パンスプから約1ヶ月半ぶり
今年4本目のライブに行ってきました。
CABOOSE騒動に巻き込まれ、
来日がキャンセルになって以降も
他の"ちゃんとした"プロモーター、イベンターの尽力もあり
騒動後に何度も来日くれているバンドの
コロナ禍を経て4年ぶりとなる来日公演!
Stray From The Path
Japan Tour 2023
気付けば直近2枚のアルバムは
当ブログでもレビュー済み
今やすっかり親日バンドの仲間入りをしたと思われる
Stray From The Path
お久しぶりの来日\(^o^)/
しかし、個人的には初SFTPとなります。
そして、今回
彼らの招聘に動いてくれたのは
国内メタルコアのPROMPTS
今回のフライヤーを見る限り
後援にはBLOODAXEがついているみたいですが
メインはPROMPTSとして色々と情報出してましたし。
しかし、後援がBLOODAXEってのも心強いですね。
そんな今回の会場は赤羽ReNY alphaという箱。
初めて来る箱だし、
てか赤羽にこんな箱できてたんかΣ(・ω・ノ)ノ と。
しかも、めっちゃ駅近!これは良い。
昨年tacicaのライブで行ったVeatsもだけど
2019年にできた箱はコロナのせいで
丸々2年、何なら3年もの間
行く機会には恵まれませんでしたからね。
そんな外見的にも真新しさのあるReNY alpha
キャパは600ほどと、中規模な会場です。
デジタルチケットA59と割と早めのが取れたので
サクッと入場してフロアへ。

うわぁ…柱クソ邪魔なタイプじゃん…
しかも最前、中段、最後方と、段差が三段になってて
一応、最前がいちばん広い…のかな?
広さで言ったら決して広くないけど。
この段差と、段ごとの広さ(狭さ)は
ちょっと危険な感じするフロアだなぁ。
最前はかなりステージと距離も近い。
ステージ自体は最後段より高い位置にあるので
どこにいてもステージは見やすいってのは利点か。
しかしなぁ…
駅近、アクセス良好という良さげな立地から
少なくとも自分は好意的に見れないフロア環境…
でも、バーカンスタッフの人当たりはとても良い。
こんな人当たりの良いライブハウススタッフなんて
見たことねーぞ!∑(゚Д゚)
ってのは盛り過ぎかもしれませんが、
そう思ってしまうくらいには人あたり良いですね。
接客態度◎です。
そんなこと思ってるとフロアが暗転し、
本日の公演が開演されました。
OP. Act:Evilgloom
今回のラインナップは計4バンド
その中からOP. Actとして封を切るのはEvilgloom
個人的にも初見となるバンドです。
出オチみたいな風貌のメンバーが左端にいましたが
そうしたところも相まってか、なかなか面白い。
このラインナップに於いて重さは申し分なしで
ボーカルは叫ぶだけでなくラップもありで、
ten56.のような雰囲気を感じたし、
ちょっとおちゃらけた曲だとAttila的にも。
フロアもそれに応え、最前中央には早くもピットが。

単にヘヴィな曲だけではなく、
ギターがクリーンボーカルを歌う曲もあり
ちょっとした歌メロ路線もあるのは幅があって○
PROMPTSも、Crystal Lakeも、
大きな壁だと思ってるけど
ぶっ倒すつもりで福岡から来てる
と、その意気込みはとても良かったです。
OP. Actとはいえ、変に気負う様子も全くなく、
良いパフォーマンス、良きライブしてました。
こうして新たに良いバンドを見つけられるのも
ライブならではだよなぁ( ´∀` )
ってのを改めて感じましたね。
Spotifyなり何なり、フォローして
ちょっとバンドの動向を追っていこうと思います。
PROMPTS
ガッツリ!コロナ前ぶり、
2019年のAlpha Wolf来日の時以来に見るPROMPTS
今日までの間にUSのModern Empireと契約し、
曲数はやや少ないけどアルバムもリリースした。
STFPを見るのがいちばん楽しみなのはもちろんですが
今回の主催的なバンドがPROMPTSだっていうのも
今回、行こうと思った理由の1つでもあります。
そんなPROMPTS、今日の重量級No.1でした。
前々からライブで見るたびに思っていましたが
とにかく音が重い!

もちろん音源も重いんですが、
それがまたライブになると格段に重くなります。
その重さも後押ししてか、
やっぱりブレイクダウンの破壊力やべーっすね。
ピットの中で暴れる戦闘民族もどんどん増えとるw

PKの煽りに応えてガンガン暴れて、ガンガン叫ぶ。
良いねぇ…フロアの光景が最高だ。
こういうのを見たい、こういうライブに行きたいんだよな。
今さらこういうフロアにうるせぇ連中がいるライブなんて御免だわ。
そういった点でも、オーディエンス含めて
良いライブを見させてもらいました。
Crystal Lake
2019年3月、今はなきSTUDIO COASTでの
フリーライブ以来にライブを見ることになるCrystal Lake
このバンドは4年間で色々ありすぎましたね。
新体制になってからは初めてライブ見ます。
メンバーが決めたボーカルなら文句はないし、
ちゃんとボーカル決まってからの音源やライブで
良いか悪いか、好きか嫌いかを判断すればいい
と思ってたので、選考期間の動画は1つも見てないし
当然、ライブも一切見ていません。
正真正銘、新体制になってからは初めて見ます。
そんなCrystal Lakeの新ボーカリストのJohn
日本語はまだまだのレベルなのか、
MCや煽りはすべて英語なこともあって、
何この海外バンドw 感ハンパないw

しかし、サウンド面はそもそも世界レベルなのは今さらな話。
そこにネイチャーEnglishを話す外国人がボーカルになりゃ
そりゃもうパッと見は海外バンドだよねw
しかし、慣れ親しんだ曲をプレイする毎に、
このバンドがCrystal Lakeなんだと実感します。
そしてフロアもめちゃくちゃ盛り上がってました。
ダイブ、ステダイの数は間違いなく今日イチ!

Hail To The Fire、Six Feet Under、Helix、Curseなどなど
やっぱ曲自体のクオリティは高いんだと改めて実感。
Johnのスクリームも高低共に安定していて、
見てて、聴いてて、かなり安心感がある。
"Aeon"なんかもプレイしたのは驚いたけど、
ここではサプライズでEearthists.のYuiが飛び入り。
Johnが得意なのか、他の曲より安定して歌えるのか
こういうライブで"Agony"なんて聴けるのも意外でした。

…が、
ライブパフォーマンス自体はちょっとダサいなぁ…w
ちょっと前任ボーカル意識してるのかな?ってとこもあったし
何よりタオルよw
汗拭くのはもちろん大事よ?w
でも歌いながら拭きすぎだろw って思ったし
フードみたいにしちゃうのも登場した時はいいけど、
途中でまたそれやるのはちょっと笑うしw
何よりサークル煽ってタオル回しちゃうのはだせぇよーw
ってのが今の、今日のCLを見た素直な感想です。
Johnのパフォーマンスが少しダサいのに目を瞑れば、笑
新生CLにも十分期待できるし、新曲も早く聴かせて欲しい。
そしてまた以前のように、TRUE NORTH FES開催して欲しいし
ガンガン海外でライブやるようになって欲しいですね。
01. Mephisto
02. Hail To The Fire
03. Six Feet Under
04. Helix
05. Aeon
06. Agony
07. Curse
08. Watch Me Burn
09. Lost In Forever
10. Apollo
Stray From The Path
トリはもちろん、おまちかねのSTFP
今週頭には既に日本来てましたねw
日本大好きかw いや、嬉しいことだけどね。笑
そんな今やすっかり親日バンドとなったSFTP
今回は昨年リリースされた新譜『Euthanasia』中心のセトリで
序盤はほとんどアルバムと同じ曲順でプレイしていきます。

ってことで、まずは"Needful Things"からスタート。
イントロから轟音、そしてAndrewのハイピッチなボーカル
gt/Thomas、ba/Anthonyのコーラスによる
シンガロング感も満点でとても良いヾ(* ゚∀゚)ノ
今日のラインナップの中でも、
圧倒的なライブ巧者ぶりが引き立ちます。
そしてブレイクダウンの攻め感もさすが。
フロア最前もかなりカオスになってるのがわかります。

てか、Andrewカッコイィな!(* ゚∀゚)
1つ前に見たのがJohnだから余計にそう見えるかもだけどw
いや、でもフロントマンとしてのカッコ良さは
かなり圧倒的よ!
マイクを一旦放して、パシッと取るのとか(* ゚∀゚)イィネ!
ライブで見るAndrewがこんなにカッコイィとは思わなんだ。
新譜の曲順通りの中に挟まったのが過去曲
"Goodnight Alt-Right"
その縦ノリ感にはフロアもジャンプ!
Andrewのラップボーカルもキレキレです。

続く、新譜からの曲"Ⅲ"では
オープニングの子ども番組みたいなサンプリングから
しっかりスタートし、パンッパンッと銃声が鳴るところは
Thomasが手で撃ってくれてましたかわいいw
さらに続く"Chest Candy"では
イントロからグルーヴ感半端ねー!(* ゚∀゚)
Anthonyさんのベースたまんねー!(* ゚∀゚)
てか、ds/Craigも含めて、リズム隊がめっちゃ良いんだよな。
聴いててたまらなく気持ち良いグルーヴ感出してくんよ。

そして前作からは唯一"Fortune Teller"をプレイ。
フロアの熱が冷めることなく、Andrewからの
make some noooise!! には
フロアからも大きな歓声という名のノイズが。
続く"Guillotine"では、
待って待って、ちょっと疲れちゃったよ
みんなも座ろうぜ
という、Andrewのちょっとした茶番劇でフロアを座らせ
そこから一気に爆発するってヤツをやりました。
Andrewそんなこと言うんw
フツーに座れ座れーって言うタイプの人かと思いきや
自分が疲れたからみんな座ろうぜとかw
意外すぎてちょっとわろてしまいましたw
そして、原曲ではArchitectsのSamが参加した
キラーチューン"First World Problem Child"をプレイ。
さすがにこれにはフロアもかなり上がり、
何ならSamパートはPKが務めるというサプライズも。
Shut the fxxkup!!
の部分は、間違いなく今日イチでかいシンガロングでした。

First World~終わりでメンバーは捌けていきますが…
いや、終わり?!
向こうのライブでも、ほぼFirst World~で締めてるから
もしやとは思ったけど、マジで終わり?!Σ(゚Д゚;)
何気に今日のライブを迎える前から
BLOODAXEの前乗りにしても早すぎるけど
Counterpartsのvo/Brendanがフツーに来日していて
だからこそ、彼をサプライズでステージに迎え、
"Kickback"をやってくれるのでは…?
と、Brendanが日本にいることを知ってた人は
誰しもが期待していたとは思うんですが
その願いは叶わず( ノД`)
PK曰く、そしてメンバー曰く
「用意してた持ち曲がもうない」とのことでしたが
始めて2年とか3年の新人バンドじゃあるまいし、
これまでに何千、下手したら万に届くくらい
プレイしてる曲だってあるだろうに、
そういうのはリハしてなくてもプレイできるんじゃん?
プロなんだし
…なんて、客目線では思っちゃうんだけどな(。-3-)-3
Kickbackは割と新しめだからまだしも、
せめて"Badge & a Bullet"あたりとかならさー(。-3-)-3
同じ曲もっかい!
と叫んでくれた人の声が届き、アンコールとして1曲
もう1回"Fortune Teller"をプレイしてくれました。

2回目とはいえ、最高なことには変わりなく、
なんならここではステダイも起きました。
そうしてフロアも大いに盛り上がり、
ステージからの写真も撮り、ようやく締まりました。
1. Needful Things
2. May You Live Forever
3. Goodnight Alt-Right
4. Ⅲ
5. Chest Candy
6. Neighbourhood Watch
7. Fortune Teller
8. Guillotine
9. First World Problem Child
en
10. Fortune Teller
いやー、にしてもさすがに10曲は短いよね…
自分もロングセットをやるなんて期待はしてなかったし
実際、予習で組んでたプレイリストは
向こうでのライブでやってた13曲くらいのセトリ。
言うてこれくらいはやるだろと思ったからこそ
この曲数のセトリで予習をしてたワケで。
おかげさまで予習してた曲は全部聴けたけどもさ
てか、アンコールなしで終わってたとしたら
メインアクトなのにCLより曲数少ねーじゃん…
呼んでくれたことには多大な感謝だけども、
PROMPTS主催だとこれくらいが限界なのかしらね(´・ω・`)
とはいえ、ライブ自体はめちゃくちゃ良かったので
満足度はけっこう高いですけどね。
ってことで、帰りにSFTPのマーチを見て
さすがに黒Tは人気だったのか
既にマイサイズがなくなっていた為、Lを選び
もひとつ、カモ柄の方は最後の1枚
マイサイズが残っていた為Mを選び、
計2点、¥8,000をお買い上げ。

そうして会場をあとにしました。
終わってみて思ったけど、
ReNY alpha
音周りはかなり良くなかった?
普段、そんな箱の音の良し悪しとか大して考えないし
意識すらしてないけど、そんな自分でも
あれ?音良い…のかな?
と、思うレベルには感じました。
あれだけの轟音を鳴らす4バンドだったにも関わらず
どのバンドもかなりクリアに聴こえたし、
なんだろ…不快感みたいなものは一切感じず、
むしろ、音良いかも…なんて感じたほど。
あとは、意外とステージが明るい。
ステージが明るいというか、明るくしてくれてるのか。
邪魔臭いなーって思ってた柱にも電飾的なのが付いてて
照明+ここのヤツまで光ると、
ステージ…てか、フロア全体が明るくなります。
まぁ、できた時期を考えれば新しい箱だし
新しければその分、
設備も最新かそれに近いもの揃えるだろうし、
その結果でもあるんでしょうかね。
さすがは2019年製ライブハウス!って感じでした。
と、初めて行ったライブハウスの感想も含め
今日の感想でした。
今回の4バンド、どれも良かったなぁ。
初見のバンドも、既に何度も見たバンドも
どれも良かった\(^o^)/
唯一の心残りがあるとすれば
やっぱりSFTPの短さ、曲数の少なさ。
ここだけはやっぱどうしても、ね。
自分は直近2枚しかレビューもしてないし、
その点で言えば不幸中の幸いでもあったと思うけど
長くSFTPを追いかけている人であればあるほど
昔の曲だってもっと聴きたかっただろうしね。
でも、満足度は十分。
ジャンプも、モッシュも、サークルも、ダイブも、
フロアの光景としては、ほぼ理想的な形。
なんなら今日は結果的にsoldしていたらしく
🌐SOLD OUT🌐
— PROMPTS 【5.12〜13】STRAY FROM THE PATH🇯🇵ツアー (@promptsofficial) May 12, 2023
本日STRAY FROM THE PATH day 1@赤羽ReNY alphaめでたくソールドアウト!!!
明日DAY 2渋谷CYCLONEもチケット少なくなってますのでお急ぎください🏃♂️🔥https://t.co/UieZu30Cjo
📸 @musicmagic3923 pic.twitter.com/vWv0BHsCdz
何ならフロアのオーディエンス
8~9割くらいはマスクもしてなかったのでは?
シンガロングもデカかったですしね。
良いですねーコロナ前にあった
"フツー"のフロアの光景を目の当たりにする感じ。
PKも言ってたし、今日のバンドはもちろん
今日来てたオーディエンスのみんなも
これがスタンダードだと思ってるだろうし、
こういうライブに行きたかった、見たかっただろうしね。
少なくとも自分はそう。
それが実感できただけでも、
今日ここに来た甲斐はあったと言えます。
次回もそんなライブでありますよう。
Next Live Show
Broadside Japan Tour 2023
@新宿ANTIKNOCK
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