Architectsがこんな…w

ヅラにヒゲ付けて、ちょっと笑えるMVを出すとは…w

その意外性がまた笑いを誘うわw

どうも、トトです。



前回冒頭で上げた蔵出しの最後に

日本はリリースが水曜だから2枚出る

的なことを言いましたが、

今回のバンドは、海外レーベルから出てるからか

しっかり金曜日にリリースされていました。笑

いやー、早とちり(*´∀`*)ゞ 

ってことで、今年72枚目の新譜レビューも

前回のcoldrainに引き続き、国内勢が務めます。

ライブは何度か見たことがあり、その度に圧倒されてました。

しかし、こうしてひと記事使って取り上げるのは初。

いや、ホント今年は国内のアルバムリリースも

近年まれに見る豊作な年で何よりです。

そんな今回取り上げるのはこちらの作品。




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Prompts『Fracture』
1. Age of Fracture
2. Face Me
3. Asphyxiate (feat. Ryo Kinoshita from Crystal Lake)
4. Be My Cure, Be My Pain
5. Distress
6. Of Nothing (feat. Kyle Medina from Bodysnatcher)
7. Möbius
8. No Land for an Old Dog




国内メタルコアのPrompts

初のアルバムとなる『Fracture』が

AttilaFronzが立ち上げたStay Sick Recordingsが改名した?

Modern Empire Musicから7月8日にリリースされました。


まぁ、曲数に関しては言いたいことはある(。-ω-)

別にPromptsに限った話じゃないけど

最低10曲ないのに"フル"アルバムを呼称するのは

いかがなものか…(。-ω-)-3

と、昨今のこうした曲数事情は複雑ですが。

つーか、記念すべき"1st"なのに

そんな中途半端な曲数でいいんかい!

と、自分なんかは思ってしまいますが。


そうして不満はここまでにしておき。

先日からレコ発ツアーが始まっていますが

vo/PKは現在、心臓疾患を患い、

母国である韓国での治療の為、日本にはいない状態。




しかし、代理を複数立てたことで

良きスタートが切れたようです。


ともあれ、


こうして今年の国内リリースが盛り上がってるのも

間違いありません。

国内メタルコアでいうとSABLE HILLS、Earthists.と

それぞれ違った良さを発揮した作品が出ています。

そこにPromptsも続くことができるか。

早速、聴いていこうと思います。




Age of Fracture
オープニングはおよそ1分弱のインストナンバー。
わずかに過去の?今作の?次の曲の?
一部がノイズ混じりに聞こえてきます。
そのノイズのせいでどこかダーク面が浮き出て、
そこはかとない不穏な雰囲気を醸し出します。
なんかこういうのSlipknotみたいで(* ゚∀゚)イィネ!!


Face Me
イントロから重くダークなサウンドで幕を開ける1曲目。
高速バスドラに続くように、アップテンポに展開。
コール&レスポンス調のバッキングコーラスは、
リスナー的にもシンガロング必須となる雰囲気満点。
vo/PKのスクリームも(* ゚∀゚)イィヨ-!!
叫びつつのラップ調もトレンド抑えてて(* ゚∀゚)イィヨ-!!
ちょいちょい入ってくるスクラッチサウンドが飛び道具的。
サビにきてのクリーンボーカルの導入は少し意外でした。
そして、待ってましたと言わんばかりに、
闇堕ちしたかのようなダウンテンポなブレイクダウン
これがある種、Promptsの特徴でもあるように思います。
それをそのまま勢いを殺さずにラストまで持っていく。
アウトロはオルゴールのような小さなSEが
ゆっくりフェードアウトしていくのも良いですね。

MVの雰囲気、流れもとても良い(* ゚∀゚)
得体の知れないキラーの存在感が素晴らしいです。
激烈なサウンドとダークな面がバッチリ合ったように思う
曲と映像のシンクロ率高めなのが良い。





Asphyxiate (feat. Ryo Kinoshita from Crystal Lake)
最初に刃物を擦り合わせるようなSEが鳴ったあと、
Djentのような特徴的なリフと
激しいスクリームからスタートする3曲目。
ここでも序盤から叫ぶシンガロングパートを要し、
その勢いそのままにさらに攻めるサウンドへ。
そして重厚に落とすブレイクダウンでは
奇人狂人のようなスクリーム。
ボーカルが変わる前のShe Must Burnみたいだな。
そこからさらに落とすダウンテンポなブレイクダウンでは
遂にCrystal LakeのRYOが登場し、厳つい咆哮を上げる。
やっぱRYOが叫ぶところは存在感ハンパねーっすね。





Be My Cure, Be My Pain
そんな曲からの急転直下な雰囲気で送る4曲目。
クリーンパート導入も意外ではあったけど、
曲の全体像としては、こっちのが遥かに意外な曲調です。
まず最初に展開する静穏パートで驚いたし、
サウンド面の重さはそのままに、メロディ重視に、
もちろんボーカルはクリーンがメインを占める。
ラップ調ボーカルから、そのままシャウトに。
ラップ自体は昨今のトレンドだし、むしろ意外ではないけど
やっぱりこの曲自体が、意外性と新鮮さのダブルパンチよね。
ある種、今作の中でいちばん異彩を放っているかも。
しかし最初に言ったように、キャリア自体は決して新人ではないし
仮にここまで順調にアルバムを出していたとしても、
こういう曲をやるくらいのキャリアは十分に積んでいると思いますしね。


Distress
変わって、ノイジーなSEと共に
縦ノリ感のあるリズムから始まる5曲目。
ここでもコール&レスポンス的なコーラスが良い。
さらにラップ調のボーカルも再び飛び出します。
サビではクリーンボーカルでメロディアスに。
Bメロに入るとリズミカルにテンポを上げていくドラム
そのまま走らずに落とす方に向かうブレイクダウンに。
ゴリッゴリのスクリームと共に、
どんどんテンポを落としていく様はさすが。
そのへんで出てくるスクリームを聴いてると、
え?またRYOいる?って思える咆哮が聞こえてきます。


Of Nothing (feat. Kyle Medina from Bodysnatcher)
再び前曲と同じような縦ノリなリズムから幕を開ける6曲目。
コール&レスポンス的なバッキングも同じで、
そのおとにくるラップ調ボーカルなんかもあって、
序盤の展開は、なんかデジャヴ感。笑
しかし、サビでクリーンボーカルを歌うのは
ゲストであるBodysnatcherKyleかな?
Bメロ頭もテンポの上げ方もなんか前曲がよぎるw
しかし、後半のブレイクダウンで叫んでるのもKyleかな?
ブレイクダウンが入ってくるとPromptsらしさが垣間見えますね。
終盤は序盤と同様にコーラスと共に叫びまくり、
厳ついスクリーム+ブレイクダウンで幕を閉めます。


Möbius
7曲目はシンセとエフェクト混じりなイントロから。
本格的に幕を開けると激しいサウンドとスクリーム。
そして早くもこれでもかってほどに叩き落とすブレイクダウンに。
リズム感的には縦ノリだけど、やはり頭振りたくなる。
全体的に叫びまくり、時折Djent的なリフもあり、
そういやここまでそんなになかったな、と思う
短いブラストまで取り入れているのがまたアツい。、
そこまでアップテンポではないものの、
サウンド面のアグレッシブさは今作でも際立つものがある。
後半、ダークな雰囲気で落とすブレイクダウンがまた良い。

曲調的にも映画の方の『モービウス』でも
エンディングで流れてほしいと思える雰囲気。
やっぱこのモービウスをモチーフに作ったのかな?
映画は延期の末に今年公開になっただけで、
予告は2年くらい前だし、なんならモービウス自体、
出所はアメコミなんだから、映画発じゃないワケですしね。
歌詞の内容的にも、翻訳ツールにかけてみると
マイケル・モービウスっぽく思える部分もあるっちゃあるんだよな。
MVに見るPKの二面性とかもね。






No Land for an Old Dog
高速で掻き鳴らすリフから、疾走感のあるドラムと共に
Promptsには珍しい疾走パートで始まるラスト8曲目。
メロディックハードコアよろしくな疾走感のあと、
コール&レスポンスするようなシンガロングパートあり
そして急転直下のブレイクダウンへとなだれ込む。
マジで最序盤のスピード感がウソみたいな
ダウンテンポに落とすブレイクダウンは圧巻ですね。
そうかと思ったら、再びギアを上げてテンポアップし
最後はやっぱりズーンと落とすブレイクダウンを展開。
今作最速、唯一の2分台、わずか2'30"で終わる曲ですが
転調然り、一辺倒にならない様々な要素があるおかげで
そんなに速いってのをまるで感じさせませんね。





以上、

Prompts『Fracture

でした。


SABLE HILLS、Earthists.とはまた違った

今年の国内メタルコア第3の刺客

良作でした。

やっぱ↑2バンドにない部分として

良い意味で極端にダウンテンポに落としてくる

ブレイクダウンが、このバンド最大の武器な気がします。

破壊力、アグレッシブさも相当なもん。

Alpha Wolfとかにも通じるような

低く重く落としてくるところが良い。

そうして重低音が響くからこそ、

ダークな雰囲気もより増してくる。

このダークさがまた良いんだよな。

MVとかにもその世界観がしっかり活きてるのも良い。


そしてバッキングのコーラスですら

叫んでるようなシンガロング感を煽る様。

こういうとこ、ちょっとAGOFっぽくもあるよね。


そして、1曲だけ異彩を放つ

M4. Be My Cure, Be My Pain

他の曲ではクリーンボーカルも導入していましたが、

これは曲自体がクリーンな雰囲気で

重くダークなサウンドが売りのPromptsからは

むしろ真逆な雰囲気にも思える、新鮮さを発揮しました。


と、色々と紐解いていくと

8曲という少なさはあっても

アルバム1枚としての内容は上々です。

Prompts『Fracture

重低音響くダウンテンポメタルコアが好きな人には


大いにオススメしたいバンドであり、作品です。

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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