こういうの面白いな。

こうしてネタとしてみんなで笑えればいいんだけど

今の時代、今の日本じゃ

馬鹿がこの高校に凸して

不必要な炎上案件になりかねない…

って思ってしまうこと自体が馬鹿馬鹿しいんだけど

そういうのが起きるのが不思議じゃないのがね…

どうも、トトです。



それでは、前回の『アフター・ヤン』から1週間

今年32本目の新作映画です。

今回の作品も、『アフター・ヤン』同様

初報トレーラーの時点で

面白そう!(* ゚∀゚)

と思って注目していた作品で、晴れて公開日を迎えました。

上映開始翌日となる、本日観てきた作品はこちら。






20221029_145528
アムステルダム
(原題:Amsterdam)

1930年代のニューヨーク。かつて第1次世界大戦の戦地で知り合い、終戦後にオランダのアムステルダムで一緒の時間を過ごし、親友となったバート、ハロルド、ヴァレリー。3人は「何があってもお互いを守り合う」と誓い合い、固い友情で結ばれていた。ある時、バートとハロルドがひょんなことから殺人事件に巻き込まれ、容疑者にされてしまう。濡れ衣を着せられた彼らは、疑いを晴らすためにある作戦を思いつくが、次第に自分たちが世界に渦巻く巨大な陰謀の中心にいることに気づく。





昨今話題の人から大御所まで揃い踏み

豪華出演者が目白押しな作品

アムステルダム

を観てきました。

やはりパッと見ではキャストに目がいきますが

それだけではなかったのは観て納得。

観終わったあとの率直な感想は

面白かったー(* ゚∀゚)

ド派手なアクションや爆破シーンがあるワケではなく

クスッとするところはあっても

笑いが止まらなくなるようなコメディ色が強いワケでもないけど

映画」観たなー( ´∀` )

っていう、"映画として"とても面白かったです。

観終わったあとの感情としても

わだかまりなど一切なく、非常にスッキリしてる。

あらすじから大きく脱線することもなく、

サプライズ的な裏切りやどんでん返しもなく、

何なら、あらすじ通りのストーリーでもあるので

観ていてとてもわかりやすかった。

そこは多少、映画的な脚色はあったにせよ

実話を基に製作された、"ほぼ"実話な作風もあったからか。

なんかこう…言葉で上手く言い表せられないけど

映画映画してるというかね。

映画好きならわかってもらえる感情だと思いたい。笑

配給が20th Century Studiosという老舗ってのもあるのかな。

オープニングで久々にあのロゴと音楽みたよ。笑



そうして奇をてらったようなことも

一切していない本作において、

豪華キャスト陣による功績も大きかったと思います。

Amsterdam_1

クリスチャン・ベール
ジョン・デヴィッド・ワシントン
マーゴット・ロビー

の3人を主軸として、

出てくる役者がまた申し分なし。

3人の中では昨今、ジョンの活躍が目覚ましく

『KKK』に始まり、『TENET』、そして今作と

気付けば彼が主演張る作品を観るのも3つめです。


実写版『CATS』は造形がキモチワルすぎて観なかったので

スクリーンでの彼女を観るのは個人的に初となるTaylor Swift

Amsterdam_8

メインは音楽ネタでブログ書いてるし、

彼女自体も好きなので、本作の楽しみの1つでした。

長身のブロンド美女なので、スクリーン映えするなぁ。

外見的には女優としても十分通用すると思う。

今や女優業の方がメインに見えるような

Lady Gagaは意外と身長も低いですしね。

少なくとも外見に関しては

GAGAよりTaylorのが女優感ある気がするわ。

開始数分で出てきて、その序盤の内に死んで

退場してしまうのは残念でしたが( ノД`)笑

しかし、出てきた時代からしても

この時代のファッションを身に纏うのも

めちゃくちゃ合ってて、より美が引き立つ気も。



アカデミー賞の騒動で、ここ日本でも

良くも悪くも名前が知れ渡ったクリス・ロックも出演。

Amsterdam_2

オレはオメーのことまだ許してねーからな!(# ゚Д゚)ゴルァ

とはいえ、それと本作は全くの別問題。

コイツが出てるから観ない

なんて子どもじみた馬鹿みたいなことはしません。

ジョンと同じ黒人兵の1人として、良い役どころでした。


昨年は『ソーホー』で初めてお目にかかり、

来月には『THE MENU』でも観ることになる

アニャ・テイラー・ジョイ

わかりやすくヤなヤツでしたねーw

そして、アニャの旦那さん役にラミ・マレック

コイツは出てきたときから怪しさ満点で

その期待は裏切りませんでした。

Amsterdam_9

てか、この2人…

顔のパーツパーツがデカくて、2人が並んでると

顔圧がすげぇんだよなw

マーゴット・ロビーもパーツはデカめなので

3人並ぶと顔面力がスゴいことにw

Amsterdam_4



そして、最後には大御所ロバート・デ・ニーロ

Amsterdam_3

最近だと『グランパ・ウォーズ』とか

『カムバック・トゥ・ハリウッド』とかで

コメディ色強いものにも出ていて、

そっちのデニーロも非常に楽しそうだったけど

今回の"GENERAL (将軍)"みたいなのやらせると、グッと締まるな。

こうした貫禄ある役をやらせるとさすがですね。

マフィアのボスとかもだけど、

デニーロみたいな大御所はこういう役の方こそ

適任だと思わされます。


エンドロールには、作中にもあった

マーゴット・ロビー演じるヴァレリーのアート作品を起用。

こういうのって、パッと見は恐くて不気味かもだけど

そういうとこを含めて、自分も割と好きなんですよね。

ってことで、エンドロールまで含めて楽しめました。



こういう満足度が高い作品に限って

パンフレットがないってのは

ホンッッット!残念以外の何ものでもないんだよな(´・ω・`)

向こうの作品を日本でも上映してくれるだけでも

大いに感謝するところではあるんだけど、

そもそも本国でもパンフレットないならまだしも

そんなことってある?っていう気もするので

上映するなら、パンフレットも是非もってきてもらいたい。




良い"映画"観たなー

って思える作品も久々な気がするし、

こうして豪華キャストが揃い踏みするのは

ウェス・アンダーソンの作品のようでもあり、

ウェス・アンダーソンの作品よりもわかりやすい。笑

アムステルダム

今年も下半期に来て、"アタリ"を引きました。

"映画"好きには是非ともオススメです。





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