今年のWWWY FESのラインナップ発表!

今年も至極すぎるラインナップだなぁ。

Warped無きあと、自分がいちばん行きたいフェスは

これまでSlam Dank Fesが担ってましたが、

今や完全にWWWY FESですね。

どうも、トトです。



それでは今年の新譜レビュー

ようやく10枚目に到達しました。

追いつかなくなるくらいバカバカ出るより

これくらいのが個人的には嬉しいな。

とはいえ、この前の金曜は4枚も出てますが(。-∀-)笑

その前に第3週のリリース分を片付けます。

そんな今回取り上げる作品はこちら。





20230217_010822
Solence『Hope is a Cult』
01. Rain Down
02. Best For You
03. Demons
04. Waves
05. Antidote
06. Claustrophobia
07. _hope is a cult_
08. Better This Way
09. nuBlood (feat. Fame On Fire)
10. Life Goes On
11. Endless
12. _a new hope_
13. Blood Sweat Tears





早いもので、当ブログでレビューを書くのも3枚目

スウェーデンのロックバンドSolence

2年ぶり3枚目のアルバムとなるHope is a Cult

なんとビックリ!Hopeless Recordsから

2/17にリリースされました。


今作のトラックリストを検索した時に

Hopelessの公式ストアが出てきて何かと思ったわΣ(・ω・ノ)ノ

いつの間にHopelessとサインしたんw

それはそうと、いつの間にやら

ウチのブログでも常連となりつつあるくらい

しっかり定期的に新譜をリリースしてくれるSolence

そんな彼らの最新作、聴いていこうと思います。




Rain Down
こういうサウンド聴いてるとCROSSFAITHが浮かぶなぁ
なんてイントロから幕を開ける1曲目。
そうしたデジタルサウンドに、ツボるドラムから
HR/HM感のあるギターパートへ移り、ボーカルが入る。
そうした展開からは真逆な歌メロ光るサビへ。
繰り返されるコーラス、クラップも含めてキャッチーで
極めつけに、
ヾ(* ≧□≦)ノ Rain Down!!
と、タイトルを叫ぶシンガロングパートに上がる。
後半のブレイクパートは、ここでもコーラスを含め上がる。
ラストサビはテンポアップするとこも(* ゚∀゚)イィネ!
オープニング相応しい上げ曲で○





Best For You
まさかの口でのドラムイントロ?!Σ(・ω・ノ)ノ
と、冒頭から驚いた2曲目。
そこから抜けた先は静かに歌いつつ、
サビに入るとテンポアップして耳触り良いメロディに。
ちょっとCasketsとかNormandieっぽさもあるかな?
その2バンドが好きな自分が、
この曲を気に入らないワケもなく。
シンセサウンドを鳴らすブレイクパートは
ほんのりElectronic Callboy的でもある。





Demons
懐かしくも聴き覚えのあるようなイントロの3曲目。
こういう感じエレクトロサウンド、
一時期よく聴いてたからかな。
後半では、
軽快なラップ調ボーカルから落とすブレイクダウンが
気ン持ち(* ゚∀゚)イィ───!!!
こういうデジタルブレイクダウン的なの良いな。
ドラムなんかは全体通して、ちゃんとバンド体制だった
Pendulumっぽいとこもgood(゚∀゚ *)です。





Waves
透明感のある女性コーラスから始まる4曲目。
彼女の歌声はその後も幾度となく響いてきます。
そのあとの冒頭は静かにボーカルがメロディをなぞる。
サビに入るとイントロ同様に、アップテンポなサウンドに
綺麗な歌声を響かせています。
むしろ、バンド側のメインボーカルの方がゲストに思えるくらい
この美麗な歌声がメインとさえ思えますね。笑


Antidote
こちらも始まりは静かに幕を開ける5曲目。
サビではバンド感も全開で、
往年のオルタナメタル、ロックな様相に。
てか、この曲自体がそうした雰囲気があるように感じます。
短いブレイクのあと、ラップ調ボーカルとヘヴィサウンドで
これまた短いニューメタル感を出してくるとこが(* ゚∀゚)イィ!





Claustrophobia
シンセに重いギターが鳴る幕開けの6曲目。
タイトルを歌って入るサビのメロディは
コーラス含め、キャッチーで耳馴染み良し。
シンセと共に、攻めのブレイクダウンで落とすとこはgood
縦ノリ感もあるメロディを展開してきて、
ラストは叫び散らして締めるのも良いですね。


_hope is a cult_
前曲で高めたテンションを静めるかのような
今作タイトルトラックである7曲目は
静かにアコギを掻き鳴らす、わずか1分の
インタールード的ショートトラック。


Better This Way
和の雰囲気を感じる弦楽と共に始まる8曲目。
持ち前のシンセもしっかり使用しつつ、
曲調はミドルテンポな歌もの寄りに。
タイトルはもちろん、同じフレーズを繰り返すサビは
これまた耳馴染みの良いキャッチーさを展開。
後半、テンポアップしていくとこが個人的なツボです。
ラストサビもそのままアップテンポに。
最後はタイトルを何度も歌う中では、
One more time!!
と、ライブの煽りのように呼びかけ、
シンガロング感のある声量の多さがまた良い(* ゚∀゚)
そしてアウトロはイントロと同じく、
どこか和楽器のような弦楽と共に終わります。


nuBlood (feat. Fame On Fire)
序盤からわかりやすくリズミカルな9曲目。
そこも影響してるのか、ギターがヘヴィでも
曲調自体はかなりキャッチーでノリやすい。
コーラスによるシンガロング感もあるし、
タイトルを繰り返す縦ノリパートなんかは
キャッチーさの固まりだろ、と。
BメロからはゲストのFame On Fireから
ボーカルのBryanがハスキーな歌声を披露しています。
Bメロサビ後はフラグ通りに、
デジタルサウンドを交えたブレイクダウンで落とす。
そして、またもシンガロング感のあるコーラスのあと
ストリングスを取り入れたラストサビへ突入。
ラストはデジタルボイスと共にタイトルを叫んで締めます。





Life Goes On
そんな上げ曲から一転、エモーショナル特化な
アコギでの歌ものとなった10曲目。
しかし、これまでにもふんだんに使われている
バンド特有のシンセも取り入れられており、
他のバンドにも見られるような
従来のアコギトラックとはまた違う雰囲気が○


Endless
11曲目はイントロからLinkin Park的ニューメタル感。
って思っちゃうと、その後の展開もLPっぽく思えちゃうな。
影響を受けてないなんて言わせないバンドですけどね。笑
しかし、8曲目同様
Everyone!!
と、呼び掛けてからのコーラスによる
大合唱感のあるシンガロングが響くサビは
ライブ感もあってめっちゃ良いですね(* ゚∀゚)


_a new hope_
ラストへ行く前に再びインタールード的なショートトラック。
こちらはわずか49秒で、静かに鍵盤サウンドが響く。
ピアノが消え、打ち込みに切り替わってから今作ラストへ。


Blood Sweat Tears
そんなラスト13曲目は、まさかの7分超え!
その始まりは弾き語りのように静かな始まり。
そこを超えると、シンセと共にバンドサウンドが爆発。
アップテンポに攻めの姿勢を見せる展開から、
His Statue Fallsなんて
懐かしいバンドが浮かぶようなシンセを鳴る。
Bメロはそのままアップテンポに転調して進みます。
Bメロのサビ後に、刻むギターが個人的にツボる(* ゚∀゚)
そこからストリングスを取り入れたシアトリカル感に
再び気持ちが高ぶるヾ(* ゚∀゚)ノ
さらにテンポアップしていく展開に上がります。
7分の内の2/3あたりで、1つの終わりを迎えたような雰囲気の中、
掻き鳴らされるアコギと、通常のギターが交差する。
そのギターがグッと前に出て、泣きのギターソロを。
これがそのまま、約2分の長いアウトロとなり
映画のエンディングのような壮大な幕引きとなります。







以上、

Solence『Hope is a Cult

でした。

何だかんだで今回で記事にするのは3枚目ですが

どれもなかなか良いんだよな(* ゚∀゚)

エレクトロサウンドやシンセサウンドなんかは

むしろ懐かしさすら感じる部分もあるのに

逆にそこがあるからこそ、

そうしたサウンドを聴いてた時期があるからこそ

Solenceにハマっているのかもしれません。

そうした基盤がありつつ、

レビュー中に別のバンドの名前をいくつか出したように

なかなかに色んなことを取り入れてるのも

このバンドの魅力であると思います。


そうして今作も良作に仕上げてきました。

Solence『Hope is a Cult

ウチで取り上げた前作、前々作を聴いた人はもちろん、

今作からSolenceに入るのも良いと思える1枚です。

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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