ガールズメタルコアバンドのConquer Divide

ずいぶん現代的でオサレ路線にいきましたね。

とは言うものの、後半のブレイクダウンでは

しっかりメタルコアしつつ、サムネの風貌に。

アルバムが出れば、どんな作風になるのか楽しみだ。

どうも、トトです。



それでは粛々と10月リリース分を進めていきましょう。

今回のバンドは当ブログ初めましてで、

以前書いた



この記事に、最近コメントをくれた読者様から

教えてもらいました。

そして抜群のタイミングで新譜がリリースされ、

試聴の後、こうして記事を書くに到ります。

そんな今年118枚目の新譜レビューは、こちらの作品。





20221030_005433
Nerv『We're All Patients Here』
01. Demons
02. Bad Nature
03. Low
04. Still Breathing
05. Color//Feeling
06. Bad Dream
07. I Need Help
08. Not the One
09. Erased
10. Blue
11. Brother




US産ポスコアのNerv

デビューアルバムであるWe're All Patients Here

10/21にリリースされました。

教えてもらったは良いものの、

オレなんかにその字面を見せられたら…

NERV

当然こっちが浮かんできちゃうよねw


まぁ、そんな特務機関は置いといて。

自分も好きで、あのポスコア記事を書いたものの

その記事にコメントをしてくれた方のオススメバンド

それだけで、こちらも聴くのが楽しみになります。

ってことで、そんなバンドのデビューアルバム

早速、聴いてみました。





Demons
アルバムタイトルにして、この1曲目のタイトルがまた
かなり不穏な雰囲気を醸し出しますね。
イントロは勢いあるバンドサウンドで幕を開けますが
その後はサウンド、ボーカル共に小さめに、
サビではどちらも本格的に展開していきます。
サウンド面は昨今のポスコア感ひとしおながら
少しヘヴィに展開するとこはコア感も感じます。
しかしシャウト、スクリームと"叫ぶ"パートがなく、
ボーカル面はクリーンのみで展開しているのは
直近でレビューしたAbandoned In Destinyのよう。
そのボーカルの雰囲気的にも、少しR&Bな印象を受けます。

MVはこの曲のタイトルってよりも、
今作のタイトルの方を表しているように見える。
リリース日に公開され、10日経った10/31時点では
既に13万回を超える再生回数となっており
10日で13万はなかなか。





Bad Nature
Badと付くもののタイトルさながら、浮遊感のある
アンビエントサウンドからスタートする2曲目。
そこからタイトルを歌うボーカルをキッカケに、
イントロでは早くもバンドサウンドに切り替わります。
冒頭の静穏と、そのあとのバンドサウンドとのギャップ
それでいて耳触りの良いクリーンボーカルは
聴く人を選ばない感じもひとしおです。


Low
のっけからヘヴィなイントロを見せる3曲目。
イントロを抜けるとベースのグルーヴ感が映えるなぁ。
何気にコーラスっぽい声?音?も入ってますね。
基本はしっかりバンドサウンドを展開しつつも、
邪魔せず、主張しない程度にシンセを取り入れてるのが◎
そうして前に来ないながらも、これがあるから
なんか良い感じに聴こえるんだよね。
…って、我ながらすげぇ頭悪い感じのこと言ってるなw
でも、やっぱそのシンセが良い味出してるの確か。
アウトロのクリーンボーカルの後ろで鳴る
ヘヴィなバンドサウンドも○





Still Breathing
4曲目はウィスパーボイス的に加工された
エフェクトボイスから幕を開けます。
この声は曲中にも要所に取り入れられていて、
エモーショナルで良メロの曲調の中で
良い意味で人ならざる声は、アクセントになる。
何だかんだで聴いてるとクセになってくるな。笑





Color//Feeling
ゆっくりフェードインして始まる5曲目は
どこかR&B的な雰囲気を醸し出している感じ。
この体揺らしたくなるリズム感と、シンセの雰囲気、
それに絶妙にマッチするバンドサウンド。
そして、このクリーンボーカルあってこそ。
裏声パートがあるのも、
R&B系バンドの一種の特徴だと思います。
アウトロは前曲にあったようなエフェクトボイスで締め。





Bad Dream
6曲目は浮遊サウンドとゆったりボーカルから。
タイトルを見ると"Bad"のマイナスイメージがあるけど、
サウンド的にはドリームポップのような
浮遊感のあるまさに夢心地な雰囲気が○
3曲続けて取り入れたエフェクトボイスも合うし、
クラップのような打ち込みもキャッチーさを醸し出す。
今作の中でも、一際ポップな1曲だと思います。


I Need Help
高鳴るギターと心地良いテンポ感でスタートする7曲目。
アップテンポではあるけど、
サウンド面は非常に静かで落ち着いています。
こういう静かなアップナンバーって好きなんですよね( ´∀` )
静かだけど、聴いてると上がります。
ラストサビ前のシンセ… てかキーボードか
その音色がまた楽曲に彩りを加えます。
良いですねー、この曲好きです(* ゚∀゚)

そう思ったのは自分だけではない証明か、
今作リリースのちょうどひと月前に公開されたMVは
10/31時点で、再生回数33万回超え!
今作のビデオの中では最多再生回数です。





Not the One
フェードインして始まる8曲目は
ガッツリ!バンドサウンドに回帰した幕開け。
ここでもリズム的にR&B的な雰囲気もあるように思います。
例によって裏声パートもあるし、
アウトロでエフェクトボイスを交えて、
ボーカルを刻む演出なんかもそれっぽい。
そして、そうしたサウンドだとやっぱベースが良いんだよな。
そうかと思えばヘヴィなサウンドで落とす
ブレイクダウンがまたギャップを生みます。





Erased
イントロからアップテンポなドラムと共に始まる9曲目。
その後の冒頭は静かにテンポも落としつつ、
サビではイントロ同様にテンポアップする展開に。
テンポ感と共に勢いに乗るBメロ後は
一旦、静穏パートに落としつつ、ラストサビで再び上げる。
アウトロはしっかりコア感のあるサウンドで締めるとこが○





Blue
10曲目は、暗く沈んだような雰囲気の冒頭から
変わり、高音のギターが際立つバンドサウンドのイントロに。
サビは浮遊感のあるサウンドをバックに
ボーカルの裏声がまた非常にマッチするアップテンポな展開に。
Bメロはヘヴィなブレイクと共にクリーンを歌うギャップ。
全体的にちょいちょい差し込まれる裏声も良いですね。
ラストサビでもバックのシンセが耳を突いてきます。





Brother
イントロからエモーショナルさ全開のギターから
しっとり歌うボーカルと共に幕を開けるラスト11曲目。
サウンドはそのままに、
何気にバッキング歌ってる方の雰囲気が良いなぁ。
大きく曲調は変化せず、淡々としている感じですが
そうしたコーラスも含めたボーカルワークで
上手いこと緩急をつけているように感じます。





以上、

Nerv『We're All Patients Here

でした。

良いな…(* ゚∀゚)

これは良いバンドを教えていただいた。

あの記事にコメントをくれたのも正解な通り

このバンドのクリーンボーカルは申し分なく

そのボーカルあってのサウンド面も良い。

クリーンボーカルで押していくのは

レビュー中にも名前を出した

Abandoned In Destinyと通じるものがある。

しかし、AIDよりもしっかり感じるコア感と

ラップがなくても感じるR&B的な部分、

スクリームがない分、現行ポスコア系に見られる

モダンロック的な要素もあり、

なかなか(* ゚∀゚)イィゾー、と。

日本人リスナーの耳にも馴染みやすいと思います。


と、こちらも推したいくらい

良きバンドを教えてもらいました。

Nerv『We're All Patients Here

クリーンボーカルが良いポスコアバンド、

そのボーカルだけではない良さもあるバンドです。

是非ぜひ、ご一聴。





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