5月2週目のNEW MUSIC FRIDAY
いきなり30STMの新曲きたなΣ(・ω・ノ)ノ
そしてアルバムが9/15にリリースと。
まぁ、レトは最近俳優業が忙しそうだったしな。
でも、告知の為の告知とかやってるバンドに比べりゃ
いきなりでもサクッと欲しい情報出してくれるのは非常に好感。
30STMの新譜自体も久々だし、
9月に楽しみな新譜が増えました。
どうも、トトです。
それでは今年37枚目の新譜レビュー
From Fall to Spring、Dropout Kingsに続いて
今回もニューメタル…笑
タイミングよマジでw
いや、まぁないよりは全然良いんですけど(。-∀-)
思えば前作レビューした時も
近くでDropout Kingsが新譜出してたような…
そうして奇しくも同時期にリリースが重なりましたが
今年3枚目となるニューメタル盤はこちら。

Discrepancies
『Product Of Entertainment』
1. Limitless
2. Recovery
3. Hands Up
4. Systemic Suffering
5. Testify
ラップを繰り出す黒人ボーカル、
そしてクリーンを務める白人ボーカルを擁する
US産ニューメタルバンドDiscrepancies
前作から3年ぶりの新譜『Product Of Entertainment』が
前作同様、InVogue Recordsから5/12にリリースされました。
こちらも前回のCurrentsに続いて、
日本語表記のタイトルは置いといて、笑
こちらもなかなかに自分好みなアートワーク。
Dropout Kings共々、お久しぶり\(^o^)/
しかし、Dropout Kingsは前回EP、今回アルバム
ってのに対し、Discrepanciesは
前回アルバム、今回はEPという逆パターン(´・ω・`)
3年もあって、レーベルとの契約も継続してるなら
アルバムが欲しかったなぁ(´・ω・`)-3
しかし、初めて取り上げた前作の時点で
期待を持てるニューメタルバンドだってのはわかっています。
EPとはいえ、そんなDiscrepanciesの新譜
早速、聴いていこうと思います。
Limitless
静かなインダストリアル的なサウンドのあと、
ヘヴィサウンドを叩きつけてくる1曲目。
音数少なめにしたラップパートは、ラップが際立ち
段階的にバンドサウンドが熱を帯びていくのも良い。
サビはクリーンによる歌メロ感もあるけど、
コーラスと共に声量賑やかな雰囲気はあるし、
サウンドの重さはそのまま、しっかりニューメタルしてます。
Bメロもヘヴィサウンド&ラップで進行し、サビでクリーンに。
タイトルを一緒に叫びたいシンガロング衝動に駆られたあとは
重いブレイクダウン、さらにシャウトを重ねて攻め感を高める。
最初から最後までラップ、クリーン、シャウトを
バランス良く組み込み、良質ニューメタルに仕上がってます。
Recovery
静かに歌い出したあとのイントロから、ヘヴィサウンドと
Cold Blackを彷彿とさせるようなシンセが鳴る2曲目。
そのあとのラップパートはスクラッチを取り入れていて◎
From Fall To Springのレビューでも言いましたが
やっぱスクラッチはあって然るべきだよね!(* ゚∀゚)
サビはクリーンで歌い出すのと同時に、サビ終わりで
ヾ(* ≧□≦)ノ Step by step!!
ヾ(* ≧□≦)ノ to recovery!!
と、シンガロングしたくなるパートがアツい。
ここで鳴るコーラスのようにも聞こえるシンセがまた
Cold Blackが浮かんできます。
さしずめ、Cold Blackをニューメタルにしたら?的な
雰囲気を感じられる楽曲です。
Hands Up
静かに鍵盤サウンドが鳴ったあと、
イントロからニューメタル然とした
縦ノリ感のあるヘヴィサウンドで始まる3曲目。
しかし、その中身はラップオンリーで展開する
トラップ的なラップメタルひとしおでした。
このバンドはラップ担当が黒人ボーカルなのもアツい。
黒人ボーカルもソウルフル系と、ハイピッチ系がいるけど
個人的にはソウルフル系が好きだなー( ´∀` )
どこか懐かしい雰囲気を感じるあるシンセも使い
タイトルを含めた歌詞を繰り返すところも
シンガロング衝動に駆られるキャッチーさ○
アウトロはラップ&スクラッチスタイルで締めるのもcool
Systemic Suffering
4曲目もラップトラック全開なスタート。
ヘヴィなバンドサウンドが入ってくることで
ラップメタル、ニューメタル感を引き上げていきます。
サビはクリーンボーカルで歌メロ押しな展開。
でも、このクリーンもシャウト気味というか、
ちょっとハスキーな感じがまた良いです。
教会で流れるのが合うような壮大なシンセに
ラップが乗るという後半の展開も良いですね。
ラップが勢いに乗ってくるのと比例して、
バックサウンドもどんどんデカくなってくのが良い。
最後にクリーンがタイトルを叫んで終わるのも○
Testify
5曲目はイントロからニューメタルなグルーヴ感よし、
そのあとのベース+ラップパートが(* ゚∀゚)イィネ!
合いの手的なバッキングコーラスも○
サビはここでもクリーンですが、サビ終盤は
あとを追うようなバッキングのラップがまた
ニューメタルのツボを押さえててさすがです。
Aメロサビの最後に
щ(゚∀゚щ)カモーン って入れてるのも、らしくて良い。笑
後半のブレイクもラップと共に展開しています。
そこからなだれこむラストサビもここまで同様、
しっかりニューメタルして締めます。
以上、
Discrepancies『Product Of Entertainment』
でした。
やっぱ良いなぁ(* ゚∀゚)
だからこそ、EPなのがもったいない(´・ω・`)
前作にもあったニューメタル要素はバッチリ継続。
From Fall to Springのレビューでも言ったように
全曲ではないにせよ、スクラッチ要素があるのは良かった。
ラップに関しても前作同様、黒人ボーカルならでは。
黒人ボーカルも大きく2種類に分けられそうですが
このバンドのボーカル然り、
The Lone WolfのTommy、ex. Killswitch EngageのHoward
BackWordzのボーカルもこっち系かな。
体がデカくて、ソウルフル系のボーカル。
対して、FEVER 333のJasonとか、それこそDropout Kings
これらの細身のハイピッチ系のボーカル。
もちろん歌い方によって変わる部分もあるけど、
個人的にはソウルフル系のが好きだなー
って部分も、Discrepanciesが好きな理由の1つです。
ただ、やっぱこの作風でアルバムが欲しかったなー
ってのはどうしても思っちゃうな(´・ω・`)
Discrepancies『Product Of Entertainment』
EPだなんてもったいないよー( ノД`)
とはなるものの、音楽性は良質、
ニューメタル作品としても良作です。
是非ぜひ、チェックしてみてください。
関連記事
コメント