GWも終わってしまいましたが、

今年のGWは、久々に栃木にBBQしに行ったり

4年ぶりに帰省したりしてたので、

自分のやる気と余裕があれば

その時の記事でも書こうと思います。

どうも、トトです。



まだ4月リリース分のレビューをしてる中、

蔵出しに行く前に、4月の見逃し盤を発見。

しかし、こうして蔵出しを免れるくらいに好印象だったので

ギリギリで本記事レビューに滑り込ませました。

全くノーマークでしたが、今作のゲストに恵まれ

本記事で日の目を見ることとなった

今年44枚目となる新譜レビューはこちら。





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SK8『Last Day On Earth』
1. L.D.O.E.
2. F*ck Society (feat. Sueco)
3. Girl Next Door (feat. Wiz Khalifa, DVBBS)
4. Heaven Sent
5. Outside (feat. Good Charlotte)
6. Hear Me
7. Blues In The Bottle
8. Pages (feat. Rook)
9. Shooting Star (feat. Sum 41)





Hip-Hopシーン出身のラッパー兼シンガー

Nate MaloleyによるSK8のEP?アルバム?

Last Day On Earthが4/8にリリースされました。


SK8ってまた、ラップはもちろんのこと

パンクシーンなんかとも関わりが深い名前なのが

どんな音楽やってんだろ?なんて興味を引かれます。

日本では2年前に公開された


mid90sとかも好きなのかなー?とかね。

そんな彼のプロジェクトSK8

どんな作品を作り上げたのか

早速、確かめていこうと思います。




L.D.O.E.
本人はHip-Hop出身であるようですが、
1曲目からガッツリ!バンドサウンドを展開。
彼の声質からも、こうした音楽性からも
やはり今のMGKとの親和性は高そうな気がします。
アップテンポで上がるバンドサウンドなのがまた
こちらも聴いてて心地良いです( ´∀`)b


F*ck Society (feat. Sueco)
2曲目では、こちらも今どきっぽいtiktokで
話題らしいラッパーSuecoをゲストを迎えています。
しかし、2曲目も全開のバンドサウンドであり、
何ならPOP PUNK的であるのがとても良いヾ(* ゚∀゚)ノ
2人で歌う、コーラスが重なるようなところは
こちらもシンガロングしたくなります。
2分とかけずに、颯爽と駆け抜けていくサクッと感も○






Girl Next Door (feat. Wiz Khalifa, DVBBS)
こちらもゲストはラッパーのWiz Khalifa
さらにそこにEDMデュオのDVBBSを加えた3曲目。
この曲でもバンドサウンドは取り入れてますが、
DVBBSによるEDM感はかなり薄く、
どちらかと言えばラップトラックの方が強い。
それはWiz Khalifa参加によるところが大きいか。

MVで見るWiz Khalifaは貫禄たっぷりだなw
そして、MVを見ればDVBBSの2人は
ドラムとギターなのも確認できます。
それもそのハズ、DVBBSの最新の曲を聴くと
EDMなんてどこ吹く風、オルタナ/インディーポップに。
個人的にも今の方が遥かに好きです。





Heaven Sent
しっとりしたギターから幕を開ける4曲目。
ここではゲストはなく、SK8本人によるラップで
本格ラップトラックを展開しています。
ラップがシーンを席巻したと思ったら、
ラッパーがバンドやったりしているおかげで、
聴いてるこちらとしても垣根は薄くなり、
こういうラップトラックが聴けるようになったのは
個人的にも喜ばしいシーンの流れです。





Outside (feat. Good Charlotte)
5曲目は、お馴染みGood Charlotteがゲストなこともあり
再びバンドサウンド回帰し、耳触りの良い
何ともイマドキのPOP PUNKサウンドを展開。
GCとは言え、参加してるのは双子のどちらかやし
そのMadden兄弟のボーカルによるこの手のサウンドなら
耳馴染み良いサウンドなのも間違いなし。
てか、やっぱSK8の歌声って、
所々でMGKっぽく聴こえるんだよな。笑


Hear Me
6曲目は、再びSK8ソロでPOP PUNK調の
アッパーなバンドサウンドを展開しています。
彼1人の方が、良い感じのPOP PUNKできてるのでは?
なんて思ってしまうくらい耳馴染み良い。笑
何ならMaddenコラボの前曲よりも
こっちの曲の方が、個人的に好きなんだよなw


Blues In The Bottle
エモーショナルなギターとボーカルから始まる7曲目は
これも今まさになエモラップ的なトラックに。
でも、ここにドラムによるバンド感があったりするのは
こちらとしても聴きやすいサウンドになっています。
アウトロの女性のようなコーラスや、
エモーショナルなギターで締めるのも○


Pages (feat. Rook)
8曲目は、嬉しいPOP PUNK調への回帰ヾ(* ゚∀゚)ノ
ゲストのRookは、MGKのライブ等で
ドラムを叩いている、ドラマーのゲストですね。
"Heaven Sent"のMVにも彼の姿が確認できます。
井出らっきょを父親に持つラッパーではありません。笑
しかし、音楽性だけじゃなしに、こうしたところでも
MGKとの繋がりが垣間見えるとは。
彼がドラムを叩いているのも後押ししてか、
やはり今のMGKに見られるような
POP PUNKしてるのがとても良いですね。





Shooting Star (feat. Sum 41)
このラスト9曲目が、他でもない
SK8を知るキッカケとなった1曲です。
Twitterでサム垢がMVのRTをしていたからですね。
故に、SUM 41から繋がった形になるワケです。
こちらもゲストでバンド名になっているとは言え、
実際に参加しているのはDeryckです。
MVを見るとDeryckはボーカルだけでなく、
ギターでも参加しているように見えますね。
この曲自体はPOP PUNKでもなければ、
それこそサムのようなラウドでメタル調でもなく、
エモーショナルトラックになってるのは残念ですが
他でもない、自分が世界一好きなバンドSUM 41から知り
SK8と今作の存在を知ったのは間違いないので、
そこに関しては大いに感謝<(_ _)>

MV見て改めて思ったけど、SK8って
顔はちょっとGreen DayBillieっぽいよね。笑
黒髪タレ目だから余計にそう思うのかな?







以上、

SK8『Last Day On Earth

でした。

SUM 41キッカケで知った作品ではあったものの

フツーに良いな(* ゚∀゚)

元々はSK8自身もラッパーであることから、

そうしたラップボーカル、ラップトラック的な面は

それぞれの曲でしっかり見せてくれつつ、

やはりこれも昨今の流れ、トレンドであるのか

バンドサウンドをガッツリ取り入れていること。

これがまたバンドミュージック好きな自分をはじめ、

多くの人に聴くキッカケを与えているとも思います。

そして、そうしたバンドサウンドの曲は

POP PUNK調なのが個人的にはとても嬉しいし、

そういう部分は、ラッパー→POP PUNKの先達

MGKを感じるところも良かったです。

ラッパーのゲストはもちろんのこと、

Good CharlotteSUM 41など

往年のゲストが参加しているのも大きい。

MGKがBlink-182(Travis)を使うんだったら、

SK8はGCとサム使うわ、ってのも

しっかり正面切って戦えそうなメンツなのが良い。


そんな、しっかり今どきサウンドを展開する

SK8『Last Day On Earth

昨今のMGKの作品が好きな人は刺さるだろうし

ラッパー→POP PUNKの流れを踏襲した1人としても

聴いて損はない作品だと思います。

是非ぜひ、チェック!





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