9/1(金)日本公開決定❕
— ディズニー・スタジオ (@disneystudiojp) March 7, 2023
『#ホーンテッドマンション』
◤◤ 映 像 解 禁 ◢◢
あの人気アトラクションが実写映画化🎬
🌟ようこそ、呪われた館へ🌟
⑨❾⑨人のゴーストたちが
みなさまをお待ちしています👻ˊ˗
҉1҉0҉0҉0҉人҉目҉は҉、҉あ҉な҉た҉ pic.twitter.com/zk8F1AOOdo
そうしてプロモーションしてきたここ数年の作品を
一体何本、配信限定にしてきたかお忘れか?
ホントに"映画館で"公開してくれるんですかね(。-ω-)
配信業に超ぉぉぉーーー絶!お熱なディズニー様が。
と、期待してても仕方ないんで
期待1割、不信9割で今後の行く末を見守ろうかと思います。
どうも、トトです。
先週から公開された、チェックしていた4本の内
1本しか観てないのに、再び金曜を迎えてしまいました。
残り3本、上映期間中に観れるだろうか…
とは思いつつも、本日から公開されたものを観に。
本作もずっと楽しみにしていたけど、
TOHO系列でもずっと予告編出してたのに
上映しないTOHOシネマズがあることにビックリだよ…
ってくらい、意外と公開規模そんなでもない?
と思ってしまう、今年11本目の新作映画はこちら。
オットーという男
(原題:A Man Called Otto)
オットー・アンダーソン。町内イチの嫌われ者で、いつもご機嫌斜め。曲がったことが大っ嫌いで、近所を毎日パトロール。ゴミの出し方、駐車の仕方、ルールを守らない人には説教三昧、挨拶をされても仏頂面、野良猫には八つ当たり、なんとも面倒で近寄りがたい…
そんな彼が人知れず抱えていた孤独。最愛の妻に先立たれ、仕事もなくしたオットーは、自らの人生にピリオドを打とうとするが、向かいの家に引っ越してきた家族にタイミング悪く邪魔をされる。それも、一度だけでなく二度も、三度も。“世間知らずだが、とにかく陽気で人懐っこく、超お節介なメキシコ出身の奥さんマリソルは、オットーとはまるで真逆な性格。突然訪ねてきては手料理を押し付けてきたり、小さい娘たちの子守や苦手な運転をオットーに平気で頼んできたりする。この迷惑一家の出現により “自ら人生を諦めようとしていた男”の人生は変化していく──。
久しぶりのトム・ハンクス主演作\(^o^)/
スウェーデンの『幸せなひとりぼっち』の
ハリウッド版リメイク作品
オットーという男
初日である昨日、映画館にて鑑賞。
『幸せなひとりぼっち』はノータッチです。
というか、恥ずかしながら本作をキッカケに知りました。
で、観終わった感想としては
良かったぁ…( ;∀;)
今年、何個目だろ泣いた作品。笑
まだ3月なのにけっこう泣いてる気がするんだがw
大体、トム・ハンクスが嫌われものを演じるからって
本当に嫌われてるなんてことは
絶対にないんよ
まして、主演張る作品に限って。
最初から最後までほっこり
温かい気持ちで126分を過ごしました。

嫌なヤツ感があったのって冒頭くらいじゃね?
その冒頭のホームセンターのシーンでも
親切心からの定員の申し出を断り、
フィートかヤードの長さの違いでのロープの価格に
ケチつけるという、老害ムーブも見せるけど
物語が進んでいけば
ちょっと言い方キツいだけの、良いおじいちゃんなのよ。
悪態をついてても、根は良い人感が隠せてないんよ。笑
マリソルの娘ちゃんたちには
強く当たることすらしなかったからね。
それに、言い方がキツいだけであって
間違ってることは言ってないんだもんな。
ホント、何でゴミの分別すらできないかね(。-ω-)-3
今の世の中、"バカモノ"ばっかりだヽ(*`皿´*)ノ
でも、オットーは
先立たれた奥さん、ソーニャの後を追いたいが為に
序盤からずっと死ぬことを考えてる。
電話を解約し、電気も止め、
ホームセンターで買ったロープは
首吊り自殺に必要なものだったし、
アニータ宅のエアコンを直す代わりに返せといったホースは
車で一酸化炭素中毒での自殺を遂行する為だった。
そのあとも、電車に轢かれようとしたり、
最終的にはショットガンを持ち出す始末。
すべてが未遂に終わったワケだけど
生きて欲しい
と、ソーニャが願っていることに気付き
もうバカな真似はしないこととなる。
でも、それはソーニャのことだけじゃなくて
引っ越してきたマリソル一家をはじめ、
旧知の仲であるアニータ夫妻、

ソーニャの教え子だったマルコム
いつも近所を散歩してるジミー
そして、成り行きとは言え同居人となったネコ

と、決して多くはないにしても
オットーのご近所さんたちの存在があってこそよね。

そのマリソルがとてもチャーミングでしたね。
近くに引っ越してきたからって
あそこまで干渉してこられたらさすがにイヤだけどw
でも、そこはマリソルの人柄あってこそ
許せるような感じしちゃうよね。
オレもサルサとクッキー食べたい!
それにタイミングが良いんだか悪いんだか
マリソルのクソデカドアノックのおかげで
オットーは何度も自殺を免れてるワケだし。
マリソルの運転練習の時には
オットーもめちゃくちゃ良い教官してたし、
どんどん打ち解けて、ソニアの話もするようになったし
やっぱりオットーが変わったことの大きな要因は
間違いなくマリソルだろうしね。

娘の姉妹も可愛かった(*´ω`*)
でも、プロレスラーのフィギュアで遊んでたのは
さすがメキシコキッズw
女の子が覆面レスラーの人形で遊んでるなんて
初めて見たわw
そして、オットーに何かと付いて回っていた
猫がまた名役者!
オットーのパンツの裾を掴んで引きずられるとか
一緒にお墓参りに行った際には
ダンボールから顔を覗かせるとか
あざとさハンパないなこの猫w

オットーは自殺願望があるだけでなく
心臓が肥大化してしまう病を患っていて
病気としては決して軽いものではないだろうけど
マリソルが笑ってしまうのもめっちゃわかる
あれだけ無愛想で、人当たりキツイおじいちゃんなのに
ハート(心)が他の人より大きいんですよ?
その実、親切で面倒見のいい人なんだもんな
皮肉にしても、そりゃ笑うw
そして涙なしでは見られないラストシーン…
第3子も生まれ、円満家庭のマリソル家
しかし、届いた荷物を玄関に取りに行ったトミーが
(オットーが)雪かきをしてない…

毎日欠かさずやっているルーティンがあるからこそ
それをちゃんと見ていた人がいたからこそ
異変に気付くことがある。
向かいのオットー宅に行ってみると
オットーはもう…
こちらも自然と涙が溢れてくる(´;ω;`)
マリソルに向けた手紙と共にエンディングへ
オットーの家にあるもの、新車のシボレーも
すべてマリソル一家にやる
猫の世話も頼む
シボレーの運転は絶対にトミーにさせるな
と、ちゃんとオチも付けてて最高。笑
やっぱり大事なのは
現実世界での"人との繋がり"
ネットを介せば、ホイホイ簡単に繋がれる世界だけど
果たしてその繋がりは
本当に繋がっているのか
相手の顔見て、目を見て、
モニター越しじゃなく、対面で接することのできる関係
それが何より大切なこと
ってのを、改めて思いました。
ただ、そういう現代ならではの繋がり方にも
意味を見出だしてるようなシーンもあったのは良かった。
オットーが電車自殺を計ろうとした際
思わぬところで先に線路に落ちたおじいちゃんがいて
オットーがおじいちゃんを助ける様子を
若者世代は、手を差しのべるでも、手助けするでもなく
我先にとスマホで撮影してた。
作中でオットーが言う"バカモノ"としか思えなかったけど
その動画により、
オットーの行為を100万人以上が絶賛してる、と。
それをSNSジャーナリストの目にも止まり
是非、インタビューを!
なんて流れには、こっちもしかめっ面でしたが、
アニータ夫妻の立ち退き問題の際には
不動産会社の不正を明るみにする為に
そのやり取りを動画に収め、
アニータ夫妻を救う一助になった。
こういうことばかりなら
世の中も良い方向に向かうだろうにね。
単に感動作なだけではなく、
話の流れもスッキリ一話完結型で
キレイにまとまってたのも良かったです。
冒頭で老害ムーブな"一見"嫌なヤツ感を見せておき
実はそうじゃなくて、何だかんだで
世話焼きで親切なおじいちゃんなんだよ、ってのを
近隣住民との絡みで見せていき、
合間合間にソーニャとの過去編を挟みつつ、

オットーにとってのソニアがどれほど大きく、
大切な存在かを描き、
オットーが塞ぎ込んだ理由も明らかにして。
みんなと打ち解けて、平和な暮らしの中で
オットーの最期を迎える。
マリソル家にマルコが産まれてから
オットーが死ぬまでの出来事は
エンドロールにあった写真で補完されてるのも良かった。
視界が霞んでよく見えてなかったけど( ;∀;)w
涙を拭って、ちゃんとパンフレットも買いました。

と、やっぱりトム・ハンクスは
好きな役者の1人だということを再認識したし、
久しぶりの主演作も、自分にとっては大当たりでした。
オットーという男
の感想でした。
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