クソみてぇなバカなことしててマジで笑うw

こういうとこリンプらしいなって思うわw

家で1人で見てて爆笑したw

これ、メンバーが面白いのはもちろんだけど

ソーセージ焼いてるヤツが

トム・クルーズでもうダメだったwwwww

これもう今年のBEST MV独走か?w

どうも、トトです。



それでは今年3枚目の過去作レビュー

前回、ブリンクの記事を書いた時に

90年代のはなかなかないんだよネー

なんて言っておきながら、

もう1枚見つけてきましたw

ten56.の新譜レビューを上げた1月第3週

まだそんなに新譜が出ていなかったこと、

そして今回の作品はボリュームがあったこと、

ってことで、その1週間ほぼ丸々使ってじっくり聴きました。

そうして仕上げた過去作レビューはこちらの作品。




Limp Bizkit_Significant Other
Limp Bizkit『Significant Other』
01. Intro
02. Just Like This
03. Nookie
04. Break Stuff
05. Re-Arranged
06. I'm Broke
07. Nobody Like You (feat. Jonathan Davis & Scott Weiland)
08. Don't Go Off Wandering
09. 9 Teen 90 Nine
10. N 2 Gether Now (feat. Method Man & DJ Premier)
11. Trust?
12. No Sex (feat. Aaron Lewis)
13. Show Me What You Got
14. A Lesson Learned
15. Outro
16. [Untitled]





当ブログに足を運ぶような人であれば

知らない人などいないでしょう。

そんなレベルのニューメタル界を代表するバンドの1つ

Limp Bizkitの2枚目となるアルバム

Significant Otherが1999年にリリースされました。

リンプの作品の中で、

今作のアートワークがいっちばん好きです。


そんな今作、リンプ爆売れのキッカケの1枚であり

USだけで720万枚以上を売り上げ、

USはプラチナ×7、Ausで×2、カナダで×6

UK、オランダで1つずつ獲得していて

プラチナディスク×15以上という驚愕の記録!

売上や諸々の記録は次作のが上かもしれないけど、

それは今作があったからこそでは?

ってのも、想像に難しくありません。

リンキンみたいに1stから爆売れすれば別ですが

大抵のバンドでいちばん売れてる作品は、

その前作が火付け役ってのも珍しくない話です。

それがまさに今回の作品でもあると思います。


ってことで、今回取り上げたこの作品。

昨今のバンドじゃ考えられない

全16曲、60分超えとなるボリューム感!

そんな今作を聴いていこうと思います。




Intro
"ビヨビヨ"するサウンドと、
スローに加工されたようなボーカルで
わずか37秒の"イントロ"で幕を開ける今作。

Just Like This
本格的なスタートを切る2曲目は、
Get up! Get up!Fredが煽りつつ
ドラムで静かにラップトラックな始まり、
そこにヘヴィなギターが加わりニューメタルサウンドに。
人を小バカにしたような打ち込みと共に展開し、
サビはヘヴィにガツッと攻めに転じる。
バッキングではシャウトもしていて、
しかし、やはりミドルテンポなグルーヴ感はそのままに
ストレートなニューメタルサウンドを展開しています。
この静と動の切り替えが映えるのもリンプの特長か。


Nookie
3曲目はリンプの代名詞的な1曲!
Hip-Hopらしい、静かなラップパートから
Wesのギターが光るヘヴィなサビへ!
I did it all for the nookie (Come on!)
The nookie (Come on!)
So you can take that cookie
And stick it up your (Yeah!)
Stick it up your (Yeah!)
Stick it up your (Yeah!)

このコール&レスポンス的なコーラスによる
抜群のキャッチーさもこの曲の強みですね。
こういうのはライブでもシンガロングを巻き起こすし
音源でも、ライブでも、上がる曲なのは間違いなし!
バカ騒ぎしてるアウトロは謎だがw

Fredが女性を連れ歩くクソチャラパートと
激アツなライブ感のあるパートで分かれるMV
その再生回数は1.2億超え!
Fredのあとを追う女性の中で
Avrilに似てる人がいて、まさか!?と驚いた。笑
最終的には女性チームもオーディエンスに加わり
終盤はフロアにマイクを向けるところもアツいです。
最後はFredが警察に捕まるっていうオチも良いなw





Break Stuff
続く4曲目もリンプの定番であり、"Nookie"と共に
個人的には今作2大キラーチューンの1つとなる1曲。
ここではド頭から、Wesによるヘヴィなリフが響き
そこにFredの軽快なラップが乗ります。
この曲はやっぱWesのギターが物言うなぁ( ´∀` )
後半は再び静かに落としつつも、
その裏ではギターとベースがいつでも上がる準備中。
そうしたフラグ通りにヘヴィな攻めパートへ。
やっぱ今聴いてもめちゃくちゃカッコいいなぁ(* ゚∀゚)

Fredポジの人が次々と切り替わっていくのが面白いMV
その中にで、小っさい子供かわいいーなんて見てたら
次のカットでまさかのEMINEMがいてビックリΣ(・ω・ノ)ノ
さらにJonathanも出てきたw
他にもいるやろと思ってコメント欄みたら載せてる人いました。
0:23 Snoop Dogg
0:52 Riley Hawk (Tony Hawk's Son)
0:58 Dr. Dre
1:07 Eminem (the kid before em is his daughter Hailie)
1:21 Richard Lewis
1:22 Jonathan Davis (Korn)
1:29 Pauly Shore
2:03 Flea (RHCP) *dont blink
2:36 Lily Aldridge

こうして見ると壮観だな!
ここに出ているゲストの効果もあってか
こちらはこちらで1.7億超えの再生回数は今作No.1!
切り替わってる間に、DJテーブルに
Lethal以外のメンバーがいるのも笑うw
そうかと思えば、ドラムも叩いて、ギターも弾くもんなw





Re-Arranged
5曲目では、静かに鳴らすベースと
DJ Lethalによるスクラッチから幕を開けます。
そして、Fredのボーカルもクリーンで歌う。
普段のおちゃらけたような声でのラップと違い
これを聴くと、Fredってちゃんと歌えるんだな
って思っちゃいますね。
何ならちょっとChesterっぽさもあるしさ。
という、今作最初の歌ものではあるものの、
他とは違うギャップを見せる曲になっています。
少し長めのアウトロの中で、
DJとドラムのセッション的な展開がまた良い。

こういう曲調のMVだからか、
奇抜な外見してないWesが見れる貴重な映像かも。笑
再生回数は4,000万overと、前2曲には劣るけど
そもそもバンドミュージックで4,000万ってのも驚愕だし
そこに到達できるバンドがどれだけいるかって考えれば
やっぱすごいですよね。





I'm Broke
Wesによるヘヴィで厳ついリフから幕を開ける6曲目。
そのリフに軽快なラップを乗せていきます。
やっぱこのリフとラップの組み合わせこそリンプであり
WesFredの組み合わせが良いんだよね。
一旦、落としてから一気にぶち上げる後半の展開も◎
ラップ要素多めなニューメタル\(^o^)/サイコー!
アウトロは電話の留守電メッセージ。
1人目のメッセージが終わり、
Next message
ってところで切れ、間髪いれずに次の曲へ繋がる。


Nobody Like You (feat. Jonathan Davis & Scott Weiland)
ここでもWesのギターが先行して始まる7曲目。
最初はFredから始まるボーカルも、
ここではお馴染みKornJonathan Davis
Stone Temple PilotsScott Weilandが参加。
まずはJonathanから先に登場します。
吐息混じりのような歌い方をするJonathanは相変わらず。
ゲストのもう1人、Scottの出番は後半かな?
STPと言えばScottの没後にChesterが一時在籍し、
Chesterと言えば、言わずもがなのLinkin Park
リンキンとリンプはニューメタル世代の2大巨頭だし
色々と感慨深いな。
後半のドラムソロっぽいところは個人的にもツボ。
そのあとはボーカル3人集結パートかな。


Don't Go Off Wandering
弦が切れそうな不穏なSEから始まる8曲目。
そうした不穏な雰囲気を払拭しないまま、
静かなラップから幕を開けます。
オープニングがちゃんとフラグになり、
中盤にはダークで不穏なストリングスが響いてきます。
ストリングスと共に徐々にボーカルも上げていき、
ピークまできてのブチギレシャウトに。
このストリングス要素が良さげな1曲。


9 Teen 90 Nine
イントロから一気に心鷲掴みにされる9曲目。
頭っからターンテーブルにヘヴィリフが引っ張る
ストレートなニューメタルサウンドを展開。
そうして冒頭から上げたあとは静穏ラップパートに。
からのサビでは再び爆発させるのも、もはや定番化。
やっぱ山あり谷ありなこの切り替えには上がるなぁ。
谷からグングン上がってきてから山頂で噴火する
後半の展開も最高だもんなヾ(* ゚∀゚)ノ
ヘヴィなリフで締める展開もgood(゚∀゚ *)


N 2 Gether Now (feat. Method Man & DJ Premier)
10曲目はラッパーのMethod ManDJ Premierを迎え
よりHip-Hop色の強いラップトラックに。
shut the fxxk up, shut the fxxk up
と、小さく連呼するとこが何気に笑えるw
とはいえ、こうしたラップ特化な曲も良いなぁ。
なんて思えるようになりました。
今作リリース当時はラップはおろか、
洋楽すらまともに聴いてなかったからなぁ(。-∀-)笑

持ってるコントローラーが初代PSってところに
時代を感じるなぁ。笑
そんなMVの方は、音源の方とだいぶ曲調が違います。
MVはだいぶヤンチャで、音源は割と静穏トラック。





Trust?
まったりしたラップトラックのあとの11曲目は
その勢いを取り戻すかのような重さあるリフからスタート。
Wes Borlandカッケー!ヾ(* ゚∀゚)ノ
って言いたくなっちゃうよなw
そのままシャウト気味にブチギレラップに入るのも良い。
甲高い声のラップに戻るも、サウンドの攻め感は落とさず。
なかなか"谷"が見えない攻め感は(* ゚∀゚)イィゾー
谷は中盤に、音数少なめおとなしめのラップパートが。
そして再び山のてっぺんへ一気に上がる。
わかっちゃいても、こういう展開は上がるよね。
ずっと谷底にいたり、上がっても中腹までとか
そんなん聴いてても気分は上がりませんからね。
少し長めのアウトロはDJ Lethalで締め。


No Sex (feat. Aaron Lewis)
12曲目にきて、再びFredのクリーンがいきる歌もの。
静穏ラップトラックでなくとも、
こういうのもできちゃう、歌えちゃうんだもんなぁ。
そんな曲のゲストにはUSのニューメタルバンド
Staindvo/Aaron Lewisが参加しています。
自分も今になって初見であり、初耳だけど、
リンプ、Korn、リンキン、Slipknotなどなど、
化け物バンドが複数いたことで、こういう知られざる
ニューメタルバンドって山ほどいたんだろうな…
って、改めて思ってしまうな。


Show Me What You Got
冒頭からMCで煽るような展開を見せたあと、
Get the fxxk up!!
と同時にガツンとくるのがまた(* ゚∀゚)イィネ!
その後、ここでは静穏ラップパートを展開。
そのラップパートの終わりに
somebody... anybody...everybody...
get the fxxk uuup!!

と、ぶち上げて入るサビがまた(* ゚∀゚)イィゾー
やっぱこの上がって下がってな展開はわかりやすく
それだけでキャッチーさも増すし、上がりやすいよね。


A Lesson Learned
14曲目は再び歌ものに。
むしろ、この曲が今作のラストっぽい雰囲気を醸し出します。
そう考えたら、こういうので締めるのは良いかも。
最終的にはFredのアカペラのようになり、
2分ちょいでしっとり締めていく展開は○です。


Outro
"intro"で使われていた"ビヨビヨ"サウンドで始まる15曲目。
タイトル通り、今作のアウトロを担う
ボーナストラック的なポジションにも見える曲です。
これが7分超えしてるんだから驚くw
しかもその7分、意外と無音部分も少なく、
何かしらの声、音は入っているのも面白い。

そして最後の最後である16曲目の[Untitled]
たった5秒の無音で終わるというw
これをもって約63分にも及ぶ作品の幕を閉じます。
自分はiPodに入れたCD音源ですが、
Spotifyの方だと16曲目は違うんですね。





以上、

Limp BizkitSignificant Other

やっぱ良いっすねぇ、こういうストレートに

ニューメタル、ラップメタルしてる作品は(* ゚∀゚)

それでいて、Hip-Hop色濃いめなのも良い。

ラップメタルなんだし、メタル色が濃くなられてもね。

しかし、そんなメタルの部分を担っている

Wesのギターがまた良いんだから困りもの。

Fredのラップをはじめとした多彩なボーカルと

見た目もプレイも唯一無二なWesのギターは

やっぱこのバンドの確かな強みですよね。


そうしたラップ+メタルなんて

当時でもメインストリームではなかったろうに

ここまで爆売れしたのも納得のキャッチーさもね。

リンプ(というか主にFredかw)があれだけ嫌われつつも

ここまで売れちゃったら何も言えませんね。

売れたからこそ、みたいなとこもあるかもだけどw

でも、商業主義で売れたんだったら正解じゃん。

それで文句つけられないから嫌われとんかw

バンドでひと稼ぎしてぇ!つって売れてなかったり

売れてるのに、いや金は二の次だから…って言う連中より

よっぽど素直で潔いと思うけどなw

生意気だったのは若気の至りで済むでしょうw

なんて、今はそんな風にも思ってしまいますが。

まぁ、そんな今更な話はさておき

それこそ今更ながらに良作だと思いますよ、コレ。

今のこの手のバンドにはない良さというか、

パイオニアになって然るべきものはあると思いますもん。

こんだけ売れたんだし、後続の色んなバンドが

影響を受けているのも間違いじゃないでしょうしね。


と、さすがに2~3年前より勢いは落ちつつも

やはりまだまだ強い、今のラップシーン

そうしたHip-Hop要素もふんだんに盛り込まれた今作

Limp BizkitSignificant Other

そうしたシーンの盛り上がりもあるおかげか

今、改めて聴いてみても

意外と古臭くは感じないのではないでしょうか?

そして今、この時代に

ニューメタルやラップメタル、

ヘヴィ(ラウド)ロックしてるバンドは

間違いなく影響を受けた作品だとも思います。

是非ぜひ、改めてご一聴。





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