Future Palaceの新曲
ニューメタルじみててとても良いな(* ゚∀゚)
しかし、昨年に新譜を出しているのに
このタイミングで新曲を出すってことは
Deluxe盤でも出すのかね。
どうも、トトです。
それでは今年30枚目の新譜レビュー
奇しくも、前回レビューしたRedhook同様
女性ボーカルバンドが続きます。
しかし、Redhookとは違い
今回のバンドを取り上げるのは2回目となります。
そんなバンドの最新作がこちら。

As Everything Unfolds『Ultraviolet』
01. Ultraviolet
02. Felt Like Home
03. Slow Down
04. Saint Or Rogue
05. Blossom
06. Infrared
07. Flip Side
08. Twilight
09. Rose Bouquets
10. Daylight
11. All I've Ever Known
女性ボーカルCharlie率いるUKのポスコアバンド
As Everything Unfoldsの2枚目のアルバム『Ultraviolet』
前作同様、Long Branch Records / SPVから
4/21にリリースされました。
前作から2年ぶりと、リリースペースも良い感じ( ´∀` )b
そんな前作から、ポスコアをベースに
なかなかにグッドメロディを響かせていて
何気にこちらのツボを刺激されたんですよね。
ってのもあり、今作にも期待をしています。
そんなバンドの最新作、
早速、聴いていこうと思います。
Ultraviolet
ヘヴィサウンドのミドルテンポなグルーヴ感に
イントロから要所に入るスクラッチ音にと、
ニューメタルを感じる今作タイトルトラックの1曲目。
(In your!!) eyes!!
と、少し叫ぶようなクリーンとスクリームの掛け合いパートは
キャッチーさもあり、こちらもシンガロングしやすい。
そのあとにラップ調のボーカルを展開するのも良いですね。
後半、浮遊感を感じるほどエコーがかったクリーンパートを抜け
↑と同様の叫ぶようなクリーン+スクリームの掛け合いを経て
歌メロ際立つクリーンでのラストサビへ。
Felt Like Home
シンセと共にアップテンポなイントロから始まる2曲目。
こういう雰囲気、昨今のポスコア的で良いですね。
少しテンポを落とし、サビは再びアップテンポに。
Oh, it's only ever felt like home to me!!
と、タイトルを含めた歌詞の部分を
声量多めのコーラスがシンガロングを煽ります。
この曲のハイライトはやはりこのコーラスパート。
Aメロ、Bメロ、ラストと、どのサビにも漏れなく入っていて
声出し衝動に駆られるシンガロング感はとても良いヾ(* ゚∀゚)ノ
何気にメロディ自体も良いのがまた耳を引きますね。
Slow Down
3曲目はイントロやサビの雰囲気から
Linkin ParkやSkilletあたりを感じるサウンドに。
そのあとはヘヴィなギターから、ボーカルも徐々に上げ
激しいシャウトのあとにクリーンでサビへ。
後半に入るまではミドルテンポなニューメタル感、
ヘヴィロック感を展開していましたが、
フラグを立て、テンポを上げていき、
そのままアップテンポにブレイクに入る流れが○
そこで思っきりも叫んでるCharlieもgood(゚∀゚ *)
疾走感すらあるこの転調っぷりは良いですね。
そして浮遊感のあるコーラスと共に
ゆっくりフェードアウトしていく締めも○です。
Saint Or Rogue
イントロからギターが耳を突いてくる4曲目。
イントロを抜けると疾走感のある展開に。
サビはテンポを落として、縦ノリ感のある歌メロ重視に。
Bメロも同様の展開ですが、サビのあとには
掻き鳴らすリズムギターとメロを奏でるリードギターの
ツインギターパートが(* ゚∀゚)イィネ!
ってとこからも、やっぱギターが耳にくる曲ですね。
ラストは淡々と鳴るシンセとアンビエントな雰囲気で
終わりへと向かっていきます。
Blossom
5曲目は今作最初の歌ものナンバー。
イントロはヘヴィなギターが響き、
アンビエントな雰囲気に切り替わると共に歌入り、
そこを抜けてドラムと共にバンド感を強めていき
サビではシンセが鳴るロックバラードな様相に。
しかし、後半には短いながらも激しいシャウトと共に
サウンド面も重く激しく、頭を振りたくなる展開を見せます。
ラストは伸びのあるクリーンボーカルの裏に
バッキング的にスクリームも入れてるのが○
Infrared
後半突入となる6曲目は、前半と後半を隔てる
約2分のインストによるインタールード的トラックに。
ループしているかのような怪しくダークなサウンドとドラム、
後半になるとギター、僅かに鍵盤サウンドが響いてくる
ショートトラックです。
Flip Side
小さなデジタルサウンドから、小さく囁くように
タイトルを言ってからスタートする7曲目。
某アニソンユニットを浮かべてしまうタイトルですが
今作イチの勢いを感じるアッパートラック。
イントロからリズミカルにヘヴィサウンドが響き、
Charlieの咆哮も早々に飛び出します。
そしてサビでは、オープニングの囁きとはまるで違う、
激しくタイトルを叫ぶスクリームが耳を突く。
他の曲に比べて叫んでいる場面も多く、
それが曲自体の勢いに拍車をかけています。
ブレイクダウン+スクリームもgood(゚∀゚ *)
Twilight
続く8曲目も冒頭は小さく鳴らしつつ、
イントロからアップテンポに展開します。
こちらはクリーンパートが多く、
テンポ感と相まって良質歌メロがいい感じです。
しかし、叫ぶところはしっかり叫び、
後半にはブレイクダウンも展開していて
そうしたコア感のあるポスコアサウンドはgood(゚∀゚ *)
Rose Bouquets
浮遊感あるコーラスとストリングスの間から
(*゚ω゚ノノ゙☆パンパン!! と、クラップ2回叩いて始まる9曲目。
2曲続いたアッパートラックと比べると、
多少勢いの落ちるミドルテンポナンバーであり、
クリーンボーカルのみなので、耳触り良く、
ストリングスも交えた歌メロが映える曲に。
後半にはギターソロも展開し、歌ものに振り切らず
ミッドテンポなロックナンバーに収まっています。
Daylight
今作2つめ、スローテンポなロックバラードな10曲目。
これも冒頭の雰囲気がSkilletの"Refuse"のよう。
サビはシンセによる壮大さも展開しています。
後半は、鍵盤サウンドと共に弾き語りの様相を出しつつ
再び壮大さのあるラストサビに切り替わります。
しかし、今作はこうした歌ものであっても
4分も5分もかけず、3分台で終わってるのは良いですね。
まぁ、このバンドだけでなく、
こういうのも現代ならではの流れ、傾向だとは思いますが。
All I've Ever Known
イントロから感じるそこはかとないPOP PUNK感に
少し嬉しい驚きとなったラスト11曲目Σ(゚∀゚ノ)ノ
少しエモーショナル寄りでアップテンポなサウンドは
よく聴き慣れた女性ボーカルのPOP PUNK感ある。
ここまでにあったシャウトも封印し、
クリーンボーカルのみで展開してるのも、
そうした雰囲気を後押ししてるように思います。
ギターソロだったり、要所に展開するサウンドからは
POP PUNK感も抜けますが、耳触りの良い
良質エモーショナルロックには違いない。
以上、
As Everything Unfolds『Ultraviolet』
でした。
バンドの下地の部分は前作から貫きつつ、
正当に成長を見せるような1枚でした。
ベースのポスコア感を保ったまま、
タイトルトラックのようなニューメタル色の濃い曲があったり
ラストの曲のように、自分には非常に耳馴染みの良い
女性ボーカルのエモ、POP PUNK感があったりと
前作には見られなかった部分がありつつ、
Charlieの見た目に反する激しいシャウトもそのままに
SkilletやLinkin Parkを彷彿させるものがあったり、
まだまだ2枚目だからこその勢いある攻め曲があったり
前作同様に、自分のツボを刺激するような
絶妙なグッドメロディであったりと
今作もしっかり(* ゚∀゚)イィ!と言える作品で何より。
まだ2枚目とはいえ、
今のところリリースペースも安定してるし、
このまま着実にキャリアを重ねていって欲しいですね。
As Everything Unfolds『Ultraviolet』
UK発のオススメ女性ボーカルポスコアバンドの最新作
是非ぜひ、ご一聴。
関連記事
コメント