昨今のロシア情勢により、当初の予定よりも

新譜のリリースが遅れているSHREZZERSですが

遂に先行公開となる新曲が発表されました\(^o^)/

もはやお馴染み、Slaycの街中プレイ動画も。笑

しかしこの曲…

新たなボーカリストDiegoは申し分なし、

SHREZZERSのキモであるサックスも良い。

けど…なんか、良くも悪くもらしくねーな。笑

って気がするのは自分だけでしょうかね。

どうも、トトです。



それでは今年125枚目の新譜レビュー

今回の新譜、Magnolia ParkDayseeker

先に出した2バンドの新譜と一緒にDLしましたが

よくよく見ると、今回の新譜は

金曜日ではなく、1日早い木曜日にリリースされてたみたい。

たまにこうしてズラしてくるバンドいるよな(。-∀-)

Sumerian系のバンドは、日本時間で日付変更と同時じゃなく

金曜日の日中に出てたりもするし。

まぁ、リリース日はさておき

今回のバンドは割とウチでも初期から取り上げていて

…というか、ウチ以外で名前を見たことがありません。

そんなレベルのバンドのデビューアルバムです。




Radiate_Detach
Radiate『Detach』
01. Fade Away(intro)
02. All The Way
03. Don't Mind Me
04. Cure Me
05. Deep
06. Secrets
07. Missing Stitches
08. Find Yourself
09. Old & Grown
10. Scars
11. Nights





USはニューヨークからのプログレロック/ポスコア

Radiateの記念すべき1stアルバムDetach

11/3にリリースされました。


お久しぶりのRadiate

ウチでは発掘記事に始まり、前作EPレビュー、

そして、デビューアルバムである今作と

割と初期から絶えず取り上げている貴重なバンドです。




前作、今作の間にはSpritboxのカバーがあったくらいで

以降のシングルは今作に収録。

そのシングルも今作リリースを見据えての先行公開であり

前作から今作まで、余計なリリースがないのも好感です。


そんな初期からちゃんと取り上げているバンドの

記念すべきデビューアルバム

早速、聴いていこうと思います。





Fade Away(intro)
わずか36秒、まさにイントロな1曲目は、
静寂の雰囲気で、ボーカルもしっとり歌う。
音が反響するようなエコー感もとても良い。


All The Way
からのバンドサウンドで封を切る2曲目。
やっぱDance Gavin Danceイズムというか、
Blue Swan直系のSwan Core的なものを感じるな(* ゚∀゚)
これ、コーラスもボーカルがやってんのか他メンバーか
何にせよ、メインボーカルを追うように入るコーラスが
ex. Myka RelocateMichaelのような声質で、
なんかとても耳馴染みが良い。
シャウトとクリーンの中間くらいで声を張る感じも○
ここまでくると、ガッツリ叫んでるのも聴いてみたいですけどね。
低音でドスの効いたスクリームすんじゃなくて、
Holding AbsenceLucas的なシャウトというかね。


Don't Mind Me
こういうチャカチャカかき鳴らすギター好きなんだよな
なんて思うイントロから始まる3曲目。
この曲も漏れなく、前作を聴いた時に感じたDGDの雰囲気がある。
やっぱギターかな?そういう部分が大きいのは。
とはいえ、前作ほど色濃くはない気もしますが。
どこかリズム感に優れるというか、リズミカルなとこが良い。


Cure Me
ドラム、 ギターが勢いよく先行するイントロから
ボーカルの入りは静かに始まる4曲目。
この冒頭のボーカルが、文字通りクリーンな声質で○
サビでは同じフレーズを繰り返すキャッチーさも。
ボーカルのエモーショナルさはあっても、
バンドサウンドはしっかり力強い。





Deep
ノイズ混じりのSEを一瞬挟み、
始まりから歌ものな雰囲気の5曲目。
冒頭からバックにいるコーラスがまた綺麗。
前曲同様、サビではバンドサウンドをガッツリ展開。
Aメロサビ後のギターの雰囲気がとても良いな。
何気にラストサビ前のギターも良いですね。
なんだかんだでこうしてギターに耳がいくのも
DGD感のあるバンドたる所以なのかね。


Secrets
6曲目は、イントロからちょっとその気はあり、
ボーカルの歌い出しからポップな雰囲気はあり、
サビに入ると明らかになるPOP ROCKテイスト。
こんなんもできるんだな(* ゚∀゚)
今作唯一にして、最大のPOP ROCKナンバーに。
合間合間にあるおーおーコーラスパートも
キャッチーさを引き立て、よりPOP ROCKな様相を高めます。
他のバンドも多数入れたプレイリストのシャッフル再生で
この曲が流れても、この手の音楽性のバンドだと思い
Radiateだと判別はできなさそうなレベルですw

MVもUPされていますが、曲だけでなく
MVの内容自体もめちゃくちゃPOP ROCK感あるw
こういうカラフルな部屋とかまさによねw





Missing Stitches
少しアンビエント感のある静かな始まりの7曲目。
オープニングのエコー感のあるコーラスから良雰囲気。
サビではガッツリ!バンドサウンドを展開します。
最後に高らかに声張るところがまたMichaelっぽいので
やっぱM2でのコーラスもメインボーカルか。
アウトロのピアノサウンドがまた良いですね。





Find Yourself
再びこちらも静かな雰囲気で始まる8曲目。
しかし、こっちはどこか古き良きレトロな時代を
彷彿とさせるような雰囲気とシンセサウンドが○
ギターと共にバンド感を強めていくと、
そのリズム感の良さも明確になっていきます。
でも、個人的にはその静かな雰囲気のシンセと
ドラムを中心に展開している部分のが好きだな。


Old & Grown
9曲目は冒頭からSHREZZERS感ひとしお。
良いね、このオサレな感じ!(* ゚∀゚)
SHREZZERSほどのコアパートはないけど、
このR&B的なノリやリズム感がまさにな感じ。
これはSHREZZERSが好きな人に是非ともオススメしたい1曲。
最後に鳴る劇場的なストリングスも○
さっきはピアノを持ってきてますが、
こうして最後に特徴的な展開を見せるの良いですね。


Scars
民族調のコーラスみたいなので幕を開ける10曲目。
SHREZZERSからコア感を抜いたような前曲から一転
ヘヴィなギターがイントロから耳を突いてきます。
そんなイントロだからか、割とギターに耳がいく。
でも、Bメロのベースの雰囲気も好きだな。
声なのか、音なのか、判別がつきにくい
冒頭のコーラス?も随所に盛り込まれています。





Nights
ピアノの旋律から始まるラスト11曲目。
10月の蔵出しに挙げたTaylor Swift、前回のDayseeker
「夜」に関するタイトル、「夜」に聴くのが捗る、
そんなような曲が続いたのも何かの因果か。
その要素、この曲ではピアノの旋律が担ってます。
バンドサウンドが前に出てくるところもあるし、
そうして少しテンポアップするラストサビも良いけど
やっぱ最終的にはピアノが持ってくってくらい、
この曲のピアノ要素はとても良いです。





以上、

Radiate『Detach

でした。

デビューアルバムとしては、なかなか良いのでは?(* ゚∀゚)

前作EPからの成長を実感するというか。

前作はEPなので曲数も少なく、

やっぱDGDライクなイメージが色濃く残りましたが

今作はアルバムってことで曲数も増え、

その分、表現力に振り幅が出たように思います。

序盤2曲に感じるDGDらしいスワンコア的だったり

前作EPよりも顕著になったようなR&B要素、

極めつけにはPOP ROCKなM6. Secretsの存在w

プログレ的であり、R&B的であり、ポップであり、

ボーカルもクセのない声質をしてるので

音楽性を考えたら、クリーンがメインを占めていた今作でも

耳馴染み良く、割と人を選ばず聴けるボーカルだと思います。

レビューに名前を出したSHREZZERSも、

そもそもDGDとファンを共有できるようなバンドだし、

そうした部分が出ても納得もできます。

なんだ、良いアルバム作んじゃん(* ゚∀゚)

と、言いたくなります。


そんな、バンドの記念すべき1stアルバム

Radiate『Detach

奇しくも前作同様、

DGDが新譜出した同じ年に、こちらもリリースされました。

是非ぜひ、ご一聴。





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