少し前に話題になった「ギターソロ」
調べると色んな記事が出てて面白く、
自分もコレをネタにひと記事書こうとも思ったけど
書いてるヒマがねぇ…orz
こういのは話題性がなくなってから書いても、ねぇ…
というか、そうして新譜レビューに追われてるので
久しく音楽ネタの記事も書いてないなぁ
なんて思ったり。
どうも、トトです。
仕事が定時で上がれない日が少ないと
記事の下書きもまともにできやしねぇ(。-皿-)クソッ
ってことで、
遂に更新日当日に下書きを終えるという
そんなところまで追い込まれましたよw
果たして明後日までに次の記事が書けるのやら…(。-∀-)w
とりあえず、今回は出来立てホヤホヤの記事をどうぞ。
そんな今年49枚目の新譜レビューはこちら。

Windwaker『Love Language』
01. Beautiful
02. Lucy
03. Nighthawk
04. Dopamine Freestyle
05. Me + You, But Mostly Me
06. Glow
07. Trenches
08. Superstitious Fantasy
09. Silver Linings
10. Love Language
11. Hide & Seek
12. The Rain
オーストラリアからのニューカマー!
ポスコアバンドのWindwaker
デビューアルバムとなる
デビューアルバム『Love Language』が
Fearless Recordsから5/6にリリースされました。
この手のバンドがFearlessから出るって
なんかすげー久々な気がするな(。-ω-)
まぁ、後にはUntil I Wakeも控えてはいますが。
オーストラリアのポスコアがFearlessってのも何か新鮮。
UNFDあたりから出そうなのにね。
それはさておき、
こうしてバンド初のアルバムがリリースされました。
何気に先行曲でこのバンドのことを知り、
そこから今作のリリースを楽しみにしてました。
ってことで、早速聴いていこうと思います。
Beautiful
冒頭のクリーンボーカルから耳を奪われる1曲目。
しかし、以降の展開はPALEDUSKっぽいんたよね。
テンポ感とか、打ち込みの雰囲気とか、
Bメロの女性がキャピキャピしてるようなコーラスとかw
そんなPALEDUSKにはないものが、
やはりクリーンボーカルの存在感。
2010年代近辺によく見たこの手のハイトーンクリーン
このタイプの声質のボーカルも久々に聴いたけど、
なかなか良いですね。
近年、SWSのKellinの声質はキッツ…となってしまったけど、
このボーカルなら全然聴けるな。
叫べばガッツリ!スクリームしてくれますしね。
さらには言葉を詰め込んだような高速ラップも。
ラストに落とすブレイクダウン中でも、
低音で叫んでくれてるのも○です。
冒頭の日本人?日系人?MCは一体誰なんだw
と、日本人のこちらとしては思ってしまうMV
よくよく見ると、ダンサーも日系人っぽい?
こうして見てみると、MVもちょっとPALEDUSKっぽいか?笑
Lucy
変わって、ギターリフが耳を突く2曲目。
前曲から少しテンポ感も落としたことで、
よりクリーンが際立つメロディアスな1曲。
さらに、前曲よりも随所にスクリームパートもあり
そのクリーンとのバランス感も良いです。
前曲のような起伏には乏しいけど、その分、
ストレートなポスコアのイメージを抱きます。
MVはドラッグ飲んだあど、
視界が歪み、トぶ様がよーくわかるような映像に。
Nighthawk
オープニングのクリーンからリズミカルで
ヾ(* ≧∀≦)ノ Hey!!
のキャッチーなシンガロングも早々に飛び出す3曲目。
R&B的な体を揺らしたくなるノリの良さを感じさせます。
サビは漏れなく縦ノリなリズムで展開するところもキャッチー。
ラストは長めの咆哮にブレイクダウンで落とし、
ヘヴィに攻めて幕をおろします。
Dopamine Freestyle
タイトルのフリースタイルで彷彿させる通り
冒頭からラップボーカルで始まる4曲目。
サウンドもヘヴィ、ラップもシャウトしながらなので
昨今のラップメタル、ニューメタル的な流れに乗る。
Bメロに入るとさらに捲し立てるように
言葉をガンガンぶち込んでくる早口ラップも圧巻です。
アグレッシブかつ、軽快に展開してきた最後に
ブレイクダウンで落として終わるのも良いですね。
Me + You, But Mostly Me
そんな曲から間髪いれずに繋がる5曲目は
グルーヴ感満点の重いベースのイントロから響きます。
その後もリズム隊とクリーンで展開するAメロ序盤。
そして、この曲ではフットスタンプとクラップが耳に残る。
仮に大人見してても楽しめるこの要素は○
さらに後半、バックで歌う壮大なコーラスからは
30STMっぽさを感じられます。
Glow
先行曲の時点でも、今作試聴時点でも、
この6曲目がいちばん刺さりました。
他の曲が割と飛び道具系というか、変化球というか
だからこそ、ストレートなこの曲の良さが際立つな。
シンセも鳴ってるけど、それこそ添え物的で
Casketsが好きな人とかには刺さりそうな感じ。
序盤はエコー増しなサウンドで浮遊感がある静パート、
サビに入ると勢いあるバンドサウンドに切り替わり、
ここでのクリーンボーカルがまた良い。
Bメロはそのままアップテンポに展開しつつ、
再びAメロと同じような静パートを挟み、サビで上げる。
この曲ではボーカルも大半がクリーンであり、
後半のブレイクパートでも、その姿勢は崩しません。
それゆえの聴きやすさや、メロディの良さが
大いに刺さった結果、お気に入りになったのかも( ´∀` )
曲はカッコイイんだけど、MVはなぁ…w
序盤はスパイダーマンのエレクトロ的で良かったけど
後半、目が光るところで笑っちゃったし、
口と手から電撃出してるところのダサさよw
Trenches
クリーンとグッドメロディに浸っていると、
続く7曲目でぶん殴られます(o`・д・)≡〇)`Д゚)
ヘヴィでアグレッシブなサウンドは今作イチ。
序盤はサウンドの重さ、ギターの雰囲気からも
Peripheryを彷彿とさせ、叫ぶようなクリーンも
まさにPeripheryのSpencerのようです。
しかし、ここではそのクリーンも控えめに
高音シャウト、低音グロウルと、ボーカルも攻め攻めで
これ全部1人でやってんの?すげー( °Д°)ってなる。
さらには、今作でも際立って重いラストのブレイクダウン
ここでもガッツリ!低めの地鳴りみたいなスクリームで
3分にも満たない、今作No.1の攻め曲を締めます。
今作の中で最もヘヴィサウンドリスナーを虜にする1曲。
Superstitious Fantasy
続く8曲目はクリーンから始まりますが、
そのあとすぐ、序盤からスクリームを展開します。
そのままシャウト混じりなラップ調ボーカルに切り替わり
かなりAttilaのFronzっぽい雰囲気に。
しかし、サビに入るとFronzからは聴けない
美麗なファルセット気味のクリーンに持ってかれます。
同時に展開するスクリームは、音源だからこそ可能な
レイヤー分けして収録した感じなのかな?
Bメロは再びAttila調で、
早口なラップに、短いブラストもあり
時折挟まるコーラスのようなシンガロングパートと
同時に展開されるクラップもキャッチー。
ラストのブレイクダウンは打ち込みを加え、デジタル的。
Silver Linings
9曲目は、女性によるボイスメール?
ボイスノート?ボイスメッセージ?というような
1分にも満たない独白のようなものに。
最後は途切れたように終わります。
Love Language
何のメッセージだったのかは気になるけど、
それに続くこの10曲目で補完されてんのかな?
そんな今作のタイトルトラックは
エモーショナルな壮大なスローバラード。
こういう曲調だからこそクリーンも大いに映え、
子ども、女の子のようなコーラスがまた天使の歌声。
ギターソロの音色は少しクラシックであり、
しかし、それでもしっかり曲調に合っていて◎です。
Hide & Seek
前曲とのギャップを生む、どヘヴィな縦ノリ感から
幕を開ける11曲目。
ヘヴィサウンドで始まったものの、曲自体は
やはりクリーンが中心のキャッチーさが出る。
って思っていると、サウンドに合ったコアな咆哮が飛び出す。
ラスト、アウトロスクラッチでフェードアウト…
って、スクラッチ入れるならこんなんじゃなくて、
曲中にガッツリ入れてくれりゃいいのに。笑
The Rain
今作ラストとなる12曲目は、
電子ドラム?のイントロで始まり、
IssuesライクなR&Bコアな雰囲気を感じます。
Bメロのテンポアップするところが個人的にもツボ。
そうしたリズム感やテンポ感に優れながらも、
ブレイクダウンで落とすところはきっちり落とす。
こういったコア感も忘れないのは高ポイント。
ここでもクリーンがメインを張るけど、
さらにトーンが上がるハイトーンが聴けるのも◎
以上、
Windwaker『Love Language』
でした。
良きデビューアルバム!(* ゚∀゚)b
クリーンボーカルが映えるポスコアをベースに
攻めるところはとことん攻め、
エモーショナルなところはしっかりエモーショナルに。
攻め感とメロディアスなところとのバランスが良い。
それだけでなく、記事中に名前を出したバンド
PALEDUSK
Thirty Seconds To Mars
Caskets
Periphery
Attila
Issues
あたりのサウンドを感じる曲もあり、
そして何より、メインを張るクリーンボーカルの他
高音シャウトに低音スクリーム、
シャウト気味なラップに、高速ラップと
これを1人でこなすボーカルの多才さは圧巻でした。
そうした音楽性の多彩さ、バンドの多才さは
なかなか他では見れない逸材ではないでしょうか。
だからこそ、Fearlessとの契約に到ったのか?
と思えるほどに、この先も非常に楽しみなバンドです。
欠点らしい欠点のないデビューアルバム
Windwaker『Love Language』
このバンドの多彩(多才)さは
多くのコア系リスナーそれぞれに
ハマるポイントがあるかもしれません。
是非ぜひ、チェック!
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