SFって

Space Fictionじゃなくて

Science Fictionなんだ…

って、割と忘れがちなんですよね。

それくらい、SFって名の付く作品は

宇宙が関係したりしてるからなー

今は、そういった宇宙的な要素も含めて

SFって呼んでる雰囲気もあるしね。

どうも、トトです。



そんなSFな新作映画を見た感想を

今回は綴っていこうと思います。

7月、8月と

夏は映画も盛り上がる時期だと思うんですが

自分が観たい作品が意外と少ない…

そんな中、最近になってCMでも見かけるくらい

ある作品が一気に押し出されてきた印象があります。

それにまんまと乗っかった形で見たのが

今年23本目となるこちらの新作映画。




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ムーンフォール
(原題:Moonfall)

2021年、NASAの宇宙センターは衝撃と緊張に包まれる。謎の力で軌道から弾かれた月が、数週間で地球に激突するというのだ。NASAは現地調査を試みようとするが、同時に組織内部で、とある情報が隠ぺいされていたことが発覚する。
謎に立ち向かう危険な任務に、NASA副部長のジョー(ハル・ベリー)、超一流の宇宙飛行士だったが、ある事故の責任からNASAをクビになったブライアン(パトリック・ウィルソン)、自称"天文学博士"で陰謀論者のK.C.(ジョン・ブラッドリー)が挑む。果たして、最終手段の核爆弾が用意され、人々がパニックに襲われる中、彼らは人類を救うことが出来るのか?そして月に隠された秘密とは?





『インデペンデンス・デイ』や

『デイ・アフター・トゥモロー』を手掛けた監督

ローランド・エメリッヒによる最新作が

アマプラで独占配信

ムーンフォール

配信開始日の7月29日(金)は当然、仕事だったので

翌日の30日(土)に自宅で鑑賞。

サブスクで初めての新作映画鑑賞です。

旧作はちょくちょくアマプラで見てるけど

普段、新作はもちろん映画館に観に行きます。

が、自分が興味を引かれた作品で、

自分が使ってるサブスクで"のみ"公開されるなら

見ないワケにはいかない。

しかし、今作を見た結果

こういう内容であるなら

やっぱ迫力満点のデカいスクリーンで観たかったなぁ…

ってのが正直なところです(´・ω・`)-3


しかし、ポスターめっちゃ良いな!

もちろん海外版のポスターですが、

別verもあったけど、それも良い。

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Moonfall_poster


監督のローランド・エメリッヒが手掛ける作品だと

過去に自分が見たものも、まさに冒頭で挙げた2作

『インデペンデンス・デイ』
『デイ・アフター・トゥモロー』

なので、今作も予告編を見た段階で

大方の予想はつくし、それも大きくハズレはしませんでした。

何かってーと世界や人類を滅亡に追い込む人でしょ?w

大体、犠牲になる(描写が映される)のはアメリカ

で、大体はニューヨークとかカリフォルニアあたり

まぁ、そのへんは世界的に有名なところだし、

わかりやすい建造物とかもあるから

それらが破壊されていくのは画的に映えるからね。笑

海も近いし、水害シーンも作りやすいだろうし。

っていうシーンを今作でも目の当たりにしたときは

やっぱ『デイ・アフター・トゥモロー』が頭を過ったよね。笑

Moonfall_02

ラストシーンは倒れたクライスラービルが映し出されましたが

ニューヨークは映画、ゲームのスパイダーマンで

散々見たからな!ヾ(* ゚∀゚)ノ

クライスラービルなんて一目見りゃわかっちまうよ!

Marvel's Spider-Man_20200116111350


しかし、そうした災害を引き起こす最大の要因は

今作では『月』に焦点が当てられています。

Moonfall_01

太陽ほどではないだろうけど、

月も地球に与える影響は大きいでしょうしね。

引力、それによる潮の満ち引きあたりは最たるものでしょう。

予告編を見たときは、その月が地球落ちてくるってんで

逆シャアか?コロニー落としか?

なんて思いましたがw

逆シャアにしろ、今作にしろ

地表に落ちてくるには到らず、無事に世界は救われます。

今作では、自らの命を犠牲に

最終的に地球を救った英雄となったのは

自称博士のKCハウスマン

Moonfall_03

これがまたこういうクソ真面目なSF作品に於いて

良い感じに笑いとスパイスを与えてくれるという

あるあるな役柄でした。

あらすじでは自称天文学博士となっていますが、

作中で自称してたのは

巨大建造物学者

と、名乗っていました。

月は巨大建造物だ
造ったのは人類よりも進んだ存在


っていうことを言うくらいある種、月に心酔してるので

月に関する天文学に精通してたワケですが、

そのおかげで、月の軌道がズレていることを

NASAよりも早く気付き、

結果、KCの言っていたことすべてが

今作の月に当てはまるというトンデモ展開w

イカれてる

なんて言われるヤツの言ってることが実は的を射ている

こういうのもあるあるですよね。笑

しかし、こういうのは見てる分にはワクワクするもんです。

こういうトンデモ妄想なんて、

特に男ならけっこう誰でもしたことあるのでは?

月内部の超文明が映し出されたシーンなんかは

KC共々(* ゚∀゚)はぇーって感じで見てましたw

月を安定させる為に、

内部は巨大なジャイロスコープの原理を用いてるとか

こりゃあKCでなくてもテンション上がるwヾ(* ゚∀゚)ノ

Moonfall_04

こういうのはデカいスクリーンで観たかった…

そんなKCも成り行きとはいえ、念願のNASA隊員になり、

命を失いはしたけど、

認知症から解放された、記憶領域から作られた母と

待受にまでしていた愛猫と共に

月システムの一部となれたことは

KCにとっても良かったんじゃないかと思わせる。


で、今作での脅威は

その月に住まうAIによる生きた機械生命体みたいなもの。

Moonfall_05

コイツが月にいる理由も

人類の祖先は銀河の果てで超文明を築き上げる
それこそコロニーでの生活も実現
紛争もなく、戦争は過去のものに
しかし、そうした日常生活を支えるAIが反乱
そうした宇宙戦争のとばっちりが地球まで
月があると地球から人類は滅びない
だから、根本である月を破壊しにきた


という、似たようなのをよく見るあるあるな話。

Moonfall_06

冒頭、ブライアンの事故のシーンから存在を確認できますが

この時点では、ただのスペースデブリ

所謂、宇宙ゴミなのかと思いましたが

ナノテクの集合体みたいなものが蠢き蛇のような形を成し、

意思をもって行動している感じがおぞましい。

頭部?らしき部分は星形になってるのは

やっぱ舞台が月だからか。

こうした超高度なAIでも、人の作った兵器で破壊できちゃうのは

AIでもなんでも、人が作ったものだからか。

何にせよ、脅威を倒せないと

それこそ滅亡エンドになっちゃいますからね。笑

映画的にはAIよりも、無限増殖するゾンビの方が

遥かに脅威なのかもしれないw



エンドロールでは

ここでCMで使われた曲が聴けるかな?

と思いきや、別の曲が使用されていました。



これはこれで良かったのでいいんだけども。


にしても、CM曲がけっこう気になってたんですよね。

音楽性やボーカルの声質的にも

系統的にNickelbackとかそのへんに近いバンドか?

なんて思ってたけど、全然違うものでしたw

調べていれば、こういうのを見つける人もいるもんで



こちらの曲がCMで起用されていたもの。

しかしこれ、ロイヤリティフリー素材らしく

Epidemic Soundというサービスで提供されていて、

YouTubeで個人で使う場合は月に9$

ウェブサイトなどでも使うような商用的な利用なら月19$

そうした月額を払えば、

ボーカル曲も含む約35,000曲が使い放題なんだとか。

すげー、こんなサービスもあるんだなぁ。

日本じゃこんなの作れもしなきゃ、発案できもしないんだから

こうしたものも積極的に使っていけば良いのにな。

こうした話題作に起用されるのも低確率なんだろうけど

ここに提供するだけでも、リスナーが知るキッカケは増えるんだし。

今の音楽なんて売上うんぬんよりも、

より多くの人に知られ、より多くの人に聴かれることが

重要視されてるような感じだし。

何がキッカケでバズるかなんてわかんないんだから

リスナーが知るキッカケが多いに越したことはないと思うけどな。




と、最後は今作の話から少し脱線しましたが

サブスクでってことを考えれば十分に楽しめた

ムーンフォール

の感想でした。

見終わって思ったことは、

こじんまりとした内容ではないし

映像的にもダイナミックなシーンも多分にある。

エンドロールにはIMAXのロゴだってあったワケだし

海の向こうでは映画館で公開もしてるのに

やっぱ映画館で、でっかいスクリーンで観たかったな

ってのを心底思います。

時代を考えれば、そう思う人も少なくなっていく

むしろ少数派になっているんでしょうかね。

寂しいもんです(´・ω・`)





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