Better Noise Musicに所属するラッパー
Hyro The Heroの新曲が(* ゚∀゚)イィゾー
ラッパーではあるものの、曲自体はヘヴィサウンドと共に
ニューメタル、ラップメタルじみてるのが良いんだよね。
まぁ、彼もニューメタル系プレイリストから見つけましたからね。
そんな彼の新譜は9/15にリリース予定。
それも楽しみ\(^o^)/
どうも、トトです。
現在、読者様からのオススメを
続々と消化している期間になっております。
ってことで、引き続き今回もそんな1枚を。
そうして今年47枚目の新譜レビューとなるのは
こちらの作品です。

Headwreck『Reflection Room』
1. Shiver
2. Poseidon
3. Let It Feel
4. Fade In
5. Substance
6. Why Won't You?
オーストラリアはブリスベン出身のメタルコア
Headwreckの2枚目のEPとなる『Reflection Room』が
4/7にリリースされました。
このアートワーク良いなぁ(* ゚∀゚)
奥に引き込まれそうなトリックアート感のあるデザイン◎
ただ、右側の帯が邪魔だわー(。-∀-)w
これがなければ完璧だったのになー(。>д<)
と、ワタシ好みなアートワークな最新EP
早速、聴いていこうと思います。
Shiver
フェードインしてくるサウンドから
静かなクリーンボーカルで幕を開ける1曲目。
フェードインしてくるとこ、どことなくLinkin Parkっぽさある?
そこから一気にヘヴィサウンドとスクリームで攻める。
そして再びクリーンによる歌メロパートに
クリーンとスクリームをきっちり切り分け、
それにサウンド面も同調する形で、
メリハリのある展開をしているように感じます。
そんな中でも、やはり攻めるパート
擦りまくったスクラッチorギターのようなサウンドと、
djent/プログレ感のあるギターが耳を突くのは魅力です。
Poseidon
2曲目はオルゴールのような音が鳴ったと思ったら
すぐさまヘヴィなバンドサウンドに打ち消される。
ド頭から感じる、そこはかとないニューメタル感。
ここでも擦りまくったターンテーブル的サウンドは
ニューメタルを感じるもののひとつではあるし、
それこそCane Hillや、先日レビューしたEvilgloomを彷彿とさせる。
どっかで聴いたことある感じするなぁと思ったら、
BMTHの"Ludens"っぽいとこあるな。
ボーカルも序盤からスクリームで攻めまくり、
中盤でようやくのクリーンボーカルがお目見え。
しかし、サウンドの重厚感は終始徹底しています。
そんなサウンドのブレイクダウンはもちろん文句なし。
アウトロはイントロから流れていた
オルゴールのような音色で静かに締めます。
Let It Feel
3曲目もやはり冒頭からニューメタル感ひとしお。
ヘヴィサウンドとスクラッチ、
縦ノリ感のあるテンポ感とグルーヴ感がgood(゚∀゚ *)
コーラスと共にシンガロング感のある部分も○
しかし、そこにブレイクダウンが入ってくると
ニューメタル感を一蹴するのも良いな。
ここに前曲同様の擦りまくった感じの音があると
どっかで聴いた気がしてたのは、Alpha Wolfとかか。
このへんも現行オージーメタルコアの特徴か。
後半のブレイクダウンはダウンテンポになり、
より"落とす"雰囲気増し増しなのが(* ゚∀゚)イィネ!
終盤はクリーンながらも力強い歌声が印象的。
ラストはブレイクダウンに、最後の最後に叫んで締め。
Fade In
4曲目は約90秒のインストナンバー。
まさにアートワークのような空間に入り込むような
そんな感覚に陥る打ち込みサウンドを展開しつつ、
ここまでのニューメタル感とは打って変わって
プログレ系に見るようなギターフレーズと、その重さ。
これはこれで聞き応えのある90秒。
そしてイントロから鳴り続ける打ち込みは、
アウトロからそのまま次の曲へ繋がります。
Substance
とは言うものの、そんな5曲目の始まりは、
明確にトラックが途切れたことがわかるのは気になっちゃうな。
こういうことにならずに、切れ目がわからず、
キレイに繋がることができている作品との違いは何だろね。
ベース→ギターとヘヴィなイントロに続き、
ボーカルは冒頭からアグレッシブですが、
クリーンの出番は意外と早かった。
しかし、クリーンの裏でバッキング的にスクリームしてたり
前曲から続く打ち込み要素であったりと
聴いていくと、ベースはしっかりこれまでらしさもあり
でも何となく他の曲とは違う感じもするという。
Why Won't You?
今作ラストを飾る6曲目は、
イントロから流れるようなシンセが特徴的。
この曲に繋がるんだと思うと、前曲の雰囲気も納得できる。
エモーショナルな雰囲気のサウンドとクリーンから幕を開けるも
もちろん攻めることは忘れてません。
しかし、全体的にはミドルテンポで
クリーンで押すようなエモーショナル展開かな?
その分、静と動的な雰囲気がしっかり分かれてる印象。
また、エモーショナルな雰囲気を感じられるからこそ
最後を務めるのも相応しいと思えます。
以上、
Headwreck『Reflection Room』
でした。
メタルコアとしてみたら疾走感はないものの、
前回書いたOur Divideよりも遥かに重いサウンドで
その重さはプログレ系バンドのそれに匹敵する。
その重さも相まってのニューメタル的グルーヴ感もあるし
クリーンボーカルによる歌メロもある。
レビューのカテゴリ何にするか迷うわー(。>д<)
でも、同じような音楽性として
やはり同郷オーストラリアで考えると
Alpha WolfやVoid of Visionあたりが浮かんでくるので
「メタルコア」にしました。
やっぱ現行オージーメタルコアのトレンドは
こういう感じのサウンドなんですかねー
ってことで、
今まさになオーストラリアンメタルコアを鳴らす
Headwreck『Reflection Room』
Alpha Wolf、Void of Visionあたりに
続くバンドとなり得るかもしれません。
是非ぜひ、ご一聴。
関連記事
コメント
コメント一覧 (4)
Headwreckもレビューありがとうございます!
自分もアートワークかなり好きですw
カテゴリー難しいですよね、その分新しい世界を魅せてくれたバンドで個人的にはかなり気に入っています。メロディはどちらかと云えばシンプルなんですけど、エッジと遊び心の効いたサウンドがひたすらお洒落で、トトさんの仰る通りグルーヴ感で押してくる感じが良いなぁと。
#Alpha Wolfは丁度来日決まりましたね、Headwreckも今後期待大です。
残り1枚も楽しみにしてます!
トト (toto_not_ba
nd)
が
しました
コメントありがとうございます。
アートワーク良いですよね( ´∀` )b
自分の中では、やはりそのグルーヴ感ゆえのニューメタル感が良かったですねー。こーへーさんのいう遊び心的なとこでいうと、"Fade In"のような短いインストナンバーも面白かったり。他にもメタルコア一辺倒でないと感じさせる要素も色々あり、確かにそのへんは自分も惹かれた点ではありました。
Alpha Wolf2度目の来日決定ですね\(^o^)/
ただ、東京はSiMってのもあり、リキッドというキャパ的に早めにsoldしそうなのと、それ以前にちょっと客層が不安です…(。-ω-)
対バンはご当地バンドで決めてるっぽいのでしょうがないかもですが、個人的にはcoldrainが良かった… 何ならPALEDUSKとの2マンだったら尚良かったし、それなら速攻でチケット取りに行ったかもです。笑
トト (toto_not_ba
nd)
が
しました
だいぶ早い段階で止まってますね!と言おうと思ったけど、自分も同じくらいでしたw でも、まぁそこらへんまでの定番曲と「進撃」の主題歌を聴いてれば大丈夫そうな気がしないでもない…w
coldrainは大丈夫でしょうけど、Alpha Wolfの日は色々と気をつけて楽しんできてくださいね…(´∀` ;)ノシ
何にせよ、どちらの公演もこーへーさんのライブレポ楽しみにしてますね!
トト (toto_not_ba
nd)
が
しました