やっぱICE GRILL$がやってくれた!\(^o^)/

BLOODAXEが皮切りになるせいか、

オール平日なのはなかなかキツイもんがあるけど

5/31(水) 新宿ANTIKNOCK

既に支払い済みだぜ!( ・`ω・´)

5月は今のところBroadsideStray From The Path

6月はPolyphia、9月にStrung Out/No Fun At All

良い感じにライブスケジュールが埋まってきて

(* ゚∀゚)イィゾーコレ状態です。

どうも、トトです。



それでは今年22枚目の新譜レビュー

今回のバンドは昨年、過去作レビューを書いていて

フェスでも、単独でも見たことあるバンド。

てか、自分と同世代の音楽好き、

POP PUNK、エモ好きなら尚のこと

定番過ぎるバンドではないでしょうかね。

今や日本でもかなりビッグバンドになってる雰囲気。

直近2作はそうでもなかったけど、

今回は(* ゚∀゚)イィゾ!と思って本記事昇格。

そんな彼らの最新作はこちら。




20230401_021733
Fall Out Boy『So Much (For) Stardust』
01. Love From the Other Side
02. Heartbreak Feels So Good
03. Hold Me Like a Grudge
04. Fake Out
05. Heaven, Iowa
06. So Good Right Now
07. The Pink Seashell feat. Ethan Hawke
08. I Am My Own Muse
09. Flu Game
10. Baby Annihilation
11. The Kintsugi Kid (Ten Years)
12. What a Time To Be Alive
13. So Much (For) Stardust





00年代を代表するエモ、POP PUNKバンドであり

近年ではオルタナロックバンド的にも見られる

今や日本でも"ご存知"って言葉を使える…かも?

そんなFall Out Boyの5年ぶり8枚目のアルバム

So Much (For) Stardust

Fueled by Ramenから3/24にリリースされました。


そうして知名度や人気も上がっているからこそ、

さずかにFOBの単独はもう…行く気が起きないな(。-∀-)笑

でも、新譜ならいくらでも聴ける!…たぶん!w

ってことで、こうして取り上げました。

そんなFOBの最新作

早速、聴いていこうと思います。




Love From the Other Side
鍵盤とストリングスで雰囲気たっぷりに始まる1曲目。
でも、ここにアップテンポなバンドサウンドが加わると
なんか邦画とかアニメ映画の
クライマックス感がある気がするのは何故だろうか…w
Patrickのボーカル導入と共にその雰囲気も消え、
サビに入ると、なんか昔のFOB感あって良いな…(* ゚∀゚)
そう感じるとBメロからもそう思っちゃうな。
何気にサビに入ってるストリングスなんかも。
でも、テンポアップするラストサビを聴くと
あ、またクライマックス感w となる不思議。

MVはPeteおじいちゃんによる本のおはなしの世界。
MVの内容自体は面白くて良いんだけど…パト…w
アゴと首の境目なくなってんぞw てか、そのアゴ肉やべぇなw





Heartbreak Feels So Good
サウンド、ボーカル共に低音で始まる2曲目。
高音ではさすがに勝てないまでも、
ここまで低音で歌われると、元から似た声質だからか
PatrickPanic! At The DiscoBrendonみたく聞こえるな。
しかし、サビに向かう中で徐々にテンポ感、勢いを高め
サビは昔のFOBを彷彿とさせるようなPOP PUNK調ヾ(* ゚∀゚)ノ
サビの最後に響くコーラスも歌いたくなる。
Bメロは序盤からアップテンポに、その流れのまま
サビに入り、よりPOP PUNK的に感じるの(* ゚∀゚)イィゾー
最後にタイトルを高らかに歌い、
コーラスと共に終幕へ向かう展開も○です。

MVは酔いやすい人には要注意な
一人称視点が面白い内容に。
カメラはどこに?って思って見てたら
ちゃんと胸元に取り付けられてましたね。





Hold Me Like a Grudge
イントロからのベースが良いなぁ(* ゚∀゚)な3曲目。
変わってこちらは、めちゃくちゃSet It Offっぽいな!
本質はSIOがFOBっぽい、が正解なんだろうけどな。笑
ちょっと早口なボーカルとか、曲調、雰囲気、
サビの前にちょっとテンポ速めのクラップパート、
サビの最後にタイトルを歌う感じとかもCodyっぽくて
SIOとの親和性が高すぎて良いw
FOBよりPATDが好きだったから、SIOにはPATDを目指せ!
って言ってきたけど、Brendonは良いパパになる為に
シーンを去りましたからね。それなら……
よし!FOBを目指せ!←

MVは歴史改変を防ぐ的な内容?
歴代のFOBのアルバムジャケットが見られるのは
やっぱその頃のFOBが好きだった自分としては良いなぁ。
あのへんのを無きものにされたら困っちゃうなw





Fake Out
浮遊系にも思えるようなギターから始まる4曲目は
イントロを抜けると、むしろ軽快なリズムで彩られる
ポップでキャッチーな良質POP ROCKな雰囲気に。
Aメロ然り、Bメロ然り、
冒頭はアコギを掻き鳴らしてるのも良いよね(* ゚∀゚)
サビではバックに静かに鳴るシンセサウンドがまた
ポップな雰囲気を後押ししているようにも感じます。


Heaven, Iowa
ド頭の歌い出しからエモーショナルさ全開の5曲目。
なんかこういう雰囲気もちょっとSIOっぽいな。
しかし、サビで思いっきり声張って歌うパトは
しっかりパトであり、FOBしてる感じがします。
Bメロから入るコーラス要素も、ラストに向かうにつれ
存在感を強めていきますが、ラストサビには参加せず。
反面、バンドサウンドはひとしおで、泣きのギターあり
しっかりロックバラード的な雰囲気を出して終わります。


So Good Right Now
曲が始まるや否や、リズミカルなクラップと、
そのリズムを刻むベースと、歌いたくなるおーおーパートと
踊りたくなるような、リズミカルでダンサブルな6曲目。
このノリノリな感じ、聴いてて楽しくて(* ゚∀゚)イィネ!
ここに賑やかなホーン系が加わったらPATDだなw
しかし、FOBはバンドサウンドをメインにして
ダンシングナンバーに仕上げていますΣd(゚∀゚ *)


The Pink Seashell feat. Ethan Hawke
7曲目はモノローグの62秒。
ゲストのEthan Hawkeって…あのイーサン・ホーク?!Σ(・ω・ノ)ノ
てか、それ以外のイーサン・ホークって知らないしな…
それなら、ただ喋らせる為だけに呼んだのか
なんて贅沢な!w
もしくは、イーサン・ホークが出てる作品のセリフでも
サンプリングとして使ってる…とか?


I Am My Own Muse
怪しくダークなストリングスで幕を開ける8曲目。
冒頭から劇場的なオケ感も醸し出します。
そんな雰囲気にも関わらず、
どこかMichael Jacksonを感じたのは何故だろう。
曲調か、パトの声か、歌いかたか。
そんなオケ感に包まれつつも、後半にはギターが鳴く。
でも、このダークで壮大なオーケストリックサウンドは
映画的でもあって良いですね。


Flu Game
そんな曲とイーサン・ホークを挟んでの9曲目は、
再びイントロからノれるダンシングナンバーの雰囲気。
しかし、M6. So Good Right Nowとはまた違う、
踊れる曲なんだよねー(* ゚∀゚)
踊れるけど、どこかテンションはローな感じというか。
上がるところは上がるけど、基本はロー…的な?
こういうのもけっこう好きなんだよね(*≧∀≦)


Baby Annihilation
10曲目は再び語りの67秒。
ここではPeteが話します。
ところがどっこい、歌詞を翻訳ツールにかけても
イマイチ内容が掴めない…(。-∀-)笑


The Kintsugi Kid (Ten Years)
Linkin Park"When They Come For Me"を思い出す
そんなサウンドから始まった11曲目。
その雰囲気はパトのボーカルと共に流れる、
アンビエントな浮遊系サウンドと共に打ち消され、
バンドサウンドとなったところでFOB色に染まります。
タイトルになっている"Ten Years"をはじめ、
いくつもの繰り返されるワードがあることによる
キャッチーさもひとしお、耳馴染みの良いメロディは今さら。
アウトロでは子犬の元気な?鳴き声が。
今作のアートワークは、まさにその瞬間を捉えたよう。


What a Time To Be Alive
力強いドラムに、盛り上がるストリングス、
そこに加わる金管サウンドでさらに上がるヾ(* ゚∀゚)ノ
そんな始まりを見せる12曲目。
曲調も上がり調子で、ポジティブサウンドを爆発させる。
リズム感、テンポ感が体を揺らすのはもちろんのこと、
やっぱその楽しい雰囲気はストリングスとホーンサウンド!
そうした賑やかなポップソングは
それこそ近年のPATD感あって良いな(* ゚∀゚)
盛り上がりが最高潮に達するラストサビも最高\(^o^)/ォウ!


So Much (For) Stardust
そんな陽性トラックのあとにくる
今作ラストを飾る13曲目のタイトルトラックは
冒頭からどこか悲しげなストリングスから始まり、
ドラムと共に低音なピアノがダークな雰囲気を奏でる。
一瞬、快活な音を出すホーンサウンドもあるけど、
やはり全体的には陰性な雰囲気を纏っています。
後半部分のストリングスは切なさひとしお。
そこからラストサビへとなだれ込む。
ラストはゴスペル的なコーラスと共に
ゆっくりフェードアウトしていきます。





以上、

Fall Out Boy『So Much (For) Stardust

でした。

え、なに…良いじゃん(* ゚∀゚)

直近2作は、思いのほかハマりはしませんでしたが

今作は(* ゚∀゚)イィゾー

それこそなんか00年代のFOBに戻った感じ。

だからこそPOP PUNKしてた頃のFOBのようで

自分も今作にはハマったのかも。

M6. So Good Right Now
M12. What a Time To Be Alive


なんかは、近年のPATDヨロシクな

賑やかホーンサウンドが響くのも良かったです。

ついこの前書いたAll Time Lowもだけど、

元々いたシーンに戻ってきつつあるように感じるのは

個人的には大変喜ばしいですねヾ(* ゚∀゚)ノ

ただ、やっぱ今作いちばんの驚きは

イーサン・ホークだけどなw


そんなイーサン・ホークも参加している最新作

Fall Out Boy『So Much (For) Stardust

自分がよく知る"あの頃"に戻ったようでもあり、

これまでの作品を経ての部分もあり、

それこそATL同様に

近年の作品の中ではいちばん好きです。

是非ぜひ、ご一聴。





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