今年の新譜レビュー記事、記念すべき

100枚目\(^o^)/

年始にユルく掲げた年間100枚レビュー

今年もまだ3ヶ月以上残した

9月の時点で達成できるとは思わなんだ。

一時期、ラッシュすぎてヒィヒィ言ってましたからね(。-∀-)笑

ライブがないことによる代償だとしても

ここまできたら、今年は果たして何枚書けるのか。

自分も楽しみになってきました。

たぶん今年以上に書ける年はなさそうなので。笑

どうも、トトです。



そんな今年の新譜レビュー100枚目

前回のEat Your Heart Out同様に

奇しくもFearless Recordsからの1枚。

そして個人的にも待望であり、楽しみだった1枚です。

そんな今回取り上げるのは、こちらの作品。




20220909_102916
Until I Wake『Inside My Head』
01. The Sacrifice
02. Forsaken
03. Fake
04. Octane
05. Reasons
06. hope ur happy
07. Inside My Head
08. Still Sinking
09. Undeserving
10. Blue Beam
11. For the Record
12. Legacy
13. Marching Forward





Fearless Recordsが放つ期待の新星

ポスコアバンドUntil I Wakeのデビューアルバム

Inside My Headが9/9にリリースされました。


Fearless契約後だったか、

まだDreamboundからUPされていた時だったか

最初に見た、聴いたのは

どっちだったかは記憶が定かではないけど

今作リリース前の段階から自分も注目していました。

そして待望のデビューアルバム\(^o^)/

期待に胸を膨らませ、

早速、聴いていこうと思います。




The Sacrifice
アートワークにあるような、女の子に憑いた悪魔が
怒号を発しているかのように叫びながらの語りかける。
翻訳ツールを介してみると、今作はコンセプト作か?
なんて思えてくる。そんな翻訳の結果は以下

かつて混沌とした戦争で引き裂かれた世界は、ついに平和になった
もはや人間ではなく、新しい神々によって支配されている
救世主は星の彼方からやってきて、私たちを一つにまとめました
涙をためてください あなたの神聖な捧げ物は 以前の全ての人を癒すでしょう
彼らの教義に反対する者は全て絶滅させる
汝の血で汝を清めたまえ


Forsaken
そんな激しく捲し立てる前曲から続き、
疾走感のある激しい幕開けとなる2曲目。
冒頭からアグレッシブに叫びまくり、
サビではハイトーンな美声極まるクリーンボーカルが響き渡る。
Myka RelocateA Skylit Driveの両Michael直系とも言える
このクリーンボーカルは、サウンド面も相まって
10年代のポスコア/メタルコアを大いに彷彿とさせます。
クリーンがありつつも、このテンション高めの
熱量あるコアサウンドは良いなぁ。
オープニングにはバッチリの1曲です。


Fake
続く3曲目は冒頭からボーカルにエフェクトをかけ、
ラップトラック調のサウンドで進んでいきます。
そのせいか、AメロもBメロも最初はラップ調のボーカルが○
タイトルを叫んで始まるサビは、
そのタイトル部分をシンガロングしたくなりますね。
そのサビに差し掛かると、そこでのクリーンボーカルは
SECRETSRichardが浮かんできます。
クリーンがメインを占めるミドルテンポな曲ですが、
要所でスクリームも入るコアパートもあります。





Octane
シンセを加えたイントロが今時っぽい4曲目。
しかし、サビのメロディと雰囲気は
やっぱ10年代のポスコア感がすごいんだよな。
クリーン主体なところも含めて。
そういった面があるからこそ、非常に耳馴染みが良い。
って思ってると、全力スクリームから為る
コア感増し増しなブレイクダウンに撃ち抜かれる。

昨年11月に公開されたMVは
現在までに再生回数100万回を突破。
この規模のバンドで、1年以内に100万突破は
昨今、あまり見かけていなかった気もします。
やはり注目度の高さの表れか。





Reasons
変わって、落ち着いた雰囲気のイントロから
ラップボーカルで幕を開ける5曲目。
M3. Fakeでも少しラップ調な部分はあったけど、
ここではガッツリ!ラップを披露をしています。
BメロのラップパートはちょっとEminemっぽい。
サビはしっかりクリーンでバンドサウンドに。
コア感控えめな曲だったけど、叫んで入るギターソロ、
ラストサビではコール&レスポンス的に発せられる
スクリームで、ほんの少しだけコア感も。
しかしハイトーンなクリーンと、数種のスクリームの使い分け
それに加えてラップまで出来るのは多彩(多才)だなぁ。


hope ur happy
カセットをデッキに入れて再生…的なSEで始まる6曲目。
バンドサウンドはド頭からヘヴィに叩きつけてきます。
その後はクリーンと共に落ち着いたサウンドになり、
サビはイントロ同様のヘヴィサウンドにクリーンが乗る。
時折挟まるスクリームがありつつ、メインはクリーン。
しかし、後半にはガッツリ落とすブレイクダウンも。





Inside My Head
静かに歌うクリーンボーカルから始まる7曲目は
今作のタイトルトラックです。
やはりここでも、どちらかと言えばクリーンがメイン
サウンド面はコア感のあるクリーンポスコアに。
そうなると待ち遠しいのは後半にきます。
フラグをバッチリ立てたあとで
Make me Siィィイイイイイck!!
のスクリームから落とすブレイクダウンが良いですね(* ゚∀゚)





Still Sinking
デジタルサウンド的イントロから始まる8曲目は、
そこからうねるギターにより期待値が高まる。
その期待に応えるように、攻め感のあるスタートに。
サビこそ安定のクリーンを響かせていますが、
それ以外はヘヴィなコアサウンドにスクリームと
今作の中でも上位にくるレベルのアグレッシブさ。
ブレイクダウンはもちろん、そこまでの流れも秀逸。
そうした攻め感に反するように、アウトロは
重厚なピアノと、それに反する浮遊感のあるサウンドで
ゆっくり幕を閉じていくのも○


Undeserving
静かにゆぅぅっくり幕を開ける9曲目は、
そんな前曲のアウトロから繋がるように
重厚なピアノと共に送る、弾き語り的な始まりを見せます。
途中、ストリングスも取り入れられ、
よりエモーショナルな雰囲気が底上げされます。
終盤はガッツリ、バンドサウンドも展開するし、
スクリームも入ってはくるけど、基本はクリーンでの歌ものです。
ラストの美声クリーンがまた良い締めになってます。


Blue Beam
落としたあとは上げるのが鉄則!
それにしっかり則った10曲目は、今作の中でも
攻め感は上位だと思います。
バンドのストロングポイントであるクリーンをなくし、
終始スクリームで叫びまくるアグレッシブさ。
ここまで攻めに転じた曲もいけるんだな、と好感(* ゚∀゚)
それ加え、合間に入るシンフォニックコーラスや良し。
そうした攻め感の影で、イントロや随所に見られる
シンセの雰囲気がめちゃくちゃMotionless In Whiteっぽい。


For the Record
イントロからアップテンポに展開する11曲目。
こちらはクリーンボーカルから幕を開け、
心地良いテンポ感で送る、昔懐かしのポスコアサウンド。
これまでの曲もそうだけど、クリーンの声質にも付随する
この10年代ポスコア感、めっちゃ良いなヾ(* ゚∀゚)ノ
ブレイクダウンも、ブレイクダウンの入り方も最高。
ライブでも盛り上がることが容易に想像できる1曲です。


Legacy
イントロからミドルテンポに始まる12曲目。
そこからの予想が外れることはない、
クリーン主体のミドルバラードになっています。
サビではおーおーコーラスでキャッチーさも。
ハイライトは後半のアグレッシブパートかな。
ヘヴィサウンドにスクリームの展開は安定。


Marching Forward
どこぞのスピーチのサンプリングみたいのを皮切りに
初っぱなから激しさ全開で始まるラスト16曲目。
M10. Blue Beamほどではないにせよ、
この曲もスクリームパート多めで、今作上位の攻め感。
中盤の叫びながらのブレイクダウン、からの
汚ぇシャウトと共に疾走する感じも(* ゚∀゚)イィ!
スクリームもだけど、ブレイクダウンも何気に多く、
コア感増し増しなのがまた良いですね。
終始、攻めまくったあとのアウトロが
周りが燃えてる?ようなSEと共に
神聖コーラスに包まれながら終わる…
そういった幕引きも◎です。
M1. The Sacrificeの雰囲気と、このラストの終わり方
これも今作がコンセプト作?と思った理由です。





以上、

Until I Wake『Inside My Head

でした。

素晴らしいデビューアルバムヾ(* ゚∀゚)ノ

と、言いたいとこだったんですが

なかなかどうして、そうはならなかった。

10年代のポスコアを彷彿とさせるサウンドはもちろん、

その世代に近いクリーンボーカルも好物ではあるし、

今作も良かったことに変わりはないだけど…

中盤か?ちょっと弱い気がするなぁ。

それに加えて、先行曲の時点で

自分の中の期待値が上がりすぎたせいもあるかもしれない。

その期待値に届くか届かないまではいったにしても

超えることは叶わなかったですね…

んー、残念(。>д<)


加えて、他のジャンルもそうだけど、

今年はポスコアも非常にリリースが多い。

この時点で、ポスコアだけで既に20枚前後書いてるし

今年はポスコアも上位陣は非常にハイレベル

その中で上位に食い込めるほどのクオリティには

惜しくも届かないかな、って感じ。


とはいえ、アルバムはまだ最初の1枚ですからね。

及第点は余裕で超えてるし、

次の作品にも期待が持てるってもんです。

良質なポスコアを輩出してきた

Fearless Recordsって部分も大きいです。

Until I Wake『Inside My Head

そんな良質ポスコアの担うニューカマーです。

是非ぜひ、ご一聴。





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