いい加減、そろそろPOP PUNKの新譜が欲しいんですが…
出ねぇ
SFTPの予習もしなきゃだったし、
もー今月に入ってから
重い or コア系ばっか聴いてんよ( ノД`)
ポップでパンクなキャッチーで疾走感あるヤツ
ぷりぃぃいいいいいず!щ(゚д゚щ)
どうも、トトです。
さて、そんなPOP PUNKが世界一好きなジャンルなのに
重いのばっかで禁断症状が出始めてますが←
月末のBroadsideの予習でPOP PUNK自体は聴いてるので
良しとしてはいます。
そんな中、今年36枚目となる新譜レビューは
これも漏れなく重たい系です( ノД`)←
バンドを取り上げるのは初めてではないですが
前作は蔵出しだったんですよねー
しかし、最新作は本記事に昇格!
そんなバンドの最新作はこちらです。

Currents『The Death We Seek』
01. The Death We Seek
02. Living in Tragedy
03. Unfamiliar
04. So Alone
05. Over and Over
06. Beyond This Road
07. Vengeance
08. Gone Astray
09. Remember Me
10. Guide Us Home
US産プログレッシブメタルコアバンドCurrents
3年ぶり3枚目となるアルバム『The Death We Seek』が
SharpTone Recordsから5/5にリリースされました。
アートワーク(* ゚∀゚)イィな…
退廃的なというか、
地獄の蓋が開いたようなというか、
そこはかとなくダークで破滅的というか…
The Death We Seek
求める(求めていた)死
っていうタイトルとも相まって良さ倍増。
中央にいるヒト型は、神か悪魔か
タイトル的には悪魔側だろうなぁ
なんて想像も捗ります。
よーく見ると、絵画のような質感もgood(゚∀゚ *)です。
ベクシンスキー甦らんかな…
と、これは今年の「ベストアートワーク」
ノミネート待ったなし!
「ベクシンスキー」が気になる人は
是非ぜひ、画像でググれ!
と、少なくとも
アートワークに関してはかなり好きな感じですが
その内訳は果たしてどうなのか?
早速、聴いていこうと思います。
The Death We Seek
イントロが始まった瞬間に重ッ!(; ゚Д゚)
と、思ってしまった1曲目のタイトルトラック。
今作の前に聴いてたのがUnearthで、
Unearthだって決して軽いバンド、サウンドではないのに
一聴して違いが明らかなほど重いってやべぇなw
そんな激重イントロのあとは、スクリームと共に
コア感MAXで激しく進んでいきます。
サビはクリーンボーカルで一気にメロディアスに。
バックに神聖さのあるコーラスが響いてるのも良い。
Bメロも開始はこれでもかってほどの重さと激しさの
プログレッシブメタルコアを叩きつけてきます。
サビのクリーンを挟んあとのブレイクダウンも
テンポ感もやや遅く、それにより重さも十分な
地獄に引きずり込まれそうな感じがとても良い。
Living in Tragedy
2曲目も漏れなく重いイントロからスタート。
前曲よりはリズミカルさがあり、
縦ノリ感のあるグルーヴ感には
少しニューメタル的な雰囲気も感じます。
シンセと共に落とすブレイクダウンでは
スクリームもかなり低めに唸るように。
Bメロは頭っから激しい疾走感がとても(* ゚∀゚)イィネ!
サークルが捗りそうなスピード感サイコーだヾ(* ゚∀゚)ノ
からのブレイクダウンも鉄板で○
しかし、やはりどこかニューメタル的で、
この重さとグルーヴ感もAlpha Wolf的な感じがします。
Alpha Wolfよりもサビのクリーンは耳触り良しですが。
Unfamiliar
浮遊感あるシンセもわずかに、
すぐにヘヴィサウンドに切り替わる3曲目。
しかし、そのあとは再びクリーンなサウンドと共に
クリーンボーカルで展開していきます。
サビでもクリーンは止まず、コーラスとスクリームで
シンガロング感を煽るところが良いですね。
Bメロは反面、スクリームとヘヴィサウンドによる
コア感のある展開で進んでいきます。
ギターソロを挟み、ラストサビへ。
アウトロはヘヴィなブレイクダウンで締め。
So Alone
少しメロディアスな前曲から一転、
Djent/プログレ特有のリフを挟みながら、
重く、激しくスタートする4曲目。
クリーンパートでもサウンド面の攻め感は止まず、
サビでようやくクリーン重視な歌メロ感に。
しかし、Bメロ開始は再び重さと激しさが同調し、
djent/プログレなリフが随所で耳を突いてきます。
後半のブレイクダウンはスクリームを含め、
その低音に耳を持ってかれます。
バックに鍵盤サウンドを従えたクリーンから、
そのままラストサビへとなだれ込み、
クリーンのコーラスが響く中、サウンド面では
重いブレイクダウンで締めます。
Over and Over
5曲目も叙情的なギターから始まるものの、
すぐに重く激しいサウンドからの幕開けとなります。
そこにスクリームを加え、テンポも上げていきます。
サビに入るとスクリームをバッキングに据え、
クリーンボーカルと疾走サウンドて展開し、
ヾ(* ≧□≦)ノ Over and Over!!
と、タイトルを叫び歌うところは、
こちらとシンガロング衝動を駆り立てられる。
そこから落とす威力満点のブレイクダウンでは、
プログレ感のあるリフがちょいちょい挟み込まれる。
とはいえ、やはり全体的にクリーンが引っ張るような感じで
聴き終わったあとは、メタルコアってよりも
どこかポスコアっぽさもある曲だったなと思えます。
アウトロの雰囲気とかはA Scent Like Wolvesっぽい。
Beyond This Road
そんな印象を吹き飛ばすような
ヘヴィサウンドから幕を開ける6曲目。
そのまま重さを落とさずスクリームと激しく進行。
サビでは再びクリーンが前面に出て、
スクリームをバッキング的なポジションで展開。
Bメロも同様に始めは攻め感あり、そしてそのまま
ブレイクダウンへなだれ込む流れもgood( ´∀` )
少ししっとりクリーンを歌ったあとに、
叩きつけるブレイクダウンの破壊力もso good(゚∀゚ *)
ラストサビもクリーンが前に出つつも、
最後はブレイクダウンで激しく締めてくれるのが○
Vengeance
アラームのようなSEとスクリームから始まる7曲目。
その咆哮と共に重く、激しいサウンドを展開し、
プログレッシブメタルコアを叩きつけてきます。
ブレイクダウンのあとにアップテンポに転調し、やや走る感じに。
そこから神聖コーラスがバックに流れるものの、
クリーンボーカルには一切切り替わることなく、
サウンド面も重さと激しさを終始キープし、
間違いなく今作イチのアグレッシブナンバーとなっています。
こういう攻めることしか考えてなさそうな曲も、
あと1~2曲欲しかったなー( ´∀` )
Gone Astray
と思ったら、
イントロから疾走系ポスコアな雰囲気のある8曲目。
イントロを抜けてクリーンボーカルから始まるけど
サウンド面は激重プログレメタルコアなんだよな。笑
サビは全員が叫びたくなるようなコーラス盛り盛り。
一転、Bメロはスクリームがメインを張り、
ボーカル、サウンド共にプログレメタルコアに。
しかし、終始鳴っている流麗な鍵盤サウンドと
神聖さと幻想的なサウンドとコーラスの中、
それに反するような激しい咆哮と重い音、
地に叩きつけるようなブレイクダウンは、
まさに天国と地獄が同時に顕現してるような雰囲気。
ラストサビも声量盛り盛り、アウトロは天国の勝ち
って感じにそちらのサウンドが残り、
ゆっくりフェードアウトしていきます。
Remember Me
天地戦争のあとに残った更地みたいな雰囲気で
しっとりつま弾くギターから幕を開ける9曲目。
奥の方からドラムがフェードインしてくるのは
止まった心臓が再び動き出す鼓動のよう。
クリーンボーカルと共に静かに進行していく為、
低くグルーヴ感を放つベースの音もよく聞こえるのは○
変わってスクリーム一閃、テクニカルなリフを交え、
一気に激しいサウンドへと切り替わります。
サビではサウンドはそのまま、
ここでもクリーンが前、スクリームが後ろで展開します。
Bメロでのブレイクダウンもスクリームと共に展開するけど
全体的にメロディアスな展開な為か、
ここでもそれまでのような凶悪さは感じません。
それは決して悪い意味ではなく。
そうした雰囲気のまま、アウトロもフェードアウトで締め。
Guide Us Home
ラスト1曲目は、イントロから鳴り響くギターの裏で
浮遊感ある鍵盤サウンドが良い感じ。
全体を通して見てもクリーンが主体なこともあり、
メタルコアってよりもポスコアっぽさが勝る。
サビの後半にはイントロにもあった鍵盤サウンドもあり
If I Were Youっぽい雰囲気もあって、個人的にも気に入りました。
後半の差し掛かりにはブレイクダウンとスクリームで
この曲イチのコアパートを展開します。
そこでも後ろに神聖さのある幻想的なコーラスが響き、
こういうところも良いですね(* ゚∀゚)
そのあとはギターソロと共に走り、ラストサビへ。
オープニングの激重サウンドはどこへやら、
気付けば美メロ良メロ感のあるポスコアサウンドで
今作を締めます。
以上、
Currents『The Death We Seek』
でした。
残念ながら前回は蔵出しに終わったものの、
今回はこうして本記事に昇格したこともあり
(* ゚∀゚)イィな…
と、思える良作でした。
冒頭ではその重低音に良い意味で驚かされ、
暗く、重苦しい雰囲気のある部分は、
まさにアートワーク通りのダークな面を際立たせる。
しかし、アルバムを聴き進めていく内に、
クリーンボーカルの比率も増えていきましたが
それが特別、マイナスに感じなかったのは大きいかも。
しかし、そうしたボーカル面のことよりも
鍵盤サウンドであったり、神聖さのあるコーラスだったり
If I Were Youあたりを彷彿とさせるような要素が
とにかく刺さりまくったことのが遥かに大きい。
その結果、メタルコアってよりも
ポスコア的に聴こえてしまったところもありますが
そもそもIf I Were Youだって、10年代を彷彿とさせる
メタルコアとポスコアが同居したようなサウンドだし
そこは個人的に全く問題ではない( ・`ω・´)
というように、
前作よりも遥かに刺さった今作
Currents『The Death We Seek』
重低音を叩きつけるような
プログレッシブメタルコアが好きな人はもちろん
ある種、ポスコア的な部分も垣間見えるので、
10年代前後のメタルコア、ポスコアシーンが好きな人にも
オススメできる1枚かもしれません。
是非ぜひ、ご一聴。
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出ねぇ
SFTPの予習もしなきゃだったし、
もー今月に入ってから
重い or コア系ばっか聴いてんよ( ノД`)
ポップでパンクなキャッチーで疾走感あるヤツ
ぷりぃぃいいいいいず!щ(゚д゚щ)
どうも、トトです。
さて、そんなPOP PUNKが世界一好きなジャンルなのに
重いのばっかで禁断症状が出始めてますが←
月末のBroadsideの予習でPOP PUNK自体は聴いてるので
良しとしてはいます。
そんな中、今年36枚目となる新譜レビューは
これも漏れなく重たい系です( ノД`)←
バンドを取り上げるのは初めてではないですが
前作は蔵出しだったんですよねー
しかし、最新作は本記事に昇格!
そんなバンドの最新作はこちらです。

Currents『The Death We Seek』
01. The Death We Seek
02. Living in Tragedy
03. Unfamiliar
04. So Alone
05. Over and Over
06. Beyond This Road
07. Vengeance
08. Gone Astray
09. Remember Me
10. Guide Us Home
US産プログレッシブメタルコアバンドCurrents
3年ぶり3枚目となるアルバム『The Death We Seek』が
SharpTone Recordsから5/5にリリースされました。
アートワーク(* ゚∀゚)イィな…
退廃的なというか、
地獄の蓋が開いたようなというか、
そこはかとなくダークで破滅的というか…
The Death We Seek
求める(求めていた)死
っていうタイトルとも相まって良さ倍増。
中央にいるヒト型は、神か悪魔か
タイトル的には悪魔側だろうなぁ
なんて想像も捗ります。
よーく見ると、絵画のような質感もgood(゚∀゚ *)です。
ベクシンスキー甦らんかな…
と、これは今年の「ベストアートワーク」
ノミネート待ったなし!
「ベクシンスキー」が気になる人は
是非ぜひ、画像でググれ!
と、少なくとも
アートワークに関してはかなり好きな感じですが
その内訳は果たしてどうなのか?
早速、聴いていこうと思います。
The Death We Seek
イントロが始まった瞬間に重ッ!(; ゚Д゚)
と、思ってしまった1曲目のタイトルトラック。
今作の前に聴いてたのがUnearthで、
Unearthだって決して軽いバンド、サウンドではないのに
一聴して違いが明らかなほど重いってやべぇなw
そんな激重イントロのあとは、スクリームと共に
コア感MAXで激しく進んでいきます。
サビはクリーンボーカルで一気にメロディアスに。
バックに神聖さのあるコーラスが響いてるのも良い。
Bメロも開始はこれでもかってほどの重さと激しさの
プログレッシブメタルコアを叩きつけてきます。
サビのクリーンを挟んあとのブレイクダウンも
テンポ感もやや遅く、それにより重さも十分な
地獄に引きずり込まれそうな感じがとても良い。
Living in Tragedy
2曲目も漏れなく重いイントロからスタート。
前曲よりはリズミカルさがあり、
縦ノリ感のあるグルーヴ感には
少しニューメタル的な雰囲気も感じます。
シンセと共に落とすブレイクダウンでは
スクリームもかなり低めに唸るように。
Bメロは頭っから激しい疾走感がとても(* ゚∀゚)イィネ!
サークルが捗りそうなスピード感サイコーだヾ(* ゚∀゚)ノ
からのブレイクダウンも鉄板で○
しかし、やはりどこかニューメタル的で、
この重さとグルーヴ感もAlpha Wolf的な感じがします。
Alpha Wolfよりもサビのクリーンは耳触り良しですが。
Unfamiliar
浮遊感あるシンセもわずかに、
すぐにヘヴィサウンドに切り替わる3曲目。
しかし、そのあとは再びクリーンなサウンドと共に
クリーンボーカルで展開していきます。
サビでもクリーンは止まず、コーラスとスクリームで
シンガロング感を煽るところが良いですね。
Bメロは反面、スクリームとヘヴィサウンドによる
コア感のある展開で進んでいきます。
ギターソロを挟み、ラストサビへ。
アウトロはヘヴィなブレイクダウンで締め。
So Alone
少しメロディアスな前曲から一転、
Djent/プログレ特有のリフを挟みながら、
重く、激しくスタートする4曲目。
クリーンパートでもサウンド面の攻め感は止まず、
サビでようやくクリーン重視な歌メロ感に。
しかし、Bメロ開始は再び重さと激しさが同調し、
djent/プログレなリフが随所で耳を突いてきます。
後半のブレイクダウンはスクリームを含め、
その低音に耳を持ってかれます。
バックに鍵盤サウンドを従えたクリーンから、
そのままラストサビへとなだれ込み、
クリーンのコーラスが響く中、サウンド面では
重いブレイクダウンで締めます。
Over and Over
5曲目も叙情的なギターから始まるものの、
すぐに重く激しいサウンドからの幕開けとなります。
そこにスクリームを加え、テンポも上げていきます。
サビに入るとスクリームをバッキングに据え、
クリーンボーカルと疾走サウンドて展開し、
ヾ(* ≧□≦)ノ Over and Over!!
と、タイトルを叫び歌うところは、
こちらとシンガロング衝動を駆り立てられる。
そこから落とす威力満点のブレイクダウンでは、
プログレ感のあるリフがちょいちょい挟み込まれる。
とはいえ、やはり全体的にクリーンが引っ張るような感じで
聴き終わったあとは、メタルコアってよりも
どこかポスコアっぽさもある曲だったなと思えます。
アウトロの雰囲気とかはA Scent Like Wolvesっぽい。
Beyond This Road
そんな印象を吹き飛ばすような
ヘヴィサウンドから幕を開ける6曲目。
そのまま重さを落とさずスクリームと激しく進行。
サビでは再びクリーンが前面に出て、
スクリームをバッキング的なポジションで展開。
Bメロも同様に始めは攻め感あり、そしてそのまま
ブレイクダウンへなだれ込む流れもgood( ´∀` )
少ししっとりクリーンを歌ったあとに、
叩きつけるブレイクダウンの破壊力もso good(゚∀゚ *)
ラストサビもクリーンが前に出つつも、
最後はブレイクダウンで激しく締めてくれるのが○
Vengeance
アラームのようなSEとスクリームから始まる7曲目。
その咆哮と共に重く、激しいサウンドを展開し、
プログレッシブメタルコアを叩きつけてきます。
ブレイクダウンのあとにアップテンポに転調し、やや走る感じに。
そこから神聖コーラスがバックに流れるものの、
クリーンボーカルには一切切り替わることなく、
サウンド面も重さと激しさを終始キープし、
間違いなく今作イチのアグレッシブナンバーとなっています。
こういう攻めることしか考えてなさそうな曲も、
あと1~2曲欲しかったなー( ´∀` )
Gone Astray
と思ったら、
イントロから疾走系ポスコアな雰囲気のある8曲目。
イントロを抜けてクリーンボーカルから始まるけど
サウンド面は激重プログレメタルコアなんだよな。笑
サビは全員が叫びたくなるようなコーラス盛り盛り。
一転、Bメロはスクリームがメインを張り、
ボーカル、サウンド共にプログレメタルコアに。
しかし、終始鳴っている流麗な鍵盤サウンドと
神聖さと幻想的なサウンドとコーラスの中、
それに反するような激しい咆哮と重い音、
地に叩きつけるようなブレイクダウンは、
まさに天国と地獄が同時に顕現してるような雰囲気。
ラストサビも声量盛り盛り、アウトロは天国の勝ち
って感じにそちらのサウンドが残り、
ゆっくりフェードアウトしていきます。
Remember Me
天地戦争のあとに残った更地みたいな雰囲気で
しっとりつま弾くギターから幕を開ける9曲目。
奥の方からドラムがフェードインしてくるのは
止まった心臓が再び動き出す鼓動のよう。
クリーンボーカルと共に静かに進行していく為、
低くグルーヴ感を放つベースの音もよく聞こえるのは○
変わってスクリーム一閃、テクニカルなリフを交え、
一気に激しいサウンドへと切り替わります。
サビではサウンドはそのまま、
ここでもクリーンが前、スクリームが後ろで展開します。
Bメロでのブレイクダウンもスクリームと共に展開するけど
全体的にメロディアスな展開な為か、
ここでもそれまでのような凶悪さは感じません。
それは決して悪い意味ではなく。
そうした雰囲気のまま、アウトロもフェードアウトで締め。
Guide Us Home
ラスト1曲目は、イントロから鳴り響くギターの裏で
浮遊感ある鍵盤サウンドが良い感じ。
全体を通して見てもクリーンが主体なこともあり、
メタルコアってよりもポスコアっぽさが勝る。
サビの後半にはイントロにもあった鍵盤サウンドもあり
If I Were Youっぽい雰囲気もあって、個人的にも気に入りました。
後半の差し掛かりにはブレイクダウンとスクリームで
この曲イチのコアパートを展開します。
そこでも後ろに神聖さのある幻想的なコーラスが響き、
こういうところも良いですね(* ゚∀゚)
そのあとはギターソロと共に走り、ラストサビへ。
オープニングの激重サウンドはどこへやら、
気付けば美メロ良メロ感のあるポスコアサウンドで
今作を締めます。
以上、
Currents『The Death We Seek』
でした。
残念ながら前回は蔵出しに終わったものの、
今回はこうして本記事に昇格したこともあり
(* ゚∀゚)イィな…
と、思える良作でした。
冒頭ではその重低音に良い意味で驚かされ、
暗く、重苦しい雰囲気のある部分は、
まさにアートワーク通りのダークな面を際立たせる。
しかし、アルバムを聴き進めていく内に、
クリーンボーカルの比率も増えていきましたが
それが特別、マイナスに感じなかったのは大きいかも。
しかし、そうしたボーカル面のことよりも
鍵盤サウンドであったり、神聖さのあるコーラスだったり
If I Were Youあたりを彷彿とさせるような要素が
とにかく刺さりまくったことのが遥かに大きい。
その結果、メタルコアってよりも
ポスコア的に聴こえてしまったところもありますが
そもそもIf I Were Youだって、10年代を彷彿とさせる
メタルコアとポスコアが同居したようなサウンドだし
そこは個人的に全く問題ではない( ・`ω・´)
というように、
前作よりも遥かに刺さった今作
Currents『The Death We Seek』
重低音を叩きつけるような
プログレッシブメタルコアが好きな人はもちろん
ある種、ポスコア的な部分も垣間見えるので、
10年代前後のメタルコア、ポスコアシーンが好きな人にも
オススメできる1枚かもしれません。
是非ぜひ、ご一聴。
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