SOTYの新曲キタ━━(゚∀゚)━━!!

新しさもありつつ、従来のものもありつつ、

ラストサビのPOP PUNK感にちと笑うw

てか、SharpTone垢からUPされてるけど

サインしたんか?!Σ(゚∀゚ノ)ノ

こうして新曲も出してきたということは

新譜はSharpToneからクル━━━(゚∀゚)━━━?!

どうも、トトです。



それでは今年92枚目の新譜レビュー

リリース情報を把握していた中では

今月、いちばん楽しみで

いちばん期待してた作品かもしれません。

前ブログで直近2枚、過去作レビューで1枚、

今作で4枚目になることに自分でも少し意外。

加えてサマソニで1回、単独1回の計2回

ライブを見れているのも今となっては貴重な2回。

そんな今回取り上げる作品はこちらです。






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Panic! At The Disco
『Viva Las Vengeance』
01. Viva Las Vengeance
02. Middle Of A Breakup
03. Don't Let The Light Go Out
04. Local God
05. Star Spangled Banger
06. God Killed Rock And Roll
07. Say It Louder
08. Sugar Soaker
09. Something About Maggie
10. Sad Clown
11. All by Yourself
12. Do It To Death





Panic! At The Disco 4年ぶり7枚目となるアルバム

Viva Las Vengeance

Fueled by Ramen / DCD2 Recordsから

8/19にリリースされました。


お待ちかね\(^o^)/

過去作で取り上げた1st以外、

リアルタイムに聴き、記事にしてきた作品は

既にBrendonのソロプロジェクトと化したあとからですが

それがまた、ミュージカルのような賑やかコーラスで

明るく楽しい作品になっていることがとても良い。

おかげさまで、今作もとても楽しみにしていました。

そんなPATDの最新作、

期待に胸躍らせ、聴いていこうと思います。




Viva Las Vengeance
今作は1曲目からタイトルトラックで迎え入れます。
昨今のPATDの作風をしっかり踏襲し、
声量多めな賑やかコーラスで華を添えつつ、
そのど真ん中を突き抜けるBrendonのボーカルが映える。
聴いてて最高に楽しい雰囲気がまた素晴らしい。
控えめながら、サビのクラップパートも(* ゚∀゚)イィネ!
やっぱりこのミュージカル調というかね、
これがまた聴いてる側としては楽しいんだヾ(*≧∀≦)ノ
昨今のPATDを踏襲してるとは言ったけど、
どこかレトロな雰囲気も感じるのは気のせいだろうか?
PATDの初期とかって意味ではなく、音楽的なレトロ感。
一旦落ち着かせてからの反動で盛り上がるラストサビは
ホーンサウンドも加え、Brendonが高らかに歌い上げ、
盛り上がりも最高潮に達したところで幕を閉じるという
終わり方も秀逸です。

MVは歌番組風で、曲調に反して
どんどん血まみれになっていくBrendonがコミカルで面白いw
公開からおよそ2ヶ月半で再生回数が
600万を軽く突破してるのはすげぇ。





Middle Of A Breakup
続く2曲目も軽快にアッパーな曲調で
こちらも聴いてて楽しくなれる1曲です。
その軽快さの原動力たる、ドラムが(* ゚∀゚)イィネ!
派手さに関しては前曲には劣るけど、
そうしたリズミカルさや、掻き鳴らすギターなど
こちらはこちらで、前曲とは違う楽しみ方はできます。
この頭2曲で、しっかり上げる曲順も○です。

MVはまさにミュージカルみたいな感じで
見てて楽しい感じもひとしおですね。
倒れながら次々と場面が切り替わっていく
後半の部分も面白い。





Don't Let The Light Go Out
高音で鳴る方と、ジャララ-ン♪と掻き鳴らす方と
2種のギターから幕を開ける3曲目。
前2曲から打って変わって落ち着いた雰囲気に。
タイトルを静かに歌うところの響き具合が
デカい会場でのライブみたいでスゴいんだけど、
今作はそういう収録の仕方してんのかな?
ライブレコーディング的な。
でも、こういうのを聴くと尚のこと
大きな会場でまたPATDのライブが見たくなるなぁ( ´∀` )





Local God
こちらもギターから幕を開ける4曲目。
と、同時にクラップが映えそうなテンポ感も良い。
そして、こちらもサビはタイトルを繰り返すという
めちゃくちゃわかりやすくキャッチーな展開に。
コーラスによる賑やかさはもちろんそのままに
曲調的にもアッパーなPOP ROCKな感じで、
めちゃくちゃ耳馴染み良いですね。


Star Spangled Banger
ド頭からコーラスと共に賑やかな始まりを見せる5曲目。
コーラスと歌う冒頭を越えると、
リズミカルになり、踊りたくなる雰囲気さながら。
サビは冒頭と同様、大勢のコーラスと一緒に歌い上げる。
コーラスを含めたボーカル面が良いのはもちろん、
後ろで盛り上げる鍵盤サウンドやストリングスも
他のバンドなら壮大さやエモーショナルさを引き立てるところ
ガッツリ!賑やかしの1つとなってのもまた良い。


God Killed Rock And Roll
6曲目はピアノの弾き語りのような、しっとり歌もの。
そうした曲でもコーラスは健在ですが、
ここでは賑やかしではなく、
しっかりBrendonを立てる役目に徹しています。
中盤は踊りたくなるアッパーにリズミカルなダンスパート。
後半はクラップを交え、再びコーラスと共に歌ものに。
そうしたところもタイトルを繰り返し歌うので、
リスナー的にも、とてもわかりやすくて良いですね。
ピアノも交えたコーラス豊かな弾き語り感ってのも
Queenあたりから影響を感じますね。
ラストは冒頭と同じようにしっとり締めるのもgood( ´∀` )


Say It Louder
7曲目は変わって軽快なイントロから。
なんかちょっと初期のPATDを思い出す懐かしい感じ。
ほんのり醸すエモーショナルさをそれを感じさせるのか?
そのせいもあってか、今作の中でも
良い意味で他とは少し違う雰囲気になってる気も。
コーラスを含めた賑やかなボーカルの裏で、
そこまで目立ちはしないけど、
ここでもピアノやストリングスがまた良い味出してる。
隙間をぬってそういうサウンドが聴こえるとことか
まさにスキを突く感じなのが○


Sugar Soaker
なんか聴いたことある!なギターから始まる8曲目。
その"なんか聴いたことある"風な曲が
Deep Purple"Smoke on the Water"だってことを
調べてみて初めて判明しました。笑
この曲ではそんなギターが目立つ感じになってますね。
大いに盛り上がるサビでは
Come on, come on, come on, come on, yeah!!
の部分は聴いてても楽しく、
シンガロング必須となるコーラスパートでもありますね。
ラストのCome onを何度も繰り返して終わるのも
ライブで見ても上がる雰囲気満点。

Brendonクッソ陽キャやん!
と思いきや、事故って気絶中に見た夢オチというMV笑
こちらも見てて面白い映像に仕上がっています。
というか、何気にMVの内容も繋がってる?





Something About Maggie
心地良いリズム感、テンポ感の9曲目。
聴いてて体を揺らしたくなり、
コーラスと共に盛り上がるサビは、共に歌いたくなる。
散歩しながら聴きたくなりますね( ´∀` )
Bメロ以降はホーンサウンドも加わり、
より賑やかに、楽しい雰囲気が増してきます。
後半のストリングスを加えたインストパートも○


Sad Clown
前曲のアウトロからそのまま繋がるように始まる10曲目は
今作イチ、アップテンポで軽快に駆けていきます。
それでも余りあるほどの声量多めな賑やかコーラスは健在で
アッパーな曲ってのもあって、より楽しさが増しますね。
どんどんハイトーンになっていくボーカルパートは
ライブで聴いたら絶対鳥肌立つヤツだ(* ゚∀゚)w
タイトルにそぐわぬ楽しさを発揮していますが、
ピエロのようなコミカルな雰囲気はバッチリ。
アウトロの雰囲気なちょっと悲しさみたいなのが見え
しっかりタイトルを回収した感。

MVは大きな邸宅で中世の貴族みたいな格好して
歌って踊る、これまた楽しいミュージカル調のMVに。
オチはBrendonがまさに"悲しき道化"になってましたね。





All by Yourself
変わって、前曲に比べれば
かなり落ち着いた雰囲気になった11曲目。
コーラスも、他の曲と同じように
Brendonと共に歌詞を追って歌うことは少なく、
あーあーコーラスによってBrendonを引き立てます。
サビに入ればもちろん、ハイトーンにタイトルを繰り返す
Brendonのボーカルを存分に堪能できる1曲になってます。


Do It To Death
前曲でしっとり落としたからか
ラスト12曲目は上がる曲を持ってきました。
イントロのストリングスが鳴るとこは不穏だけど
そこを抜けると一気に明るく楽しくなる\(^o^)/
中盤でイントロと同じ少し不穏な雰囲気もありますが
その楽しさはしっかり終盤まで継続します。
そのまま高らかに歌い上げるBrendonのボーカルで幕を下ろし、
エンドロールとも思えるアウトロは
ストリングスと共にしっとりスローに余韻たっぷりで。
ディズニー映画のエンディングみたいな雰囲気で
ゆっくり幕を下ろしていきます。







以上、

Panic! At The Disco
Viva Las Vengeance


でした。

試聴1周目から良いなぁとは思ったものの、

初聴のインパクトは前作に劣りました。

しかし、やはり明るく楽しく賑やかな曲が多い為

リピートしていく内にどんどん楽しくなってきました。

結果、今作に関しても

良かったヾ(* ゚∀゚)ノ

と、声を大にして言うことができます。

やっぱコーラスの賑やかさによる

基本は昨今のPATDらしさをしっかり継続しつつ

昨今の"らしさ"はあるけど、新しい面もある

新しい面もあるけど、どこか時代を遡った雰囲気もある

と、リピートする毎に少しずつ印象が変わるというか

思うことが増えていく感じも、聴いてて楽しい点でした。

たくさんあるMVの大半は、

それこそ少し画質を落としたレトロ感があったのも良かった。

曲を聴いて、どこか時代を遡った雰囲気を感じたのも

MVを見てると、あながち間違いでもなかったのかな?


そうなったらもうこっちのもんで

タイトルトラックから派手に賑やかに幕を開け、

1曲1曲が1つの演目のようで

ラストの曲の最後の最後でエンディングをきっちり締める。

そうして1枚聴き終えたあとは、

1つの一大ミュージカルを観終わったような満足感。


こうしてPATDを聴くたびに思うけど、

やっぱSet It Offが行き着く先、到達点の候補の1つとして

PATDは絶対にあると実感します。

前作のツアーも完全単独だったけど、

今作のツアー…だけと言わず

どこかでPATDとSIOの共演が実現して欲しいなぁ。

ファンも共有できると思うんですよねぇ(´・ω・`)


と、なんだかんだ言っても

やっぱり今作も満足のいく1枚になりました。

Panic! At The Disco
Viva Las Vengeance


ミュージカルさながらの極上POP ROCK

是非ぜひ、ご一聴。





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