なんだこの激アツラインナップ!(* ゚∀゚)

てか、ゲストの3バンドでツアーやってなかったっけ?

それに加えてBMTHがヘッドでライブやるなんて

羨ましすぎる(。>д<)

どうも、トトです。



年間100枚レビューまで

残り25枚!

ってところまで来てて自分で驚き∑(OωO; )

そんな今年75枚目となる新譜レビューは

自分のお気に入りバンドの1つであり、

過去作、前ブログ含めて

レビューするのも今回で4枚目になります。

来日回数すら少ないものの、その数少ない2度の来日

もちろん足を運んでいます。

そんなUKのオルタナロックバンドの最新作です。




20220715_002711
Deaf Havana『The Present is a Foreign Land』
01. Pocari Sweat
02. 19 Dreams
03. I Put You Through Hell
04. Nevermind
05. On The Wire
06. Trying Falling
07. Someone/Somewhere (feat. IDER)
08. Help
09. The Present is a Foreign Land
10. Kids
11. Going Clear
12. Remember Me






UKのオルタナロックバンドDeaf Havana

4年ぶり、通算6枚目となるアルバム

『The Present is a Foreign Land』が

3作連続、So Recordingsから7/15にリリースされました。


4年は少し待たされた感があるけど、

こうしてリリースしてくれたのは嬉しい限り。



しかし、昨年11月に挙げられたメッセージの通り

その4年の間に様々なことがありました。

2度目の来日となった2019年の翌年にコロナ、

さらにその翌年の2021年には

オリジナルメンバーであったba/Lee、ds/Tomが脱退

残ったのはvo/gt,Jamesと、

彼の兄弟であるMatthewのみとなり、

奇しくも兄弟デュオになってしまいました。

そうして2人になっても作り上げたこの最新作。

早速、聴いていこうと思います。





Pocari Sweat
アンビエントな雰囲気の中、ピアノの旋律と共に、
Jamesの弾き語りのように始まる1曲目。
およそ90秒弱しかないオープニングトラックは、
とても優しいサウンドを響かせています。


19 Dreams
そして前曲のアウトロからそのまま繋がる2曲目。
冒頭は前曲の雰囲気までそのまま引き継ぎ、
それこそ夢の中のような浮遊感に包まれます。
ドラムが入ってくると、徐々に勢いを増していき、
Nine!! teen!!
と、タイトルになっている19を叫び入るサビで、
一気に爆発します。
そのあとのBメロはバンドサウンドをそのまま展開します。
元から鳴っているシンセに加え、ピアノサウンドがあったり
シンセに負けず劣らずのギターが主役のパートがあったり
序盤と終盤はまるで雰囲気が違う楽曲になっています。


I Put You Through Hell
3曲目も始まりはJamesのボーカルが響く中、
サウンド面は控えめにスタートします。
サビに入ると共にサウンドも一気に盛り上がり、
そのままテンポ感の心地良いロックサウンドへとなだれ込みます。
耳触りの良い、このアップテンポな感じ良いですね( ´∀` )
そして何気に終始、バックでその旋律を響かせる
ピアノサウンドの存在感もかなり良い。
アップテンポなピアノロック感ひとしおです。


Nevermind
そんなアップテンポな快活ロックサウンドのあとの4曲目は
アコギの弾き語りでしっとり始まります。
Deaf Havanaのアコギナンバー良いんだよねぇ(*´ω`*)
wikiを見ると、いつのまにかfolk rockなんて追加されてたし。
(最初からあったっけ?)
しかし、この曲はアコギだけにとどまらず、
サビに入ると劇場的なストリングスが響き、
Bメロからはピアノサウンドも展開しています。
アコギ、ストリングス、ピアノが合わさりつつも、
そこまで大仰な雰囲気にはならず、
どれもバランス良く三者三様の良さを発揮しています。
ここにドラムが入るとまたリズム感が良くなる。
今作の中でもこれはかなり癒し系なエモーショナルナンバー。


On The Wire
変わって5曲目は、今作の他の曲よりも
サウンド面は少しポジティブな雰囲気が漂います。
それというのも、やはりこの曲は壮大なコーラスパート。
ライブ会場でもコーラス部分のシンガロングが起きれば
壮観な景色が広がること間違いなしです。
こうした盛大なコーラスもAll These~くらいからよね。
ポップロックとオルタナロックの差はあれど、
こういった壮大なコーラスは、Set It Offにも通じるものがある。



YouTubeにはRemix版もUPされていて
コーラスがない分、こっちの方が
おとなしめの雰囲気なのも面白い。
でも、これはこれで良い感じ。





Trying Falling
再びアコギの弾き語りで始まる6曲目。
ここでは本来のギターも割と早くから登場し、
アコギとのツインギター体制で進んでいきます。
Bメロ途中からストリングスも入り少し壮大に。
そして、ドラムが入ってきてリズム感が生まれ、
ラストはそんなドラムが良い感じのテンポ感で
壮大なストリングスも加えて締める。
ラストへ向かう過程で、音がどんどん肉付けされていき
ラストサビの盛り上がりを迎えた時は最高です(* ゚∀゚)


Someone/Somewhere (feat. IDER)
7曲目は、イントロのシンセからクラブっぽいけど、
チャラさあるサウンドとは無縁の雰囲気。
シンセが淡々とリズムを刻みつつ、
Jamesのキレイなクリーンボーカルで進んでいく中、
早くもゲストの歌声がこだまする。
ここではシンガーソングライターデュオのIDERを迎え、
曲の雰囲気に合った女性ボーカルを響かせます。
中盤から後半には、JamesとIDERが共に歌う
男女ツインボーカルな様相が見れるのが○
バンド感が薄いのも相まって良質オルタナポップに。
これはこれで、聴けば聴くほどハマっていきました。

Deaf Havanaの選ぶ女性ボーカルと言うと、
やはり"Little White Lies"の時のPortia Connが浮かびますが、
どちらも良いチョイスですね。





Help
フィルターをかけたようなドラムから始まるや
冒頭からホーンサウンドを響かせて賑やかなスタートを切る8曲目。
ホーンサウンド自体はその音の性質上、賑やかだけど
曲調自体はエモーショナルナンバーに。
後ろでしっとり旋律を奏でるピアノサウンドが
そのエモーショナルさを後押ししています。
サビはそんなホーンサウンドを加え、
さらにはおーおーコーラスも取り入れ、
テンポ感の良い爽快さすら感じるエモロックを展開しています。
アウトロの通信のようなやり取りが気になる。


The Present is a Foreign Land
9曲目にお目見えしたタイトルトラックは、
冒頭から心地良いテンポ感のオルタナロックに。
疾走感と呼べるテンポ感は、今作の中でも有数です。
しかし、歌ってるのJamesではない…?
もしかしてMattがメインで歌ってんのかな?
よく聴いてるとJamesはバッキングで聞こえる気がする。
初聴からJamesっぽくはないなと思ったものの、
さすが兄弟というか、声質は似てると思いますね。
しかし、こんだけ歌えるなら今後はMattが
メインを務める曲も増やしてもいけそうで何より。
長めのアウトロにはホーンサウンドも加わり、
最後の締めに華を添えます。


Kids
10曲目は、冒頭から少しレトロ感のあるシンセが絶えず鳴る中
ゆっくりではあるけど徐々に上がり調子になるような展開。
Bメロからはドラムも入ってきますが、
他の曲もそうだけど、やっぱドラムの存在って大事ね。
と、今作を聴いていて改めて思いました。
後半に差し掛かる頃にはコーラスを取り入れ、
そのあとはピアノソロのように鍵盤が響く。
そうして最後にコーラスと共に盛り上がるラストサビへ。

4:3の画角や、それに連なる色あせた雰囲気、
サムネにもなっている2人の若者のスケボー姿など、
音楽と映像がバッチリ合ってるMVも素敵です。





Going Clear
11曲目はイントロからギターが先行し、
冒頭からしっかりバンドサウンドを展開します。
加えて、シンガロングしたくなるコーラスもあり、
サビのメロディはより耳を引きます。
そのサビでは、最初の部分である
ヾ(* ≧∀≦)ノ Maybe I could tell it was over
ヾ(* ≧∀≦)ノ Maybe I could tell it was over
と、サビのラストである
ヾ(* ≧∀≦)ノ Maybe I don't wanna be sober
ヾ(* ≧∀≦)ノ Maybe I don't wanna be sober, yeah
この部分は、ライブでもその場の全員が
シンガロング必須のような壮大なコーラスがgood(*´ω`*)
この曲然り、M5. On The Wire然り、
こういった盛大なコーラスがある曲は聴いて良し、
ライブなら尚良し!ってのがやっぱ良いですね。






Remember Me
ラスト12曲目は、冒頭から陰のあるオルタナ感満点。
しかし、これがサビに入ると曲調は少し上向き、
それを後押ししてる最大の要因は
包み込むような雰囲気にマッチしたコーラスでしょう。
How will you, how will you
How will you remember me?

と、これもライブでフロアのオーディエンス全員が歌えば
めちゃくちゃ良い景色が広がりそうです。
サウンド面は徐々に落ちていき、コーラスはキープ。
ラストはこのコーラスががアカペラで歌われて締める
という終わり方もとても良いです。
この曲も歌詞の最後の最後がタイトルになっています。
やっぱDeaf Havanaの曲って、タイトルのワードを
ちゃんと歌詞に盛り込んでくれていて、
聴いててタイトルがわかりやすいというかね。
こういうとこ昔っから貫いてて好きよ。





以上、

Deaf Havana『The Present is a Foreign Land』

でした。

自分の中のDeaf Havanaって、やっぱ聴き始めのキッカケ

2nd『Fools And Worthless Liars』があって、

続き、全英5位を記録した4th『All These Countless Night』

この2枚がイメージとして強くて。

ってなると、その2枚よりもバンド感が薄い今作は

最初に聴いたイメージは当然、その2枚よりも劣る。

しかし、前作『Rituals』もそうだったし、

何ならその『Rituals』があったからこそだとも思うけど

今作も聴けば聴くほど、どんどん好きになっていきました。

確かにバンド感はキャリアにつれて薄くなってるけど

皆無になったワケじゃないのは今作を聴いても明らか。

むしろ『Rituals』を経たことで、シンセを使う部分と

バンドサウンドとのバランスが良くなったようにも思います。

そのおかげか、『Rituals』よりも好きかも。


そして、昔から良かったアコギナンバー

今作ではそこにストリングスやピアノサウンドを取り入れ

アコギだけでは表現できないサウンドを実現。

シンセがいきる曲も、IDERを迎えた

M7. Someone/Somewhereを筆頭に良曲も並びました。

そして忘れちゃいけない、本来のバンドサウンドによるロック感。

結成時から共に歩んできたLeeとTomが脱退し、

Veck-Gilodi兄弟の2人だけになってしまいましたが

今、できる限りのものを詰め込んで

とても良い作品に仕上がったと思います。

おかげでレビューも楽しく書くことができました。


最初の印象があまり良くなかったゆえに

思いのほか時間を要しましたが、

結果、これだけのことを言えるくらい好きな作品になりました。

Deaf Havana『The Present is a Foreign Land』

同バンドの作品としては『Rituals』が好きだった人に、

そうでなければオルタナロック、オルタナポップ好きに

オススメしたい1枚です。

是非ぜひ、ご一聴。





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