Polyphia公演にichikaキタ━━━(゚∀゚)━━━!!

これは良質&どストライクなサポート!

大手も毎回こういうサポート付けてくれりゃあなぁ(。-∀-)

しかし、ichikaのプレイ見るの

2018年のThe Afterimage来日公演以来だな。

音源はここでも取り上げたけど、ライブは久々なので

Polyphia公演の楽しみ増えた\(^o^)/

どうも、トトです。



蔵出しまで上げて、5月分が落ち着いたところで

見逃し…もとい、後から知った盤を1枚。

とはいえ、バンド自体を知ったのが5月だからなぁ。

しかも国内バンドです。

年始から順調にリリースが続いていたけど、

結局、いつも通りに停滞していたので

ここへ来ての1枚はこちらとしてもありがたい。

そんな今年42枚目となる新譜レビューはこちら。




20230603_003912
Evilgloom『Addictions』
1. Gnarly
2. Anathema
3. Malignant
4. Buster Call
5. (Lithium)
6. INTERLVDE
7. N.W.O
8. Glitch
9. Addictions






先月、SFTPの来日公演にて

OP. Actを務めたEvilgloom

1stアルバムとなる『Addictions』が

2/22にリリースされました。




ライブレポで書いた通り、この時のライブが良く

フォローをしてから気付く

2月にアルバム出とんのかーい!Σ(・ω・ノ)ノ

ってことで、5月分が終わった段階で

ようやくガッツリ試聴して、今に至ります。


ありがたいことに、

メンバーがセルフライナーノーツを書いており、

そちらのリンクも貼らせていただきました。

2人ともそれぞれのアカウントでnoteやってるけど

せっかくnoteやってるんだったら

バンドの情報や、こうしたライナーノーツ載せる為の

バンド用のアカウント作って

メンバー誰でも記事書けるのを開設すれば良いのにね。


ま、そうした運用法はバンド次第なので。

コロナ禍が明けたことで海外バンドが来日するようになり

その中でこうして見つけることができたバンドの初アルバム

ライブでは良かったけど、音源ではどうか

早速、聴いていこうと思います。




Gnarly
擦りまくってるスクラッチ音のようなサウンドから
ヘヴィサウンドと低いスクリーム、
そしてブレイクダウンへと流れて始まる1曲目。
思わず頭振りたくなるグルーヴ感もひとしお、
この低音が気持ち良ぇんじゃぁ(* ゚∀゚)
シンガロング感のあるコーラスのあとは、
さらにダウンテンポに落としてくるブレイクダウンが○
まさにアルバムの序章、オープニングと言える
2分ちょいという短さながらも、その重低音を
存分に発揮したサウンドとスクリームがgood(゚∀゚ *)


Anathema
本格的なスタートはここからか
デジタルサウンドと囁くようなラップから始まり、
再びヘヴィサウンドなイントロへ流れる2曲目。
こちらも頭振りたくなる重低音がとても良い。
Bメロに入るとテンポアップし、勢いを増します。
そしてサウンド控えめ、ダークな雰囲気でのラップパートも○
ここでも擦りまくりなスクラッチ音は健在で、
こういうの聴いてるとCane Hillを思い出すな。
そうしたCane Hill的なニューメタル感もあるけど
もっとコア寄りにしたのがEvilgloomって感じ。





Malignant
2年くらい前にこんなタイトルの映画観たなぁ
と、その映画と同じタイトルの3曲目。
こちらは最初からバスドラの高速連打が気持ち良いヾ(* ゚∀゚)ノ
これによる疾走感のある雰囲気がまた(* ゚∀゚)イィゾー
そしてラップパートから落とすブレイクダウン!
この曲ではクリーンボーカルを取り入れていて、
ラップとスクリームで攻めるだけではなく、
歌メロを押し出す展開もあるのは良いですね。
この前のライブを見た限り、クリーンはギター
ラップとスクリームはメインボーカルでしたが、
そのラップとスクリームも高水準なのがまた◎です。
ラストはブレイクダウンで落として終わる展開もgood





Buster Call
海軍が総攻撃をかけてくるんです?!(; ゚д゚)
と思ってしまうようなタイトルの4曲目。笑
イントロからデジタルサウンドが鳴り、
そこからラップパートへなだれこみ
ヾ(* ≧□≦)ノ Buster call!!
のシンガロングと共に本格的にスタートします。
もちろんガッツリ!叫んでるところはあるけど
その叫んでるところも少し早口な感じもあり、
ボーカルはラップ感多め、強めな部分は良いですね。
なんて思ってるとブレイクダウンで落としにくる。
一際重く、ダウンテンポにくる
ラスト前のブレイクダウンが良いっすね(* ゚∀゚)





(Lithium)
シンフォニックなコーラス的なものも僅かに聴こえる
ダークな雰囲気のイントロから始まる5曲目。
ブラストを含めた疾走感のあるドラムが良い。
やっぱバスドラ連打してるとこは上がるんだよな!
そういうとこFACTから入ってるからな(* ゚∀゚)
しかし、スクリーム共々、重低音で攻め立てるのも◎
そして、やはり曲中に差し込まれる
どこかダークでシンフォニックな雰囲気が良いなぁ。
そこにデジタルシンセみたいのも鳴るし、
色んな要素があり、聴いてて飽きませんね。


INTERLVDE
6曲目はインタールード…というタイトルとはいえ、
ガッツリ!ラップメインのトラックになっています。
日本語も交えたラップで、"イオナズン"なんて単語
見たの聞いたの口に出したの何年ぶりやろかw
ドラクエなんて追わなくなって10年以上経つしなw
ここにシンセも入れて、ライブハウスよりも
クラブでかかる方が適しているような感じさえある
今作の中で一際異彩を放つ、飛び道具的な曲です。


N.W.O
冒頭からスクリーム+ラップで始まる7曲目。
こちらもまずはラップが先行しますが、
重低音響くバンドサウンドが回帰しました。
叫びつつも、やはりラップボーカルがメインで
トラップ的な雰囲気もあります。
そしてニューメタルというよりも、
メタルコア、もしくはデスコア+ラップって言った方がしっくりくる。
djentみたいなリフも繰り出す、
終盤の凶悪なブレイクダウンとか良いッスね(* ゚∀゚)
アラーム音のようなSEが鳴る中、
タイトルを静かに繰り返して締めます。





Glitch
グリッチ…何のバグだ?と、
Malignant、Buster Callに続き、タイトルが面白い8曲目。
前曲のラストからそのままシームレスに繋がる様は
2つで1つなニコイチ的な構成にも思えます。
初っぱなから重く落とすブレイクダウンからスタート。
そこから段階的にテンポを上げてく展開が良いですね!(* ゚∀゚)
やはり頭を振りたくなるグルーヴ感満点で、
そこからモッシャー歓喜のブレイクダウンも最高ォウ!
中でもやっぱラストのブレイクダウンの破壊力よね。


Addictions
ラスト9曲目にきて、今作のタイトルトラック。
割と各曲コンパクトに仕上げてきたけど、
ここで4'30"を超える今作最長の曲を繰り出します。
冒頭からシンガロング感満点のコーラスと共に始まり、
これまで通りの低く、重い轟音を響かせてきます。
ラップパートとスクリームパートで曲調も切り替え、
今作2つめとなるクリーンボーカルも展開。
そのクリーンを追うように入るラップがまた良い。
ブレイクダウンはもちろん標準搭載。
タイトルトラックを付けたのも納得するような、
まさに今作の総まとめ的な曲のように思います。
ラストに向かうにつれて、終幕の雰囲気も漂ってきて
アルバムの締めとしても○、
ライブの締めとしても大いに使えるようで○です。







以上、

Evilgloom『Addictions

でした。

先にライブを見ていたワケですが、

音源も良いですねー(* ゚∀゚)

というか、ライブも良かったからこそ

このバンドを追おうと思ったし、

こうして音源でも良いなら追って正解だと思います。

フツーにクオリティ高いと思うんですよね。

そして、ライブレポでも書いたように

ラップを取り入れたヘヴィな音楽性は

Attilaのようでもあり、ten56.のようでもあり、

って印象は、やはり音源を聴いても変わりませんでした。

昨年のPROMPTSに続き、

「アルバム」を謳いつつ、中身が10曲ないのは

正直、ガッカリする点ではありますが(。-ω-)-3

サウンド面の攻め感と重さは十分、

メインボーカルはラップにスクリームに高水準で、

そこにクリーンボーカルが出るときもある。

打ち込み、シンセも使ってる為、

曲調にも色々と変化が加えられてるし、

バンドの基盤はしっかりしつつも

そうした色んな要素を取り入れていることによって

聴いてて飽きない作風なのはとても良いですね。

一応、「メタルコア」のカテゴリで記事を書きましたが

何なら「ジャンルレス」にしても良かったと思うくらい。


海外バンドの来日公演に行くときは

もちろん、第一は海外バンドであることは確かだけど

小中規模の来日であった場合、

やっぱ国内バンドのラインナップも意識はするし、

それにこうして良質な国内バンドを見つけられるのも

個人的には楽しみの1つだし、

呼んでくれている主催にも感謝ですね。


また有望な国内バンドが出てきたもんだ(* ゚∀゚)

Evilgloom『Addictions

ラップ+ヘヴィミュージックが好きな人は

是非ぜひ、オススメのバンドであり、作品です。





関連記事