何だろうか、この…

面白そうではあるんだけど、

同時にちょっと危険な香りも漂う雰囲気は…w

どうも、トトです。



前回はアマプラで『ムーンフォール』を見ましたが

映画館での映画となると、『バッドマン』以来

1ヶ月以上ぶりとなる新作映画 in 映画館\(^o^)/

まさかそんなに空くとは思わなんだ。

今夏は言うほど観たいのなかったんだよネ。

とはいえ、今月最後の金曜日には

チェックしてた作品が一気に3つも公開されますがw

そんな3作の中から、今年24本目の新作として選んだのは

初報トレーラーから注目していたこちらの作品。




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NOPE

舞台は南カリフォルニア、ロサンゼルス近郊にある牧場。亡き父から、この牧場を受け継いだOJは、半年前の父の事故死をいまだに信じられずにいた。形式上は、飛行機の部品の落下による衝突死とされている。しかし、そんな“最悪の奇跡”が起こり得るのだろうか? 何より、OJはこの事故の際に一瞬目にした飛行物体を忘れられずにいた。牧場の共同経営者である妹エメラルドはこの飛行物体を撮影して、“バズり動画”を世に放つことを思いつく。やがて起こる怪奇現象の連続。それらは真の“最悪の奇跡”の到来の序章に過ぎなかった……。




近年、年イチで公開されてる作品があるのでは?

なんて、驚異的な制作ペースを誇る

ジョーダン・ピールが手掛ける最新作

NOPE

せっかくIMAXでの公開もあったので、

公開2日目となる本日27(土)、

IMAXで観てきました。

しかし、作品の内容よりもまず驚いたのは

集客率

公開初日は仕事なので観れなかったけど、

その日の夜に翌日昼くらいの席を見てみると

ほぼほぼ埋まってた∑(OωO; )

前方ブロックはけっこう空きがあったけど

あんなとこ空いてる内に入らんわ。

ってことで、そんな前方ブロックより後ろは

自分が見た時点で8割は埋まってましたね。

夏休み時期、さらに土曜日(休日)と

埋まる要素はあったものの、

マーベル作品やディズニー作品でもない洋画が

こんなに埋まるなんてのは喜ばしい反面、

良い席がとれなくて残念という、複雑な気分です(。-∀-)

と、そうして当然センターブロックなんて空いてるワケなく

悲しみに暮れながらも、僅かに余っていた

後方右寄りの席をネットで買い、当日にいざ劇場へ。



で、観てきた率直な感想としては

面白かった(* ゚∀゚)

の一言に尽きます。

トレーラーでも最初の方に公開されたものだと

本作の"脅威"となるものの存在が隠されていて

そこが興味を引いた部分でもありました。

日本で公開されてる最新予告編を見ていたら

全く惹かれなかったでしょうね。

NOPE_07

しかし、そのへんの後期のトレーラーでは

その姿が徐々に明かされ、それを見た時は

え、UFOなのかよ…

と、正直ちょっとガッカリしました(。-д-)-3

しかし、実際に本作を見てみると

こんな恐ぇUFO見たことねぇ!((((* ゚∀゚))))

と思うほど、恐怖感を煽るものでした。

実際、パンフレットに載っていた

ジョーダン・ピールのインタビューでは

僕はいつも自分が観たいのに存在しない映画を作りたいと思っている。今作の場合は、とても怖いUFO映画がそれだった。

と、語っている通り

しっかり恐怖感を抱かせる内容になっていました。

霊や悪魔のような超常現象的なホラー感と

地球外生命体やエイリアンみたいなSF的なホラー感って

抱く恐怖感は全くの別物なんですよね。

しかし本作は、それが見事にマッチしていました。


NOPE_04

まずその脅威の存在

トレーラーからはUFOだと思ったものが

UFOではなかった

あれは完全にミスリードを誘うもので、

まんまと術中に嵌まってしまった。

作中で"Gジャン"と名付けられた脅威の存在は

UFOみたいな生物

と言った方が正しいのかもしれない。

思えば、Gジャンが姿を現すとき

音のような、(鳴き)声のようなものが聞こえていて

UFOなら何で(鳴き)声?
生物なら何の音?


と、こちらも疑問を抱えながら観ていました。

しかし、コイツは人や生き物を

食ってる(吸い込んでる)

それがわかると、UFOよりも一気に恐怖感が増す。

気管に引っ掛かるのでは?

と、言われていたように

ポスターにもその様子が表れているように

フラッグは形状そのままで落ちてきてましたが

無機物は消化できないのか

冒頭で父親の死んだ原因となった硬貨や、

馬に刺さった鍵、車椅子などは

形がそのまま残った状態で吐き出してましたね。


でも、食った(吸い込んだ)生物の血で

文字通り、血の雨を降らせてたのは

完全にホラーでした。

NOPE_06

コイツが近くにいると電気が止まる

っていう特性もあって、夜のだだっ広い荒野に佇む家で

明かりも消え、どしゃ降りで雷も鳴る中、

窓に滴る雨水が赤くなってたときのホラー感よ。

家全体に降り注ぐ雨と混じった血液、

それが雷鳴の光で照らされた時に赤く

冒頭と同じく、雨の音に混じって降ってくる無機物が

地面に落ちる音や家の木片に刺さる音

引きで見た家の外観上空には巨大な何かがいる…

うひょー!怖ぇぇえええ(* ゚∀゚)

このシーンは緊張感、恐怖感共にMAXでしたね。


そのシーンもだけど、その父親が死んだシーンで

そこかしこに降り注いだ小さな無機物が

地面に落ちる音や柵に刺さる音など

これは全方位から音を響かせるIMAXならではでした。

ホントに色んな音が色んなとこから聴こえてきて

これはIMAX様サマだわ、と。

これは映画館でないとわからない体験です。


この"Gジャン"も所詮は生物だということで

ちゃんと撃退できたのもめでたしめでたし。

最終形態はペラい布?皮?みたいなのが大いに広がり

さらに巨大になってたのはいいけど、

真っ昼間で全容が明らかになってて、

やっぱこういう得体の知れないものって

ちゃんと見たい!って思うけど、

いざ、実際に全容が見えてしまうと

恐怖感が薄れてしまうので、考えものですよね(。-∀-)

NOPE_02

最終的にヒト型の大型バルーンを呑み込みきれず

破裂して勝利!ってなったワケだけど

そんなんでやられるんかい(。-∀-)

っていう、呆気なさもあって余計に。

しかし、井戸型のカメラを使ってGジャンを撮影できたのは

冒頭のフラグがしっかりいきてて良かった。


ただ、そのシーンの直前に

『AKIRA』でお馴染みのバイクシーンが出てきて

クスッとしてしまいました。笑

最近、なんかのアニメでも見た気がするけど

ここ最近、このAKIRAバイクの構図よく見るなぁw

まさか実写映画で見るとは思わなかったけどw

NOPE_09
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AKIRAで思い出したけど、

これもパンフに載ってた情報で

Gジャンの外見や動きについては、日本のアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に見られるハイパー・ミニマリズムとその「バイオメカニカルなデザイン性」にも刺激を受けた。

と、あり

エヴァを知っててAKIRAを知らないなんてあり得ないので

やっぱあのバイクも間違いなくオマージュかな?笑

でも、そうなってくると確かに

終盤で皮が開いてさらに巨大化したGジャンは

どことなくガギエルっぽさあるなぁ、と。

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と、Gジャンが主な脅威であることは変わらないけど

ある意味、本作でいちばんのホラーは猿のゴーディか。

風船の破裂音であそこまで獰猛になるのか?

と疑問に思うくらい、人が変わったように…

というか操られてるかのように惨殺してたけど。

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幼きジュープにグータッチする直前に

洗脳が解けたかのように正気に戻ってた臭いけど

そこで射殺されちゃったしね。

しかし、さすがにゴーディはCGだよな…

リアルな猿くらい、いくらでも作れる時代だし

あれが本物の俳優猿だとしたら名演すぎだろ。

返り血浴びてあんなに血まみれなのに。笑


ホラーと言えば、最後まで明言はされなかった

完全にミイラみたいな女性は何ものだったんだろうね…

NOPE_08



そんなこんなで、ジョーダン・ピールが言うように

ここまで恐怖感のあるUFO映画は初めてでした。

そこにメインの焦点が当てられつつも、

映画撮影現場に於ける汚ない部分や

子役のトラウマ(本作のような惨殺トラウマは稀だろうがw)

それに何より、OJとエメラルドの関係に見る

兄弟(家族)の絆も描いているように思いました。

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そもそも、死ぬかもしれない恐怖と対峙しながらも

Gジャンの姿をカメラに収めるっていう動機も

日本では"バズり動画"なんてクソみたいな訳され方してて

最新予告編なんてそこに焦点が当てられてるような感じで

しょうもなさ満点なのは言うに及ばず、

だから最新予告編に全く惹かれず、

最初の予告編を冒頭に貼ったワケですが

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黒人が馬に乗って駆ける2秒の映像

映画好きな人ならこれが実在するもので

実際に映画の原点となった映像となっているのは

おそらく周知の事実でしょうが、

作中では、その映画史の原点とも言える作品を残した家系として

父が残してくれた牧場と馬たちを守るため

ってところが発端だとも思いますしね。



と、ホラー一辺倒なだけに留まらず

色んな要素があることで、

そこもこの作品を観る上で楽しむ要因となっています。

NOPE

の、感想でした。

是非とも映画館で、

そして可能ならIMAXでの鑑賞を強くオススメします。





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