遠くドイツの地で、日本のメタルコア

SABLE HILLSがやりましたね\(^o^)/

この勢いに乗って、欧州ツアーで爪痕を残してきて欲しい。

どうも、トトです。



それでは今年84枚目の新譜レビューといきましょう。

今回のバンドは

今年はじめ、読者様に教えてもらったバンドで

その今年はじめにEPをリリースしていたんです。

その頃には既に他の新譜に追われていた為、

まともに聴けずに終わってしまいましたが

Spotifyでフォローはしておいたので

今作はちゃんとリリース当日からチェックできました。

7月分は蔵出しもないので、

今回の作品が正真正銘、7月分のラストです。




20220729_001332
Chaosbay『2222』
01. New Age
02. Passenger (feat. ONI)
03. Future Of Death
04. 2 Billion
05. What Is War (feat. Siamese)
06. All This Beauty Can't Be Real
07. How Long
08. Avalon
09. Eternal Eyes
10. Home (feat. Eyes Set To Kill)
11. Catch-22
12. New Age (Reprise)





ドイツ産のプログレッシブメタルコアChaosbay

2年ぶり3枚目となるアルバムであり、

コンセプトアルバム『2222』が7/29にリリースされました。


制作していたのはおそらく昨年とは言え、

今年最初にリリースしたEPがあるにも関わらず

さらにこの夏、アルバムを出すとは思わなかった。

その創作意欲は素晴らしい。

シングルばっか出してるバンドに

爪の垢でも煎じて飲ましてやりたいですね。


当ブログで初めて取り上げるそんなChaosbay

EPはレビューを書けるほどガッツリ聴けなかったけど

どんな音楽性か確認するくらいには聴いたし、

それを踏まえて、コンセプト作ってのも気になる今作

早速、書き綴っていこうと思います。




New Age
壮大なSEと共にヘヴィなギターが耳を突く始まりの1曲目。
その後、Crystal Lakeの"The Circle"でも聴いたような
インド?エジプト?みたいな雰囲気を感じるリフに。
アートワークに砂漠が写ってるのはそのせいか。
プログレッシブと言えるほどにヘヴィなギターに対し
クリーンボーカルがギャップ的に映える。
タイトルを繰り返す歌詞もキャッチーさを引き立てます。
スクリームもあるけど、バッキング的な方がメインか。
しかし、ラストはスクリームが前に出て、
ブレイクダウンの中で、少し変拍子で激重なリフが響く。


Passenger (feat. ONI)
間髪入れずに繋がる2曲目も、重さを感じるサウンドが
少し遠くで鳴っているような雰囲気で始まる。
サウンドがクリアになると、より重さが引き立つ。
そして良い感じにアップテンポな展開に
耳触りの良いクリーンボーカルが響く。
この曲のゲストにカナダのプログレッシブメタルバンドONI
ってことは、BメロのクリーンはJake Oniかな?
Chaosbayもクリーンとは声質が違うのでわかりやすいですね。
咆哮一発、そこから入るブレイクダウンでは
前曲と同じような極太激重なリフが鳴り響きます。

MVはツアー/ライブビデオ形式になっています。
いつのツアーかわからないけど、あるべきフロアの姿だなぁ。
そして、Jake Oniもちゃんと出演していますね。





Future Of Death
3曲目も前曲からの明確な切れ目なく、
そのまま繋がるような感じで始まります。
ここまでの2曲から打って変わって、
クリーンボーカルとクリーンなサウンドから成る
インタールード的な1'20"のショートトラック。


2 Billion
そうして小休憩を挟んだあとの4曲目は、
一定の間隔で鳴る特徴的なリフと共に幕を開けます。
そのままギターは重さを保ちながらクリーンボーカル。
サビに入るとその歌メロもよりグッドメロディに。
サビのラストはバッキングにスクリームを置き、
シンガロング的に展開するのも良いですね。
後半のブレイクダウンでは重低音のリフとスクリーム、
そこからギターソロへと繋がり、ラストサビへ。
やっぱこの曲のサビは耳に残るグッドメロディだなぁ(* ゚∀゚)





What Is War (feat. Siamese)
こちらも前曲のアウトロから繋がる5曲目。
やはりここでもイントロは重さが耳を突く。
再び心地良いテンポ感で進んでいき、
コーラスと共にクリーンボーカルで惹き付けるサビへ。
スクリーム&ブレイクをあとのBメロ開始には
SiameseからMirzaがゲストでその声を響かせてます。
後半、1曲目にあったようなインド?エジプト?的な
ギターメロディを響かせる少し長めのインストパートに
ラストはハイトーンなクリーンボーカルを展開し、
ゆっくりと終幕へと向かっていきます。


All This Beauty Can't Be Real
ここでも前曲からの音の切れ目なく繋がる6曲目。
これまでの重いリフではなく、小気味良くリズムを刻む
ドラムから幕を開けます。
そしてスクリームとヘヴィサウンドから本格スタート。
しかし、やはりクリーンがメインで進んでいきます。
反面、後半のブレイクダウンではガッツリ叫び、
コアサウンドの様相をこれでもかってほどに露わに。
ラストもスクリームで締めることからも、
ここまででいちばんスクリームパートも多いのでは?

前2つのMVではイマイチはっきりわからないけど、
このバンドってメインボーカル1人で
クリーン、スクリームの二刀流で、且つギターも弾いてるのか!
三刀流やん(* ゚Д゚)すげー
この手のバンドでこういうボーカルスタイルなのに、
ピンボーカルじゃないって相当珍しいですね。





How Long
ここで再び静かに落ち着いた雰囲気になる7曲目。
しかし、ここではしっかりバンドサウンドを展開し
タイトルを歌うコーラスがバックに響きます。
後半にはギターソロもあり、さらにストリングスを取り入れ
壮大さも演出しています。
聴いてるととても3分未満とは思えない展開ですね。
重さ際立つ曲群の合間にこういう曲があることで
作品にもメリハリが出るし、そうした作風になっているのも
今作がコンセプト作だからこそ、ってのも思えますね。


Avalon
前曲のアウトロから流れ始めたギターと共に
やはりそのままこちらへ繋がる展開を見せる8曲目。
同時にヘヴィサウンドも戻ってきます。
まさにプログレっぽいイントロに惹かれる(* ゚∀゚)
反面、サビではクリーンボーカルを際立たせるように
サウンド面の主張は控えめになっているように感じます。
この曲以外にもよく聴く"new age"って歌詞が耳に残る。
後半に差し掛かるところでガラッと雰囲気が変わり、
淡々と、静かながらも、同じフレーズを弾くツインギター
もちろんベースも一定のリズムを刻みつつ、
さらに後ろでストリングスが鳴る部分は良いですね。
ラストはガッツリ!重さを取り戻し、
どこかアンビエント感のあるボーカル?コーラス?と共に
相反するような要素を展開しつつ終わります。


Eternal Eyes
開口一番、細かく刻むスクリームから始まり、
叩くようなヘヴィなリフから幕を開ける9曲目。
この重いリフと反面、疾走するような勢いあるドラムが(* ゚∀゚)イィ!
そしてサビでは再びクッドメロディなクリーンボーカル。
Bメロはスクリーム主導からのブレイクダウンへ落とし、
やはりサビではクリーンボーカルが映える。
全体的なテンポ感は今作イチですね。
そこに響くこの叩くようなリフが終始鳴ってるのが
めちゃくちゃカッコいいっすね(* ゚∀゚)





Home (feat. Eyes Set To Kill)
10曲目では一転、特徴的なシンセと共に静かな始まり。
そのままクリーンボーカルが入り、歌メロ重視な
ここへ来てのエモーショナル特化の歌ものトラックに。
ここではEyes Set To KillからAlexiaがゲストに。
今作で唯一となる女性ボーカルはBメロから登場。
サビではコーラス的に、さらにはツインボーカル的に、
ここまでになかった新鮮な感じが良い。
また、こうした歌ものに女性ボーカルってのもgood(゚∀゚ *)



しかしESTKとは懐かしい。
自分のiPodにも入ってるし、2018年以降新譜は出てない。
新譜が出ればレビューも視野に入れるし、新譜がなくても
いつか過去作レビューでも取り上げたいですね。


Catch-22
11曲目は、ど頭から楽器隊が大暴れ!
そんなイントロから一転、浮遊感のある静穏さに
またそんな雰囲気にあったクリーンボーカルが良い。
もちろんサビも歌メロ際立つ展開に。
Bメロ開始はヘヴィなブレイクからギターソロへ。
そのあとのクリーンが映えるサビには
ストリングスを含めた壮大なサウンドと共に終局へ。
最後の最後にガツッとヘヴィサウンドで幕引きです。


New Age (Reprise)
今作ラスト12曲目には1曲目"New Age"のReprise版を収録。
ラストってか、むしろボートラ的な扱いなのかな?
始まりのバンドサウンドの方は同じかな?
しかし壮大さが消え、どこか民族調の雰囲気に。
そこからブレイクで落とし、スクリームと共に
そのままヘヴィサウンドで進行していきます。
サビではクリーンが展開されるのも同じ。
しかし、曲の後半はブレイクダウンから入り
そのまま終わりまで長いインストパートに。
シンセも入ってきますが、やはりこの重さは印象に残る。
ラストに鳴ってるのは、原曲で最初に鳴ってる音ですね。





以上、

Chaosbay『2222』

でした。

良いっすねぇ、この重ッ苦しい感じ(* ゚∀゚)

Djent、プログレ方面のバンドが

以前よりも出てこなくなりつつあるのも影響あるかもだけど、

この手のサウンドを聴いたのも久しぶりな感覚。

変拍子も良いけど、まずはこの重さよね。

そうした重さあるからこそのプログレッシブメタルコア

バンド自身が掲げる音楽性がこれだった為、

こちらも冒頭ではそう表記はしたし、

一応『METALCORE』カテゴリに入れて記事にしましたが

どっちかっていうとポスコアっぽいですよね。

ボーカルも、ほとんどクリーンがメインだし、

ゲストも2/3がポスコアからの選出ですしね。

関連記事にメタルコアは挙げられんなぁ(。-∀-)笑

同じドイツのバンドってのも影響してか

聴いててAnnisokayとか浮かびましたよ。

しかし、重低音が響くリフはプログレと言って差し支えなし。

そういった面ではPeripheryあたりも彷彿とさせました。

しかしこういうバンドって、年末のランキング出すとき

メタルコア部門にするか、ポスコア部門にするか、

はたまたDjent/プログレ部門にするか

判断に迷うんだよな(。-ω-)-3

それ以前に、どの部門にしろ

上位に名を連ねられるかどうかが先ですけどもね。


メタルコアはいちばん厳しいとは思うけど

ポスコア or プログレ部門なら可能性はあり。

Chaosbay『2222』

そうしたヘヴィサウンドでクリーンボーカルが映える

そんなバンドが好きならオススメです。

是非ぜひ、ご一聴。





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参加ゲストのバンド