PALEDUSK史上、最もポップでキャッチーな曲なのでは?

と思ってたら、ブレイクダウンで吹っ飛ばすの気持ち良いなw

しかし、新曲よりもすごかったのは



Crystal Lakeに続き、日本からは2バンド目となる

SharpTone Recordsとの契約

SharpToneとサインしたなら、もういい加減

アルバム出すだろ?(。-∀-)

結局、Grayscaleだけじゃそれは叶わなかったからなー

そこに期待しつつ、とりあえずは

SharpTone契約を称賛したいと思います。

どうも、トトです。



それでは3月の蔵出しを経て

ようやく4月分の新譜に取りかかります。

今回のバンド、前作はそれこそ蔵出しで書いてました。

しかし、それは作品が微妙だったからではなく

自分に本記事で書けるような内容ではなかったから。

要は自分の実力不足、知識不足が原因ゆえにです。

その頃から十分な実力と知識を得たワケではありませんが

昨年、一昨年から、蔵出しに挙げるようなものや

そうした自分にはまだ書けない…と思っていた作品を

徐々に本記事でレビューするようになってきたので

今回もその一環として。

そんな個人的にも挑戦である

今年26枚目の新譜レビューはこちらの作品。





20230407_003102
Covet『Catharsis』
1. Coronal
2. Firebird
3. Bronco
4. Vanquish
5. Interlude
6. Smolder
7. Merlin
8. Lovespell







現代のギタークイーン、タッピングマスターとされる

Yvette Young擁するマスロックバンドCovet

3年ぶり3枚目となるアルバムCatharsis

Triple Crown Recordsから4/7にリリースされました。


お久しCovet\(^o^)/

なんて言ってる間に



9月には来日公演も決定!

QUATTROあたりだろうなぁ…と思ったら

やっぱりQUATTROで悩みどころ(。-ω-)-3

てか、やっぱ今年は来日公演ありすぎて

こちらもスケジュール、財布と相談の上で

考えて行くライブ決めてるので…

これが平時なら即決したかもしれないけど

今年の状況ではなかなか難しいぞ…( ノД`)


とは思いつつも、その来日公演では

新譜からの曲がセトリに入る可能性は100%でしょう。

どれをライブでやってくれたら上がるかなぁ( ´∀` )

なんて妄想もしつつ、

まだまだ聴き慣れない、普段からそこまで聴かない知らない

そんなジャンルの最新作、

頑張って言葉にしていこうと思います。






Coronal
1曲目はグランジ、シューゲイザーを感じさせるような
ラウドで歪んだギターサウンドが特徴的。
ワタシが苦手なサウンドですね。笑
しかし、そうして歪んだ音の中から聞こえてくる
透明感、浮遊感のあるYvetteのボーカルが光ります。
しかし、サウンドに少し埋もれてる感ある?
これが狙いなら言うまでもないけど、
そうじゃないなら、もう少し前に出して欲しかった感はあるなぁ。


Firebird
変わって、2曲目はCovetらしさのあるインストに。
まさに今の時期、暖かい晴れた日に
散歩しながら聴きたくなる曲調がとても良いです(* ゚∀゚)
軽快なグルーヴ感の上でクリーンなギターが踊るような
そんな雰囲気も感じます。
やはり、そうしたギターに耳がいきがちですが、
グルーヴ感を担うベースがまた(* ゚∀゚)イィゾー
明るく前向きなサウンドは、同時に高揚感も感じさせ
聴いてて楽しくなる感じは今作イチですね。

MVもコメディ調で見てて面白い。
この内容だからこそって部分もあるかもですが、
Yvetteは楽しそうにギター弾くなぁ(´∀`)





Bronco
3曲目は、一音目からドラムの軽快さが良い感じ(* ゚∀゚)
そんなドラムが示すように、前曲よりもテンポ感が上がり
より耳馴染みが良くなった気がします。
しかし、ギターに関しては前曲よりも攻め感があり、
よりハードで、よりロックテイストを増しています。
後半にはレトロ感のあるシンセが鳴り響き、
スペーシーというか、ファンタジー感というか、
そんな雰囲気を醸し出しています。


Vanquish
ロックテイストの前曲から変わり、
4曲目はグッとリラックスした癒し系の雰囲気に。
しかし、後半は徐々に転調していき、
ドラムが耳を突くロック調へと変化していきます。
特にラスト40秒ほどのドラムは必聴で、
主役と言えるような雰囲気を放ち、幕を下ろします。


Interlude
5曲目はCovetYvette Youngと言えばのギターを封印し、
ピアノの旋律を響かせる楽曲に。
まぁ、Yvetteはピアノも弾けるみたいですしね。
インタールードの名の通り、2分ちょいの短い曲だけど
ギターではなく、ピアノをメインにしたこの曲は
今作の中でもかなり印象的な1曲になっています。
コーラス的な透明感のあるボーカルも○


Smolder
前曲のアウトロからそのまま繋がる6曲目は、
1曲目同様、再びグランジやエモの影響を感じます。
やっぱ、個人的にはちょっと苦手だなぁ(。-∀-)笑
しかし、この曲でもドラムは良い仕事してて、
細かにテンポを変えるとこが良い。


Merlin
7曲目はスローテンポに、らしさのたるサウンドに。
前面に出るギターの裏で、小さくストリングスが鳴っています。
ほんのりファンタジー感のある曲調ながら、
低音サウンドと交互になる展開が耳を突きます。
終盤、どんどんダウンテンポになる様は
音の低さに比例してダークな面を覗かせるような雰囲気に。


Lovespell
ラスト8曲目はタイトルさながらの曲調に。
ほんのり甘く、ポップなサウンド、
それを大いに表現するクリーンなギターがまた
上がったり下がったり、誰ぞの恋模様を描くよう。
後半に差し掛かる際にはしっとりした雰囲気に転調、
そこに響くサックスの音色がまたとても良い。
しっとりサックスのあとは再び上がり、
アウトロは再びしっとりサックスと共に
ゆっくり幕を下ろしていきます。
やっぱ後半はこのサックスが良いですね( ´∀` )







以上、

Covet『Catharsis

でした。

レビューの雰囲気もいつもと少し違う感じにしましたが

…上手く、満足した出来とは言えんな(。-∀-)

とはいえ、やらなきゃ上達しないからね!

と、そんな自分の状況はさておき

これまでのCovetらしさあり、

それでいて新たなCovetの一面を垣間見たり、

ってほど、Covetを聴き込んではないですがw

少なくとも前作と比べると、少し違うかなと。

M1. Coronal
M6. Smolder


あたりの曲は、個人的には

あまりCovetのイメージのない曲ではありました。

反面、M2. Firebirdをはじめとした

Covetらしいマスロックな感じの曲もあり、

こういうのは前作同様、良いなぁと思って聴きました(*´ω`*)

前作に続き、ボーカル入りの曲もありましたが、

前作ほどガッツリ!歌ってる感じではなかったですね。

Yvetteのボーカル、自分は割と好きですし

前作を聴いて、インストバンドとしてやってきたCovetにも

これは全然アリだな(* ゚∀゚) と思えたので、

むしろ、今作もボーカル入れるんだったら

ガッツリ歌って欲しかったなーと思ったくらい。


って部分もありましたが、

全8曲はちょっとボリューム不足感もありますが

それゆえにサクッと聴けるお手軽感

CovetCatharsis

来日公演に行く人も行かない人も、

是非ぜひ、ご一聴。





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