今でこそ洋画ばっかり見てますが
ホラーに関してはやっぱり日本
って思いはどこかにあって、
そんな和製ホラーと言えばの清水祟監督作品が
直近で2作も公開されるのは
ちょっと鑑賞意欲をそそられる。
やっぱこの湿っぽい感じとか、
外面的な恐さじゃなく、内からくる怖さみたいのは
和製ホラーならではだよなぁ、なんて思います。
どうも、トトです。
先週は『テリファー2』という
B級グロホラーを観てきましたが、
それ以来、1週間ぶりとなる新作映画。
大人の事情だか何だか知りませんが
当初、1月公開だったのが
まさかの6月に延びるというね…
1月の時点でも本国から遅れてんのに、
そこからさらに待たされるという
よぉぉーーーーやく!
って感じもひとしおな作品となりました。
そんな今年22本目となる新作映画はコチラ。
M3GAN/ミーガン
おもちゃ会社の優れた研究者であるジェマは、子供にとって最高の友達であり、親にとって最大の協力者となるようにプログラムした、まるで人間のようなAI人形M3GAN(ミーガン)を開発。
ある日、両親を亡くし孤児となった姪のケイディを引き取ることになったジェマは、ミーガンに「あらゆる出来事からケイディを守るように」と指示し力を借りるが、その決断は想像を絶する事態を招くことになる――
ブラムハウスのジェイソン・ブラム
アトミック・モンスターのジェームズ・ワン
この2人がタッグを組んだのも話題性としては十分
ようやく日本公開となった
M3GAN/ミーガン
を、公開日翌日の本日観てきました。
バズりすぎて全米大ヒット!
なんて、ポスターに書かれた一言をはじめ
何ヶ月もの延期を食らった上に
相変わらず、日本でのプロモーションは鼻につきますが
面白かった!(* ゚∀゚)
と、声を大にして言うほどでもなく…笑
いや、まぁ面白かったのは事実だけど
言うほどね…っていう。
変な話、予告編がピークと言っても過言ではないかも。
ゲームの開発のように
さらなるクオリティUPの為の延期、ではないにせよ
待たされた時間が延びた分、"待望感"は上がるし、
それは同時に期待値にもなる部分もある為、
それを踏まえても言うほど…ってのが先にくる。
やっぱ延期することにメリットなんてないわー
内容的にも展開が予想しやすいってのもありますしね。
この手のホラーだったり、AIものだったりを
見たことがあればあるほど、
色々と予想できる人は多いんじゃないかと思います。
誰かが言ってたんだったか、ネットで見たんだったか
現代版チャイルド・プレイ
ってのは、けっこうしっくりきますね。
女の子人形ってのを考えれば、むしろアナベルか?
ネットワークが繋がっている機器であれば
スマホは当然のこととして、PC、車、
警備システムにだって接続できる。
自己学習型AIなんだし、ハックなんてお手のもの。
相手の顔が見えない電話口での声色だって自由自在。
見せたくない記録、履歴だって容易にエラー判定させられる。
こんなもん、現代社会に出回ったら
何だってできちゃいますよね。
こうしたAIものの鉄則として
本来、開発者然りユーザー然り
「人間」には反抗しないように作られるけど
そこで反抗するようにならないと
物語として成り立ちませんからね。笑
ただ、両親を事故で亡くした幼い子どもの為
ってのが始まりである本作に於いては、
ホラー展開ではなく、
ハートフル展開にも持ってけそうなのよね。
序盤を観てる限り、それは大いに感じましたもん。
ミーガンも軽く表情を変えられるとはいえ、
劇中では、本物の人間ほどの表情の変化はなし。
無表情とも言えるからこそ、
ホラーとして恐怖を駆り立てる部分はあります。
ま、前回観たアートさんみたく
表情も楽しさ全開で惨殺してる方が恐いし面白いけどなw
ただ、あまり表情が変わらないからこそ
その微妙な表情の変化は良かったですね。
目線や眉の動かし方で、ちょっとした機微がわかるのは
観ていて面白い点でした。
本作のミーガンの最優先である行動理念
ケイディを守る
こういうAIもの特有の融通の利かないプログラムが
物事をあらぬ方向へ持っていくのもまた宿命か。笑
最初にケイディを傷つけた隣家のババァが飼う犬が、
そして、体験入学のイキりキッズが、
続いて、隣家のババァが…
と、ケイディに害為す連中をあの世に送っていきます。
ただ、肝心の殺戮シーンは
視聴者の創造力にお任せ、って感じではあるので
そういうのを期待してると肩すかしを食らうことに。
というか、ホラーはホラーではあるけど、
ぶっちゃけ怖さは大したことない気も。
大衆向けホラーと言ってしまえばそれまでだけど。
でも、人形だろうと人間だろうと
やっぱ等身大の「ヒト型」が四つん這いで追いかけてくるのは
視覚的には問答無用で恐いw
本作では家庭·家族の在り方的な描写もあり
劇中でもセラピストの人が言ってましたが
両親を亡くしたことによる子の心の傷やメンタルケアは
近しい"人間"が行い、支えてあげることが必須
それが本作では叔母であるジェマの役割だったけど
それをミーガンに全振りしてしまったが為に
ケイディのミーガンに対する信頼度が強すぎる。
不気味の谷…にはあと一歩くらいな気もするけど、
外見は本物の人間のように精巧に作られ、
自己学習AIで成長を続けるミーガンは素晴らしいが
そこに依存しすぎた場合、
この子の将来がどうなるか全く未知だし、
不安にもなるよねーっていう。
AIが発達すればするほど起こり得る問題だろうし
こういうのもリアルな現実として
どうなっていくんだろうね、と。
そんな本作でケイディを演じた
バイオレット・マッグロウ
ミーガンと離された際の発狂シーンとか凄かったですね。
そして、このバイオレットは
以前観た『ブラック・フォン』に出演していた
マデリーン・マッグロウの実の妹だってことで、
プロモーション担当かってくらい
SNS等で、本作のことをめっちゃPRしてました。笑
妹が出るよー!って。笑
ブラックフォンが落ち着いたあとは、
しばらく本作のことしか投稿してなかったのでは?
と思うくらい、姉妹愛が微笑ましたかったです。笑
で、ガワは見たまんまの人形ですが
ミーガンの中の人となっていたエイミー・ドナルド
かわいい!アクションもできそうね!
ってのを見ると、
子ども役者が輝く作品であったのは確かかもしれません。
ラストシーンでは、
ケイディもミーガンとの絆を断ち切り
私には他にも友だちが1人いるのよ
からの、ジェマが学生時代に開発を断念したロボを
ケイディが起動させ、ミーガンを倒すシーンはアツかったですね(* ゚∀゚)
ミーガンも破壊し、警察も駆けつけたところで
一件落着( ´∀` )
…と最後にカメラに映された玄関にあったAI(名前忘れた)
最後にピコンと起動したのは
ミーガンの制御から解放されての起動なのか、
僅かに残ったミーガン成分が故の起動なのか、
声を発することなく終わってしまった為、
これが後者なら続編も可
みたいな終わらせ方すんのもあるあるだよね。
って感じで、
公開を待ちに待ってた割には
可もなく不可もなくなホラー、スリラー作品
という感じに落ち着いてしまいました。
まぁ、あからさまなゴアシーンなんかもない為、
やはり大衆向けエンタメホラーとしてはいいかも。
M3GAN/ミーガン
の感想でした。
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ブラムハウスのジェイソン・ブラム
アトミック・モンスターのジェームズ・ワン
この2人がタッグを組んだのも話題性としては十分
ようやく日本公開となった
M3GAN/ミーガン
を、公開日翌日の本日観てきました。
バズりすぎて全米大ヒット!
なんて、ポスターに書かれた一言をはじめ
何ヶ月もの延期を食らった上に
相変わらず、日本でのプロモーションは鼻につきますが
面白かった!(* ゚∀゚)
と、声を大にして言うほどでもなく…笑
いや、まぁ面白かったのは事実だけど
言うほどね…っていう。
変な話、予告編がピークと言っても過言ではないかも。
◤公開日変更のお知らせ◢
— 映画『M3GAN /ミーガン』公式 (@m3gan_JP) November 24, 2022
2023年1月27日(金)より公開を予定しておりました映画『M3GAN/ミーガン』につきまして、公開日を2023年6月9日(金)に変更することを決定いたしました。
作品を楽しみにされていたお客様にはご迷惑をおかけいたしますが、公開まで今しばらくお待ちいただけますと幸いです。
ゲームの開発のように
さらなるクオリティUPの為の延期、ではないにせよ
待たされた時間が延びた分、"待望感"は上がるし、
それは同時に期待値にもなる部分もある為、
それを踏まえても言うほど…ってのが先にくる。
やっぱ延期することにメリットなんてないわー
内容的にも展開が予想しやすいってのもありますしね。
この手のホラーだったり、AIものだったりを
見たことがあればあるほど、
色々と予想できる人は多いんじゃないかと思います。
誰かが言ってたんだったか、ネットで見たんだったか
現代版チャイルド・プレイ
ってのは、けっこうしっくりきますね。
女の子人形ってのを考えれば、むしろアナベルか?
ネットワークが繋がっている機器であれば
スマホは当然のこととして、PC、車、
警備システムにだって接続できる。
自己学習型AIなんだし、ハックなんてお手のもの。
相手の顔が見えない電話口での声色だって自由自在。
見せたくない記録、履歴だって容易にエラー判定させられる。
こんなもん、現代社会に出回ったら
何だってできちゃいますよね。
こうしたAIものの鉄則として
本来、開発者然りユーザー然り
「人間」には反抗しないように作られるけど
そこで反抗するようにならないと
物語として成り立ちませんからね。笑
ただ、両親を事故で亡くした幼い子どもの為
ってのが始まりである本作に於いては、
ホラー展開ではなく、
ハートフル展開にも持ってけそうなのよね。
序盤を観てる限り、それは大いに感じましたもん。
ミーガンも軽く表情を変えられるとはいえ、
劇中では、本物の人間ほどの表情の変化はなし。
無表情とも言えるからこそ、
ホラーとして恐怖を駆り立てる部分はあります。
ま、前回観たアートさんみたく
表情も楽しさ全開で惨殺してる方が恐いし面白いけどなw
ただ、あまり表情が変わらないからこそ
その微妙な表情の変化は良かったですね。
目線や眉の動かし方で、ちょっとした機微がわかるのは
観ていて面白い点でした。
本作のミーガンの最優先である行動理念
ケイディを守る
こういうAIもの特有の融通の利かないプログラムが
物事をあらぬ方向へ持っていくのもまた宿命か。笑
最初にケイディを傷つけた隣家のババァが飼う犬が、
そして、体験入学のイキりキッズが、
続いて、隣家のババァが…
と、ケイディに害為す連中をあの世に送っていきます。
ただ、肝心の殺戮シーンは
視聴者の創造力にお任せ、って感じではあるので
そういうのを期待してると肩すかしを食らうことに。
というか、ホラーはホラーではあるけど、
ぶっちゃけ怖さは大したことない気も。
大衆向けホラーと言ってしまえばそれまでだけど。
でも、人形だろうと人間だろうと
やっぱ等身大の「ヒト型」が四つん這いで追いかけてくるのは
視覚的には問答無用で恐いw
本作では家庭·家族の在り方的な描写もあり
劇中でもセラピストの人が言ってましたが
両親を亡くしたことによる子の心の傷やメンタルケアは
近しい"人間"が行い、支えてあげることが必須
それが本作では叔母であるジェマの役割だったけど
それをミーガンに全振りしてしまったが為に
ケイディのミーガンに対する信頼度が強すぎる。
不気味の谷…にはあと一歩くらいな気もするけど、
外見は本物の人間のように精巧に作られ、
自己学習AIで成長を続けるミーガンは素晴らしいが
そこに依存しすぎた場合、
この子の将来がどうなるか全く未知だし、
不安にもなるよねーっていう。
AIが発達すればするほど起こり得る問題だろうし
こういうのもリアルな現実として
どうなっていくんだろうね、と。
そんな本作でケイディを演じた
バイオレット・マッグロウ
ミーガンと離された際の発狂シーンとか凄かったですね。
そして、このバイオレットは
以前観た『ブラック・フォン』に出演していた
マデリーン・マッグロウの実の妹だってことで、
プロモーション担当かってくらい
SNS等で、本作のことをめっちゃPRしてました。笑
妹が出るよー!って。笑
ブラックフォンが落ち着いたあとは、
しばらく本作のことしか投稿してなかったのでは?
と思うくらい、姉妹愛が微笑ましたかったです。笑
で、ガワは見たまんまの人形ですが
ミーガンの中の人となっていたエイミー・ドナルド
映画『M3GAN』でメーガン役を演じたエイミードナルドがダンスを披露したよ😊pic.twitter.com/OEtoSIKALg
— Rotten Movie (@Rotten_movie) April 30, 2023
かわいい!アクションもできそうね!
ってのを見ると、
子ども役者が輝く作品であったのは確かかもしれません。
ラストシーンでは、
ケイディもミーガンとの絆を断ち切り
私には他にも友だちが1人いるのよ
からの、ジェマが学生時代に開発を断念したロボを
ケイディが起動させ、ミーガンを倒すシーンはアツかったですね(* ゚∀゚)
ミーガンも破壊し、警察も駆けつけたところで
一件落着( ´∀` )
…と最後にカメラに映された玄関にあったAI(名前忘れた)
最後にピコンと起動したのは
ミーガンの制御から解放されての起動なのか、
僅かに残ったミーガン成分が故の起動なのか、
声を発することなく終わってしまった為、
これが後者なら続編も可
みたいな終わらせ方すんのもあるあるだよね。
って感じで、
公開を待ちに待ってた割には
可もなく不可もなくなホラー、スリラー作品
という感じに落ち着いてしまいました。
まぁ、あからさまなゴアシーンなんかもない為、
やはり大衆向けエンタメホラーとしてはいいかも。
M3GAN/ミーガン
の感想でした。
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