自分が悩んでる間に東京SOLDキタ――(゚∀゚)――!!w

いや、でもコレは朗報です。

こんな6月入って早々売り切れるほど

待ち望んでいた人たちがいた証ですしね。

行く人たちには是非とも楽しんできていただきたい。

そして、これ以降

中小規模の来日も増えていってくれれば万々歳\(^o^)/

どうも、トトです。



前回は、喜怒音楽初のラトビアからのバンド

Severを取り上げましたが、

今回のバンドも当ブログ初登場となります。

そんな今年56枚目となる新譜レビューは

こちらのバンドの最新作。




20220530_000049
Tear Them Down『Dystopian Beats』
01. Save Your Last Breath
02. Sacrifice
03. Demons In Disguise
04. Total Control
05. As We Go Down
06. Brown Bag
07. This Won't End Well
08. Kyoto Nightmare
09. Victimized
10. Wasting
11. Tell Me Something
12. Bridges Burn
13. Thrill Of Death





RNR TOURSでの来日経験もある

スウェーデンのPUNK ROCKバンドTear Them Down

最新アルバムDystopian Beats

5/27にリリースされました。


RNRでの来日とは言っても、

それが実現された2018年時点では

バンドのことは知らなかったんですが(。-∀-)

自分がTear Them Downを知ったのは

ここ1、2年のことですからね。

そこからSpotifyでフォローし始め、

今回のリリースに漕ぎ着けたという定番の流れ。

そんな今回のアルバム、聴いていこうと思います。



Save Your Last Breath
激しくギターを掻き鳴らし、不穏な雰囲気で幕を開ける1曲目。
メインはインストですが、最後に全員で声量多めに
アツいシンガロングでタイトルを叫んで締めるという
オープニングは、およそ90秒のショートトラック。


Sacrifice
タイトルを叫びつつ疾走して始まる2曲目。
本格的にボーカル入りの曲はここからなのに、
まさかの1曲目よりも短い、曲尺なんと56秒!w
他のバンドなら長めのイントロが終わる頃には
この曲は既に曲自体が終わってしまうという
スーパーショートトラックですw
しかし、56秒間使って全力疾走していて
アツく熱量のボーカル、コーラスもあって
攻めのメロディックハードコア感ひとしおなのがgood


Demons In Disguise
そんな前曲の熱量をしっかり継続した3曲目も
アップテンポにハードなサウンドを繰り出します。
小細工無用で2分を切る短さで走りきるのも
PUNKバンドらしさ全開で良いですね。


Total Control
スピーカーから聞こえてくるスピーチのようなアナウンスから
スピード感ひとしおの疾走パートへと突入する4曲目。
これはサークル必須の速度ヾ(* ゚∀゚)ノ
この曲ではサビで少し歌っていて、
速いだけではないところがようやく見られます。
しかし、やはり疾走感は十分にあり
ハードな疾走感(* ゚∀゚)イィゾー と思える1曲です。


As We Go Down
メロディアスなイントロから始まる5曲目は
そのイントロから、どことなくThe Offspringが浮かぶ。
それもあってか、ここまででいちばんキャッチーです。
テンポもそこそこにノれる感じで速さはなく、
その点でも、聴く人を選ばないような
耳に馴染みやすいサウンドになってると思います。


Brown Bag
そうかと思えば、歪むギターを激しく掻き鳴らす6曲目は
再びハードな疾走感から幕を開けますヾ(* ゚∀゚)ノ
走りまくり!叫びまくり!の攻め感ひとしお。
ジャスト1分で走りきる全力疾走ナンバー。

めちゃくちゃ短い曲なのに、ウマ人間が迫ってくるという
ちょっとホラーめいたMVに笑うw
でも、これはちょっと怖いわw





This Won't End Well
と思いきや、スタミナは切れず!
前曲から続けて、頭からダッシュする7曲目。
コール&レスポンスのような、バッキングとの掛け合いもアツい。
中盤で転調し、一旦テンポを落としてから
ラストに一気にハイテンポになって走りきります。

スタジオライブのような狭い空間で演奏を映すMVでは
最前のオーディエンスがモッシュしているような感じで
照明が赤いのもあり、熱量のあるMVになっています。





Kyoto Nightmare
冒頭から声量多めなコーラスが賑やかで
楽しげな雰囲気を振り撒いて始まる8曲目。
そんなこの曲のタイトルが『京都の悪夢』
ツアーした時に何かあったんかw
でも、しっかりポジティブPUNK ROCKしながらも
このタイトルとサウンドを聴いてると
コミカルな妖怪でも出てきそうな雰囲気ですね。笑


Victimized
そんな楽しげな雰囲気から一転、
再び熱量のある疾走サウンドから幕を開ける9曲目。
走れ走れー!ヾ(* ゚∀゚)ノ
歌詞を繰り返し歌うキャッチーなところがありつつ
やはり根底のPUNK ROCKは損なわれず。


Wasting
ツインギターが耳を引くイントロの10曲目も
のっけからスピード感のある疾走サウンドからスタート。
サビはテンポを落とすんだけど、そのサビの部分で
やっぱどことなくオフスプの雰囲気を感じる…
やっぱこの疾走感とキャッチーさの切り替わりというかね。
コーラスの感じもちょっと後押ししてるかもしれない。

MVでは、唐突に出てきたイルカ人間で笑ってしまったw
さっきはウマで、ここではイルカてw






Tell Me Something
打って変わって、テンポ感遅めに重めに始まる11曲目。
それでもやはりアツいボーカルは変わりません。
叫んでいるようなボーカルだからこそ
それでエモーショナルさが掻き消えますり
最後の展開は、サビから続いていた
タイトルを含めた歌詞を繰り返し叫んで締めます。


Bridges Burn
落としたあとは上げる!
とばかりに、超速の疾走サウンドで幕を開ける12曲目。
サビに入るまで走り、サビに入ってもアップテンポなまま
アツいボーカルとコーラスを展開。
しかし、サビ前のスピード感はやっぱり
サークルで走り回りたい衝動に駆られるなぁ。
さらに、ラストサビ前のインストパートのギターが
SUM 41っぽくて、ワタシ歓喜ヾ(* ゚∀゚)ノ


Thrill Of Death
ラスト13曲目は、再び冒頭からギターが耳を引く。
ツーステ踏みたくなるようなリズムで展開しつつ
疾走感も感じられるサウンドは上がりますね。
聴くだけでも、わかりやすくて楽しめる。
アツいボーカルもそのままに、それでも尺は2分以下!
最後の最後までPUNK ROCK感を貫き、今作を締めます。





以上、

Tear Them Down『Dystopian Beats

でした。

疾走感にアツいボーカル

(* ゚∀゚)イィネ!!

やっぱPUNKバンドってのは

こーゆーのでいいんだよ

っていうサウンドは、やはり他の追随を許しませんね。

その中に一部、耳馴染みの良いキャッチーな曲があり

レビューに書いた通り、オフスプを彷彿とさせる。

全13曲というアルバムとして十分な曲数で

総尺30分もないという短さもPUNKバンドらしい。

気付けばどんどん周回しているほどに

サクッと聴けてしまうのも良いです。


そんなスウェディッシュパンクの最新作

Tear Them Down『Dystopian Beats

今年レビューしてきたPUNK盤が好きな人にも

大いにオススメできる1枚です。

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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