昨年リリースされた新譜をレビューしたKennyHooplaから

3ヶ月前にリリースされた新曲のMVをチェック。

曲調はエモラップ的で、ビデオの内容がライブ版で良い。

というか、Dirty White VANSっていうタイトルがもうね。

白いVANSって汚れるし、汚れてこそよな(。-ω-)ウンウン

どうも、トトです。



よぉーーーやく!

6月最初の金曜日リリースの作品群が終わったので

第2週目のリリース作品に着手しましょう。

今回のバンドは前作EPをレビュー済み

そして1年経たずに新譜をリリースするとは思わなかった。

そんな今年63枚目となる新譜レビューはこちら。





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Magnolia Park『Heart Eater』
1. Feel Something (feat. Derek Sanders)
2. Gravedigger (feat. Chad Tepper)
3. Serious
4. Tokyo (feat. Christo Bowman)





US産POP PUNKのMagnolia Park

新たなEPHeart Eater

Epitaph Recordsから6/10にリリースされました。


Epitaphなのに2作連続でEPとは…(。-ω-)-3

と思うところはあるし、以前どこかで言いましたが

EPだとしても最低5曲はないとレビュー記事にしない

ってところにも掛かってくる4曲収録の作品。

にも関わらず、こうしてレビュー記事を書いています。

4曲収録なのに本記事で書いた最初のレビューは



こちらの作品でした。

書きたくなるほど良かった、ってのが背景ですが

実は今作もそれに当たります。

書きたくなる意欲を掻き立てた今作、

どんな作風だったのか、それを綴っていこうと思います。




Feel Something (feat. Derek Sanders)
1曲目は、シンプルなボーカルの歌い出しから
勢いの良いドラムのイントロからスタートする、
少しエモーショナルさを感じるPUNKサウンドに。
そうした雰囲気ゆえか、選出されたゲストが
Mayday ParadeDerekってのも曲調に合っています。
そのDerekはBメロからその美声を響かせ、
この手のPOP PUNKサウンドには抜群にマッチする
エモーショナルなボーカルを披露しています。
以降は割とそのまま歌い続け、
ツインボーカル的な展開になっているのも良いです。

MVがサムネからしてツッコミ待ちしてんのかw
額に肉!じゃなくて、額に「」!ってなんだよw
額に病のスカルマスクは置いといて
スケートパークで撮影されている感じのロケーション最高。
MVも終盤が近づくにつれて、スカルマスクたちの
イタズラが激化していくところも面白いw





Gravedigger (feat. Chad Tepper)
2曲目は、ソロシンガーのChad Tepperをゲストに迎えた
ラップ調のボーカルが光る、エモラップ的な1曲。
POP PUNK色はだいぶ薄くなりましたが、
これはこれで良いと思える展開、メロディが○
ラストはテンポアップしてPOP PUNK感を出します。
このラストサビの雰囲気がまた、
昨今、ラッパーがPOP PUNKに転身した時に聴くのPOP PUNK
って感じもするので、最近では尚のこと耳馴染みが良い。


Serious
3曲目はイントロからSeawayが浮かぶPOP PUNKナンバー。
シリアスなんてタイトルながらも、
曲調はPOP PUNKしてるのでシリアスさは皆無です!笑
絶妙な緩さとキャッチーなメロディ、
そういったところがイントロ含めたSeaway節にも思える。
ラストサビにかけての賑やかコーラスもSeaway感を後押しする。
Bメロ、ラストサビはテンポアップして疾走するのも
こちらとしては大いに上がる展開に。
POP PUNKやるなら明るく楽しく、
聴いてて上がるサウンドでないとね\(^o^)/

なんかこのVHS的な4:3の荒い画質のMVってのも
こんなのSeawayにもなかったっけ?的な。笑
しかし、1曲目のMVにも出てた
額に「病」と書かれたスカルマスクを中心に、
笑えるMVになってるところも
非常にPOP PUNKらしくて良いですねーw





Tokyo (feat. Christo Bowman)
今作ラストを飾るのが、いつぞやの冒頭で挙げたこの曲。
これを語りたいが為に、4曲作でもレビューしようと思ったのです。
POP PUNKとは違うサウンドながらも、
シンセをふんだんに使ったオルタナポップ路線で、
これがめちゃくちゃ良かったんですよねヾ(* ゚∀゚)ノ
冒頭ネタで出すくらいだから、初聴で気に入ってはいたけど
今作でリピートする内に、どんどん好きになりました。
終盤、サックスなのか打ち込みなのか微妙なサウンドから
ラストサビにはきっちりサックスの音だと感じ、
そう思うとこれがまた良いんですよねー( ´∀` )
今年は既に良作がかなり出ていて、その分、
良い曲もたくさんあるんだけど、曲単位で見れば
この曲が一気に上位に食い込むレベルで気に入りました。

いつぞやの冒頭ネタで挙げたときも言いましたが、
クソコロナなんてなかったら、このMVの舞台も
しっかり東京で撮影したかもしれないって考えると
マジでクソコロナ許すまじですね(# ゚Д゚)







以上、

Magnolia Park『Heart Eater

でした。

昨年、MixtapeなEPから本格的に彼らを聴き始めましたが

今作は今作で、そのEPとは違った音楽性を散りばめた

飽きのこないEPとなっています。

中でもやはりキラーチューンとなっている"Tokyo"

こういう方面にシフトするPOP PUNKバンドもいるけど

Magnolia Parkは今作もしっかりPOP PUNKをしつつ

違う雰囲気でこんな曲が作れたってのを

大いに拍手したい(゚∀゚ノノ"☆パチパチパチ

この曲名がまた"Tokyo"ってところが

日本人としても喜ばしいですね。


そうして4曲収録という曲数の少ない作品ながら

四者四様の音楽性の広さを見せてくれたのも良かった。

やはりアルバムでなかったのは残念だけど

この先の作品への期待も持てます。

Magnolia Park『Heart Eater

POP PUNKとしても良いものを持っていつつも

それ以外の可能性、それ以外の良さも感じられる今作。

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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