こういうバカやってるバンド好きw

Bearingsもそろそろアルバムリリースして欲しいくらい

前作から期間が空いてますんでね。

今年に入り、かなり良さげな新曲も出てるし



今年アルバム出ないかなー( ´∀` )

どうも、トトです。



それでは今年28枚目の新譜レビュー

何気に今月2週目はこの1枚だけだったのもあり、

第3週目の1週間は時間に余裕ができました。

ジャンルに囚われないバンドではあるけど、

サクッと書けるほど、

これまでの作品も聴いてきましたからね。

そんな今回の作品はこちら。






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Waterparks『INTELLECTUAL PROPERTY』
01. ST*RFUCKER
02. REAL SUPER DARK
03. FUNERAL GREY
04. BRAINWASHED
05. 2 BEST FRIENDS
06. END OF THE WATER (FEEL)
07. SELF-SABOTAGE
08. RITUAL
09. FUCK ABOUT IT feat. blackbear
10. CLOSER
11. A NIGHT OUT ON EARTH





気付けば彼らもキャリア12年

POP ROCKバンドのWaterparks

5枚目のアルバムINTELLECTUAL PROPERTY

Fueled By Ramenから4/14にリリースされました。


キャリア12年にアルバム5枚

ホント、いつの間にΣ(・ω・ノ)ノ

って感じひとしおなんですよね。笑

来日公演は、初来日の時の1回しか見てませんが

アルバムは2枚目以降、

すべてウチでも取り上げてきているし、

バンドは活動を止めないワケだから

そんな数字にもなりますわな。

そんなWaterparksの最新作

早速、聴いていこうと思います。




ST*RFUCKER
何かの番組が始まるようなオープニングの1曲目は
まずはAwstenのアカペラボーカルで始まり、
シンセを加えたバンドサウンドでのPOP ROCKを展開。
非常にWaterparksらしいサウンドですね。
そもそもジャンルに囚われない音楽性なので
らしいってのもおかしいけども。笑
Awstenの裏声がまた気持ち良い。
適度にアップテンポで耳馴染みも良好。
今作最短の曲となっていますが、
2分に差し掛かる前に、停止ボタンを押された
カセットデッキのように唐突に終わります。


REAL SUPER DARK
そして全く違う雰囲気の曲が流れる2曲目。
こういうフリーダムなところがWaterparksらしいよね。笑
しかし、Awstenのボーカルも他の曲よりもハード。
これまでの作品でもあった、シャウトが聞けます。
曲の雰囲気もダークでヘヴィな部分があり、
今作の中でも「攻め」の雰囲気を感じさせる1曲に。


FUNERAL GREY
ある種の激しさすら見せた曲の次にくる3曲目は
打って変わって耳馴染みの良い、どキャッチーなPOP ROCKに。
テンポ感、リズム感もノリやすいサウンドで
飛び道具なしのストレートなPOP ROCKしていて、
聴く人を選ばない感はひとしおです( ´∀` )b

日本人なら思い浮かんじゃうよねー
上野クリニックw なんて思ってしまうMV
タートルネック着てるのはもれなく女性ばっかだけどw
そしてAwstenは今回もアートワークに合わせた
真っ赤な髪が印象的だなぁ。





BRAINWASHED
アコギってか、ウクレレ?的にも聴こえるサウンドと
同時にクラップと共にスタートする4曲目。
冒頭から飛び出す、こうした緩いノリに反して
捲し立てるような早口ボーカルは
これまたWaterparksらしい…てかAwstenらしいですね。
よく噛まないなーって思える早口パートは
毎作品ありますが、聴くたびにすげーって思うわw
終始展開するクラップと、サビのおーおーパートと
ラストサビ前のコーラスはシンガロングもできそうで、
それゆえのキャッチーさもgood(゚∀゚ *)です。


2 BEST FRIENDS
5曲目は、掻き鳴らすギターと
クラップできそうなテンポで始まります。
ポップでキャッチー、しかしサウンドは少なめ小さめ
こういうの好きだな(* ゚∀゚)
サビの歌メロも歌いたくなるリズム感が良い。
アコギじゃなく、フツーのギターでの弾き語り感というか
それでいてテンポ感もgood(゚∀゚ *)
YouTuber兼、ミュージシャンでもある
NOAHFINNCEっぽさもちょっとあるかな?


END OF THE WATER (FEEL)
頭からAwstenのボーカルが響き、
けっこうなハイトーンを繰り出す6曲目。
こちらもサウンド面は割とシンプル系で、
前曲同様にボーカルを活かすような感じが○
その中でも特筆すべきは、やはりハイトーンボイス。
Awstenの声も元々低くはないと思っていたけど
改めてここまでのハイトーンを聴くと
(* ゚∀゚)おぉ?! って思っちゃうな。笑


SELF-SABOTAGE
心地良いテンポ感と、こちらも始まりは
静かなサウンドでの幕開けとなる7曲目。
しかし、サビに入るとその印象も一変、
シンプル&ストレートなPOP ROCKでgood(゚∀゚ *)
Yeah!! \(≧∀≦\*) (*ノ≧□≦)ノ Yeah!!
サビのこの部分もシンガロングできるノリで◎
このM5~7の中盤がいちばん好きだな(* ゚∀゚)





RITUAL
8曲目はシンセと共にダークにアップテンポな曲調に。
冒頭はAwstenの早口パートもあり。
サビは従来のキャッチーさはあるものの、
やはりダークな面はそのままに、バンド感全開、
Awstenのシャウトも炸裂します。
これまでの作品にも叫んでる曲もあったし
今さら驚きはしませんが、他の多くの曲は叫ばないので
アルバムの中にこういうのが入ってると新鮮ですね。
作品の中でも変化をつけられるし、
他の収録曲との差別化もできますからね。
こうした曲調ってのも、それを助長します。


FUCK ABOUT IT feat. blackbear
アコギの弾き語り感でスタートする9曲目。
こういう中に絶妙にシンセを取り入れてるのはさすが。
サビ前のパートはほんのりシアトリカル感も。
この曲ではラッパーのblackbearがゲストに選ばれ、
Bメロからそのラップボーカルを披露しています。
サビでもバッキング的に参加してるのが良いですね。





CLOSER
浮遊感のあるサウンドとアコギから始まる10曲目。
そのまま弾き語りのような展開で進んでいきます。
ガッツリスローに落とすんじゃなく、
適度なテンポ感があるのが耳馴染み良くてgood( ´∀` )
サビ以降、Bメロもしっかりバンド感を出してきます。
4分に迫る尺なのはここまでで最長であり、
アウトロは、ほぼアカペラのような弾き語りで静かに締め。


A NIGHT OUT ON EARTH 
そしてその4分を超える唯一の曲がラスト11曲目。
ファンタジー世界の森の中で聞けるようなシンセが鳴り
しかし、タイトル通り夜に合うような感じもあります。
一旦、サウンドが派手さを持ったあとは
疾走感とエフェクトかけたボーカル、シンセの雰囲気が
サイバーパンクな世界観にも合いそうなサウンドに。
中盤は一旦、静穏パートに落とし、
そこから徐々に上げていく雰囲気がまた良い。
長めのインストのあと、エフェクトをかけたボーカルと
鍵盤サウンド、ラジオか何かのスピーチのような
サンプリング音声で締め、アナログビデオのような
サーーーというノイズ音のまま終わります。





以上、

Waterparks『INTELLECTUAL PROPERTY

でした。

このジャンルに囚われない自由な感じが

非常にWaterparksらしい作風で何より。

それでいてPOP ROCKしてればPOP ROCKしてるで

そのサウンドも立派に"らしい"

何だかんだで彼らも5枚目のアルバムですしね、

こっちもその5枚を聴いてきてますので、

彼ららしさというか、彼らのサウンドも

そのアルバムの数だけ聴いてきてますから。

自ずとバンドの音楽性や傾向ってのも

わかってくるってもんです。

こうした自由さがらしさってのもね( ´∀` )b

総尺31分という手軽さも良いです。


だからこそ、今作もとても彼ららしい作品で

しっかり良作に仕上がっています。

Waterparks『INTELLECTUAL PROPERTY

そうして活動を続け、気付けばキャリア12年と

中堅になるバンドの最新作です。

是非ぜひ、ご一聴。





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