスクリームも低音。
およそ120秒の短めの曲ではありますが、
自分の好きな要素が詰め込まれているため、
今作の中でもかなりのお気に入りヾ(* ゚∀゚)ノ


Misery
続く2曲目は静かなギターから入り、
本格的イントロのバンドサウンドはこれまた良好。
そして早くもブレイクダウンをぶっこんできます。
ここでようやくクリーンボーカルお目見えですが、
それこそIf I Were YouRandyほどのハイトーンではないけど
声質としては近いものがあるように感じるので、
このクリーン導入によるポスコア感も○です。
そうしたクリーンの入れ方というか、入り方というか、
クリーンの雰囲気はもちろんのこと、
やっぱこういうとこはポスコアじみてる感じ。
ラスト、リロードSEからのブレイクダウン(* ゚∀゚)スキー





Thorn
前曲同様、ギターが先行する3曲目は
スクリームと共に激しいバンドサウンドを展開。
前半から繰り出されるブレイクダウンでは、
ここまでの曲の中でも最もダウンテンポに、
スクリームも低めに重低音際立つ感じに。
クリーンパートもあるけど、全体的には少なめ。
↑のブレイクダウン以降、そこまでテンポは上がらず、
ヘヴィサウンドを掻き鳴らしていきます。
後半のブレイクダウンももちろんダウンテンポで、
最後はクリーンによる歌メロパートで締めます。


Blinded
前曲から間髪入れずに始まる4曲目は、
ここへ来て今作初であり、唯一の
疾走パートキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
長く走ってはくれなかったけど、AメロBメロ両方にあるし
そこからブレイクで落とすという定番展開なので良し。
何なら前曲がダウンテンポ気味な曲調だったので
そのスピード感のギャップも良いように作用しています。
そうした走って落とす激しいパートから、
一気に静穏パートへと転調し、ラストサビでクリーン。
ここも前曲とのギャップか、
前曲よりも遥かにクリーンパートは多いです。
そうしたラストのクリーンはスクリームと共に、
疾走感を取り戻し、最後にブレイクダウンと
この手のポスコア定番展開で締めるのも良いです。


Despise
打って変わっての5曲目は
暴投からスクリームで叫びまくり。
ここではクリーンを封印し、ひたすらに叫ぶ。
クリーンはバッキングでのコーラス程度に留まっています。
ブレイクダウンも低く、ダウンテンポに展開することで
けっこうな破壊力を感じられるのも良い。
そうした意味では今作イチのアグレッシブナンバーかも。
後半もそんなダウンテンポなブレイクダウンで、
モッシャー歓喜のピット待ったなしですね。





Lost feat. Brian Wille
ラスト6曲目は、1曲目と同じく
静かに鍵盤サウンドを鳴らす始まりに。
そこからスクリームと共に攻めのサウンドに切り替え。
サビでは安定のクリーンを展開します。
6:4くらいでスクリームがやや多いかな?って感じで
クリーンとのバランスも良い感じになり、
ここまでの総まとめ的な1曲になってる感じが○
さらにこの曲ではCurrentsBrianがゲスト参加していて、
Brianの激しいスクリームも注目ポイントです。
Brianも参加したラストのブレイクダウンのあと
最後にしっとりした鍵盤サウンドで締めるのもgood(゚∀゚ *)





以上、

Feed The Addiction『Rebirth

でした。

読者様からのオススメであった

メタルコア/ポスコア系3連発の中で

このバンドが最もIf I Were Youっぽさが強く、

それによる個人的な好みも、このバンドがイチバン!

やっぱ鍵盤とストリングスは重要なのよ、

この手のサウンドには。

そんなIf I Were Youと同じく、NY出身ってのも(* ゚∀゚)イィネ!

こういうNYメタルコア/ポスコアもっと出てこい。

ダウンテンポで攻め立てるところは

If I Were Youよりもかなりコア感強めにはなるけど、

逆にそういうとこで差別化ができるので無問題。


ってことで、メタルコアとしてオススメしてもらいましたが

他でもないIf I Were Youをウチではポスコア扱いにしてるので

今回の作品も、レビューカテゴリは「ポスコア」に。

とはいえ、"Misery"のとこでも書きましたが、

全体的なサウンドというか、構成というか、

展開というか、このへんのとこが個人的には

やっぱ「ポスコア」なんですよね。


ま、昔から再三言ってきてますが

ジャンルなんてのは人が決めた曖昧なもので

音楽をわかりやすくカテゴライズするための指標

それ以上でも以下でもないと思ってますので。

そうした自分が思うポスコアの中では

こういうサウンド大好き\(^o^)/

Feed The Addiction『Rebirth

If I Were You系統のサウンドが好きな人には

是非ぜひ、オススメです。





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