来年リリースを控えるバンドの新曲も

年内にもろもろ発表されて楽しみですが

その前に今年を振り返るこの企画。

先に国内編を出しましたが

国内編を遥かに上回る枚数をリリースし、

レビューしてきたこちらを挙げていきます。




2022 BEST ALBUM
BEST ALBUM 2022
海外編


毎年、↑の画像を作るたびに

我ながら枚数の多さに驚かされます。

しかし今年は

記事でレビューを書いた130枚



蔵出しで挙げた34枚

合計164枚と、音楽ネタを書き始めて10年以上

間違いなく最多となる新譜を取り上げてきました。

その中から、今年を代表する作品を挙げていこうと思います。


今年も、該当作品のレビューは

【評】としてリンクを貼ってあります。

それでは!

今年は初っぱなからジャンル別にいきます!

ってことで、やっぱ最初に挙げたいのは

自分がいちばん好きなこのジャンルから!




◆POP PUNK◆
photoCollageMaker_20221216_210956500
State Champs『Kings of the New Age』
Avril Lavigne『Love Sux』
Magnolia Park『Baku's Revenge』
Stand Atlantic『f.e.a.r.』
Simple Plan『Harder Than It Looks』


ほぼ上半期での出来事でしたが、
怒涛のリリースが続いたPOP PUNK盤。
そんな中でトップに輝いたのは、
アルバムのタイトルをそのまま体現するかのように
今やすっかり新世代の王たる風格を漂わせるState Champs
前作に続いて、POP PUNK盤のV2達成となりました\(^o^)/

2位は、こちらも一時代を築いたクイーンが帰還!
Avril Lavigneの新譜がめちゃくちゃ良かった。
今年は来日公演も果たしたし、ここ日本でも
Avril完全復活となる1枚だと思います。

3位は下半期トップ2の一角、
待望のデビューアルバムとなったMagnolia Park
ここへ来てニューカマーの躍進はとても喜ばしい。
色彩豊かな音楽性でも、
根底にはしっかりPOP PUNKがあるのはとても好感。

Magnolia Parkがくる前は3位に居続けた
Stand Atlantic4位に転落。
それでも今年の5枚に入るくらいには良盤であり
1st、2ndとやってきたことを今作でしっかりいかし
ある種、覚醒したかのような1枚は素晴らしかった。
来年、いよいよ初来日が控えていますが
組み合わせが謎すぎて、少し腰が重いんだよな…
SML主導で単独やってくれないもんか…

トップ5、最後に滑り込んだのは
物足りなさはあってもやっぱり大好きSimple Plan
変わらぬ良さは大きな武器!
加えて、ウクライナ支援の為のMVもあったりして
やっぱり世界中から愛されるバンドなんだと改めて再認識。

惜しくも次点には
Chief State『Waiting For Your Colours』
Action/Adventure『Imposter Syndrome』
DE'WAYNE『MY FAVORITE BLUE JEANS』
Machine Gun Kelly『Mainstream Sellout』
Bowling For Soup『Pop Drunk Snot Bread』

あたりが名を連ねていました。
リリースが今年でなければ、どれをトップ5に選んでも
全くおかしくないほど豊作でした。




◆POP PUNK - EP◆
photoCollageMaker_20221216_210847220
Yours Truly『is this what i look like?』
Knuckle Puck『Disposable Life』
Royal & the Serpent『IF I DIED WOULD ANYONE CARE』
Sarah Barrios『Alternate Reality』
NOAHFINNCE『MY BRAIN AFTER THERAPY』


今年EP部門出せるのPOP PUNKくらいなんじゃないかな?
ってくらいアルバムが豊富だった今年1年。
1位Yours Trulyはそれこそ先達のStand Atlanticを追うように
早々に音楽性を変えてきましたが、
これはこれでクールなロックサウンドが良い。

Riseを離れたKnuckle PuckはEPでしたが、
彼らも変わらないバンドの1つなので、もはや安定。
ブリンクのカバーがあったのも良かった。

オルタナポップのプレイリストから見つけたRoyal~
作風はPOP PUNK感強めで意外と良かったです。
同じくSarah Barriosも良く、NOAHFINNCEは変わらず
5組が5組とも良いEPを出してくれました。

しかし、アルバムをリリースしていなければ
Magnolia Parkがぶっちぎりの1位だったかも。





◆POP ROCK◆
photoCollageMaker_20221216_212132887
Set It Off『Elsewhere』
YUNGBLUD『YUNGBLUD』
Panic! At The Disco『Viva Las Vengeance』
Young Culture『You Had To Be There』
Heart of Gold『Beautiful Dangerous』


何気にしれっとカテゴリを作っていたPOP ROCK
それならそれで、やっぱり強かったSet It Off
相変わらず音楽的に柔軟で、Codyのボーカルも冴え渡り、
16曲収録というフルボリュームは非の打ち所なし。

次いで2位には当ブログ初登場となったYUNGBLUD
枚数を重ねるにつれポップになっていきましたが、
その極みとなった今作は非常に耳馴染みが良い。

前々作、前作と上げ調子だったPanic! At The Disco
良盤には違いないけど、その前2作と比べると
ちょっと見劣り?するような感じで3位に落ち着きました。

POP ROCK方面のニューカマーであるYoung Culture4位
POP PUNKに近いPOP ROCKってのも好印象で、
SIOがかつて所属したEqual Visionに在籍中だし、
これからもその感じで良作を生み出してほしい。

5位にはBeing As An Oceanvo/Michaelによる
ソロプロジェクトHeart of Goldのデビューアルバム。
EPの頃から追ってましたが、BAAOとはまた違う
良質なPOP ROCKを奏でてるんですよねぇ。

惜しくも次点のThe Summer Set
やはりボリューム不足な時点で入賞は難しかった。
そこさえクリアしてれば…





◆PUNK ROCK◆
photoCollageMaker_20221216_211204874
Ignite『Ignite』
The Interrupters『In The Wild』
PUP『THE UNRAVELING OF PUPTHEBAND』
A Wilhelm Scream『Lose your Delusion』
Sir Reg『Kings of Sweet Feck All』

まとめ期間に聴き直したことで、それまでとは
順位に変動があったPUNK ROCK部門
しかし、1位は変わらずIgniteでした。
アツく硬派なメロディックハードコアサウンドに
大量のシンガロングが飛び交う激アツ盤!
新ボーカルのEliも素晴らしかったです。

2位は来年、復活したPUNKSPRINGでの来日が待たれる
音楽性さながら、ノリにノッてるThe Interrupters
そのノリノリになれるスカパンクにレゲエの要素まで取り入れ
緩く楽しい1枚、パンスプでのライブも楽しみ\(^o^)/

3位PUPは初期に比べるとだいぶキャッチーに。
しかし、所々に感じる初期の良い意味での粗さ、
ガレージ感のあるサウンドがまた良かったです。
Igniteに負けず劣らずのシンガロングの多さも○

こちらもキャッチーな雰囲気も増しつつ、
まだまだアツいサウンドのベテランA Wilhelm Scream4位
疾走感とシンガロングが気持ち良い1枚でした。

5位にはスウェーデンのケルティックパンクSir Reg
ケルティックらしい郷愁感はありつつも、
アイリッシュパンクにも通じる賑やかさや楽しさは
他のバンドと比べてもひとしおです。

次点には
No Fun At All『Seventh Wave』
Snuff『CREPUSCOLO DORATO DELLA BRUSCHETTA BORSETTA CALZETTA CACCHETTA TROMBETTA LAMBRETTA GIALLO OSSIDO, OOOOOOH COSI MAGNIFICO!』
Tear Them Down『Dystopian Beats』

などなどが名前を連ねていました。
今年はPUNK盤も多かったし、よくレビューもした1年でした。





◆POST-HARDCORE◆
photoCollageMaker_20221216_212619636
We Came As Romans『Dark Bloom』
Sever『This Should Have Been a Better Place』
SECRETS『The Collapse』
Rain City Drive『Rain City Drive』
Royal Coda『To Only A Few At First』


この1年だけで20枚以上書いていたポスコア部門
トップ10圏内は良盤ばかりで非常に悩ましかったですが
1位はようやくのアルバム、Kyle追悼の意を示したWCARに。
それだけでなく音楽性もしっかり継続し、
ポスコアともメタルコアとも取れる
激しさと良メロを共生させる素晴らしい1枚でした。

2位はそんな今年の良メロ選出であるセルビアのSever
デビューアルバムであり、ウチでも初めましてでしたが
セルビアにこんなバンドがいたのか…と驚きました。

3位はアグレッシブさで選出となったSECRETS
POP PUNK的な曲もあった前作セルフタイトルから
一気に攻勢に転じた1枚でしたが、これはこれで◎
相変わらずRichardのクリーンも秀逸でした。

R&B系も今年は複数いましたが、選出したのは
4位Slaves改め、新体制となったRain City Drive
新ボーカルのMattも今のバンドに合っていて、
是非ぜひ、この路線で頑張って欲しいです。

トップ5最後の5位はテクニカル系からRoyal Coda
直前に聴いたDGDが今年はちょっとイマイチで、
同系統であるRoyal Codaが躍進してて歓喜ヾ(* ゚∀゚)ノ
先達のDGDを抑えての入賞となりました。

豊富なラインナップが揃うポスコア部門次点は
Outline In Color『Coast is Clear』
Nerv『We're All Patients Here』
Our Mirage『Eclipse』
Fame on Fire『Welcome To The Chaos』
Dayseeker『Dark Sun』

などなどが名前を連ねていました。
この下にも良盤はたくさんあるし、
今年のポスコアは良い意味で爆発してましたね。





◆METALCORE◆
photoCollageMaker_20221216_212819309
Miss May I『Curse Of Existence』
Bleed From Within『Shrine』
Fit For A King『The Hell We Create』
InVisions『Deadlock』
She Must Burn『Umbra Mortis』


近年での不作がウソみたいに大豊作だったメタルコア部門
そんな中で1位に輝いたのはMiss May I
微妙だった前作から長いこと待たされた末に放たれた
最新作は初期を思わせる激しさと疾走感に駆られる
ストレートなメタルコアでめちゃくちゃ良かった\(^o^)/

次いで2位には来日経験のあるBleed From Within
壮大なストリングスが特徴的な作品でしたが、
それに甘んじることなく、しっかりメタルコアしてて
MMIがくるまではトップの座を守っていました。

3位には安心安定のクオリティを継続するFFAK
新譜を出せばここにほぼ名前が出るバンドではありますが
今作は少しメロディック寄りにシフトした感じ。
それでも攻めるとこはとことん攻めてるので○

4位はBFWまでは1位を死守していたInVisions
前作のストリングス要素はほとんどなくなり、
その分、重さと攻め感に比重を置いたような作風で良かった。

5位はデスメタル+メタルコアなShe Must Burnの最新作。
前作からボーカル含めてメンバーが変わってしまいましたが
聴く前までの不安は杞憂に終わりました。
音楽性は変わらず、むしろ新ボーカルでパワーアップした感。

ポスコア同様、豊作だったメタルコア部門の次点は
Stain The Canvas『All Fine / eniF llA』
Wolves At The Gate『Eulogies』
Aviana『Corporation』
Electric Callboy『TEKKNO』
Saviour『Shine & Fade』

あたりが控えていました。
特にすぐ下の6位にいたStain The Canvas
She Must Burnと似ている部分もあり、
どちらにしようか最後まで悩んでいました。





◆NU-METAL / ALT-METAL◆
photoCollageMaker_20221216_213030405
Fire From The Gods『Soul Revolution』
Hollywood Undead『Hotel Kalifornia』
Islander『It's Not Easy Being Human』
Stray From The Path『Euthanasia』
Notions『Notions』


他部門よりも少ないのは例年通りですが、
すんなり5枚出せるくらいにはあったヌメタ部門。
ヌメタ特有のラップ要素はもちろんのこと、
そこにレゲエを加えた"ラガ"メタル的でもあった
FFTG1位を獲得しました。

次いで2位には、ここ数年リリースが止まず、
毎年顔を出してるHollywood Undeadがランクイン。
キャリアに裏付けられるように相変わらず良質な
ニューメタルを展開する様は安心安定。

3位は久々にシーンに復帰した感のあるIslander
全17曲のフルボリュームで、ゲストも豊富、
音楽性もしっかりヌメタ、ラップメタルでgood

4位は上記バンドほどストレートなヌメタではないけど
ハードコア由来の激しいサウンドにシャウト混じりな
ラップ要素もあるSFTPがランクインしました。

5位はそうしたSFTPとの親和性を感じながらも
こちらの方がよりヌメタ、ラップメタル感は強い
Notionsを選出しました。

次点は
Papa Roach『Ego Trip』
Skillet『Dominion』

と、2組だけですが、次点を出せるってこと自体
ヌメタ部門にしては多かった年でした。





photoCollageMaker_20221216_214031748
◆Djent / Progressive◆
Polyphia『Remember That You Will Die』
Animals As Leaders『Parrhesia』
Lee McKinney『In The Light Of Knowledge』

◆Progressive Metalcore◆
Oceans Ate Alaska『Disparity』
Chaosbay『2222』
The Dali Thundering Concept『All Mighty Men』


新譜の数的に、今年はどういう形式で出そうか非常に迷った
Djent / Progressive部門
せや!インストとプログレメタルコアで分けたろ!
ってことに落ち着き、3枚ずつ選出しました。

まずはインスト方面1位Polyphia
元々のテクニカルさは言うに及ばず、今作はゲストも豊富で
それも相まって音楽性が非常に広がり、聴いてて楽しい1枚に。

2位Toshin Abashi率いるAnimals As Leaders
多弦による重厚感と、確かなテクニックに裏付けされた
Djent/プログレなサウンドは唯一無二で、さすがの一言に尽きます。

3位Born Of Osirisgt/Leeによるソロ作。
この作品もBoOのようなサウンドだけでなく、
非常に幅広い音楽性を感じる作品で良かったです。


プログレッシブメタルコア方面の1位
オリジナルメンバーのvo/Jamesが復帰したOAA
彼の多彩なボーカルワークに、楽器隊のクオリティの高さ
これは他のバンドは太刀打ちできんなと思った1枚でした。

2位は読者様のオススメで知ったChaosbay
クリーンが良く、グッドメロディである様はむしろ
どちらかと言えばメタルコアよりポスコアっぽいですが
叩いてるような重低音が響くリフはまさに聞き所で、
そうした面はプログレと言って差し支えなし。
コンセプト作たる、アルバムの構成も◎

3位は蔵出しでしたがThe Dali Thundering Concept
Born Of OsirisBetraying the Martyrs
良いとこどりしたみたいな作風で、それだけに留まらず
マスロック的な癒し系もあって、振れ幅の大きさが◎





◆ALTERNATIVE / INDIE POP◆
photoCollageMaker_20221216_214642655
Fickle Friends『Are We Gonna Be Alright?』
Beach Bunny『Emotional Creature』
Oh Wonder『22 Make』
Aurora『The Gods We Can Touch』
Tove Lo『Dirt Femme』


昨年に続き、今年も出せたオルタナ/インディーポップ部門。
今年はちゃんと本記事で書いた作品も多く、
個人的にも徐々に板についてきた感じがしてます。

そんな中から1位に選んだのは蔵出しでしたが、笑
Fickle Friendsのアルバムに。
自分の苦手なインディー要素をあまり感じさせず
全体的にリズミカルでノリやすいのが良かった。
気付けばリピートしていて、この部門1位となりました。

2位vo/Liliの可愛さ光るBeach Bunny
このジャンルで初めて本記事でレビューを書いたアルバムで
パワーポップ寄りで耳馴染みの良いポップさと
キャッチーなサウンドがとても良かったです。
LiliかわいいよLili(*´ω`*)

3位に挙げるOh Wonderは、エレポップとされつつも
アンビエント感のある癒し系サウンドが魅力でした。
ながら聴きするのにピッタリなチルさもあり、
自然とよく聴いた1枚となり、Beach Bunnyに次いで
このジャンルの本記事レビュー、2つめのアルバムでした。

4位は来年の単独来日公演が決定しているAurora
しかも既にsoldしているという売行き具合!
え、オレもう行けんやんけ…orz ってのはさておき、
こちらも聴きやすく、ノリやすく、ポップな面が強く
"Cure For Me"のMVではダンスも可愛く、よく見ました。笑
何気にゲーム好きなところも好感。
まさかのアサクリ好きなことには驚きましたw

5位はAlt Pop系プレイリストから発見したものの
ダンスポップとされているTove Loの作品がランクイン。
それもその通りで、他の作品よりもダンスチューン寄り
しかし、初期PVRISっぽい曲もあったりで○でした。

何気にヌメタ部門より多く聴いていたこちらの次点には
modernlove.『Oh My Mind』
Holly Humberstone『Can You Afford To Lose Me?』
Joywave『Cleanse』

あたりが並んでいました。
せっかく2年連続で出せた新ジャンルなので、
このまま来年も、そしてもっと本記事で書けるよう頑張ります。




と、各ジャンル別に出したので

残り2つ、「その他」的な括りで出そうと思います。


◆Female Vocal◆
photoCollageMaker_20221216_220515347
Hot Milk『The King And Queen Of Gasoline』
Future Palace『Run』
The Linda Lindas『Growing Up』
Icon For Hire『The Reckoning』
Eat Your Heart Out『Can't Stay Forever』

良いのはフツーにジャンル別にランクインしてるし、
それ以外はちょっと小言が出そう…ってのもあり
今年は出そうかどうしようか迷った女性ボーカル部門

1位はもはやお馴染みのHot Milk
女性の単独ボーカルでなく男女ツイン体制ですが
相変わらず良い作品を出してくれる……が、
いつまでもEPで上位に位置するんじゃなくて、
いい加減アルバムが欲しいところ(。-ω-)-3

2位は着実にキャリアを重ねる
ドイツ産オルタナ/ポスコアのFuture Palace
ドイツ産という安心感と、大きな変化は加えず
しっかり成長を見せる作品で何より。

PUNK畑ではまだまだベテラン勢に勝てないまでも
こちらでは3位の今年No.1新人賞のThe Linda Lindas
ご存知、あの"リンダリンダ"から取ったバンド名、
メンバーも4人中3人がアジア系で、
今年はサマソニにて初来日と、日本人にとって
喜ばしいことずくめのガールズティーンバンドです。

フツーにジャンル別でランクインしてるバンドを省き
繰り上げ当選気味に4位になったIcon For Hire
これまでの幅広い音楽性から、ニューメタル寄りに。
それ自体は別に良いんだけど、やっぱジャンルに囚われない
広い音楽性が魅力だったので、今作はちと残念。

5位にはオルタナロック/POP PUNKのEYHO
路線自体は安定してるけど、だからこそ
POP PUNK方面で上位入賞はなかなかに難しい。





◆OTHERs◆
photoCollageMaker_20221216_221321919
Deaf Havana『The Present is a Foreign Land』
The Lone Wolf『Grand Theft Audio』
Just Friends『Hella』
Post Malone『Twelve Carat Toothache』
Taylor Swift『Midnights (3am Edition)』

ジャンルレスとして、いつもは最初に出してましたが
今年から「OTHERs」と名前を変え、
ここまで出してきたジャンル以外のものをまとめます。

そんな中での1位に選んだのはDeaf Havana
音楽性はゆっくり変化しつつも、やっぱり良い。
正規メンバーもついに2人となってしまいましたが
vo/Jamesが続ける限り、ワタシも追っていく所存です。

2位は唯一のHR/HMからの選出となったThe Lone Wolf
Westfield Massacre以降、vo/Tommyのバンドは
すべて追っていますが、そんなTommyの最新バンド。
というか、もはやTommyのソロプロジェクトよね。
しかし、Tommyの類稀な歌声は健在。
"Strong for Someone Eles"は今年かなり聴きました。

3位はホーンサウンドが光るファンクロックを鳴らす
Pure Noise Records所属のJust Friends
賑やか且つチルい、キャッチー且つリズミカル
と、こちらも聴いててとても楽しい1枚でした。

4位Post Malone5位Taylor Swift
2大メジャーなシンガーたちは言わずもがな。
メジャーゆえに、ウチでは蔵出し常連ですが
向こうのメジャーで成功してるからには
それなりの理由があるってのも十分に理解できる作品でした。




って感じで、とても充実したアルバムランキング。

このままこっちも出していきましょう。




◆BEST SINGLE◆
We The Kings - When We Were Young


Blink-182 - EDGING


TERMINA - Take Fight


海外版の方はシングルも出すよ!
1位We The Kingsの同名フェスのアフタームービー的1曲。
昨年から今年に書けて、この手のタイトルの曲は
けっこう見た気がしますが、その中でもNo.1!
WTKもこっち路線に回帰したアルバム欲しいぞ!

2位は7年ほど離れていたTomが戻ってきて
この3人によるブリンク復帰の曲となったコチラ。
個人的にはMatt期も全然聴けましたが、
やっぱこの3人でのブリンクも聴きたかった!

3位は豪華メンバーで結成されたTERMINAのシングル。
この曲からTERMINAを知り、
ボーカリストとしてのAndyの凄さを改めて実感。
曲自体もフツーに良くて、TERMINAのアルバムにも期待!





それでは、シングルまで出したところで

そうした音源のデザインの良さを挙げる

こちらの部門を。



◆BEST ARTWORK◆
photoCollageMaker_20221216_215232834
State Champs『Kings of the New Age』
Grey Daze『The Phoenix』
Ghost『Impera』
・FANGZ『Falling Is Pretty Normal』
・Mom Jeans.『Sweet Tooth』


アートワーク部門の1位
State Champs『Kings of the New Age
デザイン的にも良かったのはもちろん、
タイトル、曲、MVを総合し、且つスケート文化が根付く
POP PUNKシーンのバンドだからって部分もあり、
さらに西海岸の彷彿とさせるヤシの木も奥の方に見えてたり
デザインだけじゃなく、アルバム1枚を総合して見た時に
これ以上のアートワークは今年なかったからですね。
2022年、ジャンル別とアートワーク、見事2冠達成\(^o^)/

2位は再び、Chesterの歌声を復活させた
Grey Daze『The Phoenix
まさに「復活」となる"不死鳥"のタイトルと、
Chesterの腕の"炎"のタトゥーがマッチする
素晴らしいアートワークは、最後の最後まで
ステチャンとどっちにしようか迷いました。

3位にはGhost『IMPERA
おそらくCGなんだろうけど、圧倒的な密度に驚愕!
一見してすげぇ!(* ゚Д゚)と思えるインパクトあるデザイン。

4位にはBlink-182オマージュデザインとなった
FANGZ『Falling Is Pretty Normal
ブリンクの代表作『Enema of the State』に描かれたナースを
イラスト調のゾンビにしたコミカルさがgood

5位Mom Jeans.『Sweet Tooth
めちゃくちゃ開放的!w
それでいてバカさもある、笑えるデザインが好きでしたw

時点には
We Came As Romans『Dark Bloom
Senses Fail『Hell is in Your Head
The Wonder Years『The Hum Goes on Forever』 
Makari『Phantom
Valiant Hearts『Yonder

あたりがノミネートされていました。




それでは、アートワークに続きまして

昨年から設けた新部門

今年もこちらを出したいと思います。



◆BEST FEATURING SONG◆
Crown The Empire - Johnny's Revenge (feat. Spencer Charnas, Dave Stephens & Craig Owens)


Alpha Wolf feat. Holding Absence - 60cm of Steel


Simple Plan- Ruin My Life feat. Deryck Whibley


今年も良いFeat曲がたくさんありました。
その中で1位に選んだのはCTEの名曲"Johnny's Revenge"
INKのSpencer、WCARのDave
そしてChiodosD.R.U.G.S.Craig
豪華3人で送る再録版がとても良かった\(^o^)/

2位は、Alpha WolfHolding Absenceのコラボ曲。
今年は2組でのスプリットEPもリリースしましたが、
この曲がいちばん良かったですね。
クソ重メタルコアと、良メロポスコアの組み合わせなんて
ないかと思いきや、実現した意外性もありました。

3位は、こちらもありそうで今までなかった
カナダバンド同士、Simple PlanSUM 41Deryckが参加!
コレ、絶対パンスプで実現するヤツ!ヾ(* ゚∀゚)ノ
それだけで来年のパンスプは行く価値あるヤツ!




いつもはこのへんでBEST MVを出してますが

年を追う毎に部門数が増えていき、

今年は16にまで増えてしまったのでw

個別にひと記事書きました。






MVは別記事としましたが、

こちらは今年もやります。

映画やゲームなどなどから主題歌を選ぶこの部門。

しかし、今年は主題歌ってよりも

劇中歌、挿入歌の方が良かったイメージ。

且つ、ひとつの作品に複数良い曲もありましたが

1作につき、1曲として挙げていこうと思います。



◆Theme Song◆

Sky Full of Stars

1位は『SING 2』より、
Coldplayのカバーとなった"Sky Full of Stars"
これは今年公開された映画曲の中で
いっちばん聴いてました。
やっぱり歌詞とシーンをシンクロさせる作品な為、
この曲を歌うシーン共々めちゃくちゃ良かったです。



Kate Hudson - 1+1

2位SiA初の長編映画監督作品Musicから。
この作品に出てくる楽曲の数々も、もちろんSiAが手掛けていて
その中でも"Together"とも迷いつつ、こちらを選出しました。
『SING 2』共々、良い曲盛りだくさんの作品でした。



Franz Ferdinand - This Fffire

3位は映画でもなく、ゲームでもなく、
いや、ゲームの一部であるといえばそうなんですが
『Cyberpunk 2077』から派生したEdgerunnersから
OPのFranzの曲を選びました。
20年近く前の曲でありながら、アニメのテイスト、
そして画とのシンクロ率と、今年No.1とも言えるアニメ
これは是非とも出しておきたかったので選出しました。





以上、

BEST ALBUM 2022
海外編

でした。

国内、海外とベストアルバムを出したので

今年もここでSpotify Wrappedの結果を。

939a8f2b-d

今年のトップアーティストがState Champsになったことで

POP PUNK部門、アートワーク、そしてSpotify Wrappedと

ステチャンは今年3冠となりました\(^o^)/


聴いた時間に関しては、年々上がってきたにも関わらず

過去2年を約7,000分(116時間)上回った昨年を

またさらに約7,000分上回りましたw

これはもう素直に、レビューで取り上げた枚数

聴いた枚数が増えた結果だと思っておきます。

我ながら頑張ったと言った昨年よりも

遥かに頑張ってましたからね今年。笑

その頑張りの裏には、

今年はEPが少なく、アルバムがとても多かったこと。

POP PUNK
POST-HARDCORE
METALCORE

この3ジャンルに関しては、別に記事を出し

それぞれトップ10を出せるくらい

めちゃくちゃ充実したラインナップが揃っていました。

それは常日頃、アルバムを望んでいる自分としても

大変喜ばしいと同時に、

苦労を生み出す結果にもなっていましたが。笑


しかし、それだけ書いた、書けたということは

それだけ多くの作品を、

多くの人に紹介できたということでもあるので

そこは昨年に続き、

頑張った甲斐があったと言えると思います。


ってことで、

今年はきちんとまとめる時間ができ、

こうして早めにランキングは出せたワケですが

31日までどうするか?

休みますw

マジでシンドかったんだよ今年w

年末に1週間くらい休んだって罰は当たらんでしょw

それでは今年も残りあと1つ

総まとめを残して、締めたいと思います。


その間に、皆々様も

こちらを投稿してもろて。笑



それでは、31日までお休みします。

また31日に会いましょうノシ





関連記事


※2010年代のものは↑にまとめてあります