ここへ来て、良質メタルコアバンドたちの

良曲リリースが頻発しています。

この3つの中なら

やっぱド直球なFFAKかなー(* ゚∀゚)

Spiritboxは昨年リリースしたばかりだからアレだけど

Alpha Wolf、FFAKは前作からの期間的に

そろそろ新譜が欲しいですね。

どうも、トトです。



夏に近付いて来るにつれて、

フェス時期と相まったことも影響しているのか

良い作品がリリースされる可能性大のこの季節。

とは言え、まだ6月2週目を抜け出せてませんがw

そんな今回のバンドは取り上げるのは2回目となります。

前作はデビューアルバムでしたね。

そんな今回取り上げる今年65枚目の新譜レビューはこちら。





20220610_010014
Future Palace『Run』
01. Paradise
02. Dead Inside
03. Flames
04. Locked
05. Heads Up
06. Sleep Tight
07. Defeating Gravity
08. Roses
09. Wounds
10. A World In Tears
11. Loco Loco
12. Fever





紅一点のvo/Maria率いる

ドイツ産オルタナ/ポスコアバンドFuture Palace

2枚目となるアルバムRun

前作同様、Arising Empireから6/10にリリースされました。


前作である1stから取り上げることができ、

こうして2ndも記事にできて何より。

10年代後半くらいに1stを出してるバンドでないと

遅咲きな自分は1stから追えませんで( ノД`)

ってことで、今のところ皆勤で記事を書けているバンド

Future Palaceの最新作、聴いていこうと思います。




Paradise
オープニングこそピアノのようなサウンドで
静かに始まるものの、すぐさまテンポアップします。
そしてMariaの激しいシャウトと呼応するように
バンドサウンドの方も攻め立てます。
静と動を織り混ぜた展開は聴いてる側を飽きさせません。
後半のヘヴィにガツンと落とすブレイクダウンでも
Mariaの慟哭のようなシャウトが響き渡ります。
今作の中でも"ポスコア"的な意味では、イチバンの曲かも。





Dead Inside
2曲目は、イントロからしっかりバンドサウンド。
序盤は軽く疾走感を伴いながら、
サビでは縦ノリでキャッチーなメロディを展開。
サウンド面はそこそこにアップテンポで、
ボーカルもクリーンがメインを占めているので
より聴きやすい1曲になっていると思います。





Flames
3曲目は、ど頭からMariaのシャウト一閃!
と思いきや、ラップ調のボーカルと共に
サウンドもラップトラック的になり、
Hip-Hopな雰囲気全開になっていて良いですね。
そのラップ調と、メインはクリーンボーカルながら
後半のブレイクダウンではMariaが再び叫びまくり。
ラストの展開的に、もっかい落とすかな?と思ったら
そこでピタッと終わってしまいました。笑
こういう締めも好きですが、少し肩透かし。笑

髪も白と薄い紫がかった色が特徴のMariaですが
この曲のMVでは、白のイメージとは正反対の
悪魔的な真っ黒Mariaが見れます。





Locked
歪むギターとシャウト気味なボーカルから始まる4曲目。
ヘヴィな攻め感あるコア系サウンドに反して、
文字通りクリーンな雰囲気のボーカルがギャップを生む。
しかし、やはりここでもブレイクダウンでは
ガッツリ叫んで一気に攻勢に出ます。
Mariaの叫び声って、SpiritboxCourtneyに似てる?
前作時点では自分もSpiritboxをちゃんと聴いてなかったけど
聴いた今となっては、MariaCourtneyのボーカル面での
類似性、近い感じがあるように思えます。
Courtneyの方が、よりコア感あるスクリームな気がしますけどね。


Heads Up
デジタルサウンドのような雰囲気のイントロ、
そのあとのヘヴィサウンドが光る5曲目。
続くベース+ボーカルな展開も良い。
というか、この曲は他の曲よりもベースが良い。
そのベースのおかげで、ニューメタル的なグルーヴ感、
ヘヴィロックのような重さが垣間見えます。
思わず頭振りたくなるのは今作でも随一。
Mariaが叫び、テンポアップするところは
一瞬のモッシュパート的で上がりますね。





Sleep Tight
サイレンのようなシンセが静かに鳴る中、
Mariaのボーカルも静かに始まる6曲目。
サビに入るとガッツリ、バンドサウンドに切り替わり
少しヘヴィでラウドなオルタナロックな雰囲気。
しかし、どこか広い会場で映えるような気もする。
それはガラッと雰囲気が変わる終盤に明らかに。
そんなLinkin Park"Iridescent"あたりが浮かんでくる終盤は
コーラス面がかなり秀逸な感じです。
コーラスを歌う人の数自体は多くないけど、
これをライブで披露し、オーディエンスが歌えば
一大アンセムになり得るような雰囲気があります。


Defeating Gravity
フェードインしながらシンセを鳴らし、
同時にバンドサウンドを導入して始まる7曲目。
なんか前曲の終わり方から続いてのの感じは
釣られてなのか、冒頭は少しリンキンっぽく聞こえる。
ただ、こちらの方が前曲よりややテンポ感は上で、
耳馴染みの良いサウンドのオルタナロックに。
叫ぶシーンは少なくとも、Mariaの力強い歌声も○
形は違えど、こちらも大きな会場で映えそうな雰囲気満点。





Roses
8曲目ではギターが先行し、ボーカル入りと共に
重くグルーヴ感のあるベースが後ろで響く。
このあたりのアルバム後半は
割とクリーンボーカルの比率が高くなっていますが
女性ボーカルである聴きやすさと、サウンドは重め、
切り裂くようなシャウトが時折繰り出されることもあり
けっこうすんなり聴けてしまいます。
メロディ的にも悪くなし。
アウトロの静かなギターと共に歌う弾き語り感のある
締めの雰囲気も良いですね。


Wounds
続く9曲目もどちらかと言えば歌ものな雰囲気。
この曲では、Mariaのキレイな裏声ですね。
ここまでになかったこのファルセットな感じ、
よりエモーショナルさを掻き立ててきます。
今作の歌もの寄りの曲の中では
この曲がいちばん好きかもしれません。


A World In Tears
10曲目は少しオルタナポップ的なイントロから。
ボーカルにもエフェクトを加えた要素もあり、
サビに入るとモダンなポスコアな様相を見せます。
Holding AbsenceCasketsあたりに代表される
現行の若手ポスコア的な雰囲気がありますね。
その2バンドよりもシンセパートが際立ち、
どこかダンサブルな踊れる感じもひとしお。
前作のような初期PVRISっぽさも感じます。
この曲は個人的に割とメロディも好きです。

MVではなく、Visualizerが公開されているこの曲
同じ映像の繰り返しながら、タイトル通り
無数の涙と思われる雫に包まれる地球の映像が
とてもキレイで良いです。





Loco Loco
11曲目は、序盤にあったコア感のある
ヘヴィなサウンドを打ち鳴らして始まります。
ベースのグルーヴ感、重さもかなり良い。
そのベースの功績か、この曲でも
どこかニューメタル的なものを感じます。
自身のシャウトをバッキングに据え、
1人2役のように激しく歌う様も良いですね。


Fever
ラスト12曲目は、試聴1周目から
個人的にいちばんのお気に入りになりました。
ここでもシンセが映える展開でらあるけど、
しっかりバンド感のあるサウンドなのも良い。
やっぱ多少アップテンポな方が聴いてる方としても上がるし
何より耳馴染みが良く、聴きやすいんですよね。
聴いてて苦にならないというか。
何なら曲順的には冒頭にあってもおかしくないような
上がる曲をラストに持ってきたのも
スッキリ、スカッと終われて良いですね。





以上、

Future Palace『Run

でした。

デビューアルバムであった前作から大きな変化は加えず

オルタナ+ポスコア的な音楽性は継続。

特にレビューのことは意識せず、流して聴いてた初期段階は

M1
| (* ゚∀゚)
M3
M4

|(。-ω-)

M9
M10 (* ゚∀゚)
M11 (。-ω-)
M12 (* ゚∀゚)

的な感じでしたが、意識してちゃんと聴いてみると

M1
| (* ゚∀゚)
M3
M4

|(* ゚ω゚)

M9
M10 (* ゚∀゚)
M11 (* ゚ω゚)
M12 ヾ(* ゚∀゚)ノ

これくらいに思えるくらいにはなりました。笑

こうして聴いてみると

着実にキャリアを重ねていることが感じられる

良い2枚目でしたね。


ガラッと変えて博打に挑むのも良いけど、

個人的にはちゃんと継続してくれるバンドのが好きだな。

継続しつつ、徐々に成長、変化していくなら尚良し。

いきなり変わられると、ついていければいいけど

ついていけなくなってしまう場合も少なくないのでね。

そういった意味では、前作から聴いてた人には

変わらず気に入ることができそうな作品だし、

今作から入った人は、きっと前作も気に入るハズ。

そんなことを思わせる作品でした。


Future Palace『Run

まだまだこれからのバンド、

前作から今作と、良い感じにキャリアを重ねています。

前作共々、是非ぜひチェックしてみてください。





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