「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」大ヒットスタート! 「AIR エア」は4位に初登場【全米映画ランキング】
— 映画.com (@eigacom) April 11, 2023
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日本より先に皮切りとなった『マリオ』
そのロケットスタートっぷりに
日本の各メディアもこぞってニュースに…
(ノ◇≦。)ヤメテクレー!!
こちとら初報から注目してんのに
バレたら埋まって良いとこで観れなくなるー(ノ◇≦。)
しかも、日本はGW時期なんだよな公開…
GW中に観れるでしょうかね…
どうも、トトです。
3月も多かったけど、
4月もそこそこチェックしてる新作はある。
もちろん第1週からの公開作の中でも
そんな作品もあるワケで。
主演のブレンダン・フレイザーが絶賛されている
『ザ・ホエール』もチェックしてはいるけど、
個人的にはそっちよりもまずこちらを観たかった。
そんな今年15本目の新作映画はこの作品。
AIR
1984年、人気がなく業績不振のナイキのバスケットボール・シューズ。ソニーは、CEOのフィルからバスケットボール部門の立て直しを命じられる。競合ブランドたちが圧倒的シェアを占める中で苦戦するソニーが目をつけたのは、後に世界的スターとなる選手マイケル・ジョーダン――当時はまだド新人でNBAの試合に出たこともなく、しかも他社ブランドのファンだった。そんな不利な状況にもかかわらず、ソニーは驚くべき情熱と独創性である秘策を持ちかける。負け犬だった男たちが、すべてを賭けて仕掛ける一発逆転の取引とは…!?
『ザ・ホエール』より優先したのは
本作が実話に基づく作品であったから
そんな「AIR JORDAN」誕生に基づく実話
AIR
を、今週頭に鑑賞。
『ザ・ホエール』なんてけっこう前から
映画館での予告編も見てたけど、
本作はむしろ先月か先々月くらいから
割と公開近々になって予告編が出始めた印象です。
でも、その予告編を見た段階で
自分の中では『ザ・ホエール』よりも優先順位が上になるくらい
興味を惹かれた作品になりました。
で、観終わったあとの率直な感想としては
やっぱ実話系作品は良いなぁと( ´∀` )
エア・ジョーダン誕生の裏には
こういう出来事があったんだなと、よくわかりました。
37年間生きてきた人生の中で、
マイケル・ジョーダン
って言葉が出るたび、こんなにワクワクした瞬間は
今回を於いて他にありませんでしたね(* ゚∀゚)
それくらい、ソニーがジョーダンを見つけてから
お宅突撃しに行く中盤くらいまでは
ワクワク感ハンパなかったです。

てか、80年代当時は
adidasはまだしも、
ConverseがバッシュシェアNo.1だったとは知らなんだ。
てか、バッシュ出してたんだな
と、ワタシが無知なだけですがw
部活とかでもバスケはやってなかったけど
物心ついた頃からエアジョーダンはあったし
ジョーダン以外の"エア"シリーズもあったし、
フツーにファッションスニーカーとして
NIKEは確立された存在になってたからなぁ。
という世代の人間なので。
それこそ20歳前後は、スニーカーならNIKE買う
ってくらい、NIKEスニーカーにご執心だったので。
本作でNIKEの企業理念をはじめとして、
ランニングシューズとしてはトップでも、
バッシュ界隈ではあまり良い業績ではない、なんてのも
そうだったの?!Σ(・ω・ノ)ノ って思ったし、
なんて、本作のメインである情報を含め
NIKEの小さなうんちくも出てきて
(* ゚∀゚)へぇ~そうなんだぁ
と、映画を観ていて軽く雑学を知れるのは面白かったです。

本作の根幹であり、AIR JORDANなんてのが出てるのに
マイケル・ジョーダン本人は当初、
NIKEに見向きもしてなかったってのも驚いたΣ(・ω・ノ)ノ

そんな本作で主演のソニーを演じたマット・デイモン
昨今、良い人なんだけど
どこか抜けてたり、頼りにならなかったり…
みたいな役柄が多かった気がするマット・デイモンですが
本作のソニーは、そこまでの人物ではなかったですね。
ちょっとお腹の出た中年ではありましたがw
エンディングでNIKEシューズを履いて、
トラックを走り出したはいいものの、
速攻で「こりゃ無理だ」と諦めてたのは笑ったw
そのあとずーっとブツブツ何か言いながら
トラックを去っていくのがまたw
しかし、そのソニーは
NIKEとマイケル・ジョーダンとの契約の立役者ですからね。
ソニーの攻めの姿勢バリバリの行動を
NIKEの企業理念を提示しながら映し出していく
ソニーが結果を出したのは
それこそ結果論とはいえ、
企業理念に則した行動があったから
ってのも、説得力を持たせる感じで○
ただ、ダメだと言われていた直電はせずとも、
直接、ジョーダンに会いに行くという荒業を見せたあと
代理人のフォークにクソミソに罵倒されてて笑ったw

というか、罵倒してる際のワードチョイスよw
ひっでーこと言ってるわw
地上波なら規制音入りまくりの内容だぞw
いざ、ジョーダン親子を目の前にしての
ソニーの即興プレゼンスピーチは
ジョーダンの今後を見据えたものに。
それを踏まえて、事実として起こってきた出来事を
見せていく演出は良かったですね。
お父さんは殺されちゃったのか…(。´Д⊂)
家族の実権を握る母に比べて、
気さくで良い人っぽかったのにな(´・ω・`)

しかし、この母親がいたからこそ
今のジョーダンがあり、エア・ジョーダンが生まれ、
エア・ジョーダンのビジネスモデルが生まれたワケですからね。
何もNIKE側だけで世界を変えたワケでないのは
本作を観ていれば一目瞭然だと思います。
エンドロールでのジョーダンのスピーチでも
母がいたからこそ
って言ってましたからね。
彼女は本作でも影の主役感半端なし。
劇中に出てくるジョーダンも
絶妙に顔を見せないカメラワークが
良い意味でやきもきさせましたw

そして、この80年代アメリカを描いたからこそ
冒頭で出てきた当時の出来事はもちろんのこと、
本編も少し粗さのある映像にしてたのも良かったですね。
近年、こうした80年代や90年代を描く作品が
ちょこちょこ映画として出てきますが、
その時代のような画質で映し出される映像ってのも
定番になってきましたよね。
でも、やっぱそれはそれでその低画質な"粗さ"ひとつで
それを一目見ただけで、その時代にトリップすることができるし
むしろ、こういうのは良い手法だと思いますね。
そして劇中を彩る音楽も。
リアルタイムに聴いてた世代の音楽じゃないにせよ
やはりどこかで聴いたことある音楽があると
(* ゚д゚)ハッとするものはありますね。
本作の中だと、"Time After Time"がそれでした。
自分の中では、Quietdriveが出してたってイメージだけど
その後、ちゃんと原曲はCyndi Lauperだと知りました。
もちろん、本作で流れたのは原曲の方。
そうした80年代の曲がバンバン流れるのも、
この世代の人にとっては懐かしく思える要素かも。
そうした時代背景は、
パンフレットにも載せてくれていました。

主演のマット・デイモン、
NIKEのCEOフィルを演じただけでなく
ディレクター、プロデューサーも兼務した
ベン・アフレックの短いインタビューと
ジョーダンを取り巻く相関図、
当時のNBAやシューズメーカーの状況、
80年代の音楽やファッション、カルチャーのコラム
さらにはマット×ベンのこれまでの軌跡と、
マジで買って損はない内容で素晴らしかった。
こういうのが「パンフレット」よね。
買って損するような
形だけのクソみてーなパンフレット出してるとこは
見習って欲しいね( ゚Д゚)、ペッ
と、物語本編が面白かったのは言うまでもなく
そうした本編を彩る映像、音楽、パンフレットに至るまで
満足のいく内容で素晴らしかった。
AIR
の感想でした。
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