今年の年始くらいに出たトレーラーを見てから

観たいと思っていたこの作品。

日本でも上映してくれないだろうかー(´Д⊂)

キャスト的にとか、Searchlight製だとか

日本でも上映できる可能性がある要素はあると思うんだけど(´・ω・`)

ま、でも全米で9/30~だっていうし、

日本でやるにしても早くて年内、

遅くても来年になりそうな予感。

どうも、トトです。



ちょうど1週間前に『ザ・ロストシティ』を観て以来

2週連続で映画館へ((((((っ・ω・)っ

7月に入ってからが夏って感じしますが

夏は映画はもちろん、

音楽やゲームも盛り上がる季節ですからね。

4月以降2ヶ月空きましたが、

またちょこちょこチェックしてる新作映画が公開されます。

そんな今年21本目に観てきた作品はこちら。




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ブラック・フォン
(原題:The Black Phone)

コロラド州のとある町。この町では、子どもの連続失踪事件が起きていた。ある日、気が小さく独り立ちできない少年フィニー(メイソン・テムズ)は学校から帰る途中、黒い風船を持つマジシャンだという男(イーサン・ホーク)に出くわす。男が「マジック見るかい?」と一言発したかと思うと、フィニーは無理やり黒いバンに押し込まれ、気づいたときには地下室に閉じ込められていた。その部屋は壁に囲まれ、鍵のかかった扉と鉄格子の窓、そして断線している黒電話があった。すると、その断線しているはずの電話のベルが突然鳴り響く。それは、この部屋の恐怖と真実を知る死者からのメッセージだった。一方、兄の失踪に関する不思議な予知夢を見た妹グウェン(マデリーン・マックグロウ)は、夢の記憶を頼りに兄の行方を探し始める……。




ホラーと言えばスティーブン・キング…の息子である

ジョー・ヒル原作の『黒電話』を映画化した

ブラック・フォン

公開初日である本日、観てきました。

初日が1日だと、映画の日割引もあって

一石二鳥で映画が観れる、とても良い日( ´∀` )b

本作では監督がスコット・デリクソンということで

今年公開された最新作も含めた

『ドクター・ストレンジ』2作を手掛けた監督として

何気に本作の注目度も上がってたように思います。


と、感想に行く前に

本作は海外版のポスターもいくつか見ましたが

↑同様のものは向こうにもありました。

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それをそのまま採用して国内版に、ってのも良いけど

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このへんを見ちゃうと、こっちのが良いってなるわな。

ホラー、スリラー系は明らかに海外版のが良いの多い。

ってのも、洋画あるあるですけどね。


それでは、本作の感想ですが

意外と面白かった(* ゚∀゚)

やっぱヒット作を作れる監督ってのは

ジャンル違いでも良作を生み出せるのか、と改めて。

まぁ、ストレンジは観てないんですけどw

序盤はよくあるスクールカーストを見せつけられつつ

ちょっとヤバい父親を見せられつつも

特に大きな動きはなく進んでいく。

しかし、犠牲になる子どもたちが

捕らえられる直前の姿をちょい見せしつつ…

The Black Phone_01

そして、主役であるフィニーが捕らわれることで

事態は急展開!


先に捕らわれただろう子どもたちと同じ

地下の密室に閉じ込められてからが本番です。

The Black Phone_02

何もするつもりはない

と、イーサン・ホーク演じるマスクの男"グラバー"

The Black Phone_03

そんなの、何かするつもりのヤツの定型句だよなw

と、思いつつも実際に殺す素振りも見せないし

君を見たかった

とか、寝てるフィニーをただ見ていたり

ドアの施錠をしないというガバガバな罠を張りつつ

上階ではマスクはしてるのに上裸で待ち伏せしてるとか…

なんか描写が別の意味でコワイ…((( ;゚ω゚)))

ホ○で、ペ土フェリアなんか?コイツ…((( ;゚Д゚)))


そんなフィニーが閉じ込められた地下には

タイトルにもなっている、1つの黒電話…

The Black Phone_04

グラバーは、壊れてるとか言ったけど

いきなり鳴り出すから恐い…

黒電話の音って何でこんなに恐怖感を煽るんだろうね…

人が寝静まる夜に鳴るチャイムとかでもビビるのに

こんな閉塞感のある場所で

しかも壊れてるなんて言われた黒電話がいきなり鳴るとか

めちゃくちゃ恐いよな…((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

しかも最初は無言電話だったりするし

恐ぇぇぇええええ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

しかし、その電話からの応答があると

相手は自分の名前を忘れているけど、

グラバーに誘拐され、殺された子どもたちからだとわかる。

The Black Phone_05

それが同じ目に遭ってきた彼らの無念であり復讐であり

フィニーに託す為の電話となるのでした。

フィニーを救うための電話だと思うと一気に頼もしくなる

それがたとえフィニーとお互いに面識がなくても

面識があるなら尚のこと頼もしい。

数少ないフィニーを認めてくれた人ならさらにです。


彼らも、この独房めいたところ脱出する為に

彼らが試したこと、彼らが残したものをフィニー託し

フィニー脱出の手助けをしてくれる救いの電話でした。

The Black Phone_06


序盤の野球シーンで、フィニーに2ストライクまで追い込まれつつ

最後にホームランまで持っていった野球少年

エグい球だな

なんて、現代語で訳されてしまい、(。-д-)うえぇ…

なんて思ってた、フィニーを認めたブルース・ヤマダくん

しかし、悪い意味でも印象に残っていたその言葉で

こちらも電話の相手がブルースだとわかってしまい

なんか悔しい←


作中では唯一の"友達"と言っていいかもしれない

めちゃ強ロビンはやはり最後の最後に着電

それまでの子たちのやり取りを全て試しても

脱出できないと涙を流すフィニーに対し

お前は強い
殴るのが怖かっただけで、何度も立ち上がってきた
お前がアイツを殺せ
オレの仇を取ってくれ


っていう会話からの、砂を詰めて重くした

黒電話ブローの反復練習

幻でも幽霊でも何でも、そこにいるロビンと共に

動きがシンクロし、悩む思いから決意に変わるかのように

キレが増していくシーンは激アツでした(* ゚∀゚)


兄の行方を探すため

懸命になってる妹グウェンがまた良い子。

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序盤での父親とのやり取りを見る限り、

母は死に、父には暴力を振るわれ、

だからこそ余計に兄妹仲が良いんじゃないかと。

このグウェンを演じるマデリーン・マックグロウが

かわいい(*´ω`*)

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序盤でダサい編み編みツインテにしてるとこは

正直(。-ω-)ウーン…だったけど

髪下ろすとめっちゃかわいいじゃん!

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やっぱ髪型って大事だ。

作中はむしろ髪を下ろしてるシーンのが多かった為、

サイコスリラーな本作の中で、目の保養でした。笑


そんな妹の"夢"の力で判明した

グラバーの住む家

The Black Phone_10

中盤に出てきたニートのおっさん、マックスが

グラバーの弟であり、その家の地下が現場か

ってのは、ストーリーを追う中でわかったけど

愛されキャラのアホなマックスが、事件を追う中で

アホながらに気付いてしまったその場所…

なにも知らないマックスが地下に来てしまったが為に

残念な末路に…(´・ω・`)

フィニーくん、遂にグラバーと直接対決!

結局、脱出するには到らなかったけど

彼らの残してくれたものを全て活用して

グラバーを撃破。

ロビンとの電話の際、

これが最後だ

と言われたにも関わらず、再び鳴る黒電話

それはもちろん

あんたに電話だよ

と、ワイヤーで首を絞めつつ

フィニーがグラバーの耳元に電話を当てる

犠牲になった子どもたちの復讐の言葉を最後に

フィニーもグッと絞め落とす。


番犬のサムソンにも、冷凍庫にあった肉で釣り

フィニーくん無事に脱出\(^o^)/

まさかこの肉にまで使いどころを持たせるとはw

そして、グウェンが夢で見た家は空き家であり

殺された子どもたちを埋める安置所。

フィニーたちが閉じ込められてたのは

その向かいの家だったとは。

これは一本とられましたね。


The Black Phone_11

しかし、殺された子どもたちの脱出法も

フィニーによって失敗が証明されてしまったけど

ストーリーの都合もあったにせよ

その子たちも、もちろんフィニーを嵌めるつもりはなく

自分たちもここまではやった
でも、その先を確かめる前に殺された


ってことなんだろうな、と解釈。

でも、彼らの残してくれたモノや情報があったおかげで

フィニーは脱出にまでこぎ着けたんだしね。

やっぱりなくてはならない電話だったんだよな。


ヤバい父親は、ヤバくなってたのは理由があり

グウェンと同じ能力を持っていたであろう奥さん

フィニーとグウェンのお母さんが

その力によって死んでしまったことに由来するっぽい。

だから、お母さんと同じようなことにはするまいと

子どもたち、特にグウェンにはキツく当たってたみたい。

現実じゃない
夢は ただの夢だ


と、さんざんベルトでぶっ叩いたあと

ガン泣きするグウェンに何度も復唱させるほど

最初は子どもに暴力を振るうヤベーやつだと思ってたけど

フィニーを見つける手掛かりになるかもと

The Black Phone_12

夢のことを打ち明けたグウェンとのやり取りや

フィニーが行方不明の報を警察から電話で受けたであろう時の表情

ラストシーンの泣きながら2人に謝る姿なんかを見ると

自分でもやり過ぎている自覚はあったんだと思えるし

やり方は間違っていても、

これからは良いお父さんになっていきそうで何より。


ラスト、学校に戻ってきたフィニーくん

周りからグラバーを殺したヤベーやつ

みたいな噂が聞こえても、フィニーくん平気そう。

というか、薄っすら余裕の笑み?

誘拐前に授業でペアになった意中の子とも

やっぱり隣の席で再開。

おはよう フィニー

と、ここで何事もなかったようにフツーに接してくれる子

(* ゚∀゚)イィよね

フィンがいいな

なんてフィニーくん、ニクいこと言って終幕。



面白かったー

序盤の雰囲気から、急展開する誘拐シーン

地下での黒電話による恐怖感と、

しかしその実、脱出するためのあれやこれや

最初は恐ぇ…って思った黒電話だけど、

次に誰から掛かってくるかのワクワク感。

それによって強くなっていくフィニーくんの心

一度挫けたあとに、生涯の友であるロビンからの電話で

立ち直り、子どもたちの無念を一気に払拭したフィニーくん

その間にも懸命に兄を探していたグウェンの献身な様

振り返ってみても、つまらないシーンないですね。

最初から最後まで通して楽しめました。

久々にパンフレットも買っちゃいましたしね。

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夏本番となる7月、その初日から観た作品で

今夏の映画戦線、良いスタートが切れました。

ブラック・フォン

の感想でした。





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