いつぞやの仕事終わりの20:40頃

駅からスクランブル交差点渡った先のTSUTAYA前あたり

渋谷という土地柄、

そこによくストリートミュージシャンやら

パフォーマーやらがよくいるんですが。

ギターを手に弾き語りで歌う男性

…を、扇状3列くらいで囲む女性たち(; °д°)

最前はスタジオライブよりも遥かに近い距離で

その3列ほどになっていた扇状の女性たちは

歌っている男性本人を見ず、歌も聴いてるんだかどうだか

全員がスマホ越しに見ているという光景に

恐ッ!((( ;゚Д゚)))

と、思うのと同時に

気持ちわる…( ;゚Д゚)

と思ってしまった自分は正常でしょうか?異常でしょうか?

どうも、トトです。



1枚過去作を挟んでので、

再び今年の新譜レビューへと戻りましょう。

今回のバンドも、2年前に晴れて1stを出しましたが

まだまだ止まる雰囲気は見せず、非常に活動的。

日本のバンドに足りないのはこういうとこよね(。-ω-)-3

今回のバンドは1stの前のEPからウチでも取り上げていて

今作で3枚目かつ3記事目

このまま順調に取り上げさせてほしいですね。

そんな今年74枚目となる新譜レビューはこちら。





20220715_002619
Yours Truly『is this what i look like?』
1. Walk Over My Grave
2. Bruises feat. DR€W ¥ORK
3. Careless Kind
4. is this what i look like?
5. Hallucinate feat. Josh Franceschi
6. If You're Drowning (I'll Learn How To Hold My Breath)
7. Lights On





オーストラリア産ガールズPOP PUNKのYours Truly

前作のデビューアルバムから2年ぶりとなるEP

is this what i look like?UNFDから7/15にリリースされました。


日本ではSML Recordsお抱えなのもあって

コロナみたいなクソがなければ

来日の可能性だって大いにあったバンドです。

まぁ、そうでなくてもこういう女性ボーカルのバンドは

日本でもフツーに受け入れられるでしょうしね。

知ろうとする人が少なすぎるのと、

それゆえに、知名度が低すぎるだけで(。-ω-)-3


ま、そんなのを気にしてもしょうがないので。

ワタシは淡々と取り上げていくのみ。

ってことで、Yours Trulyの最新作も

ちゃちゃっと聴いていこうと思います。




Walk Over My Grave
イントロからクールな雰囲気漂う1曲目。
POP PUNKのような上がる雰囲気ではなく、
サウンドは低めで展開しているのもあり、
アップテンポで耳馴染みの良いロックサウンドで◎
明るく楽しいよりも、カッコいいが先にくるような
ストレートなガールズロックを響かせています。
MVもサウンド同様にクールな仕上がりに。





Bruises feat. DR€W ¥ORK
2曲目は前曲よりも少し落ち着いたオルタナ感。
サビはアップテンポになり、Mikailaのボーカルにより
聴きやすいキャッチーなメロディが耳に馴染みます。
聴いてると地盤にはPOP PUNKを感じるのもgood
この曲ではStray From The PathDrewがゲストに。
Andrewがゲストになってる曲って
今年だけでけっこう見聞きしてるけど、大人気だな。笑
しかし、他で参加してる時は叫びまくりだけど
心地良いテンポ感のオルタナロックな曲調に合わせてか
元来の声質、歌い方的にもシャウト気味ではあるものの
珍しく"歌ってる"感があるのはめっちゃ新鮮です(* ゚∀゚)


Careless Kind
3曲目はこれまでのYours Trulyを大いに感じる
ポップでありながら、ほんのりエモーショナルな
POP ROCKな感じのキャッチーなメロディが響く。
所々にクラップパートがあるのもキャッチーさを後押ししますね。
何気にサビ前のベースが良い味出してる( ´∀` )b





is this what i look like?
4曲目のタイトルトラックは
今作の前半と後半をつなぐ85秒のインタールード。
その85秒の中でも、前半はアンビエント的で、
徐々に勢いを増していく後半はアップテンポなバンドサウンドに。


Hallucinate feat. Josh Franceschi
そんな前曲の雰囲気をそのまま引き継いで繋がる、
冒頭からアップテンポに展開する5曲目。
最初に聴いた時はTonight Alive"Listening"が浮かびました。
ってのも、サビの最後を"Listening"で締めてるから…
ってワケでは決してない!w
曲の雰囲気というか、そういう部分で(* ゚∀゚)イィネ! と思ったのよ。笑
そして、ここではYou Me At SixJoshがゲスト参加していて
Bメロ以降はJoshが歌うパートが挟まれます。
Bメロ冒頭、そしてラストサビと
クールなロックサウンドに合うボーカルを響かせます。
彼が歌う部分はHot Milkみたいですね。





If You're Drowning (I'll Learn How To Hold My Breath)
6曲目は再びキャッチーなサウンドで展開する
今作で最も耳馴染みの良いPOP PUNKテイストの曲。
今作、割とクールでカッコいい感じの作風の中、
POP PUNK寄りに思える曲もあって何より( ´∀` )b
これまでの曲みたいなのも良いけど、
やっぱこういう上がる雰囲気のポジティブタイプな
サウンドの方が、文字通り"上がる"よねヾ(* ゚∀゚)ノ
ラストサビ前はエモーショナルに叫ぶMikailaもgood


Lights On
7曲目はイントロからシンセ全開で
ダンスミュージック的な面が垣間見える意外性の1曲に。
終始アップテンポなリズム隊、特にドラムの雰囲気は個人的にツボ。
そのリズムに合わせてのクラップパートもまた良い。
少し陰性なオルタナ感のある雰囲気ながら、
テンポ感は良い感じにアッパーな為、
聴いててイヤな感じ、ダレる感じは一切しませんね。
そこがまたこちらとしては好感です。







以上、

Yours Truly『is this what i look like?

でした。

Yours TrulyはEPでも曲数が多いのは非常に好感だなぁ。

しかし、内容としては

POP PUNKテイストは薄くなりましたね。

クールなロックサウンドがメインな感じで

これはこれでカッコ良くていいんだけど(* ゚∀゚)


しかし、前作の1stアルバムの時のレビューで

自分はこんなことを言っていました。

注意すべきは、女性ボーカルPOP PUNKバンドは
音楽性を継続しないということですね。笑
Stand Atlanticが2枚目で少し変化を加えてきましたしね。
妹分なら、そーゆーとこも影響しそう…笑

なんか、これがまさにって感じw

このテイストで2枚目のフル作になるんなら

それこそまさに!ってのが証明されてしまいますw

まぁ、今作くらいの雰囲気なら全然許容範囲ですけどね。

肝心のStand Atlanticは、そういう変遷を経て

今年リリースした新譜で化けた感あるしね。

そこまで追従しなくても良いだろとも思うけど

Yours Trulyも結果、良作になるなら問題なし!

2ndフルにも期待が持てるってもんです。


そんな先行するStand Atlantic

追いつき追い越せな雰囲気を大いに感じるバンドの最新作

Yours Truly『is this what i look like?

POP PUNKな感じは薄れましたが、

これはこれでカッコイィ1枚になっています。

是非ぜひ、ご一聴。





関連記事




参加ゲストのバンド