先日リリースされたFFDPの新譜、

毎回アートワークが秀逸ですね。

そんな今回の新譜も

従来の"らしい"曲が収録されているのはもちろん

こういう曲でもIvanのボーカルが映えるなぁ。

MVもとても良い。

やっぱこの規模で歓声が上がるライブに早く行きたいよ…

どうも、トトです。



それでは見逃し盤、ゲーム記事を挟んで

また新譜レビューの方に戻ろうと思います。

今回は、自分が唯一

HR/HM系でレビューをし続けているバンド…

というか、人物ですね。

彼のおかげで3つのバンドを知り、

その内ひとつは90~00年代のバンドなので

ガッツリ取り上げたことはありませんが、

現行では2バンドをレビューし、

今回、また新たに発足したものを取り上げます。

そんな今年91枚目の新譜レビューはこちらの作品。




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The Lone Wolf『Grand Theft Audio』
01. Grand Theft Audio
02. Cancel The King
03. Trust The Science
04. Runaway
05. Strong For Someone Else
06. The War You Wanted
07. Hold The Line
08. Paper Lanterns
09. Crawling
10Faith Over Fear
11. America Meant To Me






SnotWestfield MassacreBad Wolves

ボーカルを務めてきたTommy Vextの新たなソロプロジェクト

The Lone WolfのデビューアルバムGrand Theft Audio

8/19にリリースされました。


Bad Wolvesを追い出されるように脱退し、

そのあとに始めたプロジェクトがThe Lone Wolf(一匹狼)

やっぱこう…皮肉めいた名前だと思っちゃうな(。-∀-)笑

そして、この前Hollywood Undead

GTAをモチーフにしたMVのある新譜を出したと思ったら

Tommyは今作のタイトルを『Grand Theft Audio』にw

偶然なんだろうけど、面白い偶然だなw


そうしてWestfield Massacreに始まり、

Tommyがボーカルを務めるバンドのレビューも

このThe Lone Wolfで3つ目になります。

そんなTommyが歌う最新作

早速、聴いていこうと思います。




Grand Theft Audio
今作はオープニングからタイトルトラックがお目見え。
イントロからヘヴィなブレイクダウンに
Tommyのスクリームも飛び出すアグレッシブな始まり。
加えて、シンガロングパートもあって
最初ったからガチ上がりするヤツですね!ヾ(* ゚∀゚)ノ
しかし、サビに入るとTommyのソウルフルな
歌メロクリーンボーカルに耳を奪われます。
後半のギターソロも必聴必須。
ラストはやはりクリーンでまとめ、
アウトロは重いブレイクダウンで締める。
3分弱でサクッと上がる幕開けにピッタリの1曲。





Cancel The King
2曲目はインダストリアルメタル風な打ち込みから
一時の静止のあと、ヘヴィサウンドで始まるイントロは
グルーヴ感満点でニューメタルの雰囲気を感じます。
前曲と違ってTommyのボーカルもクリーンメインの為
攻め感は劣るも、メロディに秀でたオルタナメタルに。
後半のブレイクも重さや攻めの姿勢はそこそこに
どこかメロディアスな雰囲気が漂います。





Trust The Science
3曲目も特徴的なSEから始まり、前曲よりも
ややテンポアップしたヘヴィサウンドからスタートします。
そのあとに聴こえてくるラップボーカルはTommyじゃないな?
ゲスト表記もないから、このバンドのメンバーがやってるのか。
しかしこのラップの存在感とTommyのシャウト
サビのクリーンと、展開的にはこちらの曲の方が
ニューメタル感、ラップメタル感は上で良いですね。
ブレイクダウンもアグレッシブでgood(゚∀゚ *)

Spotifyの方に名前はないですが、MVを見ると
feat. Topherとなっている通り、彼がラップパートを担当。
ってことは、アルバムにもこのバージョンがそのまま
収録されているみたいですね。





Runaway
ヘヴィなギターから幕を開ける4曲目。
しかし、冒頭の歌い出しは静かに始まります。
タイトルに反して曲調はミドルテンポで
サウンド面の重さは十分、ボーカルはクリーンで
良質な歌ものメタルの雰囲気もひとしお。
やっぱTommyは歌ものに強いんだよなぁ( ´∀` )
アウトロは既にフェードアウトしていってる中、
静かに響くピアノサウンドがまた良いですね。


Strong For Someone Else
折り返し地点に差しかかかる5曲目は、
そんなピアノの旋律とTommyのクリーン共に幕を開けます。
この曲は、いつぞやの冒頭ネタで取り上げた曲であり、
The Lone Wolfとしての活動を初めて知った曲です。
冒頭ネタで取り上げた時点では今作のことをまだ知らなくて
今作がリリースされなければ、リリースを知らなければ
今年のベストシングルとしてノミネートしてました。
それくらい、個人的には刺さった曲です。
こういった曲を聴いて改めて思ったことは
Tommyの歌ものはやっぱ良い…
って言うことでした。
キャリアのある人物だし、叫んだって申し分ないのは当然
だとしても、やっぱり"歌ってる"時の方が魅力ある
と、個人的には思っています。
そう思わせ、言わせてしまうほどの曲でした。

MVも公開からおよそ2ヶ月で
再生回数は120万回目前まで来ています。
自分と同じく、Tommyにはこうした曲を望んでる人
こうした曲が好きな人が多い証明なんでしょうかね。
YouTubeでMVを見ようとすると
自殺、自傷に関するメッセージも出てくるし、
そうした歌詞の内容に関しても
求め、共感する人が多いからなのかもしれませんね。





The War You Wanted
しっとりした歌もので聴かせたあとは
しっかりヘヴィサウンドに回帰する6曲目。
こちらもクリーンメインの歌もの感はありますが
ガッツリ!ヘヴィなバンドサウンドで展開し
HR/HM感ひとしおな雰囲気で進んでいきます。
もちろんギターソロも完備。
でも、個人的にはそのソロの裏で重く掻き鳴らしてる
リズムギターの方が好きなんだよなw


Hold The Line
7曲目は1曲目以来のアグレッシブさを感じるイントロから。
Tommyのクリーンとラップボーカルを交互に挟み
ツインボーカル式に展開していくところ良いですね(* ゚∀゚)
思いっきり叫んでから入るサビのメロディアスなとこも○
そして、しっかりフラグを立てた上で
叩き落とすようにヘヴィなブレイクダウンも
セオリー通りの展開とはいえ、そこがまた良い。


Paper Lanterns
軽快に掻き鳴らすギターから始まる8曲目は
イントロからシンセも鳴り、ポップな雰囲気も。
これまでTommyが所属してきたバンドを考えてみても
この曲は変化球と言うか、ちょっと新鮮な感じですね。
BMTHほどポップになってはいないけど、
ちゃんとメタルなサウンドは残しつつも、
どこかキャッチーさを感じる展開が良いです。


Crawling
しっとりしたピアノの旋律とストリングスから幕を開けるも
なーんか聴き覚えあるなぁ…って思ったら
それもそのハズ、この9曲目はまさかの
Linkin Park"Crawling"のカバーでした。
ここでもTommyの素敵な歌声が響く。
サビはコーラスと共に歌うところも良いです。
原曲よりもスローで、起伏を減らし、
より歌ものに特化したカバーになっていますが
なかなかどうして、これはこれでgood( ´∀` )
それもやはりTommyの歌唱あってこそか。


Faith Over Fear
再び、しっとりした歌もののあとは
イントロからアグレッシブなサウンドを響かせる10曲目。
冒頭からシャウトしてますが、これもTommyじゃない…?
ラップしてた人物と同一かはわからないけど、
バンドメンバーも良い感じの人揃えましたね。
サビではおーおーコーラスもあり、
ドラム連打感が気持ち良いブレイクダウンありと
1曲目、7曲目に並ぶ攻め感がとても良いですね。

こちらもMVでは、feat. Rob Baileyとなっている通り
Tommyではないシャウトは彼のようですね。
MVとはなっているけど、同時にLyric Videoでもあり
そういうとこも良いですね。





America Meant To Me
気付けばあっという間にラストを迎えた11曲目。
再びピアノの旋律から幕を開け、
そこに加わるTommyのボーカルに弾き語りのよう。
ここでもTommyのバックで歌うコーラスが良い。
メインを務めるピアノの裏で、Bメロからはストリングスも加わり
さらにBメロサビからはバンドサウンドも展開し、
ギターソロまで出て、力強いパワーバラードに。
締めに相応しい雰囲気の歌ものトラックでした。





以上、

The Lone Wolf『Grand Theft Audio

でした。

やっぱ良いな、Tommyのやるバンドは。

Tommyに何の問題があって

最近始めるバンドが長続きしないのかは知らんけど

やっぱボーカリストとしては優秀だと思います。

で、やっぱりこういうバンドがやりたいんだな

ってのも見えてくるサウンドでもありました。

Westfield MassacreBad Wolvesでもやってたこと、

しかし、その2バンドにもなかった要素も取り入れたり

ベースは同系統のバンド、サウンドだとしても

The Lone Wolfではちゃんと新しい要素も加えていて

言葉は悪いけど"マンネリ"化しないようにしようとしてるのも

大いに感じました。


そして何より、やっぱTommyのボーカルの良さよ。

彼のやるバンドのサウンドが好みだったのはもちろん

Tommyのボーカルに惹かれてきた部分も大きい。

だからこそ、こうして彼の活動を追ってきてるワケで。

このThe Lone Wolfこそ、長続きして欲しいですね。


そんなTommy Vextの始めた

新たなソロプロジェクトの開幕となる

The Lone Wolf『Grand Theft Audio

これまで彼がいたバンドが好きな人、

自分と同じようにTommy自身に魅力を感じている人、

どちらにもオススメできるバンドです。

是非ぜひ、ご一聴。





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