一昨年のEPリリース後も
精力的に新曲を出しているNoahくん
先日リリースされた曲も
相変わらず楽しいPOP PUNKしてて良い感じ。
クッソ懐かしいシンセが懐古心を煽るわーw
どうも、トトです。
それでは、まだまだ3月の新譜。
今回の作品は、ウチで取り上げるのも
早くも2枚目となるソロシンガーの作品。
前作、これまでのシーンから転身し、
非常に素晴らしいPOP PUNK盤をリリースしてくれました。
だからこそ、今回の作品も期待していたのです。
そんな今年28枚目の新譜はこちら。

Machine Gun Kelly
『Mainstream Sellout』
01. Born With Horns
02. God Save Me
03. Maybe (feat. Bring Me the Horizon)
04. Drug Dealer (feat. Lil Wayne)
05. Wall of Fame (feat. Pete Davidson)
06. Mainstream Sellout
07. Make Up Sex (feat. blackbear)
08. Emo Girl (feat. Willow)
09. 5150
10. Papercuts
11. WW4
12. Ay! (feat. Lil Wayne)
13. Fake Love Don't Last (feat. Iann Dior)
14. Die in California (feat. Gunna and Young Thug)
15. Sid & Nancy
16. Twin Flame
Blink-182のds/Travisプロデュースの元、
Hip HopからPOP PUNKへと転身した
Machine Gun Kellyの通算6枚目、
そして、POP PUNKへ転身してからは2枚目となるアルバム
『Mainstream Sellout』が3/25にリリースされました。
先行曲を聴いていても、前作の音楽性から
大きく変化してない感じなのは好印象(* ゚∀゚)
POP PUNKしてる限り、
ウチでもしっかり取り上げるぞヾ(* ゚∀゚)ノ
そして、既に決まっているツアーのメンツも
今作のゲストを中心に、かなりアツい!

ってことで、そんなMGKの最新作
早速聴いていこうと思います。
Born With Horns
今作でもプロデューサーを務めるTravis Barker
そんな彼が叩いているようなドラミングと
同じくリズム隊のベースが先行して
幕を開けるオープニングトラック。
イントロだけでもテンション上がってくる(* ゚∀゚)
少しあとにギターが加わり、咳払いのあとに
MGKのボーカルが入ってくる。
POP PUNKよりも、PUNK ROCK的でもある
クールなサウンドで展開するのが(* ゚∀゚)イィネ!
転調し、アコギとストリングスで静かに歌う展開に。
雄叫びと共に再びバンドサウンドに回帰し
ヾ(*≧□≦)ノ I feel so!!
のシンガロングパートを加えたアツいサウンドに!
短くも間違いなく上がる展開に、今作への期待も高まる。
God Save Me
続く2曲目は、前作に入っていても違和感のない
エモメロ系POP PUNKを展開します。
イントロからある鍵盤サウンドがまた
エモーショナルな要素を掻き立てます。
しかし、曲調はアップテンポでしっかりPOP PUNK
前回レビューしたColumbusもだけど、
エモーショナルでもやっぱりPOP PUNKが前に出る
こういう曲のが良いんだよね( ´∀`)
Maybe (feat. Bring Me the Horizon)
シーン的にはこの3曲目が
キラーチューンたりえるものな気がします。
先行でシングルカットされたのもあるだろうけど
Spotifyでも、今作でこの曲だけ再生数が突出してる。
それというのも、やはりゲストであるBMTH存在か。
というか、ほぼ全面的にOliなんだろうけども。
アコギでしっとり始まるも、MGKのカウントと共に
これまたクールなロックサウンドが響きます。
サビはバッチリPOP PUNKを感じる展開でgood( ´∀`)
BメロからはOliが登場し、メインボーカルを担います。
サビでは2人でツインボーカル体制に。
そのあとはOliのシャウトも聴けます(* ゚∀゚)
もしBMTHがPOP PUNKやったらこんな感じかなぁ
ってのも想像させる良曲です。
MVは冒頭からMGK、Travis、Oliが揃い踏み!
Oliはカラコン入れてんのか、オッドアイに。
しかも身体のタトゥーこんなんだっけ?ってよく見たら服でしたw
でも、3人が3人ともタトゥー人間だからねw
終盤は楽器や機材、アクセが
光に反射されて光るのがカッコイィっすね。
Drug Dealer (feat. Lil Wayne)
4曲目には、ラッパーのLil Wayneをゲストに迎え、
再びエモメロ系POP PUNKを掻き鳴らします。
Lil Wayneの出番は後半、もちろんラップで参加し
以降、曲の終わりまでMGKとのツインボーカルに。
サビでは2人が掛け合うように、
MGKのボーカルに合いの手を入れるように、
Lil Wayneのボーカルが入ってるのが良いですね。
Wall of Fame (feat. Pete Davidson)
5曲目にして早くもインタールード的な
短い会話劇が繰り広げられる展開に。
Pete Davidsonって誰だろ?って思って検索したら
コメディアン 兼 俳優の人が出てきたけど、この人かな。
wikiのDiscography見たら、今作しかなかったので正解。
話してる内容を翻訳ツールにかけてみると、
何となく今作のタイトルを彷彿とさせるような感じ?
Mainstream Sellout
そんな内容から続く6曲目はタイトルトラック。
ここではイントロからキャッチーなリズムで、
ストレートにPOP PUNKを鳴らします。
このギターを掻き鳴らす感じのサウンド良いな(* ゚∀゚)
ストレートな分、余計な要素もなく、
POP PUNKサウンドを存分に打ち出してきます。
尺を見ると2分もないのが驚き。
ヾ(*≧□≦)ノ give them what they want now!!
と、最後にシンガロングパートがあるのも◎
Make Up Sex (feat. blackbear)
同じくTravisをプロデューサーに迎えた
Avrilの楽曲にも参加していたBlackbearをゲストに迎えた7曲目。
どこか前作の"Nothing inside"に似た雰囲気の
エモーショナルPOP PUNKを展開しています。
思えばその曲も、特徴的なドラムから始まってた。
Bメロからゲストが参加してくる感じも、
"Nothing inside"を彷彿とさせます。
Emo Girl (feat. Willow)
先日のアカデミー賞に於いて、妻への発言にぶちギレ、
プレゼンターのクリス・ロックをマジビンタした
ウィル・スミスの娘、Willowがゲストに迎えられた8曲目。
タイトルさながら、エモメロ系POP PUNKな感じで
歌詞もキャッチー、めちゃくちゃ良いです(* ゚∀゚)
こういう曲調だからこそ、女性ボーカルである
Willowが参加してるってのも的を射ています。
Paramore全盛期の頃のPOP PUNK的と言うかね。
冒頭のクソ真面目な見た目のTravisわろたw
そんなMVがこれまたビックリの再生回数!
公開から約2ヶ月で900万突破という∑(・ω・ノ)ノ
前作でも驚愕の再生回数の曲はありましたが
やっぱメジャーどころのコラボ曲は
インディーズに比べ、一気に数字が出るなぁ。
そして、わかる!わかっちゃいるんだけど…
Emoって、『イモ(イーモゥ)』って発音されるじゃん。
MGKの歌いかたとかも相乗効果なのか
陰●ガールって聴こえてしまって…w
笑わずにはいられないというかなんと言うか…wwwww
これを日本でエモいエモい言ってる連中が
まとめて『イモい』とか言い出さねーかなw
それだと一気に田舎臭いって意味になるし、
なんかダブルミーニング的になって笑えるなw
5150
ギターが先行して始まる9曲目は、
ベースが際立つPOP PUNKを奏でています。
サビはMGKのボーカルに続いて、
まぁ、これも本人が歌ってるんだろうけど
ヾ(*≧∀≦)ノ 5150!!
と、タイトルをシンガロングするとこが良い。
そして、やっぱこの曲のドラムも
Travisが叩いてるようなフレーズが満載。笑
前作含めたこの2作、ドラムは基本的にすべて
Travisが叩いたりしてるんですかね?
Papercuts
昨年9月にシングルカットされていた楽曲を、
album editとして再録した10曲目。
タイトル的にはやっぱLinkin Parkが浮かぶけど、
もちろんカバーではありません。LPのは『s』ないからね。
アコギの弾き語り調で始まり、徐々にバンドサウンドに。
ここまででテンポ的にもいちばん緩く、
少し歌もの的なエモーショナルさもあります。
そして、ここでは前作にはなかった
ラッパーとしてのMGKが見られるラップパートも。
そのあとのアウトロは勢いのあるバンドサウンドで締め。
WW4
必ず起こると言われているWW3(第三次世界大戦)
さらにその先のWW4をタイトルとした11曲目。
1分弱で駆け抜ける爆走PUNKナンバーヾ(* ゚∀゚)ノ
短いながらもシンガロングパートもあって、
何より、この気持ち良いくらいの疾走感最高だ!
歌詞の内容もなかなか面白い。
曲調同様、非常にPUNK ROCKな感じで良い。
I got ten fingers (10本の指がある)
just two (2本だけ) both hands (両手で)
fxxk you!!
Ay! (feat. Lil Wayne)
ここで再びLil Wayneが登場する12曲目。
イントロや曲中のエフェクトがかった声は
MGKでもLil Wayneでもない別人の女性っぽいけど。
ヾ(*≧∀≦)ノ Ay, ay, ay, ay
と、エモラップ的な曲調に乗せて、
緩くシンガロングできそうな、緩い雰囲気の曲ですね。
こちらはこちらで公開から約1ヶ月で
800万を超えるMVの再生回数の伸びは
"Emo Girl"を上回ります∑(OωO; )
次々と衣装が変わる七変化的なMVも面白い。
Fake Love Don't Last (feat. Iann Dior)
先に挙げた前作の"Nothing inside"に参加していた
Iann Diorは今作13曲目にも参加し、唯一の2作連続参加に。
ここでは、キャッチーな雰囲気が戻ってきて
サビ前のクラップパートがまたそれを後押しする。
メロディも耳馴染みの良いPOP PUNKしてて○
サビのメロディがまた良いんですよね。
Die in California (feat. Gunna and Young Thug)
14曲目にはGunnaとYoung Thugという
2人のラッパーをゲストに迎え、MGKも含めれば
3人のラッパーが揃った形になります。
だからこそか、2人のゲストラッパーはもちろん
ここでもMGKはラップを披露しています。
3人のラッパーを要し、アコギで奏でられる
エモラップトラックが完成しました。
カリフォルニアで死ぬ、なんてタイトルもエモーショナル。
Sid & Nancy
イントロから鳴るギターで、
バンドサウンド回帰がわかる15曲目。
その通り、掻き鳴らすギターがまた気持ち良い
エモーショナルロックサウンドを展開します。
ラストサビにはおーおーコーラスを加えて賑やかに。
アウトロの最後に、おもちゃの銃?を2発撃って締め。
Twin Flame
ラスト16曲目は、アコギの弾き語りによる
エモーショナルナンバー。
そこにコーラスが加わり、ピアノが加わり、
通話のサンプリング、心臓の鼓動が鳴り、
ラストは優しく爪弾いていたギターを激しく掻き鳴らし
壮大なバンドサウンドで終幕します。
以上、
Machine Gun Kelly『Mainstream Sellout』
でした。
前作に続き、POP PUNK色の強い作風で
とても良いですね(* ゚∀゚)
前作よりもゲストが増え、
そのゲストに合った曲もあれば、
POP PUNKを貫く曲もあって、
ゲストの人選も良かったように思います。
POP PUNKしつつも、前作は少し物足りなかった
シンガロング感も増した感じで良かった。
そして今作では、ラッパーMGKを聴ける曲もあり
ラッパー出身ってのを改めて垣間見ました。
しかし、やはり前作のインパクトには及ばず。
MGKに限らずだけど、
これ良いな!(* ゚∀゚) っていう作品の後続って
なかなか『これ良いな!』を超えるのって難しいよね。
それこそBMTHの『That's The Sprit』のあとの『amo』
INKの『The Silver Scream』のあとの『The Silver Scream 2』
などなど、MGKもそれに漏れず良作ではあるけど
やはり"インパクト"込みで前作があるので、
それを超えるってのは難しい。
超えなくても、十分良作だったのは良いですけどね。
ADTRみたいに一気に落ちるより遥かにマシw
と、前作超えはならなかったけど
POP PUNK転向自体は個人的にめっちゃ嬉しいし
その作品がこんなに良いのは朗報以外の何ものでもなし。
Machine Gun Kelly『Mainstream Sellout』
前作が気に入った人なら、
今作も間違いなく気に入ると思います。
是非ぜひ、チェックしてみてください。
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