自分がそこまでマメに追ってなかったせいもあるかもだけど

急遽、Promptsがアルバムリリース発表!

てか、すぐじゃん!Σ(゚∀゚ノ)ノ

こういうスパンの短いサプライズは良いね。

○日の○時に重大発表あります!

みたいな"告知の告知"とかホント(゚⊿゚)イラネ

とは言えPrompts

収録曲数の少なさは最近よくあるバンドの傾向だし

もはや今さら何も言うまい(。-ω-)-3 言いたいけど←

しかし今年は国内のアングラシーンもアルバム多くて何より。

コロナ禍以降、今年がいちばん盛り上がってるな。

ウチで出すバンドだけでも、現時点で10枚超えてるし

夏までに年間ベスト出すのに十分な枚数が揃ったのって

近年、まっっっっったく!なかったので、喜ばしいです。

どうも、トトです。



それでは、ようやく終わりが見えてきた

6月分の新譜レビュー

今回取り上げるのは、そんな国内バンドの作品であり

待ちに待った待望系です。

前作までは海外レーベルに所属していた為か

1stから2nd、割とサクッと続けて出してくれたけど

3枚目の今作に到るまでが長かった!(。>д<)

ホンットに「ようやく」って言葉がしっくりきます。

そんな今年68枚目、国内組としては今年8枚目となる

新譜レビューはこちらの作品。




20220626_003150
Earthits.『Have a Good Cult』
01. Yours
02. Lost Grace
03. Cure
04. Skywalker
05. Disillusion
06. In Remnant (You Just Tell Me Now)
07. Sunblood
08. Kaze
09. Overvision
10. Have a Good Cult




国内プログレッシブメタルコアのEarthists.

前作から4年ぶり3枚目となるアルバム

『Have a Good Cult』が6月22日にリリースされました。

gt/Yuta脱退後、現体制で初のアルバムですね。

パッと見、非常にごちゃついたアートワークですが

ある種のモザイクアート的でもあり、

よく見ると色んなものが見えてくるし、

先行シングル"Yours"の黒ハートもあったりして

見れば見るほど色々と楽しめるアートワークですね。


にしても、

4年は長かった!(。>д<)

というのも、前作から今作までの間に

シングル乱発バンドになってて

非常にヤキモキしてたんですよね(。-皿-)ぐぬぬ…

また、シングルは割とどれも良かったし

"Purge Me"、しかもJazz Groove Remixの方とか




昨年のベストシングル部門でも出したくらい

"Home"とかも好きだったんですよね。

ゆえにヤキモキ、非常に複雑でもあったワケで。


そうして待たされに待たされ、

よぉぉぉぉぉやく!

待望のアルバムリリースとなりました。

ってことで、早速聴いていこうと思います。




Yours
イントロからキャッチーなメロディながらも
しっかり重さも感じるサウンドからスタートする1曲目。
流れるような鍵盤サウンドと共にgt/Yutoがクリーンを歌ったあと
Yuiの激しいスクリームと共にメタルコアなサウンドに。
そのままYuiのシャウトは継続しつつ、サビに入ると
コーラスと共に展開されるメロディはとてもキャッチー。
Bメロは一瞬のクリーンを挟みつつ、
すぐさま重く叩き落とすブレイクダウンへ突入。
再びキャッチーなサビのあとにストリングスを加えつつ
クリーンと共に静穏パートで溜めたあと、
ラストサビで一気に盛り上がる。
Earthists.の新章の幕開けとしても十分な1曲じゃないでしょうか。

これ、MVはないけど、Official Streamにも出てる
このシングル時の黒ハートに蕀が巻き付いたような
このアートワーク、けっこう好きなんですよね。





Lost Grace
イントロから流麗な旋律を奏でるピアノの雰囲気が
どこかアニソンっぽくもありつつ、そのメロディに乗せ
ヘヴィサウンドを展開して始まる2曲目。
アップテンポであることも耳馴染みはとても良い。
サビはテンポ感の良いピアノサウンドも継続し、
Yuiのどんどん上がっていくハイトーンなシャウトが○
さらには、高速バスドラに惹かれるなぁ(* ゚∀゚)
ブレイクダウンは別曲のような雰囲気を醸し出しつつ
コアな部分はありつつも、やっぱどこかアニソンっぽいよw
と、ラストサビにきて再び思うのでしたw
まぁ、そもそもYuiくんオタクやからねw





Cure
開幕ヘヴィサウンドを叩きつけて始まる3曲目も
すぐさま鍵盤サウンドとクリーンボーカルに切り替わり
クラップと共に展開する様がまたキャッチーです。
どこかリズミカルで踊れそうな雰囲気なのも(* ゚∀゚)イィネ!!
その雰囲気を打ち消すようなYuiのスクリームのあとは
再びコーラスによるシンガロング煽るような声量多めなサビへ。
後半、Yuiのスクリームから入るブレイクダウンは
やっぱメタルコアのそれで、前曲同様、
ブレイクダウンだけ別の次元にいるかのようだわw
シンセの雰囲気もポップで、ラストサビ前とか特にだし、
そうして色々と聴いてて面白い感じを出しつつも、
ブレイクダウンのとこは真っ当にコアバンドしてるギャップよw


Skywalker
4曲目はボーカルもギターもクリーンなYuto始まり。
そしてイントロはヘヴィサウンドに切り替わり、
再びYutoパートへ返り咲く。
サビではYutoのクリーンに負けず劣らず
エモーショナルなYuiのハイトーンシャウトが響きます。
Bメロからはゲストが徐々に出張ってきます。
近年のラップシーンのような
エフェクトをかけたボーカルはPromptsのPKかな?
こういうの最近だとCVLTEっぽくもあるよね。
そのあとのスクリームはGraupelのSotaか。
そしてYuiが再びサビを担い、最後に登場は
SABLE HILLSのTAKUYAの激しいスクリームから入る
ブレイクダウンも最高ですねヾ(* ゚∀゚)ノ
今の国内コアシーンを担う3人を新たに加え、
Yuto + Yuiの計5人のボーカルが聴けて面白い。


Disillusion
イントロのシンセとヘヴィサウンドの組み合わせが
ありし日のエレクトロコアを思い出すような5曲目。
ここではYuiのスクリームが先行する展開に。
てか、この曲でもサビはもちろんコーラス盛り盛りだけど
Bメロ入りの淡々と鉄を打つようなスチームパンク感のSEや
そうしたシンセなんかも目立つけど、ボーカルはYuiがメインで
バンドサウンドはヘヴィでコア寄りである為、
今作の中でいちばんメタルコア的なのでは?
全体的にこういう感じであればこそ、
ラストのブレイクダウンもすんなり入るのよね。


In Remnant (You Just Tell Me Now)
冒頭から透明感のあるクリーンから幕を開ける6曲目。
ピアノサウンドとボーカル共々、クリーンな雰囲気で進む。
そして、サビに入るやいなや
You Juuuust!!
Teeell Meee Noooow!!

の一大コーラスパートはシンガロング必須。
クリーンパートはクリーンパートでバッチリ合うし、
Yuiのシャウトと共に歌うこのシンガロングパート、
相乗効果か、その雰囲気の違いがより良く映る気がします。
ラストもYuiのスクリームとコア感あるサウンドから
なだれ込む壮大なコーラスを伴うラストサビで終幕。
Earthists.の新たなアンセムになり得る曲です。
ライブをコレで締めたら最高の雰囲気になりそう。


Sunblood
映画『ミッドサマー』を観た人なら
その雰囲気を感じずにはいられないMVの7曲目。
しかし、思えば2年前にこの曲がリリースされた時点で
Yutoのクリーンに始まり、Yuiのスクリームとヘヴィサウンド
声量多めなコーラスでのシンガロング感と
この時すでに、今作の地盤はできていたのかも?
って思えるくらい、今作に入っていても違和感がない。
だからこそ、先行曲の中では最古参であっても、
今作に入れたのかな?なんて想像もできます。
そんな雰囲気の中でも、後半に叩き込まれる
一気にダークな世界観に引きずり込むブレイクダウンがとても良い。
アウトロに入る前にひっそり小さく、
女性の声っぽいのも聞こえるけど、これはYutoの裏声かな?




KAZE → Overvision
三味線や琴のような和の弦楽?を使っているような
日本語タイトルである"KAZE"をイントロ的に使った
30秒弱の短いインタールードから
9曲目の"Overvision"へと繋がります。
その和テイストな弦楽サウンドは曲中にも。
心地良いテンポ感でYuto→Yuiとボーカルが切り替わり
サビではYuiの方がバッキングで叫ぶように、
主旋律を担っているのはクリーンの方ですかね。
もちろんここでもコーラスはきっちり取り入れられています。

そして、こちらのイントロで流れいるのを聞くと
オーケストラ感のあるストリングスから迎え入れられる。
でも、サビの方で鳴ってるのは
中国の弦楽?っぽい気もするんだよね。
女子十二楽坊みたいな…ってのがわかる人は
確実にワタシと同年代のおっさんだと思いますがw
でも、最後まで聴いてるとやっぱバイオリンかな?
なんて思うストリングス要素がとても良い。


Have a Good Cult
ラスト10曲目にお目見えした今作のタイトルトラックは
ボーカル、サウンド共にクリーンな雰囲気から始まります。
ボーカル消えたあとの静かなギターがとても良い。
こういうのは初印象が悪いというワケではないけど、
聴けば聴くほど、どんどん気に入っていくんですよね。
聴き終わってみると、全編クリーンだったけど
これって全部Yutoが歌ってる感じなのかな?
前作から今作までの間にリリースされていた
シングルの時点でもクリーンが増えてるのは明らかでしたが
それもあってか、前作に比べるとかなり良くなりましたね。
というか、1人で1曲歌っていても全然聴けちゃうな。





以上、

Earthits.『Have a Good Cult』

でした。

これがEarthists.試聴初作品だったら

「ジャンルレス」のカテゴリに入れてもいいな

と思うくらい、色んな音が楽しめる作品でした。

古参は離れていきそうな作風、音楽性だけど

クリーン自体は前作からあったし、

以降リリースされてきたシングルを聴いていれば

今作のような作風になるのは容易に想像つくので

今作がリリースされる頃には

既にふるい落とされてるかもしれませんが。笑

ま、自分は全然好きなので何の問題もありません。


これまであったようなプログレッシブメタルコア

そんな要素も要所要所に残しつつ、

相変わらずYuiのシャウトもキレがあって良い。

フツーに低音域のスクリームも出せる人ですが、

基本はハイトーン気味にシャウトしてるイメージ。

ArchitectsのSamと同系統、似た傾向のボーカルですよね。

作品全体としては

聴いてて面白い方に変わったな(* ゚∀゚)

なんて思える1枚でした。

だからこそ、ガチのブレイクダウンをかましてくると

マジで曲中、良い意味で別次元に感じるほどw

そうした思いを抱かせる要因の1つとして

まずは、Yutoのクリーンが大いに増えたことと

全曲あるように思えるくらいコーラスパートも大増量

これまでよりも歌メロにかなり力を入れてることがわかります。

タイトルトラックのレビューで書いた通り、

Yutoのクリーンはかなり良くなったし、

コーラスもシンガロング衝動に駆られるので、

ここらへんの変化はむしろ個人的にもプラスに受け取れました。


しかし、それ以外の部分で1つ

過去のインタビューでは

ゲーム音楽や上原ひろみのピアノからも影響を受けてる

と言っていたYutaが抜けたことで、

恐らく前作あったようなピアノサウンドに

ちょっとした変化があったように思う点。

上記のことからも、やはりピアノパートに関しては

Yutaがメインだったであろうと思うし、

そんな彼が抜けたのだから、変わるだろうと思ったし

何なら激減するか、最悪なくなるかも…とも思いました。

結果、ピアノサウンド自体に関しては今作もある。

でも、やっぱYuta在籍時とは

良くも悪くも"違う"っていう感じはしましたね。

何がどう違うかは、言葉で上手く説明はできないけど…

1stの時のピアノの感じとか、かなり好きだったし

そういった面が変わったのは少し残念ではあるけど

言葉通り、もちろん『良い』と思える面もあるので

複雑っちゃ複雑ですけどね。笑


しかし、そのピアノ要素以上に

サウンド面は大いに変化したようにも思えます。

これを聴いたら、メタルコアだ!なんて言えないもの。笑

むしろ、柔軟に色んな要素を取り入れつつ、

そうしたコアな要素もしっかり残っているだけに、

昨今のポスコア的な感じかな?なんてのも思いました。

クリーンも増えましたしね。

それはそれで良い!

と思わせてくれたのもバンドの実力か。

Earthits.『Have a Good Cult』

バンドの新章開始を告げるには

十分すぎる作品だと思います。

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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