ツアー中、写真に動画に

ICE GRILL$が上げてくれていたLagwagonのライブ

どれもこれも最高過ぎるな(* ゚∀゚)

モッシュ、ダイブが物議を醸すなんてホント馬鹿みてぇ

これぞ本来のライブハウスの姿すぎてね(*´ω`*)

当然の如く、シンガロングがデカいのも最高だ!

バンドも、オーディエンスも、楽しんでいたようで何よりです。

どうも、トトです。



それでは今年27枚目の新譜レビュー

今回のバンドは過去に1回だけ、ライブを見たことがあり

その時以来ですね、ウチで取り上げるのも。

その時はこのバンド目当てではなく初見で

でも、ライブの熱量には圧倒されましたね。

それが2016年だからー…7年ぶり!

新譜自体はその翌年に出てたので、

新譜リリースも実に6年ぶりです。

ウチで久々に取り上げなくとも、

リリース自体も久しぶりだったのね。笑

そんな当ブログ2度目の登場、

作品をレビューするのはもちろん初です。

そんなバンドの最新作はこちら。




20230407_002824
Frenzal Rhomb『The Cup of Pestilence』
01. Where Drug Dealers Take Their Kids
02. Gone to the Dogs
03. The Wreckage
04. Dead Man's Underpants
05. Lil Dead$hit
06. Laneway Dave
07. Instant Coffee
08. Dog Tranquiliser
09. I Think My Neighbour Is Planning to Kill Me
10. Horse Meat
11. How to Make Gravox
12. Deathbed Darren
13. Tontined
14. Fireworks
15. Hospitality and Violence
16. Those People
17. Old Mate Neck Tattoo
18. Finally I Can Get Arrested in This Town
19. Thought It Was Yoga but It Was Ketamine





バンド結成から30年以上!

オーストラリアのベテランメロディックパンク

Frenzal Rhombの6年ぶり10枚目となるアルバム

The Cup of Pestilenceが、老舗パンクレーベル

NOFXFat Mikeが代表でお馴染みFat Wreck Chordsから

4/7にリリースされました。


お久しFrenzal Rhomb\(^o^)/

てか、気付けばキャリア30年超えか(* ゚д゚)スゲー

PUNKシーンも高齢化甚だしいですが、

Frenzalのようなバンドがいたからこそ

賑わってたし、今なお続いてるんだと思いますしね。

そこは30年を超えても続けてるバンドに

称賛と感謝ですね<(_ _)>

そんなFrenzalの新譜、聴いていこうと思います。

ベテランのワザ、見せてもらいましょうヾ(* ゚∀゚)ノ




Where Drug Dealers Take Their Kids
静かな鼻唄のようなとこから始まる1曲目は
イントロから走り出す疾走ナンバーヾ(* ゚∀゚)ノ
疾走感の中にベンベン響くベースがまた(* ゚∀゚)イィゾー
ラストはシャウトも覗かせる熱さもgood(゚∀゚ *)

スクロールしていくアニメーションMVも面白い。
途中に出てくるスロットマシンの台に、
大御所バンドの名前が連ねられてるのもいいな。笑





Gone to the Dogs 
前曲の勢いのまま、2曲目もド頭から走り出します。
こちらはタイトルを繰り返すボーカルがキャッチー、
しかし、サウンドは走りっ放しで(* ゚∀゚)イィネ!
一瞬聴こえる鍵盤の連打がまた良い。
90秒以内に駆け抜けるスピード感サイコー\(^o^)/


The Wreckage
ギターを掻き鳴らし、
捲し立てるようなボーカルから始まる3曲目。
そんなイントロを抜ければやはり疾走パートヾ(* ゚∀゚)ノ
同じ疾走感でも、より楽しげというか
こちらはノリが良いように感じます。


Dead Man's Underpants
タイトルを小声で繰り返すとこから始まる4曲目。
ここまでの3曲ほどのスピード感はないにしても、
十分アップテンポで上がるサウンドなのは同じです。
冒頭の小声のようなちょい笑える雰囲気そのままに…
てか、そもそもタイトルが可笑しいんよw


Lil Dead$hit
再び疾走感を取り戻した5曲目ヾ(* ゚∀゚)ノ
やっぱこのサークルが捗るスピード感が良いのよ!
この曲ではあーあーおーおーコーラスもあり、
PUNKの疾走感とコーラスも鉄板だからね!


Laneway Dave
低音のギターでクールなイントロの6曲目。
しかし、ボーカルが入ってくるとキャッチーに。
そのままキャッチーな疾走感が映える曲に。
テンポを落とすとこでは、ここでもコーラスも。


Instant Coffee
ここまでの勢いを一旦緩め、まさにタイトルさながら
コーヒーでも飲んで一服するような1曲。
ゆるくキャッチーなメロディは、
もはやPOP ROCKであるかのような耳触りの良さ(* ゚∀゚)b
フツーに3分くらいあると思いきや
それでも2分以下なのはさすがはPUNKバンド!


Dog Tranquiliser
休憩終わりは再び走って勢いづく8曲目。
ここでもコーラスと共に走る展開もあり、
ハードなシャウトもありで、
後半開始には十分な攻め感でgood(゚∀゚ *)です。


I Think My Neighbour Is Planning to Kill Me
9曲目もイントロから走りまくりィヾ(* ゚∀゚)ノ
一瞬落としてすぐ上げる、一瞬落としてすぐ上げる、
そして疾走しながら一瞬のシャウトも。
短い中にも起伏を感じる展開が良いですね。


Horse Meat
10曲目は…「馬肉」ですかw
そんなんタイトルからして笑うやんw
しかし、曲調は安定のメロディックパンクに。
ラスト前には少しインストパートを挟み、
ラストスパートで一気にギアを上げて駆け抜けます。


How to Make Gravox
チューニングをしているような感じで始まる11曲目。
チューニングが終われば一気に走り出すヾ(* ゚∀゚)ノ
ここでもタイトルを繰り返すキャッチーさと、
シャウトから入るギターソロがあり、
速度を落とさずそのまま最後まで走り抜けます。


Deathbed Darren
冒頭からコーラスと共に歌う12曲目。
曲調も疾走感よりもアップテンポって感じで
耳触りの良いメロディがまた心地良いです。
歌メロの良さは今作イチでは?


Tontined
13曲目も少し緩めに始まるものの、
アップテンポな雰囲気から少し落としつつ…
からのコーラスを伴い走り出すのがgood(゚∀゚ *)
あるある展開ながらも、こういうのが好きなのよ。


Fireworks
心地良いリズムのドラムから始まる14曲目。
そこからだんだん他の楽器隊が加わっていくの(* ゚∀゚)イィネ
本編が始まれば安定の疾走感によるメロディックパンクに。
タイトルもあってか、どこか楽しい疾走感がgood(゚∀゚ *)


Hospitality and Violence
15曲目も頭から疾走感ひとしおでスタートを切る。
バッキングと共に歌と疾走感で駆けていきます。
そしてアウトロはギターのノイズ感と共に
少し長めに余韻を持たせて終わります。


Those People
続く16曲目も冒頭から走るヾ(* ゚∀゚)ノ
一瞬、レゲエ的な緩いリズムに落としつつ、
もちろんすぐさまスピード感に乗る疾走サウンドに。
後半にも同じ展開がありますが、
やっぱこうした対比は良いですね。


Old Mate Neck Tattoo
エモーショナルに掻き鳴らすギターと、
ツインボーカルと共に始まる17曲目。
そのあとからの疾走パートは、今作イチの速度なのでは?
と思える超速スピード感の疾走パートがアツい(* ゚∀゚)
そんなスピード感を見せつつ山あり谷ありな展開で、
今作2つめの2分到達曲となってるのがまた面白い。


Finally I Can Get Arrested in This Town
ボーカルと共に裏で鳴るベースのグルーヴ感(* ゚∀゚)イィゾー
そんな始まりを見せる18曲目も、
そのイントロを抜け、一気に疾走パートへ入ります。
後半にはギターソロを組み込み、そこからラストサビへ
もちろん走り出したら落とさず駆け抜けます。


Thought It Was Yoga but It Was Ketamine
ここまで18曲も聴いてきたとは思えませんねw
そんなラスト19曲目はギターと共に静かに弾き語りで始まり…
そのままなワケなく疾走パートへ突入します。
しかしラストに相応しいほんのりエモーショナルさもあり
中盤からはテンポも落としてエモーショナルロックな様相。
そのままラストまでいき、ノイジーなサウンドと共に
少し長めのアウトロで余韻を持たせてゴールテープを切ります。

と、曲を聴いてるだけならそれっぽいラストに聴こえるけど
ヨガだと思ったらケタミン(麻薬)だった
というタイトルをこれ以上ないレベルで表現したMVに笑うw







以上、

Frenzal Rhomb『The Cup of Pestilence

でした。

こういうボリュームのある曲数に反して、

2分台の曲はわずか3つ!残りはすべて1分台!

次から次へと切り替わりスピード感のある作品は

まさにPUNKバンドと呼べる作風で

やっぱ良いなぁヾ(* ゚∀゚)ノ

と、思わせる作品でとても良かった。

サークルが捗るくらい、絶えず走りまくってますが

その中にもそれぞれの疾走感があり、

その違いを聴くのもまた楽しいです( ´∀` )

初めてライブを見た時は、その熱量ゆえに

ハードコアパンクなイメージを持ってましたが

今作を聴くと、シャウトはあっても一瞬だし

そこまで硬派なイメージはなく、

キャッチーながらもしっかり疾走感のある

パンク、メロディックパンク感ひとしおなイメージに。

それはそれで自分も好きなところであるし、

全然いいんですけどね。

もちろん、ハードコアパンクなままでも良かったですが。笑


何はともあれ、ベテランPUNKバンドの

久しぶりの新譜はさすがのクオリティ!

Frenzal Rhomb『The Cup of Pestilence

PUNK好きなら是非ぜひ、ご一聴!





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