【POLYPHIA 日本公演にサポート・アクトの出演が決定!】
— Creativeman (@CMP_official) June 2, 2023
既に全公演SOLD OUTとなっているPOLYPHIA日本公演にサポート・アクトの出演が決定!
以前のジャパン・ツアーでもバンドをサポートした盟友
Li-sa-Xが大阪公演に、Ichika Nitoが東京公演にそれぞれ出演!https://t.co/phATzZ36vY pic.twitter.com/ssbLBlOvHx
Polyphia公演にichikaキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
これは良質&どストライクなサポート!
大手も毎回こういうサポート付けてくれりゃあなぁ(。-∀-)
しかし、ichikaのプレイ見るの
2018年のThe Afterimage来日公演以来だな。
音源はここでも取り上げたけど、ライブは久々なので
Polyphia公演の楽しみ増えた\(^o^)/
どうも、トトです。
蔵出しまで上げて、5月分が落ち着いたところで
見逃し…もとい、後から知った盤を1枚。
とはいえ、バンド自体を知ったのが5月だからなぁ。
しかも国内バンドです。
年始から順調にリリースが続いていたけど、
結局、いつも通りに停滞していたので
ここへ来ての1枚はこちらとしてもありがたい。
そんな今年42枚目となる新譜レビューはこちら。

Evilgloom『Addictions』
1. Gnarly
2. Anathema
3. Malignant
4. Buster Call
5. (Lithium)
6. INTERLVDE
7. N.W.O
8. Glitch
9. Addictions
先月、SFTPの来日公演にて
OP. Actを務めたEvilgloom
1stアルバムとなる『Addictions』が
2/22にリリースされました。
ライブレポで書いた通り、この時のライブが良く
フォローをしてから気付く
2月にアルバム出とんのかーい!Σ(・ω・ノ)ノ
ってことで、5月分が終わった段階で
ようやくガッツリ試聴して、今に至ります。
ありがたいことに、
メンバーがセルフライナーノーツを書いており、
そちらのリンクも貼らせていただきました。
2人ともそれぞれのアカウントでnoteやってるけど
せっかくnoteやってるんだったら
バンドの情報や、こうしたライナーノーツ載せる為の
バンド用のアカウント作って
メンバー誰でも記事書けるのを開設すれば良いのにね。
ま、そうした運用法はバンド次第なので。
コロナ禍が明けたことで海外バンドが来日するようになり
その中でこうして見つけることができたバンドの初アルバム
ライブでは良かったけど、音源ではどうか
早速、聴いていこうと思います。
Gnarly
擦りまくってるスクラッチ音のようなサウンドから
ヘヴィサウンドと低いスクリーム、
そしてブレイクダウンへと流れて始まる1曲目。
思わず頭振りたくなるグルーヴ感もひとしお、
この低音が気持ち良ぇんじゃぁ(* ゚∀゚)
シンガロング感のあるコーラスのあとは、
さらにダウンテンポに落としてくるブレイクダウンが○
まさにアルバムの序章、オープニングと言える
2分ちょいという短さながらも、その重低音を
存分に発揮したサウンドとスクリームがgood(゚∀゚ *)
Anathema
本格的なスタートはここからか
デジタルサウンドと囁くようなラップから始まり、
再びヘヴィサウンドなイントロへ流れる2曲目。
こちらも頭振りたくなる重低音がとても良い。
Bメロに入るとテンポアップし、勢いを増します。
そしてサウンド控えめ、ダークな雰囲気でのラップパートも○
ここでも擦りまくりなスクラッチ音は健在で、
こういうの聴いてるとCane Hillを思い出すな。
そうしたCane Hill的なニューメタル感もあるけど
もっとコア寄りにしたのがEvilgloomって感じ。
Malignant
2年くらい前にこんなタイトルの映画観たなぁ
と、その映画と同じタイトルの3曲目。
こちらは最初からバスドラの高速連打が気持ち良いヾ(* ゚∀゚)ノ
これによる疾走感のある雰囲気がまた(* ゚∀゚)イィゾー
そしてラップパートから落とすブレイクダウン!
この曲ではクリーンボーカルを取り入れていて、
ラップとスクリームで攻めるだけではなく、
歌メロを押し出す展開もあるのは良いですね。
この前のライブを見た限り、クリーンはギター
ラップとスクリームはメインボーカルでしたが、
そのラップとスクリームも高水準なのがまた◎です。
ラストはブレイクダウンで落として終わる展開もgood
Buster Call
海軍が総攻撃をかけてくるんです?!(; ゚д゚)
と思ってしまうようなタイトルの4曲目。笑
イントロからデジタルサウンドが鳴り、
そこからラップパートへなだれこみ
ヾ(* ≧□≦)ノ Buster call!!
のシンガロングと共に本格的にスタートします。
もちろんガッツリ!叫んでるところはあるけど
その叫んでるところも少し早口な感じもあり、
ボーカルはラップ感多め、強めな部分は良いですね。
なんて思ってるとブレイクダウンで落としにくる。
一際重く、ダウンテンポにくる
ラスト前のブレイクダウンが良いっすね(* ゚∀゚)
(Lithium)
シンフォニックなコーラス的なものも僅かに聴こえる
ダークな雰囲気のイントロから始まる5曲目。
ブラストを含めた疾走感のあるドラムが良い。
やっぱバスドラ連打してるとこは上がるんだよな!
そういうとこFACTから入ってるからな(* ゚∀゚)
しかし、スクリーム共々、重低音で攻め立てるのも◎
そして、やはり曲中に差し込まれる
どこかダークでシンフォニックな雰囲気が良いなぁ。
そこにデジタルシンセみたいのも鳴るし、
色んな要素があり、聴いてて飽きませんね。
INTERLVDE
6曲目はインタールード…というタイトルとはいえ、
ガッツリ!ラップメインのトラックになっています。
日本語も交えたラップで、"イオナズン"なんて単語
見たの聞いたの口に出したの何年ぶりやろかw
ドラクエなんて追わなくなって10年以上経つしなw
ここにシンセも入れて、ライブハウスよりも
クラブでかかる方が適しているような感じさえある
今作の中で一際異彩を放つ、飛び道具的な曲です。
N.W.O
冒頭からスクリーム+ラップで始まる7曲目。
こちらもまずはラップが先行しますが、
重低音響くバンドサウンドが回帰しました。
叫びつつも、やはりラップボーカルがメインで
トラップ的な雰囲気もあります。
そしてニューメタルというよりも、
メタルコア、もしくはデスコア+ラップって言った方がしっくりくる。
djentみたいなリフも繰り出す、
終盤の凶悪なブレイクダウンとか良いッスね(* ゚∀゚)
アラーム音のようなSEが鳴る中、
タイトルを静かに繰り返して締めます。
Glitch
グリッチ…何のバグだ?と、
Malignant、Buster Callに続き、タイトルが面白い8曲目。
前曲のラストからそのままシームレスに繋がる様は
2つで1つなニコイチ的な構成にも思えます。
初っぱなから重く落とすブレイクダウンからスタート。
そこから段階的にテンポを上げてく展開が良いですね!(* ゚∀゚)
やはり頭を振りたくなるグルーヴ感満点で、
そこからモッシャー歓喜のブレイクダウンも最高ォウ!
中でもやっぱラストのブレイクダウンの破壊力よね。
Addictions
ラスト9曲目にきて、今作のタイトルトラック。
割と各曲コンパクトに仕上げてきたけど、
ここで4'30"を超える今作最長の曲を繰り出します。
冒頭からシンガロング感満点のコーラスと共に始まり、
これまで通りの低く、重い轟音を響かせてきます。
ラップパートとスクリームパートで曲調も切り替え、
今作2つめとなるクリーンボーカルも展開。
そのクリーンを追うように入るラップがまた良い。
ブレイクダウンはもちろん標準搭載。
タイトルトラックを付けたのも納得するような、
まさに今作の総まとめ的な曲のように思います。
ラストに向かうにつれて、終幕の雰囲気も漂ってきて
アルバムの締めとしても○、
ライブの締めとしても大いに使えるようで○です。
以上、
Evilgloom『Addictions』
でした。
先にライブを見ていたワケですが、
音源も良いですねー(* ゚∀゚)
というか、ライブも良かったからこそ
このバンドを追おうと思ったし、
こうして音源でも良いなら追って正解だと思います。
フツーにクオリティ高いと思うんですよね。
そして、ライブレポでも書いたように
ラップを取り入れたヘヴィな音楽性は
Attilaのようでもあり、ten56.のようでもあり、
って印象は、やはり音源を聴いても変わりませんでした。
昨年のPROMPTSに続き、
「アルバム」を謳いつつ、中身が10曲ないのは
正直、ガッカリする点ではありますが(。-ω-)-3
サウンド面の攻め感と重さは十分、
メインボーカルはラップにスクリームに高水準で、
そこにクリーンボーカルが出るときもある。
打ち込み、シンセも使ってる為、
曲調にも色々と変化が加えられてるし、
バンドの基盤はしっかりしつつも
そうした色んな要素を取り入れていることによって
聴いてて飽きない作風なのはとても良いですね。
一応、「メタルコア」のカテゴリで記事を書きましたが
何なら「ジャンルレス」にしても良かったと思うくらい。
海外バンドの来日公演に行くときは
もちろん、第一は海外バンドであることは確かだけど
小中規模の来日であった場合、
やっぱ国内バンドのラインナップも意識はするし、
それにこうして良質な国内バンドを見つけられるのも
個人的には楽しみの1つだし、
呼んでくれている主催にも感謝ですね。
また有望な国内バンドが出てきたもんだ(* ゚∀゚)
Evilgloom『Addictions』
ラップ+ヘヴィミュージックが好きな人は
是非ぜひ、オススメのバンドであり、作品です。
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