何で粗大ゴミってあんなに出すの面倒なんでしょうね…

そもそも"ゴミ"であるのに

金を払わないといけないってのが意味わからん。

業者は業者で、何で回収していかなかったのか

明確な理由も告げないのはもっと意味わからん。

ちゃんと規定通りに出したやんけ腹立つな…(#`皿´)イライラ

それがちゃんと規定に沿ってなかったからなんろうけど。

はーイライラする。

どうも、トトです。



それでは今年101枚目となる新譜レビュー

今回のバンドは

普段、自分が取り上げないハードコア出身のバンド。

しかし、前作で初めて取り上げてレビューし

こうして2作続けて取り上げることができました。

そんな今回の作品はこちら。




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Stray From The Path『Euthanasia』
01. Needful Things
02. May You Live Forever
03. III
04. Guillotine
05. Chest Candy
06. Bread & Roses feat. Jesse Barnett
07. Law Abiding Citizen
08. The Salt In Your Spit
09. Neighborhood Watch
10. Ladder Work





USのバンドながら

今はオーストラリアのUNFDに席を置く

Stray From The Path

10枚目のアルバムEuthanasia

そのUNFDから9/9にリリースされました。


昨今、別のバンドの曲のゲストとして

vo/Andrewの声は聴いていましたが

SFTPとしては、約3年ぶりとなる新譜。

持ち前のハードコアらしさは保ちながら

昨今はニューメタル要素も取り入れたバンドの最新作

早速、聴いていこうと思います。





Needful Things
イントロからヘヴィに叩きつけられるギターが
高鳴るリードよりも、低く重くズンズンくるリズムの方が
圧倒的に耳にくる始まりを見せる1曲目。
Andrewの激しいシャウトと共にサウンドも勢いづき
早くも大きなシンガロングも飛び出す。
そしてハードコアバンドならでは、
クールなブレイクダウンも聴きどころバッチリ。
終盤、Andrewと交互になるように
コーラスによる特大シンガロング感がまた最高ですヾ(* ゚∀゚)ノ





May You Live Forever
2曲目もド頭からグルーヴ感満点でスタート。
そのグルーヴ感によるニューメタルな雰囲気が
どこか初期のLimp Bizkitあたりを彷彿とさせる。
近年グッと増えたラップボーカルも多く、
しかし、そのラップパートも大いに叫びまくり。
No!! Peace!!
と、もちろんシンガロングパートも健在です。
そしてリンプにはここまでのものはない
重たいブレイクダウンで締めるのが(* ゚∀゚)イィネ!


III
子ども向け番組のひと幕みたいな始まりを見せる3曲目は
Andrewが叫ぶラップに、ドラムもラップトラック的、
反してギターとベースは良い意味で重すぎるw
他のバンドやラップトラックな曲に聴くような
軽快さは微塵もありませんね。だが、そこが(* ゚∀゚)イィ!
さらにはブラストもあり、ラップ調なだけでない
アグレッシブさもひとしおです。
個人的には、どことなくFEVER 333っぽさも感じたけど
聴く人によってはRage Against The Machineになるのかな?

MVは警察に扮したAndrewがコミカルな内容に。
しかし内容自体は、警察をおちょくってるというか、
皮肉ってるような感じにも見えますね。





Guillotine
軽快なドラミングが響くイントロから始まる4曲目。
そのままギターとベースがヘヴィに入ってきて、
Andrewのシャウトと共に本格的にスタートを切ります。
さらに、Bメロ以降のシンガロング感パートの多さが良い!
やっぱこの声量デカめのアツいシンガロングは上がるなぁ。
ヘヴィでアグレッシブに攻め立てるサウンドも良いけど、
この曲に到っては、このシンガロングパートが正義だな。





Chest Candy
5曲目は良い感じに重いベースを鳴らして幕を開けます。
アップテンポな分、これまでの曲よりも勢いがある感じ。
これまでも十分、勢いはあったけどねw
おーおーコーラスあり、もちろんシンガロングも。
ツーステ踏みたくなるリズミカルなパートもあり、
ラストのブレイクダウンは言わずもがな。
3分にも満たないながらもとても印象的な曲です。


Bread & Roses feat. Jesse Barnett
続く6曲目は、イントロからヘヴィなギターで開始。
そのイントロでのバンドサウンドで攻めたあと、
音数控えめにAndrewの激しいラップが展開。
サビに入ったときのクリーンボーカルは、
ゲストであるStick To Your GunsJesseかな。
この雰囲気がまたLinkin Parkっぽいというか、
Mikeっぽい雰囲気のクリーンですよね。
そもそもAndrewがクリーンで歌うことが少ないので
クリーンがあるだけで割と耳には残ります。


Law Abiding Citizen
イントロからリズミカルなスタートを見せる7曲目。
それに乗ってAndrewもラップボーカルからスタート。
ヘヴィサウンド響くラップトラックな感じが良い。
重さ十分だけど、踊りたくなるような体揺らしたくなるような
ここまでの曲の中でいちばんリズム感、テンポ感が良い。


The Salt In Your Spit
8曲目は冒頭からアップテンポに始まります。
打楽器みたいに低くリズムを刻むベースが良いな。
序盤からシンガロングパートもお目見えし、
曲中に何度となく叫びたくなることひとしお。
そんなシンガロングと共に進んだ先に控えている
ブレイクダウンがまたモッシュ捗りそうな感じで
めっちゃ良いヾ(* ゚∀゚)ノ
さらにはそこにシンガロングを巻き込んでいき、
最後までガチ上がりな感じで終わるのが最高。


Neighborhood Watch
続く9曲目もアップテンポな感じは継続。
No love for leeches!!
と、こちらも序盤からシンガロングが飛び出す。
そして、さらにシンガロングしてサビに入り、
終始、熱量の高さを保ったまま展開していきます。
後半はフラグをバッチリ立てたあとに
叩き落とすブレイクダウンもセオリー通りで良い。
ラストサビでも、これまでのサビと同様に
ヾ(* ≧□≦)ノ No more, no more!!
とシンガロング全開で終わるのがとても良いです。


Ladder Work
ラスト10曲目は今作最長6分半を超える一大トラック。
これまでと違って、ド頭からテンションMAXではありません。
しかし、バンドサウンドと共にAndrewが叫び、
そうなってしまえばこれまで通りのテンションに。
そして序盤から軽快なスクラッチ要素が介入。
それにより、これまでよりも更にニューメタル感ひとしお。
名前の表記はありませんが、このスクラッチ
Vein.fmBenno LevineがDJとして参加しているらしく
その功績だと思われます。
後半に差し掛かる際には、これまでよりもダウンテンポな
ブレイクダウンで落としにかかり、より重さにも拍車がかかる。
その雰囲気なまま長いアウトロへと繋がり、
壊れたように同じことを何度も繰り返す
電話口の向こうで話しているような女性のモノローグで
終幕する、不気味な終わり方も良いです。





以上、

Stray From The Path『Euthanasia

でした。

昨今、色んなバンドでのゲストボーカルで

Andrewの声はたびたび耳にしていましたが、

Stray From The Pathとして聴いたのは、今作で2枚目。

しかし、前作からの印象も落とすことなく

良かった(* ゚∀゚)

と、言える作品で何よりです。

やっぱこう、終始テンション高めで

歌ものとかエモーショナルな曲とかない分、

こっちも聴いててスカッとするんですよね。

他に入れるところがない為、

現段階で近いものとしてNU-METALカテゴリに入れましたが

そもそもがハードコア畑出身のバンドなので

そういう曲を入れてくる方が珍しいとは思いますが。笑

そして、そういうバンドだからこそ

ブレイクダウンで落とすところがまた上がるというか。

他の系統のバンドにはない魅力がありますね。


何はともあれ、

個人的には前作同様、聴いてて上がる1枚でした。

Stray From The Path『Euthanasia

ハードコア出身ながら、上手くハードコア感を抑えつつ

ニューメタル要素を加えた良盤です。

是非ぜひ、ご一聴。





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