特別、好きな俳優ではなかったし

彼の出演している作品も見たのは少ないけど

CMではドラえもん役なんかもやってて

日本でも、映画好きじゃない人でも

顔や名前を知ってる俳優でしょう。

事情が事情とはいえ、そうした俳優が

引退してしまうのはとても残念ですね…

どうも、トトです。



前回『フォレスト・ガンプ』を観て以来

約2週間ぶりとなる映画

今回の作品もコロナによって延びに延ばされ、

ようやく待ちに待った公開となりました。

作品の内容、そして主演俳優も相まって、

本作に大きな期待と興味を持ちました。

今現在も映画館を賑わせている

コウモリを模したDCヒーローではなく、

正真正銘、コウモリの能力を得た方の映画。

そんな今年18本目の作品はこちら。



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MORBIUS

天才医師マイケル・モービウス(ジャレッド・レト)。彼は幼いころから血液の難病を患っていた。
同じ病に苦しみ、同じ病棟で兄弟のように育った親友のマイロ(マット・スミス)の為にも、
一日も早く、治療法を見つけ出したいという強い思いからマイケルは実験的な治療を自らに施す。
それはコウモリの血清を投与するという危険すぎる治療法だった。彼の身体は激変する――

全身から力がみなぎり隆起した筋肉で覆われ、超人的なスピードと飛行能力、
さらには周囲の状況を瞬時に感知するレーダー能力を手にする。
しかし、その代償として、抑えきれない“血への渇望”。まるで血に飢えたコウモリのように。

自らをコントロールする為に人工血液を飲み、薄れゆく<人間>としての意識を保つマイケルの前に、
生きる為にその血清を投与してほしいとマイロが現れる。
懇願するマイロを「危険すぎる、人間ではいられなくなる」と拒み続ける、マイケル。

しかし、NYの街では、次々と全身の血が抜かれた殺人事件が頻発する――




近年、単独映画化されたスパイダーマンのヴィランとしては

『ヴェノム』に続いて2人目になるのかな。

ジャレッド・レトを主演で送る

MORBIUS

公開初日である4/1に、IMAXで観てきました。

チケットは2日前に取ったけど、

見やすいセンター後方ブロックはほぼほぼ埋まってました。

で、いざ当日に行ってみると

8割くらいは埋まっていたんじゃないかと。

公開日がサービスデーってこともあり、

普段の通常料金でIMAX観れますからね。

そこも多少は後押ししてそう。


観終わったあとの率直な感想としては

フツーに楽しめました。

推し…ってほどでもないけど、

俳優ではない方をよく知ってる

Jared Letoが主演だったのは、やはり大きい。

弟のShannonと共に活動しているバンド

Thirty Seconds To MarsJared Leto

の方から自分は知ったので、

俳優としての彼はまだあまり知りません。

Jaredが出てる作品を見たのは、今作の他には

最初の方の『スーサイド・スクワッド』くらい?

他にもあるかもだけど、パッとは出てこないな。

主演作を観るなんて当然、今回が初です。




しかし、そのJared Leto

『スーサイドスクワッド』のジョーカー

そして本作のマイケル・モービウスと

彼はなりきり型というか、憑依型というか、

その役を演じるきるって感じが凄いですね。

監督もお墨付き。

レトの言葉からも、

まさに相思相愛の役どころだったことが伺える。





そんなヴァンパイア的な"モービウス"になるまで

冒頭部分は少し退屈だったけど、

覚醒すると一気に面白くなりますね(* ゚∀゚)

彼が戦うシーンは、速すぎて目で追うのも一苦労。

ってのもあってか、戦闘シーンは

一瞬スローになる演出が良かったです。

それこそ、昨今のゲームでは定番となった

フォトモードでその一瞬を捉える!

そんな見方ができるようで面白かった。



動くときは、煙のようなエフェクトがかかるのも良かった。

カッコイイね!(* ゚∀゚) 厨ニ心がくすぐられるw

エコーロケーションを使う時も、

建物とかが煙がかってるようになってました。

MORBIUS_1

エコーロケーション時は目が恐かったのと、

耳のうねうねが良い意味で気持ち悪かったけどw

血が足りず、血を求める際に、

一瞬、人間から化物の方へと顔や手が

変化するシーンも細かく描かれてて、

それがまんま、モービウスの葛藤のようにも見え、

今のCG技術すげーって思いながら観てました。

MORBIUS_2


てか、若干ホラー的な描写もありましたね。

1人の女性看護師が、夜の病院で

長ぁーい廊下で何かの気配を感じる…

点いたり消えたりする照明…

誰かいるの?

と声をかけても、返事はない…

このへんは、フツーにホラー映画でしたw

もちろん、その看護師は自我を保てないモービウス先生に

血を吸われてゲームオーバーでした。

セオリー通りで素晴らしいw



今回のモービウスの相手は

幼い頃からお互い身体が弱く

兄弟のように育ってきたマイロ

マイロ役のマット・スミス

MORBIUS_3


最近、どっかで観た気がするなぁ…と思ったら

『ラストナイト・イン・ソーホー』に出てましたね。

そんなマイロは、モービウスに無断で血清を飲み吸血鬼化

こういう同族対決みたいな構図は、

それこそ『ヴェノム』みたいですね。


主役の想い人を手にかけるのもあるあるか。

しかし、今回のヒロインであるマルティーヌは

最後に覚醒してましたね。

まぁ、吸血鬼に血を分け与えられたらそうなるわな

ってのも定番です。

吸血鬼は自分の血を以て眷属を作るもんだからね。


マイロはモービウスのコウモリアタックで敗退。

思えば、病院内に連れてきたコウモリも

モービウスは受け入れていたのに、

マイロが近くにいた時は遠ざかってましたからね。

まぁ、あそこにコウモリ連れてきたのは

他でもないモービウスだし、マイロとは決別し、

お互いに血を分けあったコウモリが、本当の兄弟的になったか

っていう感じにも見て取れます。


しかし、ヴェノムもそうだったけど

単体作品になると、ヴィランには見えないわな。笑

ヴィランを主役にするワケだし、

そしたら、誰か敵を作らないと盛り上がらないからね。

ヴェノムはまだしも、モービウス先生は

ここから闇落ちするとも思えんなぁ。

そもそも吸血鬼めいたモービウスが生まれたのも

患者を治す為、自分の身体を治す為に、

コウモリを使って実験していたのが始まりだし、

医者という肩書きもあるせいで、

やっぱり今作を観てる限りでは、基本的には善人なんだよな。

MORBIUS_4



あと今作では大事な要素!

公開前からマイケル・キートンが出ると言われてたけど

ポストクレジットまで引っ張りましたね。

MORBIUS_5

エイドリアン・トゥームスとして、

そして最後には『ホームカミング』で見た

ヴァルチャーとして、モービウスと邂逅

俺たちが組めば面白いことになる

と、ヴァルチャーの提案に乗ったモービウス

スパイディに対して何するのー?!(* ゚∀゚)

ってとこで終わりました。

こうして"ヴィラン"になっていくのかな。


そもそも、このモービウスがいる世界、

モービウスが偽札作ってたチンピラに

俺はヴェノムだ

というセリフからも、トム・ハーディのヴェノムと

同じ世界だーみたいなこと言われてますが、

トム・ホランドがスパイダーマンやってる世界から

ここに飛ばされてきたヴァルチャー

果たして、この世界のスパイダーマンは誰なんですかね?

消去法ならアンドリュー・ガーフィールド一択なんだけど。

トビー・マグワイアの方のヴェノムは倒されたじゃん?

トム・ハーディヴェノムは、

トム・ホランドの世界に飛ばされた(すぐ戻ったけどw)

で、ヴァルチャーはトムホ世界から飛ばされてきたんでしょ?



スパイダーマンとヴィランが交わってないのは

アンドリュー世界だけなんだよなぁ。

やっぱり幻の『アメスパ3』クル━━(゚∀゚)━━?!




それならそれで、『No Way Home』での

スパイダー談義の中で、1人だけヴィランがショボかった

アンドリューも報われるじゃんw

ヴェノムを見たときに

もしかして……宇宙から来たりしてる?

なんてことを言えば、マグワイアとの会話、

マグワイアと戦ったシンビオートという存在もも

アメスパ世界にいたってことで面白いじゃん!

これだけ揃えば、アメスパ世界だけで

シニスター6作れそうだし、超イィじゃん!

なんて想像するだけで楽しくなってきます。




そんなところも踏まえて、

大いに楽しんで観れました。

Morbius

の感想でした。

てか、せっかくレトが主演だったんだから

30STMが主題歌やってくれりゃ良かったのに(。-3-)-3

DSC_0088



ともあれ、これだけカッコ良く

モービウスを描いてくれたんだったら、

ゲームの方にも出して欲しいなぁ。



既にヴェノムは決定してるようなもんだけど

せっかくだからモービウスも出してくれんかな。





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