昨年はじめましてしたMiliが
年末年始以降も新曲のリリースが絶えない…
追って聴いてるのは良いんだけど、
あんまり聴きすぎると、それらを収録したアルバムが出た時
ガッカリ感が出てきてしまうので複雑なんですが…笑
でも、曲自体がまた良いから聴いてしまうんですよね。
どうも、トトです。
それでは今年14枚目となる新譜レビュー
昨年の激遅スタートがウソみたいに
早くも3枚目となる国内組の作品です。
しかも今年のその3枚は
すべて(一応)アルバムってところも良い。
こういうのが続いて欲しいですねぇ(´ω`)
そんな今回取り上げるのは、
ようやく!と言えるこのバンドの作品。

Castaway『With Future Behind』
01. New World
02. No More Pressure(Feat. Mitch)
03. Weightless(Feat. Ohga from waterweed)
04. Landmine
05. Bottled Tears
06. Echoes
07. Kaleidoscope
08. Dreaming
09. All Around
10. Pure
11. Hazy Days
もはや中堅に差し掛かるほどのキャリアを経て
待望の1stアルバムがお目見えしました。
2019年に設立し、See You Smileも所属する
KURAMAE(蔵前) Recordsから
国内ポップパンクのCastaway
初のアルバム『With Future Behind』が
2月16日にリリースされました。
( ゚Д゚) ようやく!
10年近いキャリアで初のアルバムって
どこの欧州バンドだよw
と、ツッコミを入れてやりたいですが
そうしたキャリアを考えたら
Kings and Queensよりも待望だった作品。
ってことで、その待望の作品を聴いていこうと思います。
New World
掻き鳴らすギターが先行して始まる1曲目は
Castawayらしいエモーショナルさを纏った
キャッチーなメロなポップパンクに。
オープニングトラックにしては大人しい気もするけど
きっちりらしさあるサウンドなのは○
No More Pressure(Feat. Mitch)
個人的にはこっちのが好きヾ(* ゚∀゚)ノ
と思える2曲目は、アップテンポで
Castawayお馴染みの疾走パートもあるからですね。
初期から聴いてても、やっぱCastawayには
疾走感あって欲しいですからね。
Weightless(Feat. Ohga from waterweed)
3曲目は2018年、確かICE GRILL$と契約して
最初に出したシングル『Home』収録曲。
どおりで聴き覚えのある曲だと思った。
ライブでも聴きましたからね。
しかし、ゲストのOhgaが参加してることもあり
原曲ままではなく、アルバム用に再録されてます。
個人的にも今作の方が好きだなぁ。
ヾ(*≧∀≦)ノ おーおぉー!
と、シンガロングパートがあるのも良いです。
Landmine
再び掻き鳴らすギターから始まる4曲目。
そんなイントロが布石のように、
けっこうギターが印象に残る曲になってますね。
曲の展開も意外と山あり谷ありで起伏に富んだ感じ。
そこにCastawayらしいエモーショナルさや、
ちょっとした疾走感みたいのも感じます。
Bottled Tears
エコー増し増しなボーカルから幕を開ける5曲目。
そのあとのイントロは勢いあるバンドサウンド、
からの疾走パートへなだれ込むヾ(* ゚∀゚)ノ
ライブでやりゃあシンガロングは起きるんだろうけど
音源ではシンガロング感に欠けるのはちと残念。
その分、他の曲より疾走感があるので、
Castawayらしいエモーショナルな疾走感は
これまで通りなのが○ですね。
Echoes
なんて思ってたら、ド頭から声量多めな
シンガロングで幕を開けた6曲目。
しかし、ちょっとエモーショナル寄りで
メロディ重視な感じのポップパンクに。
あっちを立てればこっちが立たず
的な感じが少しヤキモキする(。-∀-)笑
疾走感とアツいシンガロングを混ぜて!w
Kaleidoscope
ここから3曲は立て続けにシングルカット曲。
7曲目は、昨年のシングル『Kaleidoscope』
こういうイントロを聴くとね、やっぱ上がるよね。
イントロだけでなく、曲自体もね
アップテンポなポップパンクな展開で、
シングルの時点でも良いなって思いましたもん。
足りないのは、これまでの曲にあった
アツいシンガロングパートだけだ!笑
Dreaming
8曲目も、同じく昨年シングル『Dreaming』
こちらもシングルだけあって、疾走感のある
Castawayらしいポップパンクを展開。
サビではタイトルを繰り返すとこはシンガロングしたくなる。
ラストは合唱系シンガロングコーラスで盛大に。
All Around
9曲目は、2つ前と同じく『Kaleidoscope』収録曲。
今作唯一の歌もの感あるエモーショナルトラック。
こういうのやるようになったのも、
やっぱキャリア重ねてきたからなんでしょうね。
サビは少しテンポアップし、タイトルを繰り返す
キャッチーさもひとしお。
アルバム収録曲の約1/3がシングル曲だったものの、
2曲ずつ収録された全曲を入れたワケでもなく、
たぶんアルバム用に再録してるのもあるし、
そのへんは素直に良かったです。
Pure
10曲目はイントロから疾走パートでスタートします。
イイヨー(* ゚∀゚)走るCastawayイイヨー
Bメロのサビはメロディ、リズム感共に(* ゚∀゚)イィネ!
ちょっと踊れるような感じ良いですね。
ポジティブ寄りなサウンドなのも好感です。
Hazy Days
ちゃんと英語詞だな、よしよし(´ω`*)
と、油断してたら最後の最後の11曲目
ど頭から日本語で歌い始めていて
アアアァァ(/Д\)ァァアアア と、なりました。笑
またわっかりやすいおーおーコーラスもあることで
尚のこと国内バンドっぽさもひとしおですね。
しかし、前曲からの流れも良さげだし、
曲調的にもしっかりらしさを感じられます。
そのおーおーコーラスもラストを飾るに
相応しい雰囲気作りに役立っています。
以上、
Castaway『With Future Behind』
でした。
うーん…良くも悪くも…(。-∀-)笑
よぉーーーやく!とは言え、
こうしてアルバムを出してくれたことは素直に喜ばしい。
しかし、ボーカルがSotaくんに変わって
最初のEP『The Way』が2014年リリース
バンド自体のキャリアを考えれば10年近いかもしれない。
それだけやってりゃ
少なくても2~3枚のアルバムは欲しいけど、
ようやくの1stってのはなぁ…と、思わずにはいられない。
初期衝動なんてもんは既に無縁のキャリアですしね。
故に、今作のようになるのも納得はするんだけど…
だ・か・ら・!
早い内にアルバム1枚出して欲しいんよ(。-ω-)-3
今作が2枚目、3枚目なら今より遥かに納得もするさ。
そういう雰囲気のアルバムな気がするもの。
今作はそうした初期衝動が感じられる
過去の曲のようなものは少なくなってるのもね。
エモーショナルさと疾走感、
そしてこのアツいシンガロングが何度も起こる様。
それこそYouth Fountain的なさ。
自分がCastawayに求めるのはこういうのなので
やっぱ今作に関しては物足りなさはある。
これらの曲みたいに、ライブでのプレイ、
こうしたアツい景色が想像しにくいんですよね(´・ω・`)
良くも悪くも、コロナ禍で作られた国内バンドの作品
っていう風に感じます。
コロナ前のように、箱のキャパフルで
モッシュダイブして、シンガロングして…
ってのが出来ない状況だからこそ
そうした鬱憤をぶっ飛ばすような曲がもっと欲しかった
ってのが正直なところではある。
ポップパンクとして見るなら尚更な!
まぁ、ポップパンクを貫くことはないだろうと
いつぞやのインタビューで本人たちが言ってるので
ポップパンクなCastawayを求めるのも
そもそも望み薄なのかもしれませんが。
と、まぁ色々と思うところはあるにせよ
ようやくのアルバムリリースに至った
国内ポップパンクシーン筆頭
Castaway『With Future Behind』
恐らくこんなこと思う自分のが少数派だろうし
これまでCastawayを聴いてきてる人なら
ハマる人の方が多いであろう待望のアルバム。
是非ぜひ、チェックしてみてください。
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