DSC_0074

既にBDはもっていたものの、

UHD BDが欲しくて買ってしまったw

なんだかんだ特典もあったし、

買ったことに後悔はない!

どうも、トトです。



今年最初の1本『ドリーム・ホース』から2週間

今年2本目の映画を観に。

今回の作品は、いつぞやに映画観に行った際、

その時に流れた予告編で気になった作品です。




20230121_012254
ノースマン
導かれし復讐者
(原題:The Northman)

9世紀、スカンジナビア地域にある、とある島国。
若き王子アムレート(オスカー・ノヴァク)は、旅から帰還した父オーヴァンディル王(イーサン・ホーク)とともに、宮廷の道化ヘイミル(ウィレム・デフォー)の立ち会いのもと、成人の儀式を執り行っていた。しかし、儀式の直後、叔父のフィヨルニル(クレス・バング)がオーヴァンディルを殺害し、グートルン王妃(ニコール・キッドマン)を連れ去ってしまう。10歳のアムレートは殺された父の復讐と母の救出を誓い、たった一人、ボートで島を脱出する。
数年後、怒りに燃えるアムレート(アレクサンダー・スカルスガルド)は、東ヨーロッパ各地で略奪を繰り返す獰猛なヴァイキング戦士の一員となっていた。ある日、スラブ族の預言者(ビョーク)と出会い、己の運命と使命を思い出した彼は、フィヨルニルがアイスランドで農場を営んでいることを知る。奴隷に変装して奴隷船に乗り込んだアムレートは、親しくなった白樺の森のオルガ(アニャ・テイラー=ジョイ)の助けを借り、叔父の農場に潜り込むが…。






以前観た『ライトハウス』でも監督を務めた

ロバート・エガース監督作品

ノースマン 導かれし復讐者

を観てきました。

予告編やポスターからも伺い知れる

豪華キャストが目を引く作品ではありますが

130分超えの大作、そこそこに楽しめました。


しかし、冒頭のナレーションから

オーディンがどうたらかんたら、ヘルの門がなんちゃら…

え、これ北欧神話的な話なん?( ゚Д゚)

と、思いきや

父を殺され、母を奪われた復讐を近いつつ、

故郷を追われるように逃亡した幼きアムレートは

数年後には、ムッキムキのヴァイキングになっていて

GOD OF WAR?アサクリ?( ゚Д゚)

と、頭の中がごちゃごちゃに。笑

ベースは北欧神話を取り入れつつ…って感じなのかな。


そのへんはBGMにもよく表れていた気も。

やっぱこう、アメリカやイギリス、もちろん日本でも

あまり聞き慣れなくても、聴けばなんとなくわかる

北欧の民族調の楽器というか音楽というかね。

で、戦闘シーンや迫力あるシーンでは

それこそ男の低音コーラスを取り入れた

重厚かつ壮大な音楽になっていたり。

そういった壮大な方なんかは

それこそGOD OF WARを彷彿とさせました。

劇中に出てくるルーン文字なんかも

見え覚えあるー(* ゚∀゚)って思いましたもん。笑


ヴァイキングになってすぐの襲撃シーン

ワンカット進んでいくシーンは良いですね(* ゚∀゚)

わかっちゃいても、こういうの見てると

(* ゚∀゚)おぉーって思っちゃいますね。



↑この本編動画は途中で切れてますが

このあとも1~2分続いていたと思います。


そんな復讐に燃えるアムレートを演じた

アレクサンダー・スカルスガルド

The Northman_1

"スカルスガルド"なんて名前の珍しさ故に、

リメイク版『IT』でペニーワイズを演じていた

ビル・スカルスガルドが浮かびましたが、

調べてみると、やっぱ兄弟なんだな。(ビルが弟)

お兄ちゃんのアレクサンダーも

今作では立派な復讐者としてカッコ良かった。


序盤しか出番がなくとも、

やはり存在感抜群のウィレム・デフォーw

The Northman_3

そもそも顔面力が強すぎて、

これがちょっとした奇行に及ぼうもんならもうw



このシーンに関しては、

イーサン・ホークの方が怪演だった気もしますが。笑


アムレートの復讐を遂げるための

武器の所在を聞きに行くシーンでは生首デフォーがw

The Northman_4

そこは声だけだったけど、やはり存在感あるなぁw

その武器の名前は「ドラウグル」

レーヴァテインちゃうんかーいΣ⊂(゚Д゚ )

と、北欧神話的な武器名を期待したのが肩すかし。

ドラウグルも聞くは聞くけど、

武器の名前になってるってのはあまり聞かないな。

似た名前なら「ドラウプニル」とかあるけどもね。


The Northman_2

あとはまさかのBjörkは

それこそアイスランドが舞台だったからこその起用か。

でも、主題歌なりエンディングなりはBjörkじゃないのね。

ミュージシャンとかは、

そこも込みでのキャスティングもありがちだけど、

主役じゃないからかな。

役どころは、見た目が奇抜すぎる魔女でしたが。笑



しかし、こうした魔女であったり

作中では儀式的な催しだったりも行われてたので

そういうとこも北欧ならではか、なんて思いつつ。

『ミッドサマー』に見たような儀式や風習なんかも

源流はこういうとこからきてんのかね?なんて。


The Northman_5

ニコール・キッドマンの王妃はクソ親でしたねー

てか、諸悪の根元はオーディンか。

オーディンの悪態、悪行は神話でもお馴染みですし。

王妃の言ってることが本当なのだとしたら

アムレートの出自は何とも複雑なものに…(´・ω・`)

そんなお父さんとお母さんの為に復讐を誓い、

奴隷のフリをしてここまで来たのになぁ。

まぁ、結果殺すから観てるこっちはスカッとしますがw


そんな復讐心バリバリなアムレートに

光を差し伸べるのがアニャジョイのオルガ

The Northman_6

ソーホー
アムステルダム
THE MENU

そして今作と、

ここ1、2年でアニャ出演作ありすぎだな。w

しかも割とどれも面白い作品という当たり女優っぷり。

でも、↑3作と比べてしまうと

今作がいちばん下かな(。-∀-)笑

しかし、やはり若手の中でも

かなりの顔面力をもっているだけあって

やはり今作でも、かなり強い女性を演じています。

美体を拝めたのはサプライズでしたね(* ̄ii ̄)笑




終盤、

そんなオルガとの幸せ逃亡エンドか?と思いつつ、

おいおい、復讐劇なのに

復讐を完遂しないまま終わるとかねぇだろ

と思いましたが、そこはやっぱりちゃんと復讐劇

The Northman_7

ラストはしっかり復讐を完遂&相討ち。

アムレートもヴァルハラは行けたであろうという感じで

すっきり幕引き。



って感じで、

ノースマン 導かれし復讐者

の感想でした。

復讐はしっかり果たせたものの

なんかこう…面白さ的には何かが足りない感じ。

グロ描写もあったけど、やや抑え気味だし、

北欧神話を使うなら、

もっとガッツリ使ってもいいのでは?とも思ったし。

面白く観れたは観れたけど…ちょっともうひとつ!





関連記事