世界中が熱狂した
— ソニー・ピクチャーズ映画 公式 (@SonyPicsEiga) March 2, 2023
革新的サスペンス・スリラー第2弾
📽映画『search/#サーチ2』
4月14日(金)公開 決定❗️
母が行方不明に。Z世代の娘ジューンは、使い慣れた📱アプリや💻サイトを駆使して捜索を試みる❗️人々の行動がデジタル上に記録される今。
母はすぐに見つかるはずだった──#ソニピク謎試写 pic.twitter.com/GOwF43Fc4n
『serch 2』公開日決定キタ――(゚∀゚)――!!
まぁ、でもアイデア勝負みたいなところあったし、
1を超えてくることは難しいだろうけど、
その1が面白かったからね。
2にも期待です。
どうも、トトです。
2月も終わりましたが
3月も注目映画が盛り沢山!
第1週公開作の中だけでも、
自分がチェックしてるのが4本もあるw
体がいくつあっても足りません( ノД`)
とはいえ、
その4本すべて観るか、観れるかは別ですが。
そんな中で、最初の1本に選んだ今作。
初報から注目はしていたものの、
日本公開が決まると、
やはり日本のプロモーションが寒くてなぁ…
なんだよ #エブエブ って
おかげで観るのどうしようかとか思いましたが
自分とその4本のスケジュール的に
これが最初に観やすい時間があったのでね。
やっぱ公開規模がそれなりにあると選択肢も増えるもんです。
ってことで、
今年10本目の新作映画はこちら。
Everything Everywhere All at Once
経営するコインランドリーの税金問題、父親の介護に反抗期の娘、優しいだけで頼りにならない夫と、盛りだくさんのトラブルを抱えたエヴリン。そんな中、夫に乗り移った“別の宇宙の夫”から、「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と世界の命運を託される。
まさかと驚くエヴリンだが、悪の手先に襲われマルチバースにジャンプ!
カンフーの達人の“別の宇宙のエヴリン”の力を得て、闘いに挑むのだが、なんと、巨悪の正体は娘のジョイだった…!
各賞レースでも話題沸騰のこの作品が
遂に日本上陸
Everything
Everywhere
All at Once
公開日翌日に観てきました。
IMAXやDOLBYでも上映してましたが
とりあえず今回は通常の2Dで鑑賞。
メタバース、マルチバースを流行る…というか
流行らせようとする動きが活発に思える昨今、
本作もそんなマルチバースもの。
ポスターは割と控えめだけど、
海の向こうのポスターには

本作のカオス感を上手く表現したポスターも。
これはスゴいな。笑
で、これが良いと思うくらいには
やはりかなりのカオスな作品でした。
そもそもA24絡みの作品で
カオスじゃない方を探す方が難しいんじゃない?
ってくらい、製作だろうと配給だろうと
A24の名前がある作品は、カオスな要素ありがちですが。
その点は本作はまさにストライク。
そもそもマルチバースを扱ってる時点で
カオスな世界観になるのも予想に難しくない。
今いる世界は、数ある選択肢の中で
こうなる人生を選んできた世界
っていう、フローチャートを見せる演出が良かった。
ゲーム的でもあって、わかりやすいよね。
でも、選ばなかった選択の方は
どうなってるかがわからないのが今の人生
そうした「選択」による「可能性」も
表現してる作品のようだとも思いました。

A24絡みの作品にしては、
かなりエンタメに振り切ってる印象でしたが
やっぱ要所要所でA24色を出してくるよねー(。-∀-)笑
フレーム単位で切り替わる多次元エヴリンの姿の中に
めちゃくちゃホラーめいたものがあったりとか。

手指がソーセージになってる世界では
その指を食ってるシーンがあったりとか。
腹を裂いて血と内蔵をぶち撒けるシーンは
子どもの絵みたいなアニメーションで描いたのは
なるほど上手いなぁと感心しました。

こちらとしてはリアルに出して欲しい側だけど
落書き程度の絵でなら、変な規制もいらなくなるしね。
そこから繋がるのが、ビーズをぶち撒ける人形になるってのも
はえー(* ゚Д゚) と、すぐさま再び感心。
この全体的にエンタメ感がありつつも
ほんの少し劇薬を混ぜてるみたいな。

生物としての世界がなく、岩になってるとことか
どんな宇宙だよw
音無し、字幕のみでエヴリンとジョイが会話してるシーンも
カオスとコメディが混在しとるw
しかし、ここで交わされている会話は
今の世情に対するメッセージ性が
いちばん出ていたシーンかもしれません。

と、まぁ真面目に語るのはこれくらいにして
本作でのかなり重要な部分である
マルチバースがどう関わってくるのか。
別の宇宙での能力を引き出す為には
変な行動を起こすことが必須
っていう条件が、本作の笑いどころになる。

その行動が変であればあるほど
"当たり"に繋がりやすくなるってのも良い。
こうして、エヴリンがカンフーマスターの動きを
自身の体にインストールして使うワケですが、
やっぱキレキレのカンフーって画面映えするよなぁ(* ゚∀゚)
中国にしろ、韓国にしろ、日本にしろ、
やっぱ「武術」って憧れるもんがあるわ。
単なる路上のピザの看板持ちが
あんな華麗なアクションになるんだから大したもん。
しかし、そうした強スキルを使う為に行う
「変な行動」がな…w
やっぱいちばんの笑いどころは中盤
アクション増し増しでの格闘シーン
エヴリンと相手の決め手に欠く中、
エヴリン一家を担当してた
国税局の役員の机にあったトロフィー…

観てるこっちも察したよねw
トロフィーをケツに刺す気だ
と、ジョイの解説が入りましたが
そんなことでトロフィーを取り合う攻防っていうのが
アホ過ぎて笑うw

結果、既に下半身丸出しの伏兵がトロフィーを勝ち取り
そいつの相手をしている間に、
最初に争ってたヤツが加わり2対1に
最初のヤツには別のトロフィーが刺さってるw
ケツになんかぶっ刺さってるヤツが
ドヤ顔で構えてるのでもうダメだったwwwww
ここは間違いなく本作最高の笑いどころだと思います。
『レミーのおいしいレストラン』パロも面白かったけどなw
本作はネズミではなく、アライグマでしたがw
…いや、デカくね?w
と、思ったのは言うに及ばず。

本作での敵役…って言っても
絶対悪とは言い切れない感じでもありました。
エヴリンの娘、ジョイを演じたステファニー・スー

作中では最初と最後に
太りすぎ!
なんて言われるシーンもありますが

どこがや!(# ゚Д゚)
あんなもんちょいぽちゃレベルやんけ!
むしろ肉付き良くてとても良いぞ!(* ゚∀゚)b←
エヴリンと同じく特異な存在であり、
エヴリンを演じたミシェル・ヨー共々、
七変化的な見た目の変化も楽しめたのは良かったです。

そして、驚きだったのは
国税庁の役人にジェイミー・リー・カーティス

どこがよ?!Σ( Д )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
髪型、メイクはもちろんだけど、
体型まで変えられたらもうわかんねーなw
と、まぁ
感想ですらなかなか上手くまとめられませんが
だからこそ、パンフレットの購入を決意。

本作のトレードマークである
「ギョロ目ちゃん」も表紙にくっついてました。

カオスなマルチバース世界も大いに楽しく
主人公と敵が親子の関係ってこともあり、
親子愛、家族愛も描きつつ、
公式サイトには監督の日本へのメッセージで
――この映画を作ろうと思った背景を教えてください。
この映画は、インターネット時代に生きている我々の感情を表現してみました。言葉にはしがたいこのとてつもなく圧倒される感情をとらえて、それを乗り越えていきたいと思いました。始めから、エキサイティングなアイディアが3つありました。
1)バカバカしい闘いを繰り広げるSF・アクション映画
2)21世紀の移民の物語を通して家族愛を描く
3)あまりに多くの別宇宙に行きすぎ、哲学的な思想を探求することになるマルチバースムービー
また、この映画は多くのアジア映画へのラブレターでもあるのです。時々、ボクらの映画は独創的ですごく奇妙なオリジナル作品だと言われると、「アニメを見たことがありますか」と思わず聞いてしまいます。『マインド・ゲーム』(湯浅政明監督)や『パプリカ』(今敏監督)、『もののけ姫』(宮崎駿監督)まで日本のアニメ作品やあらゆるものからインスピレーションを受けてこの映画を作ったので、日本の皆さんにはぜひ楽しんでもらいたいと思っています。
ということも描かれている作品です。
話題作と言って申し分ない作品だと思います。
Everything
Everywhere
All at Once
上映中に是非ぜひ、劇場へ。
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