新譜が待ち遠しいDayseeker

年内のリリースが決まりましたね。

11月から新譜に新作ゲームに忙しすぎない…?

しかし、先日公開された↑この新曲

サイドプロジェクトのHurtwaveの影響もあるような…

どちらにせよ、相変わらずRoryの歌声はさすがなので

新譜が楽しみであることは変わりません。

どうも、トトです。



それでは今回は

今年8本目の過去作レビュー

新譜の少なかった先週?先々週?頃に書きました。

自分が音楽に対してお熱だったので

候補がありすぎて迷うのは毎回ですが

そんな10年代の作品から選んだのは

こちらの作品です。




Of Mice & Men_The Flood
Of Mice & Men『The Flood』
01. O.G. Loko
02. Ben Threw
03. Let Live
04. Still YDG'N
05. My Understandings
06. Ohioisonfire
07. Purified
08. Product of a Murderer
09. Repeating Apologies
10. The Great Hendowski
11. I'm a Monster
12. When You Can't Sleep at Night





US産ポスコア/メタルコアバンドのOf Mice & Men

2枚目のアルバムThe Flood

Rise Recordsから2011年にリリースされました。

翌2012年には

4曲追加収録されたDeluxe盤もリリース。


この時代、多くのポスコア/メタルコア系を抱えていた

Rise Recordsの中でもメインの一角を担っていたバンドですね。

メインボーカルだったAustinはマルファン症候群により脱退

このアルバム以降に加入したAaronがメインボーカルとなり

今や、よりメタルに寄ったバンドになっています。


しかし、個人的にも驚いたのは

このアルバムをレビューしてるような個人ブログや

音楽メディアの記事すらも1~2個しか出てこないレベルで

ここまで何もないもん?と思いました。

バンドのキャリアや知名度なんかを考えたら

それもまたやむなし…と思う反面、

2011~2012年で既に、こういったシーンの音源で

何か書くような人って全くいねぇんだな…

日本での海外バンドの立ち位置というか

知る機会の少なさに、この時代でここまで低迷してんのね

と、愕然(´・ω・`)

そりゃDIYな招聘チームが出てくるまで

このレベルのバンドの来日が少なすぎるワケだわ。


今さらすぎる日本の現状を嘆いていても仕方ないので

とりあえず、せっかく掘り返してきた今作、

改めて、聴いていこうと思います。




O.G. Loko
オープニングとなる1曲目は
イントロからヘヴィなリフにAustinのスクリームが乗り、
序盤からブレイクダウンで落としてくるという
メタルコア然とした展開にテンションも上がります(* ゚∀゚)
しかし、サビではba/Shayleyのクリーンボーカルで
ガラッと雰囲気が一変します。
透明感があり、ハイトーンなクリーンボーカルと
激しいサウンドとスクリームの対比、
これこそ10年代を象徴するポスコア/メタルコアの形
そんな感じがしますね。
ラストはブレイクダウンと共にAustinが叫んで締める
っていう終わり方も良いです。


Ben Threw
こちらもヘヴィサウンドから幕を開ける2曲目。
イントロを抜けると疾走パートへと切り替わり、
その次はコーラスによるシンガロング感が映える
ブレイクダウンで落とす、というセオリー通りの展開。
だが、それが良いのですヾ(* ゚∀゚)ノ
この曲では早くもShayleyのクリーンも激減し、
今作でも上位のアグレッシブさを誇っています。


Let Live
攻めるのも大好きだけど、個人的にハマったのはこの3曲目。
冒頭からShayleyのクリーンから入りますが、
その後は再びAustinのシャウト&疾走感で上がるヾ(* ゚∀゚)ノ
そしてサビ前のShayleyパートから良く、
いざサビに入ったときのリズム感、歌メロの良さに
グッとくる(* ゚∀゚)
アンビエントな浮遊感あるクリーンパートから
ラストサビへ流れていく展開も良い。
久しぶりに今作を引っ張り出して聴きましたが、
やっぱこのアルバムの中でいちばん好きな曲だなぁと
聴いてた当時を思い出しつつ、改めて思いました。


Still YDG'N
4曲目も再び、激しいサウンドと咆哮から幕開け。
その勢いそのままに早くもブレイクダウンで落としつつ
Austinの咆哮も止むことなく展開します。
サビのShayleyパートのあとは、再びブレイクダウンで落とす。
ここまでの3曲よりもブレイクダウンに注力したような
コア感たっぷりな1曲。





My Understandings
変わって5曲目は、落ち着いた雰囲気で始まり
その雰囲気の中、やはりShayleyのクリーンで進んでいきます。
サビではバンドサウンドを展開し、
Austinも叫んではいるけど、バッキング的なポジションで
あくまでメインはShayleyな感じです。
およそ2'30"という短さを考えれば、5曲目という位置的にも
後半戦を迎える前のインタールード的な雰囲気に感じます。


Ohioisonfire
そうして歌もの的なインタールードを挟んだあとは
ド頭からAustinが叫び、ヘヴィなリフで始まる6曲目。
Austinのシャウトは継続しつつリズミカルな展開になり
そのままブレイクダウンへとなだれ込みます。
一瞬、Shayleyのクリーンを挟んだと思いきや、
マジで一瞬と思えるほど短く、すぐさま激しいサウンドに。
そしてブレイクダウンで落としたあとに、
本格的にShayleyのクリーンが響く展開に。
しかしサウンド面の激しさ、Austinパートの多さ的にも
M2. Ben Threwと並ぶ、今作の中でも攻め感のあるナンバーに。


Purified
7曲目は、イントロからこれまでと少し違う雰囲気。
リズミカルなヘヴィサウンドと共にShayleyが先行し
そのあと、サウンドに合ったAustinの叫びが来る。
やっぱAustinが叫ぶところはガッツリ!コアサウンドで
Shayleyパートは耳馴染みの良いメロディ重視に。
そんなShayleyパートのが比較的多めな印象を受ける曲。





Product of a Murderer
甲高いギターサウンドから重くなり、
スクリームと共にブレイクダウンへ入る8曲目。
サビのShayleyクリーンのあと、Bメロ開始時には
レトロゲームみたいなSEが耳を突きます。
そんなBメロはブレイクダウンが映える展開で、
AustinをバッキングにしたようにShayleyが前に出る。
最後はShayleyも叫ぶように歌う様が印象的。


Repeating Apologies
メロウなギターから幕を開ける9曲目は
そのイントロから歌ものに寄せたものかと思いきや
透明感のあるクリーンが引き立つボーカルのあと
Austinのシャウトがその雰囲気を打ち破る。
この頃は、そもそもAustinもスクリームよりシャウト寄り
この曲ではそのサウンドも相まって、
スクリーモ的な雰囲気が強めに聴こえます。


The Great Hendowski
今度はしっかり冒頭からメタルな10曲目。
ヘヴィでコア感あるサウンドが良いですね。
何気にAustinが叫ぶパートで聴こえてくる
ベンベン響くベースがまた良い感じ。
もちろんShayleyのクリーンも光るTHE 00s ポスコアで
ラストは激しく疾走して終わるのがまた気持ち良い。


I'm a Monster
ラストを残しつつ、本来はこちらがラストの11曲目。
頭からダウンテンポなブレイクダウンからスタート。
サウンド面の攻め感に連なるように、
Austinが叫びまくりのアグレッシブトラック。
2分という短さも相まって、クリーンを封印し、
ヘヴィに、シャウトオンリーで展開する攻めの1曲。


When You Can't Sleep at Night
既にデジタル盤のリリースもあった当時、
この曲はCDのみに収録されたボーナストラックでした。
iPodに入ってるものは、タワレコで買った輸入盤なので
この曲ももちろん収録してあります。
そんな12曲目はShayleyによるアコギの弾き語り。
彼のクリーンあってこそな透明感と
エモーショナルさ全開な曲になっています。
後半にはストリングスを取り入れているのも良い。
本来ならば前曲で締めとなる今作ですが、
ボートラとはいえ、この曲でしっとり締めるのも○





以上、

Of Mice & Men『The Flood

でした。

総評の前に、まず驚いたのは

今作の曲ってMVなかったんだな。

わかりやすいように先行シングルはリンク貼りましたが

MVらしいMVがなかったのは意外でした。


ってことで総評。


良くも悪くも、ポスコアとメタルコアが混在していた

10年代のRise Recordsバンド、やっぱ良いですね。

今の雑多なポスコアシーンも好きだけど、

本格的にポスコア、メタルコアを聴き出したのは

間違いなくこの世代からなので。

その中から今回はOMMを選んだワケですが、

改めて、やはり良い。

音楽的なバリエーションが豊かになるのはもう少し先だし

Austinのスクリームもまだまだスクリーモ臭いとこはあるけど

Shayleyのクリーンに関しては

まさにこの時代を象徴するような声質ですしね。

A Skylit DriveMichaelとか、BlessthefallBeau

I See StarsDevinPierce The VailVic

などなど、ハイトーンなクリーンが隆盛した時代でもありました。

Shayleyもその中の1人として数えられると思います。

今作を最後に脱退してしまうのは残念ですが。


と、まぁそうした懐古心もくすぐられつつ

改めて良さを感じた

Of Mice & Men『The Flood

10年代のポスコア、メタルコアが好きな人には

是非ぜひ、オススメの1枚です。





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